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第1章 異世界生活、開始!!!!

ここ…どこ…(二回目)

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ふぁぁ…おはようございま~す…
(っA`)ネムー

その出来事が起こったのは枯れ果てた泉が復活した翌日であり、まだ太陽も登り切っていない清々しい朝だった


あ~まだ昨日使った魔法の反動が残ってて
身体ダルい~…

まぁぐっすり眠れたから良かったけど…
野宿でも平気なんだなぁ~この身体…
しっかりとした寝床を作らないとなぁ…洞窟かなんかに住むのが良いんだろうけど洞窟なんて見当たらなかったし…
これが一番やらなきゃいけない事を後回しにした報いか!

ハァ……いい加減起き…ます…か…⁇


龍新は丸めていた体をほぐすために伸びをしながら目を開けた

だが、昨日の森とは違うと龍新の感が言っていた。

周りを見渡せば、昨日の様な森の光景が広がっていた。花々はまだ起きていないのか光が弱く、寝息を立てている様に蒼い光をゆっくりと消えたり光ったりしている
鳥達の声も聞こえはするがまだ少ない
聞こえるのは少し離れた所から聞こえてくる水の流れる川の音と朝露が葉っぱから葉っぱへ落ちる音だけ

そして森の木々は太古の木のように、見上げてしまう様に大きく太い幹になっていた…



( ゚д゚)ポカーン

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)ん?

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) んん?!


ここ………どこ………


え?この森ってこんな太古の森みたいなところだったっけ!?あ、でも卵の殻も近くにちゃんとあるし、もしかして寝てる間に魔法使っちゃった!?…いやでも疲れはほとんど取れてるしそれは無い…ん?魔法…?

……。

あーもしかして俺があの泉の水を復活させたからか?龍脈の力を結構使ったし…それが一番
あり得るかもな…
ん?待てよ?もし俺が魔法で湧かせた水が原因なら川から下に流れ落ちていった水も…もしかして…



龍新は昨日魔法を使った事を思い出し、原因が水に大量に含まれた龍脈の力であると推測し、
そして…吹き飛ばされていた時に龍新は見ていた
この森の今の原因となった水が滝となって下の大森林に降り注いでいるところを…



あっ……………  (;゚д゚)ゴクリ…

ま、まぁもしかしたら?俺のせい…もとい水のせいだと決まったわけじゃ無いし?ただ単に急成長したっていう可能性もあるからね!
この世界じゃあもしかしたら森全体の木が急成長するのは当たり前なのかもしれないしな!
…ま、まぁ一応確認してみるか~!
気のせいだと思うけどね!!



そう自身に言い聞かせ、足を崖の方へと進める。
足取りは重く、その姿は現実を見る事を拒否している事が一目で分かるほどだった

途中、落ちていた林檎のような果実を
拾い(まだ飛べないので)それを朝ご飯がわりに食べ、食事が終わった後に崖に近づきゆっくりと下の森の様子を確認する

そこには川を中心として巨大な木々が広がっており上から見るとまるで緑のカーペットのようになっており、その向こうから太陽がゆっくりと顔を覗かせていた

新しい一日の始まりを告げるように



…俺、昨日の今日で色々やらかし過ぎでしょ…




そう思う龍新だった…
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