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第二章 自分の居場所を作りたい!
子どもだから許されること
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「……あれんがつくるき?」
何であんたが電動泡だて器を身構えてんのよ。
率先して王子様が料理する気か。
「だって、チーロは調理台に届かないだろ?」
そーね。
ついでに言うと、そもそも調理台の上が見えないわ。
仕方がないから「ん」と腕を伸ばすと、ロイが私を抱き上げてくれた。
「ありがと」
「……いや」
ここのキッチン、料理をしている旦那さんに合わせているのか、結構な高さがあるのよね。
ちなみに旦那さんはアレンやロイよりも背が高くて、横幅もがっちりとしたラガーマンのような人だ。
頼りがいがありそうだし、中身一杯の大きな寸胴鍋も軽々と持ち上げそう。
「ところで、あれんのまりょくならあわだてきいらないのでは?」
「私もそう思う」
「いいんだよ! せっかく作った物、使ってみたいだろ。で、何を泡立てるんだ?」
その気持ちはわからなくもない。
おかみさんに旦那さんも、私たちが何をするのか気になっているようだ。
「でざーとにくりーむ、かなぁ……」
ホイップクリームだけあってどうすんのよ、って話ではあるけど、そう言えば泡立て器こそうちにもあったけど、わざわざ何かを泡立てて作るようなもの、めったに作ったことないな……。
「何か必要なものがあるのかい?」
「あのね、くりーむ。みるくのとろっとしたやつ……」
おかみさんが聞いてくれたから、恐る恐る答える。
生クリームなんてあるのかなぁ……。
どういう基準があるのか知らないけど、固有名詞は通じるものと通じないものがある。
一応ミルクは通じるんだけど、野菜とかはこっちの世界特有の名前がついてるし、料理の名前に至っては聞いたこともないような名称だ。
そのそも泡立て器がないのに、クリームって言って伝わるものかなと、ミルクのやつですよ、と主張しておく。
だって、傷薬の軟膏とか持ってこられても困るし。
「あぁ、そいつはうちにはないねえ」
お、ってことは生クリーム自体はあるのかな?
「ミルククリームなんて朝一番にミルク屋に買いに行かなくちゃ。食いしん坊が上っ面だけ買って行っちゃうもの」
からからと笑いながら、おかみさんが言った。
「ミルクの濃いとこ、子供は好きだよなぁ。さすがにこの歳になると胸焼けがするようになるが。あと、獣脂を取る時の脂身な。子どもの頃は腹一杯食いたいと思ったもんだが」
旦那さんが懐かしそうに話に混ざってきた。
「かりっかりになったとこに塩振って。たくさん食べるとおなか壊すからって手のひらいっぱいにしかもらえないのよね」
アレンとロイは知らないものなのか、きょとんとしている。
……脂身食べるの?
異世界の食文化、謎い……。
「じゃあ、たまごはある?」
「あぁ、それなら。うちは毎朝パンに新鮮な卵料理がつくのが売りだからね。いくついる?」
「とりあえずひとつ……」
「あっはっは、台所の使用料をたっぷりもらってるから遠慮しなくていいよ。卵ぐらいいくらでも使っとくれ」
籠にたくさん入った卵を用意してもらったけど、泡立てると抱え込んだ空気の分体積は増えるし、さっきしっかり晩御飯はいただいたしね。
「ぼうるにたまごをわって、おしおとぱむをすこしいれて」
「ほいほい」
卵を調理台の角に何度か打ち付けたアレンは、お約束みたいにぐしゃっと潰した。
……なんでその中間の力加減ができなかったの?
