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31話 転生者殺しの眠り姫
しおりを挟む「少し……眠くなってきた、か……」
白輝軍の本営で私は、一人呟く。
ロザリアとして目覚めてから一睡もしていない、睡眠を必要としない体質だったのに……ここに来て睡魔に誘われるとは……やはり私の憶測は間違っていないのかもしれない。
「ロザリア様。この地域の転生者は絶滅させました」
戦神王が天幕の影から出て来ては報告を重ねてくれる。
「御苦労、待機している他の録神王たちも引きあげさせるのだ」
「御意」
「それと戦神王、これからのことだが――」
それから『北の黒玉都市』に潜む転生者を全て殺し終えたとなれば、私は白輝の本陣にて命令を下す。
すっかりアインシュタイン本人と思っている白輝軍は私の手足同然だ。
「どうやら東西の崩れた城壁のうち、特に損害が大きいのは西か。そちらに中央軍から5000を投入し決着をつけよ。もちろん私も出陣する」
「はっ!」
白輝の兵らに命ずれば、あとはアインシュタインとして適度に暴れ、『北の黒玉都市』が陥落するかしないかの瀬戸際まで危険にさらす。
それから私の持つ権能を引き継いでいる、戦神王レオニダスに頼めば万事計画通り。
白輝軍と共に西の城壁を攻め立て、いくらか黒宝の戦力を削る。そこで中央の壁よりロザリオ傭兵団1000が応援に駆け付ける。さらに私の血を色濃く受け継ぐ戦神王であれば可能な手法、ゼウスの権能【不義の人】を使わせ、ロザリアに化けさせる。ロザリアは負傷しているということになっているが、それも好都合だ。
ボロボロの身に自らムチを打ってでも『北の黒玉都市』の危機に立ち向かう雄姿、その英雄的な戦い方で見事、アインシュタインを全軍の前で討ち倒す。
アインシュタインに化けている私自身は、戦神王が放った爆裂に紛れて影の中に隠れる、といった寸法だ。
「アインシュタイン総統が……負けた!?」
「ばかな! 燃えてしまったのか!?」
「あの総統が死ぬわけがない!」
「しかし、『見えぬ悪魔』が消えたぞ!?」
「何度申請しても届かない……」
「なんなのだ、あの白銀の美少女は……!」
「アインシュタイン総統が敵わなかったんだ……俺達じゃ一方的に殺される!」
「全軍、一旦撤退だぁあああ!」
血相を変えて城攻めをやめる白輝軍。それとは対照的に黒宝軍は歓喜の雄叫びをあげている。
それを影の中で見届け、ほくそ笑む。
「ロザリオ団長がアインシュタイン総統を倒したぞおおお!」
「我らの勝利だ!」
「我らが英雄、ロザリオ傭兵団!」
「救国の英雄たちだ!」
全ては計画通り、私の手中で転がる有象無象たちに溜息をついてしまう。
迫る眠気を堪え、私は戦神王レオニダスの影から這出て互いの姿を元に戻す。
無論、スパルタ兵300にガッチリと囲まれているため目撃者は身内しかいない。
「おかえりなさいませ、ロザリオ様」
「見事な戦いぶりでしたな、ロザリオ様」
戦神王の迎えに続き、影から現れた鬼人族姿の炎神王が豪快に笑っている。
「結局ぅ、不死さまのぉ、お役に立つ事はありませんでしたねぇ」
「ふぉっふぉっふぉ、此度も戦神王のみの活躍じゃったなぁ」
水神王や地神王も影より出ては、軽い不満と乾いた笑みをぶつけてくる。
「我らが主様はやはり絶対にして唯一無二なる存在であるな」
「うちも姫さまと遊びたかったな~!」
風神王と雷神王までもが私を囲むようにして現れてしまう。
録神王たちには撤退して良いとの命令は伝わっているはずなのに。
「我が君――」
変態執事のニコラ・テスラも、もちろんこの集いに参加してきた。
