14 / 29
第1章 異世界生活、開始!!!!
ここ…どこ…(二回目)
しおりを挟むふぁぁ…おはようございま~す…
(っA`)ネムー
その出来事が起こったのは枯れ果てた泉が復活した翌日であり、まだ太陽も登り切っていない清々しい朝だった
あ~まだ昨日使った魔法の反動が残ってて
身体ダルい~…
まぁぐっすり眠れたから良かったけど…
野宿でも平気なんだなぁ~この身体…
しっかりとした寝床を作らないとなぁ…洞窟かなんかに住むのが良いんだろうけど洞窟なんて見当たらなかったし…
これが一番やらなきゃいけない事を後回しにした報いか!
ハァ……いい加減起き…ます…か…⁇
龍新は丸めていた体をほぐすために伸びをしながら目を開けた
だが、昨日の森とは違うと龍新の感が言っていた。
周りを見渡せば、昨日の様な森の光景が広がっていた。花々はまだ起きていないのか光が弱く、寝息を立てている様に蒼い光をゆっくりと消えたり光ったりしている
鳥達の声も聞こえはするがまだ少ない
聞こえるのは少し離れた所から聞こえてくる水の流れる川の音と朝露が葉っぱから葉っぱへ落ちる音だけ
そして森の木々は太古の木のように、見上げてしまう様に大きく太い幹になっていた…
( ゚д゚)ポカーン
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)ん?
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) んん?!
ここ………どこ………
え?この森ってこんな太古の森みたいなところだったっけ!?あ、でも卵の殻も近くにちゃんとあるし、もしかして寝てる間に魔法使っちゃった!?…いやでも疲れはほとんど取れてるしそれは無い…ん?魔法…?
……。
あーもしかして俺があの泉の水を復活させたからか?龍脈の力を結構使ったし…それが一番
あり得るかもな…
ん?待てよ?もし俺が魔法で湧かせた水が原因なら川から下に流れ落ちていった水も…もしかして…
龍新は昨日魔法を使った事を思い出し、原因が水に大量に含まれた龍脈の力であると推測し、
そして…吹き飛ばされていた時に龍新は見ていた
この森の今の原因となった水が滝となって下の大森林に降り注いでいるところを…
あっ…………… (;゚д゚)ゴクリ…
ま、まぁもしかしたら?俺のせい…もとい水のせいだと決まったわけじゃ無いし?ただ単に急成長したっていう可能性もあるからね!
この世界じゃあもしかしたら森全体の木が急成長するのは当たり前なのかもしれないしな!
…ま、まぁ一応確認してみるか~!
気のせいだと思うけどね!!
そう自身に言い聞かせ、足を崖の方へと進める。
足取りは重く、その姿は現実を見る事を拒否している事が一目で分かるほどだった
途中、落ちていた林檎のような果実を
拾い(まだ飛べないので)それを朝ご飯がわりに食べ、食事が終わった後に崖に近づきゆっくりと下の森の様子を確認する
そこには川を中心として巨大な木々が広がっており上から見るとまるで緑のカーペットのようになっており、その向こうから太陽がゆっくりと顔を覗かせていた
新しい一日の始まりを告げるように
…俺、昨日の今日で色々やらかし過ぎでしょ…
そう思う龍新だった…
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
魔王復活!
大好き丸
ファンタジー
世界を恐怖に陥れた最悪の魔王ヴァルタゼア。
勇者一行は魔王城ヘルキャッスルの罠を掻い潜り、
遂に魔王との戦いの火蓋が切って落とされた。
長き戦いの末、辛くも勝利した勇者一行に魔王は言い放つ。
「この体が滅びようと我が魂は不滅!」
魔王は復活を誓い、人類に恐怖を与え消滅したのだった。
それから時は流れ―。
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
転移ですか!? どうせなら、便利に楽させて! ~役立ち少女の異世界ライフ~
ままるり
ファンタジー
女子高生、美咲瑠璃(みさきるり)は、気がつくと泉の前にたたずんでいた。
あれ? 朝学校に行こうって玄関を出たはずなのに……。
現れた女神は言う。
「あなたは、異世界に飛んできました」
……え? 帰してください。私、勇者とか聖女とか興味ないですから……。
帰還の方法がないことを知り、女神に願う。
……分かりました。私はこの世界で生きていきます。
でも、戦いたくないからチカラとかいらない。
『どうせなら便利に楽させて!』
実はチートな自称普通の少女が、周りを幸せに、いや、巻き込みながら成長していく冒険ストーリー。
便利に生きるためなら自重しない。
令嬢の想いも、王女のわがままも、剣と魔法と、現代知識で無自覚に解決!!
「あなたのお役に立てましたか?」
「そうですわね。……でも、あなたやり過ぎですわ……」
※R15は保険です。
※小説家になろう様、カクヨム様でも連載しております。
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
超越者となったおっさんはマイペースに異世界を散策する
神尾優
ファンタジー
山田博(やまだひろし)42歳、独身は年齢制限十代の筈の勇者召喚に何故か選出され、そこで神様曰く大当たりのチートスキル【超越者】を引き当てる。他の勇者を大きく上回る力を手に入れた山田博は勇者の使命そっちのけで異世界の散策を始める。
他の作品の合間にノープランで書いている作品なのでストックが無くなった後は不規則投稿となります。1話の文字数はプロローグを除いて1000文字程です。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる