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第3章 クリード神聖王国
第31話 シャーロッテの能力
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前回の話
貴族街の屋敷を手に入れる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
王様達が帰った後、夕飯を食べ終わり、モミジが風呂に入りに行っている間に、俺は改めてシャーロッテに自身の能力について話をすることにした。
「さてシャーロッテ、あぁこれからはシャロと呼ばせてもらうよ。シャロのスキルについて説明するよ。まずこのスキルは特殊であり、自身が認知しなければステータスにも表示されない。しかもどれもこれも強力なものばかりと決まっている。スキルを知り、力に溺れることは決してしないと誓えるか?」
「誓います。」
「よし。ではまずステータスと言って開いてみてくれ。」
「ステータス。」
名前 シャーロッテ
レベル 1
種族 人間
年齢 14
職業 村人
HP 50/50
MP 30/30
物攻 30
物防 20
魔攻 20
魔防 10
筋力 10
スピード 10
運 10
魔法適正 無し
ユニークスキル 無し
スキル
称号 無能
「今、シャロにはこう見えているはずだ。しかし、ユニークスキル欄の上に実はもう1つスキル欄が存在する。それを究極固有スキルと言う、俺たちも持つ強力なスキル欄だ。そして君のスキルは〔ラーニング〕だ。そのスキルの内容はーー」
〔ラーニング〕目で見たスキルの取得条件を無視することができる。ただし、理解しなければ取得できない。ただし究極固有スキルは習得不可。
「ーーと言うものだ。昔から教えられたりしたことは案外簡単に覚えられたんじゃないか?」
「...っ!!はい。その通りです...。」
「その反応...。これに理由があるんだな...。言いたくなければ言わなくていいぞ。」
「いえ...。話しておきます。私は先ほどおっしゃったように昔から物覚えが良かったんです。
そのおかげ?せい?で私は神童だ天才だと言われて育ってきました。そのまま育った私は10歳の誕生日を迎え、教会でステータスを確認しました。
するとスキルも、魔法適正もなく、その上ステータス値が軒並み低くなっていることがわかってしまったんです。そのことがわかると、神童だ天才だと言っていた奴らが手のひらを返して無能は近寄るな、ゴミはどこか行けなどと罵り始めたんです。
両親は私を認めてくれると信じて家に帰ると、いつの間にか私が無能であったことを知っていた両親と見知らぬ女の子が居たんです。私が、「だだいま。お母さん、お父さん。」と言うと『お前など知らない!!』『あなたなど産んだ記憶がありません!!』と言ってきました。
そして、追い討ちをかけるように、『私の名前を騙らないで!!』と見知らぬ女の子が言ってきたんです。思わず「は?」と声を出すと、『私がシャーロッテなの!!薄汚い無能が名前を騙らないで!!』といってきました...っ...。
それで...っ!!私は家から追い出され、私を奴隷として売ろうと考える人や、サンドバッグとして利用しようとする人から...っ...隠れて...っ...、路地裏でこそこそ隠れながら...っ...ゴミ箱から食べ物を...っ...あさってなんとか生きながらえていました...っ...。生きるために、たまに盗みまではたらいたりもしました。毎日毎日...っ...なんで私だけ...と泣きながら...っ...夜を過ごしました...っ...。それで...っ!!」
とボロボロ涙を流しながら憎しみの表情をして訴え始めた。見ていられなくなった俺はそっとシャロを抱きしめた。
「...もういい...。シャロは無能じゃない。シャロの人生はこれから始まるんだから...。シャロ。もう一度ステータスを見てみろ。そこに真実がある。」
「グスッ...うぇ...うん...。わかった...。ステータス...。」
名前 シャーロッテ
レベル 1
種族 人間
年齢 14
職業 村人 (スキルコレクター)
HP 50/50
MP 50/50
物攻 30
物防 20
魔攻 20
魔防 10
筋力 50
スピード 100
運 10(1000)
魔法適正 基本属性全て・特殊属性光・闇(現在)
(究極固有スキル〔ラーニング〕)
ユニークスキル 〔悪食LV6〕〔少食多動LV5〕
