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第3章 クリード神聖王国
第30話 これから住む場所は...
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前回の話
ツネナリ、モミジ、女の子の冒険者登録完了→冒険者ギルドを出る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺たちは今、商業ギルドに来ている。
「こちらが陛下より贈与するようにご連絡があった屋敷の見取り図です。」
ん?屋敷?
「ちょっと待ってください。俺たちに送られたのは家ではなく屋敷なのですか?」
「えぇ、そうですよ?貴族街には屋敷しかありませんから。」
その言葉にモミジと俺は思わず
「「貴族街なんですか!?」」
と前のめりでギルド職員に迫ってしまった。
「え、えぇ...。陛下より冒険者ランクがS、またはAランクに上がっていることを確認した後に贈るように申しつかっておりますので。」
「ちなみに何人ほど住めますか?」
「1人一部屋使ったとすると30人ですね。」
「「30人!?」」
「はい。...ではそろそろお連れいたしますのでご準備を。それと住民証をお渡ししますので住む人の名前をこの紙に、あと冒険者ギルドカードのご提示をお願いします。」
俺たちは名前の記入とギルドカードを提示を行い、俺たちは貴族街へと足を踏み入れた。ちなみに保護した女の子の名前はシャーロッテというらしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~貴族街~
「ここが屋敷でございます。」
俺たちは余りの大きさに口をアングリと開けて呆けてしまった。なんせ家の敷地内に鍛錬場や広大な庭があるのだから。屋敷は二階建てで、一部屋の大きさは10m×10mの大きさで没落した貴族の当主が使っていたであろう部屋は20m×20mの部屋だった。一階にはパーティなどを開いていたであろう大食堂まであった。家具はもちろん完備である。
と隅々まで探検し終わった頃思わぬ人物が訪ねて来た。
「喜んでくれたかなツネナリ君、モミジ君。」
「さっきぶりですね。」
「がはははは!!来てやったぞ!!」
王様と姫様、騎士団長の3人だ。
「やはり、といったところだな。あれだけのやり手ならばSランクはいけるだろうと思っていた。」
「そうですね。」
「うむ、当然だな!!なんせ俺に勝ってしまうんだからな!!」
と騎士団長が言うと、
「「え?ガリウス(おじ様)、負けたのか(てしまったのですか)!?」」
と驚愕した顔でガリウスさんを見て言った。
「あぁ負けたぞ!久しぶりに味わった!!一撃しか当たらず完敗だった!!」
がははは!!と笑いながらそう言うと、
「「なっ!!」」
と再度驚愕した顔をした。
「えーっとガリウスさんて冒険者ランクでいうとどの辺りなんです?」
とガリウスさんの強さを聞くと、
「知らずに戦っていたのか...。ガリウスは冒険者ランクでいうとSランク中位だ。そしてこの国の最高戦力の1人だ。」
「「えっ...。」」
「非常にいいにくんですが、対人戦を経験してないのでどうかわかりませんが、モミジもガリウスさんに勝っちゃうと思います...。」
「なんだと(本当ですか)!?」
「(バタンッ!!)」《ガリウスさんが倒れた音》
この後、王様達に謀反とか、決して起こさないでくれと土下座で懇願されたりした。当然そんな気は起こす気がないと伝えた。明日の朝、三の鐘が鳴る時*(*は最後に説明を入れます)に王城まで来て欲しいと言われた。魔境の魔物の素材の換金だそうだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
* 一の鐘 午前3時、二の鐘 午前6時
、三の鐘 午前9時、四の鐘 正午、五の鐘 午後3時、六の鐘 午後6時、七の鐘 午後9時、八の鐘 午前0時
なお、数字は回数ではなく、打つ鐘の番号で、1,7,8の鐘の音は低い音で、それ以外は高い音で揃えています。(低い音はうるさくなりにくいため。)
どうもカインです。あと二、三話は戦闘しない予定です。
ちなみにシャーロッテは庭ではしゃいでました。
ツネナリ、モミジ、女の子の冒険者登録完了→冒険者ギルドを出る。
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俺たちは今、商業ギルドに来ている。
「こちらが陛下より贈与するようにご連絡があった屋敷の見取り図です。」
ん?屋敷?
