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第六十三話
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◆◇◆◇◆◇
若い者から下働きから女郎から芸者から……たくさんの人がウチの部屋に来た。禿も新造も泣いてるの。「一緒に連れてって」言うて泣いてるの。朋輩はなんとも言えない顔をしてた。ウチがいなくなって嬉しいなら笑えば良いのに。ひそひそ話すこともなく黙ったまま。
ウチはお腹をなでなでする。ちょっと膨らんでるような気がするの。ちょっとだけ。
小焼様の子……ウチと小焼様の子……すくすく育って欲しいの。小焼様に似て綺麗な黄金色の髪やったら良いの。顔も小焼様に似て鼻梁が通ってたら良いの。
中臣屋の奉公人達が続々来て、部屋の荷を運び出してくれてる。箪笥も着物も三味も運んでくれた。もう明日には違う女郎がこの部屋に入れるの。ほんまにここから出られるんや……。まだ夢を見てるようやの。
夢やったら嫌やから、吾介さんに頰を抓ってもらったら痛かった。それを見てた小焼様に誤解されて吾介さんは叱られてた。ウチがごめんなさいしたら突然謝られたら困るって言われた。
今日はウチの身請けのために惣仕舞にしてる。ともゑ屋におる人全員に祝儀を渡してる。紅白のお饅頭や赤飯も貰ってた。ウチは貰われへんかった。
「嬢ちゃん、良かったっすね」
「うん。吾介さんも早く小焼様のような良い男捕まえてやの」
「いやぁ、若旦那のような美丈夫そうそういないっすよ」
「あ! おるの! 港屋の吉弥様が美丈夫やの」
「ほいじゃ今度行ってみやすよ。中臣屋さんの紹介って言えば良いすかね!」
「また小焼様に叱られても知らへんの」
吾介さんと顔を見合わせて笑う。急に淋しくなってきた。ウチだけ幸せになってもええの? ウチは悪い子やのに。怖い。これから悪いことしか起こらへんくなったらどないしよ。小焼様の病が再発したらどないしよ。ウチの所為やの。ウチが悪いんやの。迷惑かけてばかりやのに、ウチが幸せになるから悪いんやの。
「小景ねえさんどういて泣いてるんじゃ?」
「そりゃ嬉し泣きじゃろうて」
「ねえさんお達者で」
「ねえさんおしあわせに」
次々に言葉をかけられる。怖い。怖い。怖い。怖い。涙が止まらへん。吾介さんが困ったようにおろおろしてる。また困らせてしもてる。ウチの所為やの。ウチが泣いてしもてるからやの。ウチは悪い子やの。
「貴方が泣かせたんですか」
「ひえぇ睨まないでくだせぇ! 嬢ちゃんは突然泣き始めたんすよ」
「やれやれ……」
小焼様が来てくれた。泣き止まな。泣き止まなあかんのに、やっぱり涙が出てまう。泣き止もうとすればするほど泣いてまう。頰に手が触れる。あったかい手。小焼様の優しい手。
「泣き止んでください。……私はお前の笑顔が一番好きです」
「はうっ! ぁ、う……小焼様よくそんな恥ずかしいことさらりと言えるの」
顔を上げる。目が合う。あれ? 小焼様、仏頂面やないの。みるみるうちに頰が鴇色に染まっていく。耳まで真っ赤やの。ぷいっと、そっぽ向かれた。ふきだして笑った吾介さんが殴られてた。ウチも声を出して笑った。小焼様はこっちを見て固まってしもたけど、すぐ表情がゆるくなった。仏頂面やないの。ちょっとだけ笑ってくれてるの。
「別れの挨拶が済んだなら行きましょう」
「小焼様。ウチ、幸せになってええの? ほんまにウチでええの?」
「『鬼』の女房になれるのは、『小鬼』ぐらいですよ。私はお前が良いんです。だから黙って攫われろ。これから一生分幸せにしてやる」
「こ、こや、こや、小焼様、恥ずかしいやの……!」
「言ってる私の方が恥ずかしい!」
小焼様と手を繋ぐ。力強く握られて何も怖い物は無いんやと思ったの。これから先ずっと小焼様と一緒。鬼が一緒なら、なんにも怖くないの。優しい鬼がウチを攫ってくれたから、怖いことはないの。
大笑いした吾介さんの胸をバシッと叩く。手がじんじん痛むの。最後に手形を残してやったの。
手を繋いだまま部屋を出て、階段を下り、見世先へ。皆に再び「お達者で」「お元気で」「お幸せに」って声をかけてもらって送り出される。禿達は縋り付くようにずっとついてきた。でも、大門から娑婆に出られへんから、ここでお別れ。もう一度「お達者で」って叫ばれた。
「小焼様、これから何処行くの?」
「養生所に行ってお前の腹を診てもらいます。夏樹にきちんと紹介しますよ。前に『いつか紹介してくれ』と言われてたので」
「うん」
「それから、夕餉は海老つみれ鍋だと伯母が言ってたので楽しみです」
「……急に話を変えんといて欲しいの。ウチ吃驚したやの」
ぐうぅううう。地響きのような音がした。惣仕舞の宴会をしたけど、小焼様は足りてへんみたい。次から次にお酌されてたから酒は飲んでるけど料理は食べてへんのかな。酔ってるから、さっきあんな恥ずかしい台詞言えたやの。饒舌多弁な小焼様はちょっと面白い。
伊織屋さんの横に養生所があった。小焼様は慣れたように奥に進む。ウチも続く。
養生所の中は綺麗に片付いてる。夏樹様は包帯を片付けてた。
「おっ、来たな。おめでとう!」
「ありがとうございますやの」
「髪は結ってないのにツノ飾りはついてんだなぁ。まさしく鬼嫁だ」
「私の妻ですからね」
「はは、お似合いだな。で、『私の妻です』って言いに来ただけじゃないだろ?」
「はい。腹を診てやってください」
「おまえはおれを何科の医者だと思ってんだ? まあ、診るけどよ」
畳敷きの小部屋に入る。着物を脱いで肌を見せるんは慣れてるはずやのに、なんか恥ずかしく感じる。
「ひィ! あッン」
「おおい! 変な声出さないでくれよ」
「ごめんなさい、ァッ」
「夏樹、わざとですか?」
「違うって! ……そんで、腹の子は元気だと思うぞ。おれは産科医じゃねぇから詳しくわからねぇけど」
「いつまで交合して良いですか?」
「さては小焼、おれの話聞いてねぇな! まっ、腹がもっと膨らむまでは良いんじゃねぇかな。でもあんま腹に負担がかかるような体位でやんなよ」
小焼様と夏樹様はウチが着物を整えてる間中話してた。幼馴染やし仲良しなんがちょっと羨ましい。ウチには友達がおらへんから羨ましい。しばらくお話してたら急患が来たから邪魔にならへんように出た。
元来た道を歩いて帰る。大門を通って、仲の町を通って、長屋に辿り着く。
「ここは元々物置にしていたんですが……荷はすっかり運び出されたようですね。歩きやすくなりました」
「あ、これ可愛いの」
「それは母様の形見の品です。良ければ使ってください。母様も喜ぶでしょうから」
ピカピカに光る玉手箱を手に取る。桜の絵柄が可愛いの。櫛も桜が彫られてるの。桜が咲き乱れてる簪もあったの。可愛いやの。
「家の事は徐々に覚えていけば良いでしょう。店の事も奉公人達に聞けば教えてくれるでしょうし」
「はいやの。ウチ、頑張るの」
「あまり頑張らないでください。お前は身重ですし、夏樹に『働き過ぎ』と言われてしまいます」
「うふふ。小焼様こそ働き過ぎやの。これからはもっとウチにかまって欲しいの」
「……そうすることにします」
くちづけを繰り返した。唇を離して見つめ合って笑った。小焼様はちょっとだけ笑ってくれた。これからここにおれるんやの。ウチ、ほんまに小焼様の女房になったんやの。嘘みたい。夢みたい。でも夢やない。ほんまにウチは小焼様に身請けしてもろて、ほんまに女房になった。
小焼様はウチを抱き寄せて帯に手をかける。耳元で「したい」って囁かれたから、ウチは黙って頷く。
小焼様の手がウチの着物の裾を割った瞬間、戸が開いた。
「おーい小焼! 夕餉の支度ができたぞー! って、ありゃ? 父様は邪魔をしたか? おけいをお食事中だったか?」
「っ、ンの馬鹿!」
小焼様はお義父様を追いかけて行ってしもた。ウチは座り込む。仲が良くて羨ましいの。小焼様が戻ってくるまでお留守番しとくの。家族でお夕飯、楽しみやの。
若い者から下働きから女郎から芸者から……たくさんの人がウチの部屋に来た。禿も新造も泣いてるの。「一緒に連れてって」言うて泣いてるの。朋輩はなんとも言えない顔をしてた。ウチがいなくなって嬉しいなら笑えば良いのに。ひそひそ話すこともなく黙ったまま。
ウチはお腹をなでなでする。ちょっと膨らんでるような気がするの。ちょっとだけ。
小焼様の子……ウチと小焼様の子……すくすく育って欲しいの。小焼様に似て綺麗な黄金色の髪やったら良いの。顔も小焼様に似て鼻梁が通ってたら良いの。
中臣屋の奉公人達が続々来て、部屋の荷を運び出してくれてる。箪笥も着物も三味も運んでくれた。もう明日には違う女郎がこの部屋に入れるの。ほんまにここから出られるんや……。まだ夢を見てるようやの。
夢やったら嫌やから、吾介さんに頰を抓ってもらったら痛かった。それを見てた小焼様に誤解されて吾介さんは叱られてた。ウチがごめんなさいしたら突然謝られたら困るって言われた。
今日はウチの身請けのために惣仕舞にしてる。ともゑ屋におる人全員に祝儀を渡してる。紅白のお饅頭や赤飯も貰ってた。ウチは貰われへんかった。
「嬢ちゃん、良かったっすね」
「うん。吾介さんも早く小焼様のような良い男捕まえてやの」
「いやぁ、若旦那のような美丈夫そうそういないっすよ」
「あ! おるの! 港屋の吉弥様が美丈夫やの」
「ほいじゃ今度行ってみやすよ。中臣屋さんの紹介って言えば良いすかね!」
「また小焼様に叱られても知らへんの」
吾介さんと顔を見合わせて笑う。急に淋しくなってきた。ウチだけ幸せになってもええの? ウチは悪い子やのに。怖い。これから悪いことしか起こらへんくなったらどないしよ。小焼様の病が再発したらどないしよ。ウチの所為やの。ウチが悪いんやの。迷惑かけてばかりやのに、ウチが幸せになるから悪いんやの。
「小景ねえさんどういて泣いてるんじゃ?」
「そりゃ嬉し泣きじゃろうて」
「ねえさんお達者で」
「ねえさんおしあわせに」
次々に言葉をかけられる。怖い。怖い。怖い。怖い。涙が止まらへん。吾介さんが困ったようにおろおろしてる。また困らせてしもてる。ウチの所為やの。ウチが泣いてしもてるからやの。ウチは悪い子やの。
「貴方が泣かせたんですか」
「ひえぇ睨まないでくだせぇ! 嬢ちゃんは突然泣き始めたんすよ」
「やれやれ……」
小焼様が来てくれた。泣き止まな。泣き止まなあかんのに、やっぱり涙が出てまう。泣き止もうとすればするほど泣いてまう。頰に手が触れる。あったかい手。小焼様の優しい手。
「泣き止んでください。……私はお前の笑顔が一番好きです」
「はうっ! ぁ、う……小焼様よくそんな恥ずかしいことさらりと言えるの」
顔を上げる。目が合う。あれ? 小焼様、仏頂面やないの。みるみるうちに頰が鴇色に染まっていく。耳まで真っ赤やの。ぷいっと、そっぽ向かれた。ふきだして笑った吾介さんが殴られてた。ウチも声を出して笑った。小焼様はこっちを見て固まってしもたけど、すぐ表情がゆるくなった。仏頂面やないの。ちょっとだけ笑ってくれてるの。
「別れの挨拶が済んだなら行きましょう」
「小焼様。ウチ、幸せになってええの? ほんまにウチでええの?」
「『鬼』の女房になれるのは、『小鬼』ぐらいですよ。私はお前が良いんです。だから黙って攫われろ。これから一生分幸せにしてやる」
「こ、こや、こや、小焼様、恥ずかしいやの……!」
「言ってる私の方が恥ずかしい!」
小焼様と手を繋ぐ。力強く握られて何も怖い物は無いんやと思ったの。これから先ずっと小焼様と一緒。鬼が一緒なら、なんにも怖くないの。優しい鬼がウチを攫ってくれたから、怖いことはないの。
大笑いした吾介さんの胸をバシッと叩く。手がじんじん痛むの。最後に手形を残してやったの。
手を繋いだまま部屋を出て、階段を下り、見世先へ。皆に再び「お達者で」「お元気で」「お幸せに」って声をかけてもらって送り出される。禿達は縋り付くようにずっとついてきた。でも、大門から娑婆に出られへんから、ここでお別れ。もう一度「お達者で」って叫ばれた。
「小焼様、これから何処行くの?」
「養生所に行ってお前の腹を診てもらいます。夏樹にきちんと紹介しますよ。前に『いつか紹介してくれ』と言われてたので」
「うん」
「それから、夕餉は海老つみれ鍋だと伯母が言ってたので楽しみです」
「……急に話を変えんといて欲しいの。ウチ吃驚したやの」
ぐうぅううう。地響きのような音がした。惣仕舞の宴会をしたけど、小焼様は足りてへんみたい。次から次にお酌されてたから酒は飲んでるけど料理は食べてへんのかな。酔ってるから、さっきあんな恥ずかしい台詞言えたやの。饒舌多弁な小焼様はちょっと面白い。
伊織屋さんの横に養生所があった。小焼様は慣れたように奥に進む。ウチも続く。
養生所の中は綺麗に片付いてる。夏樹様は包帯を片付けてた。
「おっ、来たな。おめでとう!」
「ありがとうございますやの」
「髪は結ってないのにツノ飾りはついてんだなぁ。まさしく鬼嫁だ」
「私の妻ですからね」
「はは、お似合いだな。で、『私の妻です』って言いに来ただけじゃないだろ?」
「はい。腹を診てやってください」
「おまえはおれを何科の医者だと思ってんだ? まあ、診るけどよ」
畳敷きの小部屋に入る。着物を脱いで肌を見せるんは慣れてるはずやのに、なんか恥ずかしく感じる。
「ひィ! あッン」
「おおい! 変な声出さないでくれよ」
「ごめんなさい、ァッ」
「夏樹、わざとですか?」
「違うって! ……そんで、腹の子は元気だと思うぞ。おれは産科医じゃねぇから詳しくわからねぇけど」
「いつまで交合して良いですか?」
「さては小焼、おれの話聞いてねぇな! まっ、腹がもっと膨らむまでは良いんじゃねぇかな。でもあんま腹に負担がかかるような体位でやんなよ」
小焼様と夏樹様はウチが着物を整えてる間中話してた。幼馴染やし仲良しなんがちょっと羨ましい。ウチには友達がおらへんから羨ましい。しばらくお話してたら急患が来たから邪魔にならへんように出た。
元来た道を歩いて帰る。大門を通って、仲の町を通って、長屋に辿り着く。
「ここは元々物置にしていたんですが……荷はすっかり運び出されたようですね。歩きやすくなりました」
「あ、これ可愛いの」
「それは母様の形見の品です。良ければ使ってください。母様も喜ぶでしょうから」
ピカピカに光る玉手箱を手に取る。桜の絵柄が可愛いの。櫛も桜が彫られてるの。桜が咲き乱れてる簪もあったの。可愛いやの。
「家の事は徐々に覚えていけば良いでしょう。店の事も奉公人達に聞けば教えてくれるでしょうし」
「はいやの。ウチ、頑張るの」
「あまり頑張らないでください。お前は身重ですし、夏樹に『働き過ぎ』と言われてしまいます」
「うふふ。小焼様こそ働き過ぎやの。これからはもっとウチにかまって欲しいの」
「……そうすることにします」
くちづけを繰り返した。唇を離して見つめ合って笑った。小焼様はちょっとだけ笑ってくれた。これからここにおれるんやの。ウチ、ほんまに小焼様の女房になったんやの。嘘みたい。夢みたい。でも夢やない。ほんまにウチは小焼様に身請けしてもろて、ほんまに女房になった。
小焼様はウチを抱き寄せて帯に手をかける。耳元で「したい」って囁かれたから、ウチは黙って頷く。
小焼様の手がウチの着物の裾を割った瞬間、戸が開いた。
「おーい小焼! 夕餉の支度ができたぞー! って、ありゃ? 父様は邪魔をしたか? おけいをお食事中だったか?」
「っ、ンの馬鹿!」
小焼様はお義父様を追いかけて行ってしもた。ウチは座り込む。仲が良くて羨ましいの。小焼様が戻ってくるまでお留守番しとくの。家族でお夕飯、楽しみやの。
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