スキル 技能系スキル 〔剣術LV1〕〔武闘術LV1〕〔回避LV1〕〔受け身LV1〕〔追跡LV1〕〔上級料理LV2〕〔隠密LV7〕〔直感LV5〕
魔法系スキル〔生活魔法LV1〕〔火魔法LV1〕〔水魔法LV1〕〔風魔法LV1〕〔土魔法LV1〕〔光魔法LV1〕〔闇魔法LV1〕〔無魔法LV5〕〔魔力操作LV1〕〔魔力感知LV1〕
耐性・無効系スキル
〔苦痛耐性LV6〕〔精神耐性LV3〕〔恐怖耐性LV5〕
称号 (無能の殻を破りし者)
(※()内は認知したもの、超鑑定、最高神フールの加護を持つもののみ見えています。)
〔悪食〕生ゴミなど、常人には食べられないものから栄養分を取り込む。
〔少食多動〕少ない栄養分を生きていくのに必要な最低限度で身体を維持する。
〔追跡〕対象に魔力でマーキングを行い、その魔力をたどり、対象の場所を示す。
「うぇ...ひぐっ...うぁぁぁぁぁん!!私、私、無能じゃなかったんだぁ!!」
しばらく俺がシャロを抱きしめていると、泣き疲れたようで眠ってしまった。
『ユニークスキルまで発現するとは...この子は一体どれ程の苦痛を味わったのだろう...。......?なんだこの違和感は...?俺はモミジに裏切られただけでーー。』と考え込み始めたところで、影からこちらの様子を眺めていたらしいモミジが入ってきた。盗み聞きしていた不届き者にジト目をすると、
「い、一応言っておくけど、わ、私は別に盗み聞きするつもりはなかったのよ?お風呂から出たら暗い話をしてたからそんなところに入る勇気が無かっただけよ!!...にしても、この子そう言う過去があったのね...。」
「まぁ神童と言われていればいるほど底辺に落ちると壊れかける。そんなものさ...。さぁ、今日はもう寝るとしよう。モミジ、今日はシャロと一緒に寝てあげて。こう言う時、起きた時に誰か居てあげないといけないから。」
「えぇ、分かったわ。じゃあおやすみ。」
「あぁ、おやすみ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうもカインです。シャロの能力が判明しました。
1ヶ月に一度更新守りきれるだろうか...。
誤字、脱字、修正箇所あれば教えてください。
※変更しました。
シャドウウルフ→ダークウルフ
絶対眼→全能眼
魔力掌握→魔力支配
冒険者ランクを以下のように変更しました。
A→S→X⇨A→S→SS→SSS→X
その他にも改稿を進めています。
貴族街の屋敷を手に入れる
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王様達が帰った後、夕飯を食べ終わり、モミジが風呂に入りに行っている間に、俺は改めてシャーロッテに自身の能力について話をすることにした。
「さてシャーロッテ、あぁこれからはシャロと呼ばせてもらうよ。シャロのスキルについて説明するよ。まずこのスキルは特殊であり、自身が認知しなければステータスにも表示されない。しかもどれもこれも強力なものばかりと決まっている。スキルを知り、力に溺れることは決してしないと誓えるか?」
「誓います。」
「よし。ではまずステータスと言って開いてみてくれ。」
「ステータス。」
名前 シャーロッテ
レベル 1
種族 人間
年齢 14
職業 村人
HP 50/50
MP 30/30
物攻 30
物防 20
魔攻 20
魔防 10
筋力 10
スピード 10
運 10
魔法適正 無し
ユニークスキル 無し
スキル
称号 無能
「今、シャロにはこう見えているはずだ。しかし、ユニークスキル欄の上に実はもう1つスキル欄が存在する。それを究極固有スキルと言う、俺たちも持つ強力なスキル欄だ。そして君のスキルは〔ラーニング〕だ。そのスキルの内容はーー」
〔ラーニング〕目で見たスキルの取得条件を無視することができる。ただし、理解しなければ取得できない。ただし究極固有スキルは習得不可。
「ーーと言うものだ。昔から教えられたりしたことは案外簡単に覚えられたんじゃないか?」
「...っ!!はい。その通りです...。」
「その反応...。これに理由があるんだな...。言いたくなければ言わなくていいぞ。」
「いえ...。話しておきます。私は先ほどおっしゃったように昔から物覚えが良かったんです。
そのおかげ?せい?で私は神童だ天才だと言われて育ってきました。そのまま育った私は10歳の誕生日を迎え、教会でステータスを確認しました。
するとスキルも、魔法適正もなく、その上ステータス値が軒並み低くなっていることがわかってしまったんです。そのことがわかると、神童だ天才だと言っていた奴らが手のひらを返して無能は近寄るな、ゴミはどこか行けなどと罵り始めたんです。