「ちょっと待ってください。俺たちに送られたのは家ではなく屋敷なのですか?」
「えぇ、そうですよ?貴族街には屋敷しかありませんから。」
その言葉にモミジと俺は思わず
「「貴族街なんですか!?」」
と前のめりでギルド職員に迫ってしまった。
「え、えぇ...。陛下より冒険者ランクがS、またはAランクに上がっていることを確認した後に贈るように申しつかっておりますので。」
「ちなみに何人ほど住めますか?」
「1人一部屋使ったとすると30人ですね。」
「「30人!?」」
「はい。...ではそろそろお連れいたしますのでご準備を。それと住民証をお渡ししますので住む人の名前をこの紙に、あと冒険者ギルドカードのご提示をお願いします。」
俺たちは名前の記入とギルドカードを提示を行い、俺たちは貴族街へと足を踏み入れた。ちなみに保護した女の子の名前はシャーロッテというらしい。
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~貴族街~
「ここが屋敷でございます。」
俺たちは余りの大きさに口をアングリと開けて呆けてしまった。なんせ家の敷地内に鍛錬場や広大な庭があるのだから。屋敷は二階建てで、一部屋の大きさは10m×10mの大きさで没落した貴族の当主が使っていたであろう部屋は20m×20mの部屋だった。一階にはパーティなどを開いていたであろう大食堂まであった。家具はもちろん完備である。
と隅々まで探検し終わった頃思わぬ人物が訪ねて来た。
「喜んでくれたかなツネナリ君、モミジ君。」
「さっきぶりですね。」
「がはははは!!来てやったぞ!!」
王様と姫様、騎士団長の3人だ。
「やはり、といったところだな。あれだけのやり手ならばSランクはいけるだろうと思っていた。」
「そうですね。」
「うむ、当然だな!!なんせ俺に勝ってしまうんだからな!!」
と騎士団長が言うと、
「「え?ガリウス(おじ様)、負けたのか(てしまったのですか)!?」」
と驚愕した顔でガリウスさんを見て言った。
「あぁ負けたぞ!久しぶりに味わった!!一撃しか当たらず完敗だった!!」
がははは!!と笑いながらそう言うと、
「「なっ!!」」
と再度驚愕した顔をした。
「えーっとガリウスさんて冒険者ランクでいうとどの辺りなんです?」
とガリウスさんの強さを聞くと、
「知らずに戦っていたのか...。ガリウスは冒険者ランクでいうとSランク中位だ。そしてこの国の最高戦力の1人だ。」
「「えっ...。」」
「非常にいいにくんですが、対人戦を経験してないのでどうかわかりませんが、モミジもガリウスさんに勝っちゃうと思います...。」
「なんだと(本当ですか)!?」
「(バタンッ!!)」《ガリウスさんが倒れた音》
この後、王様達に謀反とか、決して起こさないでくれと土下座で懇願されたりした。当然そんな気は起こす気がないと伝えた。明日の朝、三の鐘が鳴る時*(*は最後に説明を入れます)に王城まで来て欲しいと言われた。魔境の魔物の素材の換金だそうだ。
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* 一の鐘 午前3時、二の鐘 午前6時
、三の鐘 午前9時、四の鐘 正午、五の鐘 午後3時、六の鐘 午後6時、七の鐘 午後9時、八の鐘 午前0時
なお、数字は回数ではなく、打つ鐘の番号で、1,7,8の鐘の音は低い音で、それ以外は高い音で揃えています。(低い音はうるさくなりにくいため。)
どうもカインです。あと二、三話は戦闘しない予定です。
ちなみにシャーロッテは庭ではしゃいでました。
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