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雪と幸
耳責め
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「……ただいま。」
「あ!雪さんおかえりなさい!今日もお疲れさまです!
お風呂にしますか、ご飯にしますか?それとも………」
「寝る。」
バタン、とベッドの上にスーツ姿のまま倒れ込む。
「あー!ちょっと!雪さん起きてください!その格好で寝たら、スーツしわくちゃになっちゃいますよ!」
「いいよ、しわくちゃで。もう寝る。
お前も早く帰れ。明日も学校あるんだろ?」
明日と言っても、時刻は午前0時30分を回っており、もはや今日だが。
ネクタイをゆるくし、きっちり締めていた第一ボタンと第二ボタンをぷちぷちと外す。
これをする気力があるなら、スーツも脱げるはずだが、……面倒くさいので、やらない。
「……いけませんね。いくら仕事で疲れたからって、それはなくないですか?」
「………………悪いな。せっかく飯作って待っててくれてたのに、…」
「そうじゃありません。僕の前でそんな格好をして……、…誘ってるんですか?」
「は、」
ギシッ、とベッドが軋む。
思わず閉じようとしていた目を開くと、いつの間にか幸が俺に覆いかぶさっていた。
「…なん、っ、ひぁっ」
生暖かいものが耳に触れて、思わず声が出てしまった。
慌てて手で口を抑えようとするが、その前に手首を掴まれ、頭上でひとまとめにされた。
「いけません、いけませんねぇ。少し舐めただけでこんなに耳を真っ赤にさせて。」
そう言って耳朶を甘噛され、ひっ、と悲鳴を上げる。
「雪さんは今日、いつも以上にお疲れのようですから。
特別に、ココをいじめるだけで許してあげますよ。」
「ひぁんっ!…み、…み、いやぁ……!!」
くちゅくちゅとわざとらしく水音を立てながら耳の中へと舌が侵入して来て、出したくないと思っているのに、喘ぎ声が出てしまう。
「まだ片耳だけですよ?
……雪さんの体、本当に素直ですよね。」
そう言って手首を掴んでいない方の手がするりと胸を撫でて、そのまま下腹部へと落ちていく。
そこにはズボンの中でゆるりと立ち上がり始めていた自分のペニスがあった。
「ふふ。雪さん、疲れてるのに興奮しちゃったんですね。
でも残念。僕は今日、耳をいじめてあげるとは言ったけど、あなたのちんこをいじってあげるとは言ってませんから。
僕は耳しか攻めません。」
「んっ、…ぁっ、はうっ…!」
「耳ん中くちゅくちゅされて、気持ちよさそうですね。雪さん。ふーっ」
「~~~っっ!…、待って、…いったん、やめっ…!!」
「本当にやめていいんですか?
……先走りすごいですよ?ズボンに染み出てるし。
どうせなら、……耳だけで………イってみたくないですか?」
耳元で囁く声にもピクッ、と体が反応してしまう。
先程までは猛烈な眠気に襲われていたはずなのに、気づけばそんなものは吹っ飛んでいた。
***
「待って、待って、いや、あぁぁぁぁぁッッ!!」
ベッドのシーツにピン!とつま先を立てながら、押し寄せる快感に悶える。
いつの間にかズボンはずり降ろされ、脱がされたスーツと共にベッドの下に転がっている。
ちなみにシャツは俺の手首を拘束するために使われた。
「またイったんですか?おっかしいなあ。僕はあなたの耳にしか触れてないのに。
そんなに耳責め好き?それとも、雪さんがド淫乱なのかなぁ。」
「ちがっ、…いんらんじゃ、」
「じゃあ僕に耳の中ぐちゅぐちゅに舐め回されて息吹きかけられて言葉責めされても、……もうイったりしませんよね?
