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1. 新たな旅路
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俺の名前はルベリア
歳は15だが、最近になってまた少し背が伸びたような気がする。
種族は人間だ。5年前にアルバーから聞かされた時は本当に驚いたけど、どうやらここでは俺だけが人間らしい。
なんでも、森に捨てられていた俺をアルバーが助けてくれたんだとか。そんな記憶にあるはずのないことを話されたところでなんとも思わない。
俺はここで育ち、一緒に過ごしてきたみんなは俺の家族だ。
人の街から遠く離れた大森林のさらに奥深くに大きな街がある。
そこには住居があり、道があり、様々な店が立ち並んでいる。ここに住む者たちは皆、この世界で魔物として区別される種族だ。
佇まいとパッとみた外見からは人間とあまり違いがないように見えるが、肌の色や頭から突き出ている角が、彼らが人間でないことを明確に表している。
けれど僕には彼らと同じものが一切ないのだ。
「おい坊主ッ!これ持ってけ」
「うわぉっとっと……っと」
突然投げられたそれを間一髪で受け取った。
「今朝森で取れた極上の肉刺しだ。うめぇぞ」
木の棒に刺さった肉はこんがりと焼かれていて、美味しそうな匂いが鼻腔をくすぐる。
「ありがとう、おっちゃん」
屋台で店を構えている顔見知りのおっちゃんに軽く礼を言ってから、目的の場所に向かいながら串に刺さった肉にかぶりつく。
「…!うま」
噛んだ瞬間に口の中で蕩けるようにして味が下を通して伝わってくる。辛すぎない醤油の味が最初に伝わってくるのだが、口の中に残りせずにさっぱりとしている。もしかしたらこんな美味しい肉を食べたのは初めてかもしれない。
「ん~~」
肉の美味しさを堪能しながら、建物に続く階段を登っていく。アルバーに呼ばれてやってきたのは、この街で一際大きい屋敷だ。
門の前に立つ見張りの横を素通りし、扉を開けて中へと入っていく。
「あ、ルビー!」
俺の顔を見つけて声をかけてきたのは、金髪の少年だ。
「ヤック、久しぶりだな。元気してた?」
「なにを言ってんのさルビー。一昨日あったばかりじゃないか」
「…そうだっけ?」
エルフ種であるヤックは、人間よりも耳が長いのが特徴的だ。それ以外はほとんど人間と変わらない。そのことをヤックに話すといつも機嫌が悪くなるのだが、一度だけ「俺よりも耳が長いんだな」と違う言い方をした時はなぜだか嬉しそうな表情を見せた。
人間が嫌いなのかと思ったが、一応俺も人間であることを忘れているのだろうか。
ヤックに連れられて奥の部屋へと進んでいく。
豪奢の扉を目の前にして、さも何食わぬ顔でその扉をに手をかけるヤック。扉の左右に構えているガタイのいい男二人であるが、ヤックには目も向けずにいる。
「父上、ルビーを連れてきたよ」
「む?おお、ルビーくん。久しぶりじゃな」
椅子に座ってなにやら資料に目を通していたエルフの男は、ヤックの声につられて顔をあげこちらを見た。
ヤックと同じ金髪の髪の毛は肩よりも下に伸びており、耳も長い。
「…昨日会ってますけど」
「そうだっけか?まぁいい。それよりもどうしたんだ、ここに用でもあったのか?」
「いや、えっと…」
「あれ、ルビーは父上に用があってここに来たんじゃないの?」
俺と父親の顔を交互に見返し、頭の上にハテナを浮かべたような顔をしているヤック。
「ヤック、またお前の早とちりか。何度も言っているだろう、まずは人の話を聞けと」
「うっ……」
「はっはっは、そう怒らんでも良いではないかラグナエルよ。ルベリアを呼び出したのはワシじゃ」
閉まっていた扉を開けて入ってきたのは、和服姿の老人アルバーだ。
「アルバー殿に呼ばれてきたのか。そういうことならそうと早く言ってもらわないと困るよルビーくん」
「気にするなラグナエル。お前は自身の務めを続けておれ。特に今は忙しい時期であろう?」
ヤックの父ラグナエルは、この街を統治する長のような存在だ。人間の国には人々を纏める存在として王が君臨するのだが、魔物の街に国など存在せず、国家として領土を持つことなどできない。人間から隠れるようにして繁殖を広げてきたこの街は国を名乗れない。
「してルベリアよ。今日お前を呼び出したのはある提案をしようと思ったからなのだが」
「………?」
「人間の国に行ってみる気はあるか?」
アルバーのいう提案。それは、俺を人間の国で学ばせるということだった。
