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第十六話
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おれは毎日でも千歳おにぃとやりたいって思うけど、あんまりしつこくしたら嫌われるって母ちゃんから聞いたから、我慢ガマン!
母ちゃんは女郎だったから、毎日よく知りもしない男にご開帳してたらしい。でも、小見世だったから、お茶を挽く日もけっこうあったんだと。
「母ちゃんは、どうして父ちゃんと一緒になったの?」
「どうしてって、夏樹せんせがわちきを身請けしてくれたからさね」
「身請けされなかったら、一緒にならなかった?」
「いンや。一緒になってたと思うよ。わちきは、心底あの人に惚れたのさ」
そう言う母ちゃんの目は穏やかで、ちょっとうっとりしているようだった。
やっぱり好き合って一緒になれたら幸せだ! おれも、おももと一緒になるんだ。可愛くて、頭も良くて、言うことなしの自慢の女房だ。
そんで、千歳おにぃとも仲良くやりたい。思慮深いべっぴんさん! あーもう、好き!
今日はおももに会いに吉原に行くんだ。その前に、千歳おにぃに聞きたいことがあったんだった。
「千歳おにぃ。調子はどう?」
「悪くないですよ。と言うか、私は療養が必要な病ではないので……」
「そんなことない! 父ちゃんが『療養が必要!』と言ったら、立派な病だ!」
おれの父ちゃんはすっごい医者だから、見立てに間違いはないはず! なんと言っても心中騒ぎを治めるような腕前だ。そんな父ちゃんが診断してるんだから、千歳おにぃは重病のはずなんだ。死ぬことはなくても、悪くなってほしくない。
「で、何か私に用ですか? 薬売りに出るんですか?」
「ううん。今からおももに会いに行くから、お土産に何持っていったら喜んでくれっかなって!」
おもものお兄ちゃんの千歳おにぃなら、おももが好きなものを知ってるはずだ。
千歳おにぃは少し目を伏せて唇に中指をそえる。これは考えてる仕草。おにぃが何か考えてる時は、いつもこの仕草をする。
「おももなら、夢夏が会いに行くだけで喜びますよ」
「それはわかってるよぉ! おれもおももに会えるだけで嬉しいもん!」
おれがそう返したら、おにぃは少しだけ悲しそうな顔をした。どうしたんだろ? おれ、何か悪いこと言ったかな? おにぃの意見に「わかってる」って返したから?
「それなら、櫛でも与えたらどうですか」
「櫛かぁ。おれの給金で買えるかなぁ」
「……意味、わかってますか?」
「へっ? 何が?」
「いえ。なんでもないです。…………おももなら、飴が好きですよ。仲の町にたまに飴の店が出るんです。特に紅白のねじり棒を喜んで食べますよ」
「ありがと! 見て行ってみるよ! じゃ、行って参ります!」
「行ってらっしゃい。早く帰ってきてくださいね」
「あい。それ、母ちゃんにも言われた!」
おももに、紅白のねじり棒を買ってやんなきゃ! たまにってことは、滅多に出てないのかな? よくわかんねぇけど、行ってみよ!
大門を通って、吉原。
仲の町は賑わってる。昼見世の頃合いだからか、張見世に綺麗なお姉さんがいっぱい座ってる。おれも遊んでみたいなぁって思うけど、おれの給金だと鉄砲女郎しか買えないかも……。いつか、大見世に通えるくらい稼げるようになるんだ!
飴の出店があった! でも、禿や女子供ばかりだ。おれのような男はいない。
あれに並ぶのはちょっぴり気恥ずかしいけど、おもものために並ばなきゃ。
近寄っていったら、空のような髪が見えた。おけいさんだ。
「あら、こんにちはやの」
「こんにちは!」
「飴を買いに来たんやの?」
「おももにお土産を買おうと思って!」
おれが答えたら、おけいさんは口に手をあてて笑った。所作のひとつひとつに見惚れるくらいに可憐だ。なんだか目を離せなくなっちゃう。おももに似て甘くて良い香りもするし。
「それなら、これをどうぞやの。おももにあげようと思って買うたところやの」
「ありがとうございます!」
おけいさんから、桃の刺繍のされた巾着袋を受け取った。おももに渡すから桃の刺繍なのかな? わかりやすくて可愛い! おれも自分のってわかるような紋が欲しくなっちゃう。
おけいさんは「これから稽古をつけに行くんやの」って去っていった。
おれは中臣家に向かって歩く。店に入って声をかける前におももがすっとんできた。
「夢夏せんせー!」
「おももー!」
抱きついてきたからひしっと受け止めて、それから口吸いをした。縋りついて上目遣いで見つめてくるから、可愛い。すっごく可愛い。
「夢夏せんせ。会いたかったなの。もも、せんせに会えて、嬉しいなの。先日はせっかく訪ねてくれたのに、芝居を観に行っててごめんなさいなの」
「ううん。急だったからさ。おれもおももに会えて嬉しい。これ、お土産」
「わぁ、桃の巾着なの。開けて良いなの?」
「どうぞ」
おももは巾着を開いて、嬉しそうに破顔した。少し赤らんだ頬がつやつやで、おまんじゅうみたいだ。かぶりつきたくなっちゃう。やっぱり甘くて良い匂いもするし!
気が悪くなってきちゃったや。どうしよう……。
「あのさ、おもも。その……」
「二階に上がってなの。もも、夢夏せんせといっぱい話したいなの」
おももに手を引かれて、二階に上がる。
中臣屋の二階は大店なだけあって広い。独り身の奉公人が住み込みで働いてるから、いっぱい部屋がある。
おももに連れてこられたのは、千歳おにぃとおももの部屋だ。布団が敷かれたまんまだった。
婀娜っぽい雰囲気でおももは自分の帯を解く。着物がすとんっと落ちて、まっしろできれいな肌が見えた。桃色の乳首がツンと尖ってて、千歳おにぃとおんなじだ。
おれはおももの細い肩を押して、布団に倒し、膨らんだ胸を掴む。やわらかくて、大福のような弾力だ。
「ぁっ、ァン!」
乳首を唇で挟んで、舌先でつついたり、弾いたりする度に、おももは甘い声をあげて腰を跳ねさせる。
おれは腰を撫でて、太腿を揉んでから、湿り気のあるぼぼに指を挿し、くじってあげた。
「あー! あぁっ! ぃいっ! ……ん、はぁ、あ、アアッ、 ぁあ、ィッ! ゆめか、せんせ、イクッ! イクの! ああぁあああ!」
ぷしゃああああ……! おももは背中を逸らして淫汁を噴き出した。続けてくじってたら、水音がびちゃびちゃ鳴る。早く入れたい。入れたい。
おれは褌をずらして、勃起したまらをおもものぼぼに当て、一気に貫いた。
入れただけなのに、すごく締め付けられる。おももはまた気をやったみたいだ。
腰をぱちゅぱちゅ揺らして、中をいっぱい突いてあげる。
歓喜の淫汁が湧き上がってくる。おももがいっぱい感じて気持ち良いと思ってもらえるなら、おれも気持ち良い。
「……あっ……アァッ……もも……イクのっ! きもち、の……!」
「は、あっ……もっ出る……!」
「良いの……! 出してぇ! ももの中にいっぱい出してぇ!」
怒張が弾けて、おももの中に気をやった。いっぱいいっぱい出した。びょくびょくが止まらなくなるまで出して、奥に擦り付けといた。
おれの子、できたら良いな。父ちゃんと母ちゃんに早く孫の顔を見せてやりたい。
おももに似たら可愛いし、おれに似たら男前だ!
気怠い感覚と気持ち良さに、おれはおももを抱きしめながら、夢に落ちてった。
母ちゃんは女郎だったから、毎日よく知りもしない男にご開帳してたらしい。でも、小見世だったから、お茶を挽く日もけっこうあったんだと。
「母ちゃんは、どうして父ちゃんと一緒になったの?」
「どうしてって、夏樹せんせがわちきを身請けしてくれたからさね」
「身請けされなかったら、一緒にならなかった?」
「いンや。一緒になってたと思うよ。わちきは、心底あの人に惚れたのさ」
そう言う母ちゃんの目は穏やかで、ちょっとうっとりしているようだった。
やっぱり好き合って一緒になれたら幸せだ! おれも、おももと一緒になるんだ。可愛くて、頭も良くて、言うことなしの自慢の女房だ。
そんで、千歳おにぃとも仲良くやりたい。思慮深いべっぴんさん! あーもう、好き!
今日はおももに会いに吉原に行くんだ。その前に、千歳おにぃに聞きたいことがあったんだった。
「千歳おにぃ。調子はどう?」
「悪くないですよ。と言うか、私は療養が必要な病ではないので……」
「そんなことない! 父ちゃんが『療養が必要!』と言ったら、立派な病だ!」
おれの父ちゃんはすっごい医者だから、見立てに間違いはないはず! なんと言っても心中騒ぎを治めるような腕前だ。そんな父ちゃんが診断してるんだから、千歳おにぃは重病のはずなんだ。死ぬことはなくても、悪くなってほしくない。
「で、何か私に用ですか? 薬売りに出るんですか?」
「ううん。今からおももに会いに行くから、お土産に何持っていったら喜んでくれっかなって!」
おもものお兄ちゃんの千歳おにぃなら、おももが好きなものを知ってるはずだ。
千歳おにぃは少し目を伏せて唇に中指をそえる。これは考えてる仕草。おにぃが何か考えてる時は、いつもこの仕草をする。
「おももなら、夢夏が会いに行くだけで喜びますよ」
「それはわかってるよぉ! おれもおももに会えるだけで嬉しいもん!」
おれがそう返したら、おにぃは少しだけ悲しそうな顔をした。どうしたんだろ? おれ、何か悪いこと言ったかな? おにぃの意見に「わかってる」って返したから?