3分でいいです。僕の耳責めでイくのを耐えられたら、特別にちんこも触ってあげましょう。
……けれどもし、耐えられなかったら、……明日の夜にお仕置きするので、頑張ってください。それじゃー、スタート!」
「えっ、え、待っ、んっ……、ぁ、やだ、みみ、とけ、る、とけちゃうからぁ…!!」
「でも気持ちいいんでしょう?イったばっかなのに、もうおちんちん立ち上がってますよ。
あぁほら、もう先走り漏れてる。
まだ1分も経ってないのに。やっぱり淫乱なんじゃないんですか?」
「ちがっ、う、!!」
「そうですか。んー、……雪さん、口開けてください。」
「………?」
「いいから早く、ね?」
ニコリと微笑む幸を訝しみながらも、俺は口を開いた。
そこへ、まさか幸の指を突っ込まれるなんて、思いもせずに。
「んぅ"?!ふぉまえ、ひゃにしてっ、」
「いやぁね。どうせなら、どっちもいじられたほうが気持ちいいでしょう?」
「ひゃにいっひぇんでゃよ!!ぴゃやくひゅけっ!!」
「はいはい。言われなくても抜きますよ。口からは。」
そう言って引き抜かれた二本の指は、俺の唾液にまみれていて、うえ、と少々引いていると、再び耳舐めを再開された。
と同時に、反対側の耳にも何かが侵入してくる。
「ぁっ、ゆびっ…!!ひゃあっ!!」
右耳では幸の舌が、左耳では俺の唾液で湿った幸の指が、容赦なく耳の中を犯していく。
「やめ、っ、……むり、むり、むり!!!あたま、へん、、こわれる、!」
「これぐらいで壊れはしませんから大丈夫ですよ。
それよりほら、そろそろイきたいんじゃないんですか?」
「やっ、…両方は、…っ、……むりぃ……!!」
「無理なの?腰浮いてますけど。おちんちんだってもう先走りドロッドロに出てますよ?
イきたいんでしょう?
ほら、もっと自分に素直になって。」
「やだ、やだやだ、やだぁっ!!」
「イっちゃえ。ほら、イけ、イけ、イけ。」
「あっ、あぁ、ああああああああッッッ!!!」
透明な液体がぴゅるるるるる、と俺のペニスから勢いよく出ていく。
「あーあ。雪さんたら残念。あと10秒で3分だったのに。
お仕置き決定ですね。」
ニコリと心底嬉しそうに笑う幸に殺意を抱きながら、俺は意識を飛ばしたのだった。
「あ!雪さんおかえりなさい!今日もお疲れさまです!
お風呂にしますか、ご飯にしますか?それとも………」
「寝る。」
バタン、とベッドの上にスーツ姿のまま倒れ込む。
「あー!ちょっと!雪さん起きてください!その格好で寝たら、スーツしわくちゃになっちゃいますよ!」
「いいよ、しわくちゃで。もう寝る。
お前も早く帰れ。明日も学校あるんだろ?」
明日と言っても、時刻は午前0時30分を回っており、もはや今日だが。
ネクタイをゆるくし、きっちり締めていた第一ボタンと第二ボタンをぷちぷちと外す。
これをする気力があるなら、スーツも脱げるはずだが、……面倒くさいので、やらない。
「……いけませんね。いくら仕事で疲れたからって、それはなくないですか?」
「………………悪いな。せっかく飯作って待っててくれてたのに、…」
「そうじゃありません。僕の前でそんな格好をして……、…誘ってるんですか?」
「は、」
ギシッ、とベッドが軋む。
思わず閉じようとしていた目を開くと、いつの間にか幸が俺に覆いかぶさっていた。
「…なん、っ、ひぁっ」
生暖かいものが耳に触れて、思わず声が出てしまった。
慌てて手で口を抑えようとするが、その前に手首を掴まれ、頭上でひとまとめにされた。
「いけません、いけませんねぇ。少し舐めただけでこんなに耳を真っ赤にさせて。」
そう言って耳朶を甘噛され、ひっ、と悲鳴を上げる。
「雪さんは今日、いつも以上にお疲れのようですから。
特別に、ココをいじめるだけで許してあげますよ。」
「ひぁんっ!…み、…み、いやぁ……!!」
くちゅくちゅとわざとらしく水音を立てながら耳の中へと舌が侵入して来て、出したくないと思っているのに、喘ぎ声が出てしまう。
「まだ片耳だけですよ?
