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日記
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1.「日記」
2022年12月15日
今日私は人を殺した、
"4年前"
2018年3月10日
「ニュース速報です。昨夜…」
「はぁ、毎日ろくなニュースやってないわ」
男は横になりながらため息をついた。
「そんなもんすよ先輩、これでも日本は平和な方っすよ?」
「平和、ね…」
キーンコーンカーンコーン♪
「はーい、座ってー!出席とるわよ。」
「おい!詩苑!おいってば!」
「ん?なに、どうかした?」
「ばか!どうかしたじゃねえよ、ぼ~っと窓の外見てよ、王子様かてめぇは」
「なんだよそれ」
「はい、2人とも返事しないなら欠席ね」
「あ、すいません」
「あ、すいません」
あの日見た空は綺麗な青に見えた
あの日見た人々は、幸せそうに観えた。
僕たち(シリアルキラー)は、誰かの息子であり、誰かの夫であり、どこにでもいる普通の家族に育てられた人間です。ーテッド・バンディ
3年後…
2021年12月20日
「詩苑くんお疲れ様!今日はもうあがっていいよ!」
「わかりました、ありがとうございます。」
「今日記念日だろ?」
「はい!サプライズ頑張ります!」
「いいねぇ~羨ましい」
「店長も頑張ってくださいね!」
「うるさいわwさっさといけ!w」
雪が降っていた、黒い空からそれは
ゆっくりと優しく落ちて溶けていく
「まほ!お待たせ、ごめん遅くなって」
彼女は頬を真っ赤にして待っていた
優しい笑顔で迎えてくれた
「ううん!私も今来たから大丈夫!そんなゼェゼェ言ってまで急がなくていいのに/////」
「ごめっ、ゲホゲホ」
「喘息酷くなっちゃうよ?もう」
「気をつけるよ」
「じゃあ行こっか!」
彼女の手を優しく握った。
彼女の頬は赤くなっていた…
「本日は当店を御選び頂きありがとうございます。只今料理お持ち致します。」
「ここ、予約したの?凄く高そう」
「うん、まほとの2年記念日だから昨年よりも豪華にしたいなって。」
「嬉しい!でも凄く緊張しちゃうな/////」
「俺も緊張しちゃう、普段来ないよこんなすごい場所」
料理が運ばれてきた
「お待たせしました。こちらがコースの料理です。」
「凄い、キラキラして見えちゃう!」
彼女は目を輝かせて満面の笑みだった
「これすごく美味しいね」
「こんな身がたっぷり詰まってる海老初めて食べた!」
彼女と食べる料理はいつもより美味しく感じる
暖かい時間、なによりも幸せだった
「ねぇ、ありがとう詩苑、私詩苑と出会えて良かった」
「ええ!いきなり過ぎない!?/////」
「言いたくなったの/////」
「嬉しいよ、俺もまほと出会えて良かった」
「一目惚れしてくれたもんねwびっくりしたもんw仕事終わりにいきなり一目惚れしちゃいましたってw」
「最初本気じゃないと思ったでしょ」
「それはもちろん!私より5つも歳下なんだからw
」
「そうだよねwってこの話何回目?w」
「ほんとだねw」
「まほ、渡したい物があるんだけどいいかな」
「お!今年は何をくれるのかな?/////」
指輪の入った箱をゆっくりと開けた
「え、えっと…詩苑、これって」
「まほ、今も充分すぎるくらい幸せだけど、これからもっと2人で大切な時間をつくっていきたい。だから俺と結婚してください。」
これまでに無いくらいの緊張だった。
言う言葉を考えていたのに、半分程緊張で端折ってしまった。
自分も彼女も顔を真っ赤にしていた
彼女は涙を流しながら
「もう、もうバカ!ばかぁ…」
「ご、ごめん」
「違うの、嬉しくて…幸せすぎてね、涙が止まらないの、こんな人前で恥ずかしいよね/////」