が、彼が恭しく頭を下げて、何かねぎらいの言葉をかける前に私は言葉を紡ぐ。
「この戦場においての、最後の仕上げがまだだ」
そうして私は録神王が見守る中で権能を発動する。
「吹ぶき、かき消せ、輪廻の炎鳥フェニクスが権能――【蒼穹に咲く失烙炎】」
この日、『北の黒玉都市』周辺にいた全ての人間は錯覚しただろう。空の青が落ちて来たと、もしくは海の青が吹き荒れたと。
蒼い炎が煌めき、粉雪の如く全ての人々に触れる。
決してその火に身を焼くような熱さはなく、ただぼんやりと心地よい感触を残しては消える。
決してそれが、自分の一部を消し炭にしたとは悟られぬように――青き焔が記憶を焼き消す。
「失烙炎――煉獄で燃やし尽くすは『見えぬ悪魔』――」
大規模な記憶消去、それも指定した事に限定して抹消する権能。今回は『見えぬ悪魔』が対象だ。
それは滞りなく、私の眷族以外の全ての者に機能し、効果を発揮する。
これで銃にまつわる技術や記憶がここから伝播する可能性は消え失せたことだろう。
これを後、何回やればよいのか。白輝に支配されてしまった黒宝都市群の解放を数え、それに白輝本国も含めれば10回程度といったところか。
あと何回といえば――――
「何度目だ?」
問わずにいられなかった疑問、それを……忠誠を深く誓うと言った録人王達へ向けて落とす。
彼ら、彼女らは私の疑問にハッとし、そして全員が壊顔した。
戦神王であるレオニダス・スパルタは、武骨な英雄に似合わない哀愁漂う微笑みを浮かべて。
炎神王アートラ・プロメテオは、豪胆な武人とはかけ離れ、慈しみすら感じられる繊細な笑顔を。
水神王ユグ・アトランティスは、掴みどころのない麗人にしては珍しく、強い意志を瞳に宿しながら気丈に笑う。
地神王ウロボロ・ヨルムンガルドは、いつもの不動の安心感とは無縁な、心配そうにこちらを見据える不安定な笑みを。
風神王ゼピュロス・ミカエルは、その美しく完璧で涼しげな顔を、苦痛と苦悩で歪めた苦笑を。
雷神王トールダン・ルシフェルは、陽気で無邪気な姿はかき消え、代わりにあるのは諦めの喜色を。
「我が君……は、思い出されたので……?」
最後に、変態執事こと命神王ニコラ・テスラはロザリアとして私が目覚めた時と同じく、頬を涙に濡らしながら問い掛けてきた。
「いや、何も」
ニコラ・テスラが指す、思い出した、というのがロザリアとしての記憶であるのならばそれは無。
何も思い出していない。
私は3024年のユーリ・イストリアとしての生涯しか覚えていない。
ただ、自分の状況を理解しただけだ。
「このような文化や技術の進歩を阻害しかねない、おぞましい呪いをまき散らす光景を……そなたらは見慣れた態度で眺めていたな」
広域で銃に関する記憶をなくす呪いをばらまく。
それを平然と見る臣下に対し、やはり疑念は確信へと変わった。
「今一度、尋ねる。何度目だ?」
これだけの、他人の記憶を消去できるのであれば……当然、自身にだって適用できるはずだ。
「私は何度、記憶を失い、目覚め、そしてまた記憶を失っている?」
最初に疑問に思ったのは、ロザリアとして目覚めてすぐ。
私の考えと要望を先読みするかのように、ニコラ・テスラの気の利き過ぎる行いだ。
彼があんな風に動けるのは当然。彼にとって、何度も繰り返された同じシチューエーションだから。事前に私を深く知り、私に満足してもらえうように準備をし、私が目覚めるのを何年も待っていた。
次に初対面した録神王たちの反応だ。
戦神王レオニダスと【幻想神宮オメガ式】で会った時、『どうしてロザリアを創って戦っていた?』という問いに対して、『それは、いつも……ロザリア様がいつも、我らに仰る願いを叶えるために』と、そう語った。