「……うん? 案外難しいな」
「もっとやさしく、ひらたいところでやって、ぼうるのうえでぱかっとするのよ」
「ぱかっ? ぱかっ……」
「ひびをいれたら、そこにゆびをかけてわりひらくの」
さすがに繰り返すほどドジではなかったのか、今度は上手く割れた。
ただ、指を入れ過ぎて黄身は潰れてしまっている。
目玉焼きを作るわけじゃないからいいけどさ。
「お嬢ちゃん、いい先生だねえ」
おかみさんが感心した様子で褒めてくれた。
「それで、塩とパムをすこし、か」
肉を上手に焼けるだけあって、少し、と言っただけで、何となくそれっぽいくらいに入れられるアレンは、間違いなくロイよりは料理が上手い。
「で、泡立てるんだな?」
「うん」
「よっと……これでいいのか?」
うぃーん、って少し掻き混ぜてアレンが聞いてきた。
泡立ってはいるんだけど、まだ全然卵が混ざったかな、くらいだ。
「ぜんたいにあわだつとしろっぽくなるよ」
「……そりゃ何やってんですかい?」
遠慮がちに旦那さんが聞いてきた。
「たまごをあわだててるの」
「……はぁ」
旦那さんとおかみさんは変なものを見る目で私たちを見ている。
ボウルの中の卵が白っぽくなってきた。
なんか泡立ちが悪い気がするのは黄身も一緒に泡立ててるせいだろうか。
あれー、先にメレンゲ作るんだったかな……失敗したらどうしよ。
「こんなもんか」
「ううん、もっともっと。つのがたつくらい」
「角……?」
私が作ろうとしているのは、モン・サン・ミッシェル風――いわゆるスフレオムレツっていう奴だ。
泡立てが必要な料理といえば、シフォンケーキとかそれこそスフレもあるけど、さすがにレシピなんか覚えてない。
その点モン・サン・ミッシェル風オムレツなんて卵を泡立てるだけだ。
正当なレシピだとなんか他にも入るのかもしれないが、実際に本場で食べたこともないから知らない。
しばらく泡立ててるうちに抱き込んだ空気のおかげで量が増えたみたいになってきた。
「いっかいとめて、あわだてきもちあげてみて」
「うん……?」
ちょっとへにょっとした感じではあるものの、一応角は立ったからこんなもんかな。
「そしたらフライパンあっためて、あぶらひいて」
「おう」
「よわびでやこう。あ、おなべのふたをかりて、ふたしてね」
いつの間にかミーニャさんも見に来ている。
オムレツが焼き上がるのを待って皆で見つめているのは、なんだか変な儀式をしているみたいだった。
何であんたが電動泡だて器を身構えてんのよ。
率先して王子様が料理する気か。
「だって、チーロは調理台に届かないだろ?」
そーね。
ついでに言うと、そもそも調理台の上が見えないわ。
仕方がないから「ん」と腕を伸ばすと、ロイが私を抱き上げてくれた。
「ありがと」
「……いや」
ここのキッチン、料理をしている旦那さんに合わせているのか、結構な高さがあるのよね。
ちなみに旦那さんはアレンやロイよりも背が高くて、横幅もがっちりとしたラガーマンのような人だ。
頼りがいがありそうだし、中身一杯の大きな寸胴鍋も軽々と持ち上げそう。
「ところで、あれんのまりょくならあわだてきいらないのでは?」
「私もそう思う」
「いいんだよ! せっかく作った物、使ってみたいだろ。で、何を泡立てるんだ?」
その気持ちはわからなくもない。
おかみさんに旦那さんも、私たちが何をするのか気になっているようだ。
「でざーとにくりーむ、かなぁ……」
ホイップクリームだけあってどうすんのよ、って話ではあるけど、そう言えば泡立て器こそうちにもあったけど、わざわざ何かを泡立てて作るようなもの、めったに作ったことないな……。
「何か必要なものがあるのかい?」
「あのね、くりーむ。みるくのとろっとしたやつ……」
おかみさんが聞いてくれたから、恐る恐る答える。
生クリームなんてあるのかなぁ……。
どういう基準があるのか知らないけど、固有名詞は通じるものと通じないものがある。
一応ミルクは通じるんだけど、野菜とかはこっちの世界特有の名前がついてるし、料理の名前に至っては聞いたこともないような名称だ。
そのそも泡立て器がないのに、クリームって言って伝わるものかなと、ミルクのやつですよ、と主張しておく。
だって、傷薬の軟膏とか持ってこられても困るし。
「あぁ、そいつはうちにはないねえ」
お、ってことは生クリーム自体はあるのかな?
「ミルククリームなんて朝一番にミルク屋に買いに行かなくちゃ。食いしん坊が上っ面だけ買って行っちゃうもの」
からからと笑いながら、おかみさんが言った。
「ミルクの濃いとこ、子供は好きだよなぁ。さすがにこの歳になると胸焼けがするようになるが。あと、獣脂を取る時の脂身な。子どもの頃は腹一杯食いたいと思ったもんだが」
旦那さんが懐かしそうに話に混ざってきた。
「かりっかりになったとこに塩振って。たくさん食べるとおなか壊すからって手のひらいっぱいにしかもらえないのよね」
アレンとロイは知らないものなのか、きょとんとしている。
……脂身食べるの?
異世界の食文化、謎い……。
「じゃあ、たまごはある?」
「あぁ、それなら。うちは毎朝パンに新鮮な卵料理がつくのが売りだからね。いくついる?」
「とりあえずひとつ……」
「あっはっは、台所の使用料をたっぷりもらってるから遠慮しなくていいよ。卵ぐらいいくらでも使っとくれ」
籠にたくさん入った卵を用意してもらったけど、泡立てると抱え込んだ空気の分体積は増えるし、さっきしっかり晩御飯はいただいたしね。
「ぼうるにたまごをわって、おしおとぱむをすこしいれて」
「ほいほい」
卵を調理台の角に何度か打ち付けたアレンは、お約束みたいにぐしゃっと潰した。
……なんでその中間の力加減ができなかったの?
「……うん? 案外難しいな」
「もっとやさしく、ひらたいところでやって、ぼうるのうえでぱかっとするのよ」
「ぱかっ? ぱかっ……」
「ひびをいれたら、そこにゆびをかけてわりひらくの」
さすがに繰り返すほどドジではなかったのか、今度は上手く割れた。
ただ、指を入れ過ぎて黄身は潰れてしまっている。
目玉焼きを作るわけじゃないからいいけどさ。
「お嬢ちゃん、いい先生だねえ」
おかみさんが感心した様子で褒めてくれた。
「それで、塩とパムをすこし、か」
肉を上手に焼けるだけあって、少し、と言っただけで、何となくそれっぽいくらいに入れられるアレンは、間違いなくロイよりは料理が上手い。
「で、泡立てるんだな?」
「うん」
「よっと……これでいいのか?」
うぃーん、って少し掻き混ぜてアレンが聞いてきた。
泡立ってはいるんだけど、まだ全然卵が混ざったかな、くらいだ。
「ぜんたいにあわだつとしろっぽくなるよ」
「……そりゃ何やってんですかい?」
遠慮がちに旦那さんが聞いてきた。
「たまごをあわだててるの」
「……はぁ」
旦那さんとおかみさんは変なものを見る目で私たちを見ている。
ボウルの中の卵が白っぽくなってきた。
なんか泡立ちが悪い気がするのは黄身も一緒に泡立ててるせいだろうか。
あれー、先にメレンゲ作るんだったかな……失敗したらどうしよ。
「こんなもんか」
「ううん、もっともっと。つのがたつくらい」
「角……?」
私が作ろうとしているのは、モン・サン・ミッシェル風――いわゆるスフレオムレツっていう奴だ。
泡立てが必要な料理といえば、シフォンケーキとかそれこそスフレもあるけど、さすがにレシピなんか覚えてない。
その点モン・サン・ミッシェル風オムレツなんて卵を泡立てるだけだ。
正当なレシピだとなんか他にも入るのかもしれないが、実際に本場で食べたこともないから知らない。
しばらく泡立ててるうちに抱き込んだ空気のおかげで量が増えたみたいになってきた。
「いっかいとめて、あわだてきもちあげてみて」
「うん……?」
ちょっとへにょっとした感じではあるものの、一応角は立ったからこんなもんかな。
「そしたらフライパンあっためて、あぶらひいて」
「おう」
「よわびでやこう。あ、おなべのふたをかりて、ふたしてね」
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