「それなら、櫛でも与えたらどうですか」
「櫛かぁ。おれの給金で買えるかなぁ」
「……意味、わかってますか?」
「へっ? 何が?」
「いえ。なんでもないです。…………おももなら、飴が好きですよ。仲の町にたまに飴の店が出るんです。特に紅白のねじり棒を喜んで食べますよ」
「ありがと! 見て行ってみるよ! じゃ、行って参ります!」
「行ってらっしゃい。早く帰ってきてくださいね」
「あい。それ、母ちゃんにも言われた!」
おももに、紅白のねじり棒を買ってやんなきゃ! たまにってことは、滅多に出てないのかな? よくわかんねぇけど、行ってみよ!
大門を通って、吉原。
仲の町は賑わってる。昼見世の頃合いだからか、張見世に綺麗なお姉さんがいっぱい座ってる。おれも遊んでみたいなぁって思うけど、おれの給金だと鉄砲女郎しか買えないかも……。いつか、大見世に通えるくらい稼げるようになるんだ!
飴の出店があった! でも、禿や女子供ばかりだ。おれのような男はいない。
あれに並ぶのはちょっぴり気恥ずかしいけど、おもものために並ばなきゃ。
近寄っていったら、空のような髪が見えた。おけいさんだ。
「あら、こんにちはやの」
「こんにちは!」
「飴を買いに来たんやの?」
「おももにお土産を買おうと思って!」
おれが答えたら、おけいさんは口に手をあてて笑った。所作のひとつひとつに見惚れるくらいに可憐だ。なんだか目を離せなくなっちゃう。おももに似て甘くて良い香りもするし。
「それなら、これをどうぞやの。おももにあげようと思って買うたところやの」
「ありがとうございます!」
おけいさんから、桃の刺繍のされた巾着袋を受け取った。おももに渡すから桃の刺繍なのかな? わかりやすくて可愛い! おれも自分のってわかるような紋が欲しくなっちゃう。
おけいさんは「これから稽古をつけに行くんやの」って去っていった。
おれは中臣家に向かって歩く。店に入って声をかける前におももがすっとんできた。
「夢夏せんせー!」
「おももー!」
抱きついてきたからひしっと受け止めて、それから口吸いをした。縋りついて上目遣いで見つめてくるから、可愛い。すっごく可愛い。
「夢夏せんせ。会いたかったなの。もも、せんせに会えて、嬉しいなの。先日はせっかく訪ねてくれたのに、芝居を観に行っててごめんなさいなの」
「ううん。急だったからさ。おれもおももに会えて嬉しい。これ、お土産」
「わぁ、桃の巾着なの。開けて良いなの?」
「どうぞ」
おももは巾着を開いて、嬉しそうに破顔した。少し赤らんだ頬がつやつやで、おまんじゅうみたいだ。かぶりつきたくなっちゃう。やっぱり甘くて良い匂いもするし!
気が悪くなってきちゃったや。どうしよう……。
「あのさ、おもも。その……」
「二階に上がってなの。もも、夢夏せんせといっぱい話したいなの」
おももに手を引かれて、二階に上がる。
中臣屋の二階は大店なだけあって広い。独り身の奉公人が住み込みで働いてるから、いっぱい部屋がある。
おももに連れてこられたのは、千歳おにぃとおももの部屋だ。布団が敷かれたまんまだった。
婀娜っぽい雰囲気でおももは自分の帯を解く。着物がすとんっと落ちて、まっしろできれいな肌が見えた。桃色の乳首がツンと尖ってて、千歳おにぃとおんなじだ。
おれはおももの細い肩を押して、布団に倒し、膨らんだ胸を掴む。やわらかくて、大福のような弾力だ。
「ぁっ、ァン!」
乳首を唇で挟んで、舌先でつついたり、弾いたりする度に、おももは甘い声をあげて腰を跳ねさせる。
おれは腰を撫でて、太腿を揉んでから、湿り気のあるぼぼに指を挿し、くじってあげた。
「あー! あぁっ! ぃいっ! ……ん、はぁ、あ、アアッ、 ぁあ、ィッ! ゆめか、せんせ、イクッ! イクの! ああぁあああ!」
ぷしゃああああ……! おももは背中を逸らして淫汁を噴き出した。続けてくじってたら、水音がびちゃびちゃ鳴る。早く入れたい。入れたい。
おれは褌をずらして、勃起したまらをおもものぼぼに当て、一気に貫いた。
入れただけなのに、すごく締め付けられる。おももはまた気をやったみたいだ。
腰をぱちゅぱちゅ揺らして、中をいっぱい突いてあげる。
歓喜の淫汁が湧き上がってくる。おももがいっぱい感じて気持ち良いと思ってもらえるなら、おれも気持ち良い。
「……あっ……アァッ……もも……イクのっ! きもち、の……!」
「は、あっ……もっ出る……!」
「良いの……! 出してぇ! ももの中にいっぱい出してぇ!」
怒張が弾けて、おももの中に気をやった。いっぱいいっぱい出した。びょくびょくが止まらなくなるまで出して、奥に擦り付けといた。
おれの子、できたら良いな。父ちゃんと母ちゃんに早く孫の顔を見せてやりたい。
おももに似たら可愛いし、おれに似たら男前だ!
気怠い感覚と気持ち良さに、おれはおももを抱きしめながら、夢に落ちてった。
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