32 / 104
32話 名も無き最強
しおりを挟む『夕姫財閥の高級冒険者グルメ、よろしくなのよ! あっ、そこの愚民! 美味しい豚骨ラーメンはいかが?』
『美味しいです! 強いです! 高いです! でも今は無料です!』
『あちゃー巻き込まれちゃったなあ……あたし……』
『うちの執事が、味や調理方法を監修しているのよ!』
『全ての黒幕はきるる姉さまです! さすがです!』
『まさか防衛戦直前で、即席ラーメン屋の売り子をするなんてねー』
少しでも多くの冒険者にラーメンを食べてもらいたい。
食べさせておきたい。
鬼気迫る彼女たちの様子にリスナーも少し気圧されている。
こんな時にラーメン屋の看板娘を全力でしている推したちに……戸惑いはあるものの、熱意は伝わっていた。
:まっさかの防衛戦で明かされる企業案件ムーヴwwww
:きるるん夕姫商社の案件おめ
:きるるんがスペシャルアドバイザーに就任だっけ?
:初期の頃からレビューしてたもんな
:ポーション?
:いや、紅茶だよ紅茶
:今回のラーメンも夕姫商社の新商品ってことなん?
:ナナシちゃんが作ってたよな?
:なにはともあれ見事に高位冒険者たちへの宣伝が成功したな
:あとは……防衛戦を生き残れるかどうかだ……
『そして今回ばかりはナナシちゃん! 配信はそっちのけでいいわ! 命がかかっているもの! きる民のみんなもナナシちゃんの視界が私たちを映さなくても許してあげてね!』
:いつも命はかかってるよなw
:スタンピードを生配信で見れるだけでも御の字
:こんな機会めったにないもんなw
:俺までそわそわしてきたww
:ぎんにゅう無理すんなよー
:そらちーもいざとなったら逃げてな
:きるるんも大怪我だけはしないように
【手首きるる】と【ぎんにゅう】、そして【海斗そら】によるコラボ配信がスタンピード配信になってから、同接視聴者数はうなぎ上りになっている。
みな、生きるか死ぬかの戦いにそれほど関心を寄せているのだ。
『きるる様。お口にラーメンのお汁がついております』
きるるんは唐突に、ナナシちゃんに口元をハンカチで拭われてしまう。
『えっ、うそ……!? あっ、んっ……くっ……わ、わざわざみんなの前で拭かなくたって……いいじゃない』
決戦前なのに、恥ずかしそうにしょんぼり縮こまるきるるん。
それを見たぎんにゅうやそらちーがクスクスと笑い合う。
:かわいいがすぎるやろ
:ごちそうさまでした
これにはリスナーたちもニッコリだった。
◇
『配信はそっちのけでいいわ! 私たちを映さなくても許してあげてね!』
きるるんはさっきそう言ってくれたが……これは【手首きるる】と【ぎんにゅう】にとって絶好のチャンスなのではないだろうか。そもそも、うちの事務所全体のチャンスだ。
いや、スタンピードは不幸な出来事だし、なにも大手YouTuberの【海斗そら】とのコラボウィークを飾るラストで起きなくてもいいじゃないか。予定が丸つぶれだと嘆くのが普通である。
だが、逆にスタンピードを『イベント』として活用し、人々の注目を集めようとするやり方は……ピンチをチャンスに変える、きるるんのいつものスタイルだ。
身体を張って推しが死地へと突貫するのなら、彼女の執事である俺がそれをやり遂げられなくて執事と言えるのだろうか?
俺は胸ポケットに待機しているきゅーに『獣語り』で合図を送る。
【九尾の金狐ヴァッセル】本来の巨体へと戻り、神々しいまで九尾が俺の背後にご光臨されただろう。
頼む、だが無理はしないでくれ。と、きゅーに伝えれば『くーきゅー』と可愛らしく俺の頭に大きな鼻をつけてくる。
「な、なんだ!? 巨大なモンスターが突然現れたぞ!?」
「お、おい……あいつがテイムしてるモンスターか……?」
「うそだろ……? 九尾?」
「おいおいおいおい! 俺たち生き残れるかもしれねえぞ!」
「「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」」」
他の冒険者の士気が目に見えて上昇してゆく。
次に『夢の雪国ドリームスノウ』からフェンさんを呼び出す。
本から一陣の竜巻が巻き起こり、唐突に【神喰らいの氷狼フェンリル】が召喚される。荒々しくも雄々しい巨狼は、少しだけ不機嫌そうに唸る。
『グルゥゥゥゥ……貴様、この我を小間使いのごとく呼ぶとは何事ぞ』
『いやーフェンさん、すまない。今度、雪見もちもちを使った新メニューをごちそうするから、ちょっと俺たちを手伝ってくれないか?』
『ワフッ、ヘッヘッヘッ……異論はない』
『助かるよ。でも無理はしないでな? 俺の雪見もちもち料理を食べたいだろ?』
『アオォォォォオオオオオォォォオオオォォオオオン! 無論だとも!』
空気が震撼するほどの遠吠えを放つフェンさん。
周囲の冒険者はこの巨狼に度肝を抜かれてはいたけど、本能的に味方だと悟ってくれた。なぜならフェンさんの遠吠えは【群れの雄叫び】といって、遠吠えの届く範囲にいた者へステータス敏捷+1を施す優れものだ。
つまり全員が何らかのバフをフェンさんから受けたと察知したのだ。
もちろん今の今まで、視線はきるるんやぎんにゅう、そして海斗そらから離していない。
推したちは本気だ。
本気で戦い抜こうと決意している。
ならば俺も本気で、何が何でも推したちの雄姿を配信してやる!