「ううん、恥ずかしくないよ。まほは俺に大切な時間をたくさんくれたから。俺もお返ししたい。」
「お返しの仕方だよもう!/////」
「ごめんね」
「ううん、謝らないで、私本当に幸せだよ。
詩苑となら絶対後悔しないもん。」
「ありがとうまほ。これからもずっと愛してるよ」
周りにいた人達は静かに微笑んだ表情で祝福していた。
「あ~美味しかったぁ!」
「凄かったよね!あんな豪華なご飯食べたことないよ私w」
「俺もだよw」
「今日詩苑のお家泊まるね」
「いいけど着替えは?」
「詩苑の服~!」
「ええ!/////嫌だよw」
「えへへ~良いでは無いか~/////」
いつの間にか寒さを感じなくなっていた
彼女の暖かさだけが感じられた
「まほ」
「ん?」
「今日も凄く綺麗だよ」
「なにぃ?いきなり/////」
「ううんw別に~」
「ゴムつけてくれた?」
「うん、大丈夫。」
「ゆっくり入れてね」
「うん、優しくするね」
お互いに愛を伝え合い
深く繋がり合い
夜を共にした…
グレースが私の膝に座って、決心したんです。彼女を食べてしまおうと。彼女は蹴ったり、噛んだり、ひっかいたりしましたよ。それでも、彼女の首をしめて殺し、肉を細かく刻み、部屋に運んで料理して食べたんです」ーアルバート・フィッシュ
2.「事故」
2023年6月3日
今日は5人を殺した。1人は包丁で
2人目は縄で、3人目は火で、4人目は虫で、5人目はノコギリで
2023年6月5日とあるホテルにて…
「先輩、2日前の事件なんですけど、時間も場所も亡くなり方もバラバラなんです。」
若い捜査官がかなり疲れた顔で言った
「中城、お前な"奴"がそんな甘い殺しをすると思うか?」
「い、いえ。何かしら考えての犯行だと思います。でも前回とは全く違うじゃないすか」
「毎回同じにする犯罪者もそういないけどな」
「そうっすよね…」
「ただ、殺してる人達の基準が分かんないんだよな」
「指名手配や犯罪を犯した人、それと反対の警察のデータにも載っていない一般の人、無差別なのか狙ってなのかわかんないっすよね」
「最近じゃ都市伝説とまで言われてやがる、アホだっつの」
「何かの漫画とかに刺激されて犯行してるんですかね?」
「さぁ、本人にききてぇよ」
トントン
「あ、はーい」
「失礼します。ドリンクお持ち致しました。」
「ありがとうございます!先輩来ましたよ!」
「ん?おう」
「どうしたんすか?先輩」
「いや、お前いつ頼んだんだよって思ってな」
「俺頼んでないっすよwサービスですよ!」
「そうか…」
2023年6月4日
「今日午前10時23分○○区○○港近くで全身が焼き焦げた遺体が発見されました。」
ピコン♪
「今日のニュース見たか!?やばいよな!」
ピコン♪
「あれ噂では炎上動画上げてた奴らしいぞ!」
ピコン♪
「笑えるw炎上配信者が炎上して死ぬとかwくっだらなwww」
ピコン♪
「黒様だろどうせwおーこわ」
とあるファミレス
「詩苑大丈夫か?」
「なにが」
「最近またやつれてきてないか?」
「そうかな?仕事忙しいからかもw」
「そ、そうか」
「心配しすぎだよたいちゃんは」
「そりゃ心配もするだろ…彼女さん"殺されたんだから"」
「たいちゃん…言わないでよ」
「ご…ごめんな」
「今も…まだ辛いから」
2021年5月21日
この日は雨が降っていた。
ものすごく痛い雨が降っていた。
さっきまで気にもしなかった雨が
今は憎いほどうるさく感じる。
「離れてください!」
「おい、あれ女性が血まみれで倒れてるぞ」
「うわ、ほんと…可哀想」
「きもぉ…」
「早く!離れてください!」
ランプが鳴り響いた
警察官が救急隊の人と話していた。
彼女が何かに包まれて車に乗せられた。
自分は…ただ、立っていることしか出来なかった…
「寝室のクローゼットに箱を置いていました。中には、ミルウォーキーのバーで会った男のミイラ化した頭部と性器をいれていました」ージェフリー・ダーマー
2022年12月15日
今日私は人を殺した、
"4年前"
2018年3月10日
「ニュース速報です。昨夜…」
「はぁ、毎日ろくなニュースやってないわ」
男は横になりながらため息をついた。
「そんなもんすよ先輩、これでも日本は平和な方っすよ?」
「平和、ね…」
キーンコーンカーンコーン♪
「はーい、座ってー!出席とるわよ。」
「おい!詩苑!おいってば!」
「ん?なに、どうかした?」
「ばか!どうかしたじゃねえよ、ぼ~っと窓の外見てよ、王子様かてめぇは」
「なんだよそれ」
「はい、2人とも返事しないなら欠席ね」
「あ、すいません」
「あ、すいません」
あの日見た空は綺麗な青に見えた
あの日見た人々は、幸せそうに観えた。
僕たち(シリアルキラー)は、誰かの息子であり、誰かの夫であり、どこにでもいる普通の家族に育てられた人間です。ーテッド・バンディ
3年後…
2021年12月20日
「詩苑くんお疲れ様!今日はもうあがっていいよ!」
「わかりました、ありがとうございます。」
「今日記念日だろ?」
「はい!サプライズ頑張ります!」
「いいねぇ~羨ましい」
「店長も頑張ってくださいね!」
「うるさいわwさっさといけ!w」
雪が降っていた、黒い空からそれは
ゆっくりと優しく落ちて溶けていく
「まほ!お待たせ、ごめん遅くなって」
彼女は頬を真っ赤にして待っていた
優しい笑顔で迎えてくれた
「ううん!私も今来たから大丈夫!そんなゼェゼェ言ってまで急がなくていいのに/////」
「ごめっ、ゲホゲホ」
「喘息酷くなっちゃうよ?もう」
「気をつけるよ」
「じゃあ行こっか!」
彼女の手を優しく握った。
彼女の頬は赤くなっていた…
「本日は当店を御選び頂きありがとうございます。只今料理お持ち致します。」
「ここ、予約したの?凄く高そう」
「うん、まほとの2年記念日だから昨年よりも豪華にしたいなって。」
「嬉しい!でも凄く緊張しちゃうな/////」
「俺も緊張しちゃう、普段来ないよこんなすごい場所」
料理が運ばれてきた
「お待たせしました。こちらがコースの料理です。」
「凄い、キラキラして見えちゃう!」
彼女は目を輝かせて満面の笑みだった
「これすごく美味しいね」
「こんな身がたっぷり詰まってる海老初めて食べた!」
彼女と食べる料理はいつもより美味しく感じる
暖かい時間、なによりも幸せだった
「ねぇ、ありがとう詩苑、私詩苑と出会えて良かった」
「ええ!いきなり過ぎない!?/////」
「言いたくなったの/////」
「嬉しいよ、俺もまほと出会えて良かった」
「一目惚れしてくれたもんねwびっくりしたもんw仕事終わりにいきなり一目惚れしちゃいましたってw」
「最初本気じゃないと思ったでしょ」
「それはもちろん!私より5つも歳下なんだからw
」
「そうだよねwってこの話何回目?w」
「ほんとだねw」
「まほ、渡したい物があるんだけどいいかな」
「お!今年は何をくれるのかな?/////」
指輪の入った箱をゆっくりと開けた
「え、えっと…詩苑、これって」
「まほ、今も充分すぎるくらい幸せだけど、これからもっと2人で大切な時間をつくっていきたい。だから俺と結婚してください。」
これまでに無いくらいの緊張だった。
言う言葉を考えていたのに、半分程緊張で端折ってしまった。
自分も彼女も顔を真っ赤にしていた
彼女は涙を流しながら
「もう、もうバカ!ばかぁ…」
「ご、ごめん」
「違うの、嬉しくて…幸せすぎてね、涙が止まらないの、こんな人前で恥ずかしいよね/////」
「ううん、恥ずかしくないよ。まほは俺に大切な時間をたくさんくれたから。俺もお返ししたい。」
「お返しの仕方だよもう!/////」
「ごめんね」
「ううん、謝らないで、私本当に幸せだよ。
