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第1章 異世界生活、開始!!!!
開き直ってやる!!!!
しおりを挟むしばらく放心状態だった龍新は、まだ龍脈の力が水に混ざって湧き続けている事を魔法を使った時のように感覚で理解することが出来た、しかし
やってしまった事はどうしようもない
そう諦めようとしていたのだが…さらに浸食し、広がっていく大森林が目に入った。
放っておけばどこまでも森が広がって行くだろう…
そう思った時、ある母親のような笑顔で性格は少し幼い神様の言葉を思い出す
その人は言っていた。
《その力を振るい強さを示すか?それとも私利私欲に生きるか?どうするかは其方の自由だ。》
龍新は貰った力を自分だけの為に…私利私欲に生きる事はしないと決めている。
《この世界の調和を保つ役目を任せる》
なぜ自分なのか、神様なんて実際に会うまでほとんど信じていなくて両親が信じていたからという理由で祈っていただけの自分にそのような大役をなぜ任せたのか、未だに疑問に思っている。
しかし、こうも言ってくれていた。
《お主の事、気に入った!この世界でお主が
何をするのか、しかと見届けよう!!》
と、
疑問や戸惑いがないといえば嘘になる。
そして任せてくださいと言ってしまった以上
やるしかないのも事実
しかし、それ以上にその言葉に…
その期待に応えたいと思ってしまう!
これは与えられた役目の内に入るのだ
ならばやるしかない!開き直ってやる!!!!
無意識だったが自分で蒔いた種は自分で刈り取るしかないのだ
しかし変わってしまったものをまた戻す事は出来るか分からないし、酷くなってしまったら目も当てられない
ならば湧き出る龍脈の力を抑えてこの現象を止めなければならない
ならば蓋代わりに何かを上に置けばいいのでは!
そう考えると龍新は踵を返し、泉の方へと走る
泉に着くと、案の定龍脈の力が水と共に溢れ出ていた
さて、湧き出る水を止めれば良いと考えたけど…それじゃあ俺も森も水が使えなくなって困る。蓋のように抑えるものと言ってもここには岩と森の木々しかない。龍脈を抑えるとしても俺が付きっ切りで見てないとまた溢れてくる…
うーん……
あ、そうだ!!龍脈の力を俺の代わりに抑えれるものを俺自身が作れば良いんじゃないか?そうすれば龍脈が出てくる量の調整が出来るし!じゃあそれのものはどうするか…
岩じゃ時間が経つと水流で削れていっちゃうし…
木ならどうかな?昨日探索してる時に木の葉っぱとか草とか花とかからなんか霧のようなものでてるの感じてたし…
あの時は分からなかったけど今はあれ魔素だったんだって分かったし、木なら龍脈を魔素に変えてくれるからバランスの調整がしやすいんじゃないかな!…この世界の自然って色々役割多過ぎでしょ…
あ、それを管理するのが俺の役目か…
なんか改めて考えるととんでもない事を受けちゃったなぁ~…まぁ後悔は無いけどね!!
(`・∀・´)
この森の巨大化現象を止めるため、広くなった泉の真ん中に木を魔法で生やそうと
そう考えながら、また周囲の魔素とすぐそこから湧き出る龍脈の力を体に集め始める
龍新だった。
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