聖女の妹が病弱な私を傍に置き離しません。そうする事で、より彼に愛されると思ったのでしょう─。

「病弱なお姉様が心配なの…だから、聖女の私の傍に居てね!」
そう言って、私を傍に置き離さない妹。
人は皆、そんな妹を女神の様だと仰ぎ慕う。
でも妹には、ある思惑があったようで─?
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