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第三十話
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◆◇◆◇◆◇
ふわふわ。まるで浮いてるような感じがするの。とても心地良いの。微睡みの中にいるようで、とっても気持ち良い。でも、とても淋しいの。やっぱり小焼様がいないと淋しい。泣いたらあかんのに、また泣いてしまう。
でも、ここには「泣かないでください」って叱る人はおらへん。「困ります」って困る人もおらへん。
ウチが悪いの……。ウチが悪い子やから悪いの。ウチがもっと良い子なら、きっと小焼様も……。
「景一」
自分で自分を呼ぶ。唇に手を当てて、小焼様の唇の感触を思い出しながら呼ぶ。声をあげて、名前を呼んで、肌に手を滑らせる。刺激に期待して尖った胸の頂を摘まみつつ、ひたい際から空割をなぞって指の腹でさねの皮を剥いて、摘まんで、ぼぼに指を差す。
「あっ、アアッ……! 小焼様ぁッ!」
ぐちゅぐちゅ、水音が大きくなる。気持ち良くって、くじるのを止められない。自分で形が変わるほどに胸を揉みしだいて、硬くしこりを作った頂を捏ねて、引っ張って、弾いてるのに、まるで小焼様にされてるようで腰が浮く。ぼぼを掻き回す手がぐちょぐちょになってきて、自分でしてるのに恥ずかしくて、更に濡れてしまう。お尻にまで蜜が垂れてて、手が蜜でしととに濡れてて、気持ち良い。気持ち良い。もっと、もっとしたい。小焼様、もっとして。もっと。もっと。
「はぅ、あ……もうイク! イクの……ッ! アアアーッ!」
ぷしゃあああ……、湯水のようにあったかい液体が勢いよく噴き出る。ウチは脚を御開帳したまま身体を震わせてた。上手いこと力が入らへん。ふと、首の右側がズキンッてした。それは熱を帯びてて、じわじわ広がり始める。初めての感覚に涙が零れた。泣いたらあかんのに、泣いてしまう。こわい。怖いの。首に手を当てる。ズキズキが大きくなる。熱くって、怖い。
もしかしてこれが――痛いってこと?
気付いたら、もっと痛くなってきた。首が痛い。誰か助けて。助けて欲しいの。
首に触れた手を見たら血がべっとりついてた。血……小焼様の目とお揃いの色……小焼様が……苦手なもの……嫌って言うてたもの……ウチ……小焼様の目の前で……血塗れになってしもたんやった……嫌われてしもた……?
「うわぁああああああん!」
「わっ! 嬢ちゃん驚かさないでくだせぇよ!」
「え……吾介さん……?」
目の前には驚いた顔の吾介さんがおった。
何で……? ウチ……首を剃刀で掻っ切って……そんで……。
「あ痛っ!」
「へ? 嬢ちゃん、痛いって感じるようになったんすか?」
「あうぅ……痛いの……。痛いぃ……」
「そりゃあ、首を掻っ切ったんすから痛いに決まってやすよ。俺、嬢ちゃんの意識が戻ったって、若旦那や夏樹先生に報せに行ってきやすね!」
ウチは首を押さえる。布が巻かれてた。包帯……? 吾介さんは嬉しそうに立ち上がってる。
駄目。何処かに行ってしまうの。
「吾介さん待って」
「何ですかい?」
「ウチ……どのくらい……このままやったん?」
「へい。ざっと五日ぐらいですかねぃ。身体を拭くのも着替えも俺がしてたんで、安心してくだせぇ! あ、あと、これは若旦那に言うなって言われてたんすけど……」
「何やの?」
小焼様が吾介さんに何を口止めしてたんやろ? 聞きたい。でも、ちょっと怖い。もしも、もう来てくれへんとかやったらどうしよ……? でも、吾介さんは笑ってるから違う?