「お前ももうそれなりの歳になった。いつまでもここに居ていいわけではない。人と共に学び、もっとこの世界を知れ」
アルバーから告げられたこの街を去れという言葉に、数秒の沈黙が一室を支配した。俺の顔を伺いながら焦燥混じりの表情を見せるヤックと黙り込み神妙な面持ちでいるラグナエル。
「ここはお前がい続けるには狭すぎるのだ。森を抜けた先にはお前の知らないものがたくさんある。何がありどんな人間がいるのかその目で確かめてくるがいいさ」
「しかし待ってくれアルバー殿。いくらルビーくんが強いとは言うが、人間の国に一人で行かせるというのはあまりに酷な話だ。奴らは非道で残虐な生き物だ。我ら魔物とは永遠に分かり合えることはない」
そう話すラグナエルの横で、下を向き拳に力を込めているヤックが見えた。人間にとって魔物は狩の対象だとアルバーが言っていた。何かしたからではなく、魔物だから殺すのだと。
ヤックの祖父、ラグナエルの実の父であるが森の外へ出向いた際に遭遇した人間たちによって殺されたという話を聞いたことがある。
まだヤックは生まれておらず、当時この街の長であったラグナエルの父は街で一番の腕を持っていたらしいのだが、出会した人間の中にはそれを上回る実力者がいたという。
「お前の言いたいことはわかるラグナエル。だがルベリアは奴らと同じ人間だ。ワシら魔物と共に暮らしていること自体、本当であればあり得ないことなのだ。」
「…!アルバー殿!!そんな言い方をせずとも」
「ちょ、待ってくださいラグナエルさん。アルバーは俺のために言ってくれているんです。それに、この話を最初に持ちかけたのは俺です」
元はと言えば、俺が人間の国に興味を持ったことがきっかけなのだ。
アルバーは吸血鬼の種であり、外見からは人間と区別できる点は何一つない。そのため、人間の国へ出向いても怪しまれることなく入国できてしまうらしい。
今から50年ほど前にロミエという人間の街へ行き、そこで教養と知識を得てこの地へと帰ってきたという。それによって今の街が発展しているのだ。
アルバーが今着ている和服というのも、人間の街で出会った一人の男から教えられたものなんだとか。
「ルベリアにはワシが教えられる全てのことを叩き込ませたのでな。そこらの人間に負けるようなたまではない」
「むぅ……そこまで言われては私も反対することはできないな。ルビーくん、もし辛いことがあればすぐに帰ってくるんだよ。君の居場所はいつまでもここにあるのだから」
俺の両肩に手を置いて潤わせた碧眼をこちらに向けてくる。
「……ラグナエル、貴様のルベリアに対するその過保護さはどうにかならんのか」
こうして決まった俺の旅出なのだが、なにぶん一時期とはいえ別れるわけで、世話になった人たちに挨拶に行かなければならない。のだが、どうにも日中に終わりそうにないのだ。
実の親の顔すら知らない俺には本当の家族と呼べる人がここにはいない。俺を拾ってくれたアルバーが親代わりとなって育ててくれたが、その他にも多くの人が俺を心配して声をかけてくれた。その中には当然、ヤックたちも含まれている。
「あと少しだよ。もしかしたら今日中に終わるんじゃないか?」
挨拶に回っている間、ヤックも付いて来ていた。なんでも、俺に言いたいことがあるらしい。
太陽はすでに沈んでいるが、今日中に終わったことでドッと疲れが襲ってきた。街の上にある丘で二人して腰を下ろす。
「なあヤック、人間の街はこれよりも綺麗な夜景があると思うか?」
「無いね。こことは違って森に囲まれているわけでも空気が綺麗なわけでもない。ここの夜景が一番綺麗さ」
「ははっ、違いないな」
巨大な木々に囲まれた街の頭上にはポカンと穴が空いている。そこから差し掛かる月の明かりが街全体を薄暗く照らしている。
この薄暗闇の中では、ここから離れた街を歩く人すらこの目では見ることはできないが、視力に長けたエルフであればその人の顔すらはっきりと見える。知り合いのエルフを見つけたのか、ヤックが手を振っているが俺にはそれが誰なのかまるで見えない。
しばらく二人して黙っていた。
「俺が帰ってくる頃には強くなってろよ」
「……それはルビーが強すぎるだけだぞ」
「そんなこと言ったって、お前もビルやマリーナたちとそんな変わらないじゃないか」
「いいや、あいつらの中では僕が一番強いね」
「でも俺より弱いだろ」
「ぐぐっ……」
ヤックの負けず嫌いな性格からして、このまま終わるわけがない。おそらくは今のラグナエルを超える実力者になるだろう。実を言うとその時のヤックに会うのが今から楽しみだったりする。