戦神王の発言通り録神王が集った場で、それは図らずとも証明されてしまう。アインシュタインのような転生者をなぜ放置していたと問えば、【血の命約】の呪縛があるため自由に転生者には手出しできないとニコラ・テスラは答えた。
ロザリアの記憶がないと悟られないようにしていた私が、自らの権能を把握し忘れてしまう。
そんな自分の失態をごまかすために、【血の命約】の縛りを自力で解放できるような存在はいないのか、という含みを持たせ『友は、自分と対等になりえる友はまだいないのか』と苦言する演技をして乗り切った。
しかし、これもきっと何度も繰り返された門答なのかもしれない。
だから録神王の中でも、特に戦神王レオニダスは私に近付くため【幻想神宮オメガ式】で己を鍛錬していたのだ。幻想の私を創ってまで。
次に私が目覚めた時も同じことを、いつも言うから……少しでも、私の言う友という存在になるべく。
他の録神王も同じだ。
事あるごとに、その発言には哀愁と懐かしみが伴っていた。
最初に録神王たちと会ったとき、わずかな疑心と不安、そして大きな期待を感じられた。
果たして目覚めた主は前と変わらず、ロザリアと同じ反応するか。
ユーリ・イストリアとしての思考を持ち合せ、自分たちが敬う対象であるか。
私の復活祭などは開かず、すぐに軍議を開くと宣言すれば……炎神王は言った。
『やはりロザリア様よ。毎度、その胸に燃えたぎる熱さを持っておいでだ!』と。
水神王も言った。
『毎回、不死さまのぉ祝宴のためにぃ、極上水のお酒を準備しているのにぃ……いつも通り無駄になりましたねぇ』と。
それから地神王も風神王も雷神王も、また酒を飲み交わす日が来ると、信じて疑っていない様子だった。
そして『自分が記憶を失って、目覚める事を何度も繰り返している』、この疑念が膨れ上がったのはアルバート少年から聞いた話。彼の父が以前に私と同じような人物と会い、アルバート少年が将来は偉大な人物となると予見したということ。
おそらく、その予言を残した人物は過去に目覚めた私である可能性が高い。
「我が君ッ……どうか黙っていた事を死んでお詫びいたしまッ「気にするでない」
またも自責の念に駆られ、自殺を申し出るニコラ・テスラを遮る。
ロザリアとしての記憶がない、そう気付いていながら私に何も言わなかった臣下たちを咎めるつもりはない。
大方のことは予想できるからだ。
「どうせ過去に……現状を詳しく説明し、余の気が抜けて大きな失敗や犠牲を伴ったのだろう」
「「「…………」」」
録神王らは沈黙で以って私の予想を是と答える。
最初から録神王たちが信のおける存在と知ってしまえば、多少なりもとも安堵したはず。その緊張感に欠ける判断から、自らの足を運ばず、臣下だけに転生者の処理を任せた時もあったのだろう。そして、大きな被害を被ったというケースがあれば、ニコラ・テスラたちに私が目覚めても真実を言うなと命令する可能性は十分にある。
私は中身が凡人であるが故に、自分の怠惰さと愚かさを十分に理解している。ギリギリに追い詰められていなければ、最高の結果は出せないほどの能力しか持ち合わせていない。
いかにも私が自身に課しそうな状況だ。
「それで、何度目だ?」
「……我が君が……星暦を定めてから1000年、およそ82回目でございます」
震える声でニコラ・テスラが私の質問に答えてくれる。
「そうか……」
平均すると、目覚めている回数は100年でわずか8回前後だけね……。
なぜこんな呪いを、私は自らにかける?
当たり前だ。
人というのは変わり続ける生き物。
先程、アインシュタインの高貴さに触れて味わったばかりで……。
転生者に対する憎悪も、彼の生き様を思えば薄れてしまうのだと。それが長い戦いの中で、何百、何千年と繰り返されれば、きっと私は変わってしまう。
『転生者を殺さなくても良いのでは?』そんな心の揺らぎを、隙を突かれて万が一にも転生者に敗れることがあれば……そんな事はあってはならない。未来で待つ家族と、学友と、戦友たちを守り抜くためには、道半ばで倒れることは許されない。
だからこそ、私はユーリ・イストリアのままでいるために――
憎しみの根源でもある色が少しも薄れぬように――
3024年の自分だけを間近に感じられるように、他の全ての記憶を抹消しては眠りにつくのだろう。
そして再び、強力な転生者が現れるまで寝ながら膨大な魔力を練り続けるシステムを創る。それは、自らの中で把握している権能を駆使すれば可能だ。
転生者の数が減っていく毎に、私の眠気が増すのも納得、か。
私が今、このような考えに行きついたのであれば、きっと過去の……録神王と共に戦ってきたロザリアも思いついたに違いない。
もうこの体質は遥か前に自分自身がかけた呪いなのだろう。
自分から気付こうか、気付きまいが、この呪いを自分から解こうとしない限りは永遠に続く。そして私は今回、この時代に存在する転生者を皆殺しにした後、眠りにつくことになっても自らの呪いを解こうとはしない。
既にアインシュタインと相対しただけで、揺らいだ心があるのだから。
微塵の揺らぎすらも、あいつらの前では致命的な刃になりかねない。
そして録神王達はおそらく、私の意思を理解したうえで付き従ってくれている。
目の前にいる彼ら彼女らとはきっと……きっと、今までたくさんの思い出があって、多くの苦楽を共にしてきた仲なのだろう。
でも敬愛する主はそれを覚えていてはくれない。
それは録神王にとって、録神王でもなくても悲しい事実だろう。
それでも私は、私が掲げる目的のために繰り返す。一体、録神王たちからしたら、私はどのように映っているのだろうか。
自己犠牲も甚だしい在り方に呆れているのかもしれない。
「どうやら余は――――みなに……世話になっているようだな」
泣きそうになる気持ちをグッと堪え、臣下たちにねぎらいの言葉を贈る。
「みな、我が君の高貴さに惹かれ、ここに集っているのです」
ニコラ・テスラの答えは、私を笑顔にするに十分なものだった。
私を見た全員がやっぱり優しく笑う。
そんな景色に照れくささを感じ、私はすぐに俯いては影の世界へと潜り込んだ。
◇
『北の黒玉都市』は無事に白輝軍を撃退した。
戦いから3夜目になる今夜も、都市内は復興活動と戦勝祝いで賑わいを見せている。
その間、私はモースン黒宝卿とこれからの事を相談し、計画を練った。もちろんアルバート少年の将来を確立するために約束事を何個も結ばせてある。
「もう行かれるのですか、英雄ロザリア殿。せめて朝の出立になされば良いですのに……」
「これはモースン卿自らのお見送り、感謝いたします。他の都市の解放もありますので今から立ちます。モースン卿より与った5000の兵と共に、必ずや【ケネディア黒宝都市群】の未来を切り開きますよ」
「英雄ロザリア殿。このご恩、一生忘れはしません」
これから私は傭兵団や黒玉都市の兵らと共に、他の支配された黒宝都市群を開放するために出発する。
もちろん黒宝勢力方面だけでのアプローチでどうにかするのではなく、『実はアインシュタイン総統はあの戦いで生き伸びていた』体で、権能【不義の人】を活用して再び白輝側からも調整をしていくつもりだ。
もうここにやり残したことはない。
そう判断した私が兵達を率いて城門をくぐろうとすれば、幼い少年が息を切らしてこちらをかけてくる。
未来の奴隷王にして、転生者の欠片、アルバート少年だ。
「まだ夜なのにっ、もう行ってしまうのですか!?」
夜空に浮かぶ月を見つめた後、彼に無言で頷く。
「そうですか……あ、あのっ、ロザリアさんはボクにとって正義の味方です!」
私はそんなのじゃない。
君を殺そうとしたし、君だけのために黒宝を救ったわけでもない。
私は私のために、君を生かしたのだ。
そんな内心を吐露することはできなかった。彼はあの戦いが終わってから三日間、懐いた愛犬のような振舞いでひっついてきては、私に色々と尋ねてくるのだ。
私は私で洗脳するにはいい機会と判断し、良き王とはどんな者であるか等、その心構えを歴史書の文献で見てきたものの受け売りを余すことなく教授してやった。
「いっ、いつかボクも! ロザリアさんのようにたくさんの人を守れる存在になりたいです!」
一切の嘘がない、心からの言葉に私は思わず笑みをこぼしてしまう。
それは純粋な彼に対し、自分がなんと汚れた生き物なのかと自嘲の笑みか。
それとも彼の眩しさに当てられて、幸福を分かち合えた印の笑みか。
「またっ! また会えますよね!? ロザリアさん!」
大粒涙をみっともなくこぼし、彼は必死に私へと飛びついて来た。
その柔らかさは……かつての友たちを彷彿させるに十分な温かみだった。
だから私はそっと彼を離し、優しい笑みで以って無言を添える。
すると彼は頬を真っ赤に染めてしまう。
「……」
私が目覚めるのは何年後になるかはわからない。
目覚めたとして、今の――
君との記憶を共有している私ではない。
だから答えることはできない。
そんな私に、彼は幼心から何かを察したのかコクリと頷いた。そして涙をぬぐい、力強い覇気がその両眼に宿ったのを私は見逃さなかった。
「……ロザリアさん……ボクは貴女のことがッ……」
何かを固く決意するような表情は、少年の顔ではなく、一人の男としての顔に変化した瞬間だ。
「いずれ、ロザリアさんにも認められるような、そんな男になります。その時にはいっぱいの青薔薇を、貴女に送ることを約束いたします」
決して存在するはずのない青薔薇、私が以前に権能で創ってみせたその一輪を大事そうに持ちながら、はにかむアルバート少年。
太陽みたいに純粋な笑顔を浮かべる彼は、私にとってちょっと眩し過ぎる存在だ。
そんな彼が私に教えてくれた。
転生者にも彼のような――――彼らのような平和をこよなく愛する者はいると。
アルベルトの雄姿を、アルバート少年の笑みを見てわかった。
でも、この記憶はもうすぐ消えてしまう。
そんな事実に少しの寂しさを感じ、私は視線を彼から切った。
「ロザリアさん! どうかご無事で!」
背後からは何度も何度も、私の無事を祈る少年の声が響く。それは城門を出てもしばらくは続いた。
「ロザリアさん! どうか、どうか!」
だからどうか――
立派な奴隷王になれと、魔法で以ってアルバート少年を鼓舞する他ないだろう。
私は決して朽ちる事のない永遠の蒼炎、不死鳥の焔を空高く打ちあげる。
薔薇の紋様を象った花火が、夜空へと無数に花開き『黒玉都市』を明るく照らす。
どうか、アルバート少年の未来に『不可能を可能とする』光が照らし続けるようにと願いながら。
「今宵もアストラの月は綺麗だな」
まだ多数の転生者、アルバート脳の断片を持った輩が数人はいるはずだ。
それらを滅殺するのがアルベルト・アインシュタインとの約束。
「ふぁぁ……でも、眠いなぁ……」
だから、今しばらくは眠気に負けてはいられない。
◇
これにて1章が終了です。
この続きが第1話の『寝坊する神祖』となりますね。
実は1話は1話ではなく『エピローグ』だった、というオチです。
ロザリアが救い、生かしたアルバート少年。
彼がどのような人物になったのかは、青薔薇で察してくだされば何よりです。
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今読み終わりました笑
いや、見てなかったですよ笑
でもいいですね。面白くていいですねぇ……
頑張ってください!応援してます!
アルベルトの転生者の構成する要素を周りのものが持っているのか
主人公はアインシュタインは銃を大々的に使ったから模倣される危険性があるので最早口伝にも残らぬよう物理的にも記憶的にも跡形もなく消すしかないな
TUEEEE
2人とも強くてすこ
ありがとうございます!
作者自身、この2人は大好きなのです!