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15 少年の夏、海だ水着だ花火だ!<前>
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いよいよ夏休みに突入だ!
しばらく真理愛ちゃんにも、会えなくなる。
「世界、私いいもの見つけました。このチラシ、見て下さい。」
「…恋が浜海水浴場、花火大会?」
「夏と言ったら海水浴に花火、真理愛ちゃんをこれに誘うのです!昼間ビーチで遊んで夜は花火を並んで見る…ロマンチックですわ。」
「ええ!それって難易度高くない!?」
俺は勇気を出して真理愛ちゃんに連絡を入れてみた。
「いいよ。私も花火見たかったし、一緒に行こう!せっかくだし、皆も誘おうか?」
よし、OK貰えた!でも皆もか…まだまだ頑張らないとな。
♡♡♡
「世界君、ボールいったよ!」
「あ、ごめん!」
今、俺と真理愛ちゃんは浜辺でビーチバレーの真っ最中…俺やっぱ運動神経悪い。
「世界、しっかり。」
「ルーイン、下野君は対戦相手だ。」
対するはルーインと先導さんなんだが、先導さん背が高いからすぐブロックされちゃう!
それにしても、さっきから周りの男の視線がすごいな…真理愛ちゃんは言わずもがな、ルーインも先導さんも可愛いもんな。
真理愛ちゃんはワンショルダービキニでおしゃれに、ルーインはワンピースタイプで可愛く、対する先導さんはハイネックビキニでセクシーに仕上げている。
タイプは違うけど、皆それぞれに似合っている。
こんな姿が見れるなんて、俺幸せ者だ。
「ね、そろそろ休憩にしない?」
「うん、飲み物買ってこようか?」
「私とルーインで場所取りするから、2人に任せてもいい?」
ということでお昼ご飯会に来たんだけど、ヤバい、真理愛ちゃんがいない。
ちょっと目を離した間に…いやこれ俺の方が迷子のパターン?
すると少し先の人ごみの中から、真理愛ちゃんの叫び声が聞こえた。
「困ります、私もう戻らないと。」
「少しくらいいいでしょ、何でもおごってあげるし?」
「大丈夫です。お願いします、友達が待ってるんです。…君、世界君…助けて。」
真理愛ちゃんが俺の名前を…俺は真理愛ちゃんと声をかける男の元へ走った。
「あの!この子俺の大事な子なんです、もういいですか?」
「…大事な、子?…。」
「はぁ?…お前みたいなガキは引っ込んでろ!」
男が俺を突き飛ばそうとした時だった。
「世界に何をするつもりです?…あなたのような男が世界に危害を加えようなど、この私が許すとお思いですか?」
ル、ルーイン!場所取りは?…ていうか、顔、そんな怖い顔初めて見るぞ!
しばらく真理愛ちゃんにも、会えなくなる。
「世界、私いいもの見つけました。このチラシ、見て下さい。」
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「ええ!それって難易度高くない!?」
俺は勇気を出して真理愛ちゃんに連絡を入れてみた。
「いいよ。私も花火見たかったし、一緒に行こう!せっかくだし、皆も誘おうか?」
よし、OK貰えた!でも皆もか…まだまだ頑張らないとな。
♡♡♡
「世界君、ボールいったよ!」
「あ、ごめん!」
今、俺と真理愛ちゃんは浜辺でビーチバレーの真っ最中…俺やっぱ運動神経悪い。
「世界、しっかり。」
「ルーイン、下野君は対戦相手だ。」
対するはルーインと先導さんなんだが、先導さん背が高いからすぐブロックされちゃう!
それにしても、さっきから周りの男の視線がすごいな…真理愛ちゃんは言わずもがな、ルーインも先導さんも可愛いもんな。
真理愛ちゃんはワンショルダービキニでおしゃれに、ルーインはワンピースタイプで可愛く、対する先導さんはハイネックビキニでセクシーに仕上げている。
タイプは違うけど、皆それぞれに似合っている。
こんな姿が見れるなんて、俺幸せ者だ。
「ね、そろそろ休憩にしない?」
「うん、飲み物買ってこようか?」
「私とルーインで場所取りするから、2人に任せてもいい?」
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ちょっと目を離した間に…いやこれ俺の方が迷子のパターン?
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「困ります、私もう戻らないと。」
「少しくらいいいでしょ、何でもおごってあげるし?」
「大丈夫です。お願いします、友達が待ってるんです。…君、世界君…助けて。」
真理愛ちゃんが俺の名前を…俺は真理愛ちゃんと声をかける男の元へ走った。
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「…大事な、子?…。」
「はぁ?…お前みたいなガキは引っ込んでろ!」
男が俺を突き飛ばそうとした時だった。
「世界に何をするつもりです?…あなたのような男が世界に危害を加えようなど、この私が許すとお思いですか?」
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