「待ってるからな」
「……!」
交わした親友との約束
未来を確信して交える二人の拳
俺の新たな人生は、自身の生まれた人間の国。
歳は15だが、最近になってまた少し背が伸びたような気がする。
種族は人間だ。5年前にアルバーから聞かされた時は本当に驚いたけど、どうやらここでは俺だけが人間らしい。
なんでも、森に捨てられていた俺をアルバーが助けてくれたんだとか。そんな記憶にあるはずのないことを話されたところでなんとも思わない。
俺はここで育ち、一緒に過ごしてきたみんなは俺の家族だ。
人の街から遠く離れた大森林のさらに奥深くに大きな街がある。
そこには住居があり、道があり、様々な店が立ち並んでいる。ここに住む者たちは皆、この世界で魔物として区別される種族だ。
佇まいとパッとみた外見からは人間とあまり違いがないように見えるが、肌の色や頭から突き出ている角が、彼らが人間でないことを明確に表している。
けれど僕には彼らと同じものが一切ないのだ。
「おい坊主ッ!これ持ってけ」
「うわぉっとっと……っと」
突然投げられたそれを間一髪で受け取った。
「今朝森で取れた極上の肉刺しだ。うめぇぞ」
木の棒に刺さった肉はこんがりと焼かれていて、美味しそうな匂いが鼻腔をくすぐる。
「ありがとう、おっちゃん」
屋台で店を構えている顔見知りのおっちゃんに軽く礼を言ってから、目的の場所に向かいながら串に刺さった肉にかぶりつく。
「…!うま」
噛んだ瞬間に口の中で蕩けるようにして味が下を通して伝わってくる。辛すぎない醤油の味が最初に伝わってくるのだが、口の中に残りせずにさっぱりとしている。もしかしたらこんな美味しい肉を食べたのは初めてかもしれない。
「ん~~」
肉の美味しさを堪能しながら、建物に続く階段を登っていく。アルバーに呼ばれてやってきたのは、この街で一際大きい屋敷だ。
門の前に立つ見張りの横を素通りし、扉を開けて中へと入っていく。
「あ、ルビー!」
俺の顔を見つけて声をかけてきたのは、金髪の少年だ。
「ヤック、久しぶりだな。元気してた?」
「なにを言ってんのさルビー。一昨日あったばかりじゃないか」
「…そうだっけ?」
エルフ種であるヤックは、人間よりも耳が長いのが特徴的だ。それ以外はほとんど人間と変わらない。そのことをヤックに話すといつも機嫌が悪くなるのだが、一度だけ「俺よりも耳が長いんだな」と違う言い方をした時はなぜだか嬉しそうな表情を見せた。
人間が嫌いなのかと思ったが、一応俺も人間であることを忘れているのだろうか。
ヤックに連れられて奥の部屋へと進んでいく。
豪奢の扉を目の前にして、さも何食わぬ顔でその扉をに手をかけるヤック。扉の左右に構えているガタイのいい男二人であるが、ヤックには目も向けずにいる。
「父上、ルビーを連れてきたよ」
「む?おお、ルビーくん。久しぶりじゃな」
椅子に座ってなにやら資料に目を通していたエルフの男は、ヤックの声につられて顔をあげこちらを見た。
ヤックと同じ金髪の髪の毛は肩よりも下に伸びており、耳も長い。
「…昨日会ってますけど」
「そうだっけか?まぁいい。それよりもどうしたんだ、ここに用でもあったのか?」
「いや、えっと…」
「あれ、ルビーは父上に用があってここに来たんじゃないの?」
俺と父親の顔を交互に見返し、頭の上にハテナを浮かべたような顔をしているヤック。
「ヤック、またお前の早とちりか。何度も言っているだろう、まずは人の話を聞けと」
「うっ……」
「はっはっは、そう怒らんでも良いではないかラグナエルよ。ルベリアを呼び出したのはワシじゃ」
閉まっていた扉を開けて入ってきたのは、和服姿の老人アルバーだ。
「アルバー殿に呼ばれてきたのか。そういうことならそうと早く言ってもらわないと困るよルビーくん」
「気にするなラグナエル。お前は自身の務めを続けておれ。特に今は忙しい時期であろう?」
ヤックの父ラグナエルは、この街を統治する長のような存在だ。人間の国には人々を纏める存在として王が君臨するのだが、魔物の街に国など存在せず、国家として領土を持つことなどできない。人間から隠れるようにして繁殖を広げてきたこの街は国を名乗れない。
「してルベリアよ。今日お前を呼び出したのはある提案をしようと思ったからなのだが」
「………?」
「人間の国に行ってみる気はあるか?」
アルバーのいう提案。それは、俺を人間の国で学ばせるということだった。
「お前ももうそれなりの歳になった。いつまでもここに居ていいわけではない。人と共に学び、もっとこの世界を知れ」
アルバーから告げられたこの街を去れという言葉に、数秒の沈黙が一室を支配した。俺の顔を伺いながら焦燥混じりの表情を見せるヤックと黙り込み神妙な面持ちでいるラグナエル。
「ここはお前がい続けるには狭すぎるのだ。森を抜けた先にはお前の知らないものがたくさんある。何がありどんな人間がいるのかその目で確かめてくるがいいさ」
「しかし待ってくれアルバー殿。いくらルビーくんが強いとは言うが、人間の国に一人で行かせるというのはあまりに酷な話だ。奴らは非道で残虐な生き物だ。我ら魔物とは永遠に分かり合えることはない」
そう話すラグナエルの横で、下を向き拳に力を込めているヤックが見えた。人間にとって魔物は狩の対象だとアルバーが言っていた。何かしたからではなく、魔物だから殺すのだと。
ヤックの祖父、ラグナエルの実の父であるが森の外へ出向いた際に遭遇した人間たちによって殺されたという話を聞いたことがある。
まだヤックは生まれておらず、当時この街の長であったラグナエルの父は街で一番の腕を持っていたらしいのだが、出会した人間の中にはそれを上回る実力者がいたという。
「お前の言いたいことはわかるラグナエル。だがルベリアは奴らと同じ人間だ。ワシら魔物と共に暮らしていること自体、本当であればあり得ないことなのだ。」
「…!アルバー殿!!そんな言い方をせずとも」
「ちょ、待ってくださいラグナエルさん。アルバーは俺のために言ってくれているんです。それに、この話を最初に持ちかけたのは俺です」
元はと言えば、俺が人間の国に興味を持ったことがきっかけなのだ。
アルバーは吸血鬼の種であり、外見からは人間と区別できる点は何一つない。そのため、人間の国へ出向いても怪しまれることなく入国できてしまうらしい。
今から50年ほど前にロミエという人間の街へ行き、そこで教養と知識を得てこの地へと帰ってきたという。それによって今の街が発展しているのだ。
アルバーが今着ている和服というのも、人間の街で出会った一人の男から教えられたものなんだとか。
「ルベリアにはワシが教えられる全てのことを叩き込ませたのでな。そこらの人間に負けるようなたまではない」
「むぅ……そこまで言われては私も反対することはできないな。ルビーくん、もし辛いことがあればすぐに帰ってくるんだよ。君の居場所はいつまでもここにあるのだから」
俺の両肩に手を置いて潤わせた碧眼をこちらに向けてくる。
「……ラグナエル、貴様のルベリアに対するその過保護さはどうにかならんのか」
こうして決まった俺の旅出なのだが、なにぶん一時期とはいえ別れるわけで、世話になった人たちに挨拶に行かなければならない。のだが、どうにも日中に終わりそうにないのだ。
実の親の顔すら知らない俺には本当の家族と呼べる人がここにはいない。俺を拾ってくれたアルバーが親代わりとなって育ててくれたが、その他にも多くの人が俺を心配して声をかけてくれた。その中には当然、ヤックたちも含まれている。
「あと少しだよ。もしかしたら今日中に終わるんじゃないか?」
挨拶に回っている間、ヤックも付いて来ていた。なんでも、俺に言いたいことがあるらしい。
太陽はすでに沈んでいるが、今日中に終わったことでドッと疲れが襲ってきた。街の上にある丘で二人して腰を下ろす。
「なあヤック、人間の街はこれよりも綺麗な夜景があると思うか?」
「無いね。こことは違って森に囲まれているわけでも空気が綺麗なわけでもない。ここの夜景が一番綺麗さ」
「ははっ、違いないな」
巨大な木々に囲まれた街の頭上にはポカンと穴が空いている。そこから差し掛かる月の明かりが街全体を薄暗く照らしている。
この薄暗闇の中では、ここから離れた街を歩く人すらこの目では見ることはできないが、視力に長けたエルフであればその人の顔すらはっきりと見える。知り合いのエルフを見つけたのか、ヤックが手を振っているが俺にはそれが誰なのかまるで見えない。
しばらく二人して黙っていた。
「俺が帰ってくる頃には強くなってろよ」
「……それはルビーが強すぎるだけだぞ」
「そんなこと言ったって、お前もビルやマリーナたちとそんな変わらないじゃないか」
「いいや、あいつらの中では僕が一番強いね」
「でも俺より弱いだろ」
「ぐぐっ……」
ヤックの負けず嫌いな性格からして、このまま終わるわけがない。おそらくは今のラグナエルを超える実力者になるだろう。実を言うとその時のヤックに会うのが今から楽しみだったりする。
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