詩苑となら絶対後悔しないもん。」
「ありがとうまほ。これからもずっと愛してるよ」
周りにいた人達は静かに微笑んだ表情で祝福していた。
「あ~美味しかったぁ!」
「凄かったよね!あんな豪華なご飯食べたことないよ私w」
「俺もだよw」
「今日詩苑のお家泊まるね」
「いいけど着替えは?」
「詩苑の服~!」
「ええ!/////嫌だよw」
「えへへ~良いでは無いか~/////」
いつの間にか寒さを感じなくなっていた
彼女の暖かさだけが感じられた
「まほ」
「ん?」
「今日も凄く綺麗だよ」
「なにぃ?いきなり/////」
「ううんw別に~」
「ゴムつけてくれた?」
「うん、大丈夫。」
「ゆっくり入れてね」
「うん、優しくするね」
お互いに愛を伝え合い
深く繋がり合い
夜を共にした…
グレースが私の膝に座って、決心したんです。彼女を食べてしまおうと。彼女は蹴ったり、噛んだり、ひっかいたりしましたよ。それでも、彼女の首をしめて殺し、肉を細かく刻み、部屋に運んで料理して食べたんです」ーアルバート・フィッシュ
2.「事故」
2023年6月3日
今日は5人を殺した。1人は包丁で
2人目は縄で、3人目は火で、4人目は虫で、5人目はノコギリで
2023年6月5日とあるホテルにて…
「先輩、2日前の事件なんですけど、時間も場所も亡くなり方もバラバラなんです。」
若い捜査官がかなり疲れた顔で言った
「中城、お前な"奴"がそんな甘い殺しをすると思うか?」
「い、いえ。何かしら考えての犯行だと思います。でも前回とは全く違うじゃないすか」
「毎回同じにする犯罪者もそういないけどな」
「そうっすよね…」
「ただ、殺してる人達の基準が分かんないんだよな」
「指名手配や犯罪を犯した人、それと反対の警察のデータにも載っていない一般の人、無差別なのか狙ってなのかわかんないっすよね」
「最近じゃ都市伝説とまで言われてやがる、アホだっつの」
「何かの漫画とかに刺激されて犯行してるんですかね?」
「さぁ、本人にききてぇよ」
トントン
「あ、はーい」
「失礼します。ドリンクお持ち致しました。」
「ありがとうございます!先輩来ましたよ!」
「ん?おう」
「どうしたんすか?先輩」
「いや、お前いつ頼んだんだよって思ってな」
「俺頼んでないっすよwサービスですよ!」
「そうか…」
2023年6月4日
「今日午前10時23分○○区○○港近くで全身が焼き焦げた遺体が発見されました。」
ピコン♪
「今日のニュース見たか!?やばいよな!」
ピコン♪
「あれ噂では炎上動画上げてた奴らしいぞ!」
ピコン♪
「笑えるw炎上配信者が炎上して死ぬとかwくっだらなwww」
ピコン♪
「黒様だろどうせwおーこわ」
とあるファミレス
「詩苑大丈夫か?」
「なにが」
「最近またやつれてきてないか?」
「そうかな?仕事忙しいからかもw」
「そ、そうか」
「心配しすぎだよたいちゃんは」
「そりゃ心配もするだろ…彼女さん"殺されたんだから"」
「たいちゃん…言わないでよ」
「ご…ごめんな」
「今も…まだ辛いから」
2021年5月21日
この日は雨が降っていた。
ものすごく痛い雨が降っていた。
さっきまで気にもしなかった雨が
今は憎いほどうるさく感じる。
「離れてください!」
「おい、あれ女性が血まみれで倒れてるぞ」
「うわ、ほんと…可哀想」
「きもぉ…」
「早く!離れてください!」
ランプが鳴り響いた
警察官が救急隊の人と話していた。
彼女が何かに包まれて車に乗せられた。
自分は…ただ、立っていることしか出来なかった…
「寝室のクローゼットに箱を置いていました。中には、ミルウォーキーのバーで会った男のミイラ化した頭部と性器をいれていました」ージェフリー・ダーマー
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