両親は私を認めてくれると信じて家に帰ると、いつの間にか私が無能であったことを知っていた両親と見知らぬ女の子が居たんです。私が、「だだいま。お母さん、お父さん。」と言うと『お前など知らない!!』『あなたなど産んだ記憶がありません!!』と言ってきました。
そして、追い討ちをかけるように、『私の名前を騙らないで!!』と見知らぬ女の子が言ってきたんです。思わず「は?」と声を出すと、『私がシャーロッテなの!!薄汚い無能が名前を騙らないで!!』といってきました...っ...。
それで...っ!!私は家から追い出され、私を奴隷として売ろうと考える人や、サンドバッグとして利用しようとする人から...っ...隠れて...っ...、路地裏でこそこそ隠れながら...っ...ゴミ箱から食べ物を...っ...あさってなんとか生きながらえていました...っ...。生きるために、たまに盗みまではたらいたりもしました。毎日毎日...っ...なんで私だけ...と泣きながら...っ...夜を過ごしました...っ...。それで...っ!!」
とボロボロ涙を流しながら憎しみの表情をして訴え始めた。見ていられなくなった俺はそっとシャロを抱きしめた。
「...もういい...。シャロは無能じゃない。シャロの人生はこれから始まるんだから...。シャロ。もう一度ステータスを見てみろ。そこに真実がある。」
「グスッ...うぇ...うん...。わかった...。ステータス...。」
名前 シャーロッテ
レベル 1
種族 人間
年齢 14
職業 村人 (スキルコレクター)
HP 50/50
MP 50/50
物攻 30
物防 20
魔攻 20
魔防 10
筋力 50
スピード 100
運 10(1000)
魔法適正 基本属性全て・特殊属性光・闇(現在)
(究極固有スキル〔ラーニング〕)
ユニークスキル 〔悪食LV6〕〔少食多動LV5〕
スキル 技能系スキル 〔剣術LV1〕〔武闘術LV1〕〔回避LV1〕〔受け身LV1〕〔追跡LV1〕〔上級料理LV2〕〔隠密LV7〕〔直感LV5〕
魔法系スキル〔生活魔法LV1〕〔火魔法LV1〕〔水魔法LV1〕〔風魔法LV1〕〔土魔法LV1〕〔光魔法LV1〕〔闇魔法LV1〕〔無魔法LV5〕〔魔力操作LV1〕〔魔力感知LV1〕
耐性・無効系スキル
〔苦痛耐性LV6〕〔精神耐性LV3〕〔恐怖耐性LV5〕
称号 (無能の殻を破りし者)
(※()内は認知したもの、超鑑定、最高神フールの加護を持つもののみ見えています。)
〔悪食〕生ゴミなど、常人には食べられないものから栄養分を取り込む。
〔少食多動〕少ない栄養分を生きていくのに必要な最低限度で身体を維持する。
〔追跡〕対象に魔力でマーキングを行い、その魔力をたどり、対象の場所を示す。
「うぇ...ひぐっ...うぁぁぁぁぁん!!私、私、無能じゃなかったんだぁ!!」
しばらく俺がシャロを抱きしめていると、泣き疲れたようで眠ってしまった。
『ユニークスキルまで発現するとは...この子は一体どれ程の苦痛を味わったのだろう...。......?なんだこの違和感は...?俺はモミジに裏切られただけでーー。』と考え込み始めたところで、影からこちらの様子を眺めていたらしいモミジが入ってきた。盗み聞きしていた不届き者にジト目をすると、
「い、一応言っておくけど、わ、私は別に盗み聞きするつもりはなかったのよ?お風呂から出たら暗い話をしてたからそんなところに入る勇気が無かっただけよ!!...にしても、この子そう言う過去があったのね...。」
「まぁ神童と言われていればいるほど底辺に落ちると壊れかける。そんなものさ...。さぁ、今日はもう寝るとしよう。モミジ、今日はシャロと一緒に寝てあげて。こう言う時、起きた時に誰か居てあげないといけないから。」
「えぇ、分かったわ。じゃあおやすみ。」
「あぁ、おやすみ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうもカインです。シャロの能力が判明しました。
1ヶ月に一度更新守りきれるだろうか...。
誤字、脱字、修正箇所あれば教えてください。
※変更しました。
シャドウウルフ→ダークウルフ
絶対眼→全能眼
魔力掌握→魔力支配
冒険者ランクを以下のように変更しました。
A→S→X⇨A→S→SS→SSS→X
その他にも改稿を進めています。
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