「若旦那ね、嬢ちゃんを見てたら、気が悪くなっちまったようで」
「え」
「嬢ちゃんが眠っている間にも、ぼぼしてやしたよ。しかもたんまり精汁を出してやした」
「小焼様が……そんな……」
ウチは恥ずかしくなって、頬を手で包む。熱くなってる。きっとまた頬が赤くなってしもてるの。
「ま、そんな感じなんで嫌われたとか考えるだけ無駄でさぁ。若旦那は嬢ちゃんの事をきっと好きっすよ」
「でも、小焼様は一度も『好き』って言うてくれたこと無いの」
「いつか言ってくれやすよ。そんじゃ、俺は二人に伝えてきやすね。あ、あと、もちろん錦さんにも伝えておきやす。目が覚めてすぐにそれだけ話せるなら、大丈夫っすね」
「うん……」
吾介さんは嬉しそうに笑いながら駆け足で出て行った。平八さんの怒鳴り声が聞こえてきたから、廊下を走るなって叱られたんやと思う。うふふ。吾介さんらしいの。
ちょっとしてから、足音がばたばた近付いてきた。
「景一! ああ、良かった。目が覚めたんだね!」
「錦姉様。ごめんなさいやの……」
「わっちにも責任があるから良いのさ。良いかい景一? 死んだら元も子も無い。一緒になれるかもわからないもんでありんす。だから、二度とこんな事しちゃいけないよ」
「うん……」
錦姉様はウチをぎゅうっと抱き締めて頭をなでなでしてくれる。胸に埋めてくれて、優しくしてくれる。何にも変わってへん。なぁんにも。
「ああ、良かった。本当に目が覚めてらぁ」
「平八さん……ごめんなさいやの……」
「目が覚めて最初に言うのがそれとは、お前らしいが……あー……あっしからは残念なお知らせでさぁ」
「残念なお知らせってのは何ざんしょ? 小焼坊ちゃまなら吉原にいるだろ?」
「いやすよ。吾介の奴が報せに走ってやす。そうじゃなくって……仕置部屋行きでさぁ」
「どうしてだい? まだ目が覚めたところでありんす。もう少し休ませてやりんしょ」
「そうは言っても、あっしにゃ逆らえないんでさぁ。ほら、景一、行くぞ。……つりつりだ」
平八さんはウチを後ろから抱き上げる。錦姉様がしかめっ面をしながら怒号を飛ばしてる。でも、ウチが悪い子やから仕方ないの。ウチが首を掻っ切るから悪いの。ウチが全部悪いの……。全部ウチの所為やの。
抱え上げられたまま階段を下りる。他の女郎達や下働きの子達やその他諸々がウチを見てひそひそ話をしてる。でも……これも仕方ないの。だって、ウチが悪いの。ウチが悪いからお仕置きされるの。
仕置部屋に投げ入れられる。地面で身体を擦って痛い。ああ、痛いってこんな感覚なんや。今まで何にも感じてなかったから、ちょっぴり嬉しく思って、頬が緩んだ。
「何を笑ってんだ! このキチガイが!」
「ごめんなさいごめんなさい」
「謝れば済むって話じゃねぇんだよ!」
「ごめんなさいっ!」
ウチは顔を上げる。遣手と楼主がおって、見るからに怒ってる。手には手拭いと荒縄を持ってた。楼主はウチを蹴ってから、着物を乱暴に引き剥がして手拭いを轡のように口に食ませる。そんで、遣手はウチの身体を縄で縛る。身体を四つ手に縛り上げられて身動きが全くできへん。その状態で梁へ吊り上げられる。縄がぎゅうぅって、肌に食い込んで痛い。
「んうううんん」
「吊られただけで終わりだと思わないことだね! 二度とあんな事するんじゃないよ! お前には、たっぷり稼いでもらわなきゃいけないんだから!」
「うぅっ!」
「売りしろなした身体だ、そう簡単に自由になれると思わねぇこった!」
二人に竹箆で引っ叩かれて、涙が地面に落ちた。痛い。とても痛い。ヒリヒリする。熱い。痛い。
泣き叫んで謝っても、轡が邪魔して聞き取ってもらえない。五月蠅いと言われて更に叩かれる。あまりの痛さに意識を飛ばしたら、水をかけられて起こされる。何回も繰り返し打たれる。
でも……ウチが悪いからやの。全部ウチの所為やの。ウチが、あんな事せんかったら、こんな折檻もされずに済んだのに。ウチの所為やの。ウチが全部悪いの。
「ふぇっ、んんっ、んぐくう!」
「わっ! ちびってんじゃないよ! きったないね!」
ぱしんっ、ばしんっ。ぴしんっ、びしんっ。乾いた音が響く。漏らした小便が地面に広く拡がっていく。恥ずかしい。痛い。苦しい。意識を何度飛ばしても、何回も起こされる。濡れた縄が身体をキリキリと締めつけてくる。痛い。もう嫌や。嫌や。嫌やの。でもこれもウチが悪い子やから。ウチが悪い事をしたから、ウチが良い子にしてたら、こんな事されんで済んだのに。ウチが悪いの。ウチが全部悪いの。
何度目かわからへん竹箆での責めに、ウチは意識を再び手放した。
ふわふわ。まるで浮いてるような感じがするの。とても心地良いの。微睡みの中にいるようで、とっても気持ち良い。でも、とても淋しいの。やっぱり小焼様がいないと淋しい。泣いたらあかんのに、また泣いてしまう。
でも、ここには「泣かないでください」って叱る人はおらへん。「困ります」って困る人もおらへん。
ウチが悪いの……。ウチが悪い子やから悪いの。ウチがもっと良い子なら、きっと小焼様も……。
「景一」
自分で自分を呼ぶ。唇に手を当てて、小焼様の唇の感触を思い出しながら呼ぶ。声をあげて、名前を呼んで、肌に手を滑らせる。刺激に期待して尖った胸の頂を摘まみつつ、ひたい際から空割をなぞって指の腹でさねの皮を剥いて、摘まんで、ぼぼに指を差す。
「あっ、アアッ……! 小焼様ぁッ!」
ぐちゅぐちゅ、水音が大きくなる。気持ち良くって、くじるのを止められない。自分で形が変わるほどに胸を揉みしだいて、硬くしこりを作った頂を捏ねて、引っ張って、弾いてるのに、まるで小焼様にされてるようで腰が浮く。ぼぼを掻き回す手がぐちょぐちょになってきて、自分でしてるのに恥ずかしくて、更に濡れてしまう。お尻にまで蜜が垂れてて、手が蜜でしととに濡れてて、気持ち良い。気持ち良い。もっと、もっとしたい。小焼様、もっとして。もっと。もっと。
「はぅ、あ……もうイク! イクの……ッ! アアアーッ!」
ぷしゃあああ……、湯水のようにあったかい液体が勢いよく噴き出る。ウチは脚を御開帳したまま身体を震わせてた。上手いこと力が入らへん。ふと、首の右側がズキンッてした。それは熱を帯びてて、じわじわ広がり始める。初めての感覚に涙が零れた。泣いたらあかんのに、泣いてしまう。こわい。怖いの。首に手を当てる。ズキズキが大きくなる。熱くって、怖い。
もしかしてこれが――痛いってこと?
気付いたら、もっと痛くなってきた。首が痛い。誰か助けて。助けて欲しいの。
首に触れた手を見たら血がべっとりついてた。血……小焼様の目とお揃いの色……小焼様が……苦手なもの……嫌って言うてたもの……ウチ……小焼様の目の前で……血塗れになってしもたんやった……嫌われてしもた……?
「うわぁああああああん!」
「わっ! 嬢ちゃん驚かさないでくだせぇよ!」
「え……吾介さん……?」
目の前には驚いた顔の吾介さんがおった。
何で……? ウチ……首を剃刀で掻っ切って……そんで……。
「あ痛っ!」
「へ? 嬢ちゃん、痛いって感じるようになったんすか?」
「あうぅ……痛いの……。痛いぃ……」
「そりゃあ、首を掻っ切ったんすから痛いに決まってやすよ。俺、嬢ちゃんの意識が戻ったって、若旦那や夏樹先生に報せに行ってきやすね!」
ウチは首を押さえる。布が巻かれてた。包帯……? 吾介さんは嬉しそうに立ち上がってる。
駄目。何処かに行ってしまうの。
「吾介さん待って」
「何ですかい?」
「ウチ……どのくらい……このままやったん?」
「へい。ざっと五日ぐらいですかねぃ。身体を拭くのも着替えも俺がしてたんで、安心してくだせぇ! あ、あと、これは若旦那に言うなって言われてたんすけど……」
「何やの?」
小焼様が吾介さんに何を口止めしてたんやろ? 聞きたい。でも、ちょっと怖い。もしも、もう来てくれへんとかやったらどうしよ……? でも、吾介さんは笑ってるから違う?
「若旦那ね、嬢ちゃんを見てたら、気が悪くなっちまったようで」
「え」
「嬢ちゃんが眠っている間にも、ぼぼしてやしたよ。しかもたんまり精汁を出してやした」
「小焼様が……そんな……」
ウチは恥ずかしくなって、頬を手で包む。熱くなってる。きっとまた頬が赤くなってしもてるの。
「ま、そんな感じなんで嫌われたとか考えるだけ無駄でさぁ。若旦那は嬢ちゃんの事をきっと好きっすよ」
「でも、小焼様は一度も『好き』って言うてくれたこと無いの」
「いつか言ってくれやすよ。そんじゃ、俺は二人に伝えてきやすね。あ、あと、もちろん錦さんにも伝えておきやす。目が覚めてすぐにそれだけ話せるなら、大丈夫っすね」
「うん……」
吾介さんは嬉しそうに笑いながら駆け足で出て行った。平八さんの怒鳴り声が聞こえてきたから、廊下を走るなって叱られたんやと思う。うふふ。吾介さんらしいの。
ちょっとしてから、足音がばたばた近付いてきた。
「景一! ああ、良かった。目が覚めたんだね!」
「錦姉様。ごめんなさいやの……」
「わっちにも責任があるから良いのさ。良いかい景一? 死んだら元も子も無い。一緒になれるかもわからないもんでありんす。だから、二度とこんな事しちゃいけないよ」
「うん……」
錦姉様はウチをぎゅうっと抱き締めて頭をなでなでしてくれる。胸に埋めてくれて、優しくしてくれる。何にも変わってへん。なぁんにも。
「ああ、良かった。本当に目が覚めてらぁ」
「平八さん……ごめんなさいやの……」
「目が覚めて最初に言うのがそれとは、お前らしいが……あー……あっしからは残念なお知らせでさぁ」
「残念なお知らせってのは何ざんしょ? 小焼坊ちゃまなら吉原にいるだろ?」
「いやすよ。吾介の奴が報せに走ってやす。そうじゃなくって……仕置部屋行きでさぁ」
「どうしてだい? まだ目が覚めたところでありんす。もう少し休ませてやりんしょ」
「そうは言っても、あっしにゃ逆らえないんでさぁ。ほら、景一、行くぞ。……つりつりだ」
平八さんはウチを後ろから抱き上げる。錦姉様がしかめっ面をしながら怒号を飛ばしてる。でも、ウチが悪い子やから仕方ないの。ウチが首を掻っ切るから悪いの。ウチが全部悪いの……。全部ウチの所為やの。
抱え上げられたまま階段を下りる。他の女郎達や下働きの子達やその他諸々がウチを見てひそひそ話をしてる。でも……これも仕方ないの。だって、ウチが悪いの。ウチが悪いからお仕置きされるの。
仕置部屋に投げ入れられる。地面で身体を擦って痛い。ああ、痛いってこんな感覚なんや。今まで何にも感じてなかったから、ちょっぴり嬉しく思って、頬が緩んだ。
「何を笑ってんだ! このキチガイが!」
「ごめんなさいごめんなさい」
「謝れば済むって話じゃねぇんだよ!」
「ごめんなさいっ!」
ウチは顔を上げる。遣手と楼主がおって、見るからに怒ってる。手には手拭いと荒縄を持ってた。楼主はウチを蹴ってから、着物を乱暴に引き剥がして手拭いを轡のように口に食ませる。そんで、遣手はウチの身体を縄で縛る。身体を四つ手に縛り上げられて身動きが全くできへん。その状態で梁へ吊り上げられる。縄がぎゅうぅって、肌に食い込んで痛い。
「んうううんん」
「吊られただけで終わりだと思わないことだね! 二度とあんな事するんじゃないよ! お前には、たっぷり稼いでもらわなきゃいけないんだから!」
「うぅっ!」
「売りしろなした身体だ、そう簡単に自由になれると思わねぇこった!」
二人に竹箆で引っ叩かれて、涙が地面に落ちた。痛い。とても痛い。ヒリヒリする。熱い。痛い。
泣き叫んで謝っても、轡が邪魔して聞き取ってもらえない。五月蠅いと言われて更に叩かれる。あまりの痛さに意識を飛ばしたら、水をかけられて起こされる。何回も繰り返し打たれる。
でも……ウチが悪いからやの。全部ウチの所為やの。ウチが、あんな事せんかったら、こんな折檻もされずに済んだのに。ウチの所為やの。ウチが全部悪いの。
「ふぇっ、んんっ、んぐくう!」
「わっ! ちびってんじゃないよ! きったないね!」
ぱしんっ、ばしんっ。ぴしんっ、びしんっ。乾いた音が響く。漏らした小便が地面に広く拡がっていく。恥ずかしい。痛い。苦しい。意識を何度飛ばしても、何回も起こされる。濡れた縄が身体をキリキリと締めつけてくる。痛い。もう嫌や。嫌や。嫌やの。でもこれもウチが悪い子やから。ウチが悪い事をしたから、ウチが良い子にしてたら、こんな事されんで済んだのに。ウチが悪いの。ウチが全部悪いの。
何度目かわからへん竹箆での責めに、ウチは意識を再び手放した。
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