……雪さんの体、本当に素直ですよね。」
そう言って手首を掴んでいない方の手がするりと胸を撫でて、そのまま下腹部へと落ちていく。
そこにはズボンの中でゆるりと立ち上がり始めていた自分のペニスがあった。
「ふふ。雪さん、疲れてるのに興奮しちゃったんですね。
でも残念。僕は今日、耳をいじめてあげるとは言ったけど、あなたのちんこをいじってあげるとは言ってませんから。
僕は耳しか攻めません。」
「んっ、…ぁっ、はうっ…!」
「耳ん中くちゅくちゅされて、気持ちよさそうですね。雪さん。ふーっ」
「~~~っっ!…、待って、…いったん、やめっ…!!」
「本当にやめていいんですか?
……先走りすごいですよ?ズボンに染み出てるし。
どうせなら、……耳だけで………イってみたくないですか?」
耳元で囁く声にもピクッ、と体が反応してしまう。
先程までは猛烈な眠気に襲われていたはずなのに、気づけばそんなものは吹っ飛んでいた。
***
「待って、待って、いや、あぁぁぁぁぁッッ!!」
ベッドのシーツにピン!とつま先を立てながら、押し寄せる快感に悶える。
いつの間にかズボンはずり降ろされ、脱がされたスーツと共にベッドの下に転がっている。
ちなみにシャツは俺の手首を拘束するために使われた。
「またイったんですか?おっかしいなあ。僕はあなたの耳にしか触れてないのに。
そんなに耳責め好き?それとも、雪さんがド淫乱なのかなぁ。」
「ちがっ、…いんらんじゃ、」
「じゃあ僕に耳の中ぐちゅぐちゅに舐め回されて息吹きかけられて言葉責めされても、……もうイったりしませんよね?
3分でいいです。僕の耳責めでイくのを耐えられたら、特別にちんこも触ってあげましょう。
……けれどもし、耐えられなかったら、……明日の夜にお仕置きするので、頑張ってください。それじゃー、スタート!」
「えっ、え、待っ、んっ……、ぁ、やだ、みみ、とけ、る、とけちゃうからぁ…!!」
「でも気持ちいいんでしょう?イったばっかなのに、もうおちんちん立ち上がってますよ。
あぁほら、もう先走り漏れてる。
まだ1分も経ってないのに。やっぱり淫乱なんじゃないんですか?」
「ちがっ、う、!!」
「そうですか。んー、……雪さん、口開けてください。」
「………?」
「いいから早く、ね?」
ニコリと微笑む幸を訝しみながらも、俺は口を開いた。
そこへ、まさか幸の指を突っ込まれるなんて、思いもせずに。
「んぅ"?!ふぉまえ、ひゃにしてっ、」
「いやぁね。どうせなら、どっちもいじられたほうが気持ちいいでしょう?」
「ひゃにいっひぇんでゃよ!!ぴゃやくひゅけっ!!」
「はいはい。言われなくても抜きますよ。口からは。」
そう言って引き抜かれた二本の指は、俺の唾液にまみれていて、うえ、と少々引いていると、再び耳舐めを再開された。
と同時に、反対側の耳にも何かが侵入してくる。
「ぁっ、ゆびっ…!!ひゃあっ!!」
右耳では幸の舌が、左耳では俺の唾液で湿った幸の指が、容赦なく耳の中を犯していく。
「やめ、っ、……むり、むり、むり!!!あたま、へん、、こわれる、!」
「これぐらいで壊れはしませんから大丈夫ですよ。
それよりほら、そろそろイきたいんじゃないんですか?」
「やっ、…両方は、…っ、……むりぃ……!!」
「無理なの?腰浮いてますけど。おちんちんだってもう先走りドロッドロに出てますよ?
イきたいんでしょう?
ほら、もっと自分に素直になって。」
「やだ、やだやだ、やだぁっ!!」
「イっちゃえ。ほら、イけ、イけ、イけ。」
「あっ、あぁ、ああああああああッッッ!!!」
透明な液体がぴゅるるるるる、と俺のペニスから勢いよく出ていく。
「あーあ。雪さんたら残念。あと10秒で3分だったのに。
お仕置き決定ですね。」
ニコリと心底嬉しそうに笑う幸に殺意を抱きながら、俺は意識を飛ばしたのだった。
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