この防衛戦、何が何でも彼女たちを追い続ける。
そして徹底的に彼女たちの活躍をおさめてやる。もちろんモンスターも全力で屠ってゆくが、何より優先されるのは彼女たちを絶対に守ることだ。
俺は同胞へ固く誓った。
◇
【天空城オアシス】の周辺に影が伸びる。
大量に蠢く影は空と砂地、その両方から迫ってきた。
常人が目にしたら思わずうめき声を上げて顔をそむけたくなる光景だ。何せ、あの一粒一粒は馬並みのサイズを誇るモンスターであり、自分たちの命を喰い潰そうとする捕食者以外の何者でもない。
そんな絶望の波が【巨神亀オアシス】を呑み込んでゆく。そしてスタンピードが鋭利な牙をむいても、冒険者たちは一糸乱れぬ連携でもって応戦を開始した。
両者が激突すると地獄絵図が描かれてゆく。血生臭い戦いが幕を開け、激しい攻防が一進一退を繰り返す。
そんな血みどろの戦場に似つかわしくない可憐な美少女が3人いた。
いや、もはや彼女たちも敵の返り血を浴びて、必死に抗い続ける戦士の一員だ。
:大鷲の大群とか怖すぎるだろw
:恐竜みたいな鳥がたくさんいるな
:翼竜ってやつか
:人みたいなのに羽根の生えたやつらもいないか?
:有翼の娘だな。あいつら火を吹くらしいぜ
:ドラゴンかよ……
『クキュウウゥゥゥウゥゥウウン!』
『アオォォォォオオォォォオオン!』
:九尾とフェンリルもやべえな
:あれが敵だったらと思うとゾッとするわ
:おいおい……九尾の雷撃で一気に数百匹は黒こげになってないか?
:フェンリルの方は、ありゃ氷の嵐か?
:うわっ、えぐいな……あの辺のモンスターは一匹残らず氷漬けじゃん
:きるるんやっちまえー!
:ここじゃ血が大量に手に入るから、ガンガン血の剣を生成してるな
:まさに縦横無尽
:ぎんにゅうナイスぅぅ!
:うまく反射魔法? で敵を攪乱してるよな
:次の攻撃へのアシストも上手い!
:きるにゅうのコンボは見てて気持ちいい
:そらちーも奮闘してるな!
:パワー型って感じだな
:さっき殴った相手の顔をぺちゃんこに潰してたぞww
:拳に水をまとってその水圧で敵を砕くのか
:さすがアスリート女子
:アスリートのレベル余裕で超えてるけどなww
:うおっ、あぶね!
:顔面が虎の馬とかこわすぎだろww
:そらちーの蹴りで沈めたったwww
:我らが推し最強説!
:おい、次ミノタウロスきたぞ!?
:ダンジョンのボス級もいるのかよ!?
:なあ、さっきから一向に配信画面ブレなくないか?
:ああ、3人をしっかり追ってるな
:画面の端から血しぶきが上がったり、断末魔も上がってるよな?
:周りの敵もヤッてるよな確実に
:襲ってくる魔物を見ずに!?
:それでいて視点をきるるんたちに固定って……
:職人魂を感じるぞ
:俺等へのリスペクトもな……
:熱い、熱すぎるぞ!?
:身の危険すらもいとわない主従愛
:絶対にお嬢様の活躍を配信してやるといった執念を、いや、信念を感じる!
:ナナシちゃんのきるるんに対する愛は本物や
:めっちゃかっこいいぞ!
リスナーは血沸き肉躍る配信画面に興奮しているが、中にはこの悲壮な戦場を直視していられない者も続出している。
そんな折、ついにきるるんが【有翼の娘】が吐いた炎の餌食になってしまう。
真っ赤な劫火が彼女を飲み込もうとする瞬間、ここで初めて配信画面がブレる。
『————神竜の火遊び』
ナナシちゃんの声が静かに轟く。
:うおっ!? あっぶねええ!
:なあ、今きるるん燃やされてなかったか!?
:な、なにが起きた!?
:ナナシちゃんごと炎の中に突っ込んだ?
:なんで燃えないんだ?
:ナナシちゃんっていつも料理の時さ、自在に火を操ってね?
:炎の温度操作ができるとか?
:最強やんwww
『…………危険です……きるる様』
『こ、これぐらい大丈夫よ! た、助かったわ、ナナシちゃん!』
『………………左様で、ございますか。でも無理をしてはいけません』
そっと画面越しでナナシちゃんがきるるんの両手を握る。
:おい、きるるんの顔……
:さすがに怖かったんだな……
:死の恐怖
:怯え切ってるのに……ああ、やっぱりな
:すぐ気丈に振舞うか
:微笑んでるし
:やっぱすげえわ
:こ、これが冒険者の日常か……
:やばいな
:冒険者は高給取りが多いって聞いたけどさ、そりゃそうだよな
:一仕事一仕事に自分の命張ってんだもんな
:そんな中へ果敢に飛び込むきるるんたちって……
:相当な覚悟だよな
:何が彼女たちをそこまでさせるんだ?
:さすがにわかれよ
:俺たち、だろ
:だよな……俺たちの期待とか、希望とか、楽しみのために……
:俺だったらこんな戦場、絶対に行きたくない
:なぁ……魔法少女VTuberってすごいんだな
:それな
:彼女たちもあんなに頑張ってるんだ
:生き残ろうともがいている
:必死に戦ってるよな
:俺、明日は、学校行ってみるよ
:なんだよ不登校かよw まあ戦ってこい。応援する
:俺もそろそろ就活始める。もうニートはやめるわ
:おう。稼いだら銭チャでもしてやろーぜ
:あぁぁぁぁあああ……明日の仕事いやだわあああ! でも頑張るわあああああ!
:おう、その意気やで
こうして大奮闘の末、黄金領域【天空城オアシス】はスタンピードを凌ぎきった。
噂によると、それは鬼神のごとき執事さんの活躍のおかげだったとか、戦闘中に配られた謎のおにぎりに命を救われただとか、九尾とフェンリルがタッグを組んで大物を仕留めてくれたなどと眉唾なものが流れる。
だが、その防衛戦に参加した者は口をそろえて真顔で言う。
あそこには確かに【最強の執事】がいたと。
また、ある者は【神獣使い】がいたと。
————誰もが名無しの冒険者に感謝していた。
1
あなたにおすすめの小説
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
チートなタブレットを持って快適異世界生活
ちびすけ
ファンタジー
勇者として召喚されたわけでもなく、神様のお告げがあったわけでもなく、トラックに轢かれたわけでもないのに、山崎健斗は突然十代半ばの少し幼い見た目の少年に転生していた。
この世界は魔法があるみたいだが、魔法を使うことが出来ないみたいだった。
しかし、手に持っていたタブレットの中に入っている『アプリ』のレベルを上げることによって、魔法を使う以上のことが出来るのに気付く。
ポイントを使ってアプリのレベルを上げ続ければ――ある意味チート。
しかし、そんなに簡単にレベルは上げられるはずもなく。
レベルを上げる毎に高くなるポイント(金額)にガクブルしつつ、地道に力を付けてお金を溜める努力をする。
そして――
掃除洗濯家事自炊が壊滅的な『暁』と言うパーティへ入り、美人エルフや綺麗なお姉さんの行動にドキドキしつつ、冒険者としてランクを上げたり魔法薬師と言う資格を取ったり、ハーネと言う可愛らしい魔獣を使役しながら、山崎健斗は快適生活を目指していく。
2024年1月4日まで毎日投稿。
(12月14日~31日まで深夜0時10分と朝8時10分、1日2回投稿となります。1月は1回投稿)
2019年第12回ファンタジー小説大賞「特別賞」受賞しました。
2020年1月に書籍化!
12月3巻発売
2021年6月4巻発売
7月コミカライズ1巻発売
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
辺境薬術師のポーションは至高 騎士団を追放されても、魔法薬がすべてを解決する
鶴井こう
ファンタジー
【書籍化しました】
余分にポーションを作らせ、横流しして金を稼いでいた王国騎士団第15番隊は、俺を追放した。
いきなり仕事を首にされ、隊を後にする俺。ひょんなことから、辺境伯の娘の怪我を助けたことから、辺境の村に招待されることに。
一方、モンスターたちのスタンピードを抑え込もうとしていた第15番隊。
しかしポーションの数が圧倒的に足りず、品質が低いポーションで回復もままならず、第15番隊の守備していた拠点から陥落し、王都は徐々にモンスターに侵略されていく。
俺はもふもふを拾ったり農地改革したり辺境の村でのんびりと過ごしていたが、徐々にその腕を買われて頼りにされることに。功績もステータスに表示されてしまい隠せないので、褒賞は甘んじて受けることにしようと思う。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる