恋をしたくない僕とお隣さん

山田

文字の大きさ
40 / 42

第40話報告とお隣さん②

しおりを挟む
すべて話すつもりでここに来たがいざ来るとやはりドキッとするものだ。



「なんか飲む?」

「じゃあ、コーヒーで」

「さっそくだけど単刀直入に聞くね。この旅行で何かあった?」

「なんかありました」

「おお~、何があったのか詳しく聞かせてもろうとしようではないか」

「実はですね」 

「はい」

「す、好きになりました」

「え?なんて?もう一回言って欲しいなぁ~」

「絶対聞こえてたでしょ」

「いや~、聞こえなかったからもっかい」

「私は文也くんの事好きになりました」

「やっとか~、でも好きになったんじゃなくて気持ちの通知をオンにしただけだよ」

「確かに今までは気持ちの通知をオフにしてただけかも」

「で?これからどうするの?」

「どうするのとは?」

「文也が彼女作るつもりが無いからってあっさり諦めるわけじゃないでしょ」

「当たり前じゃん、でも彼の気持ちも考えないといけないから」

「というのは?」

「今告白したら振られるでしょ、だからまずはあの女性不信をなんとかしないと」

「そうだね」



 でも、文也が私以外の女性を部屋にあげてるんだからその問題はもう解決してるような気もするけど……

まぁ、黙っておくとするか



 机の上に置いてあったスマホが振動した。文也くんからのメッセージの通知だった。



「文也が千乃ちゃんをお待ちのようだからそろそろ帰るとしようか」

「そ、そうだね」

「それにしても千乃ちゃんは自分が思っている以上に文也に愛されてるね」



 通知の内容は「今日遅いんですか?迎えに行きましょうか?」私はもちろん迎えに来てほしいと頼んださ。少し経つと文也くんが走ってきた。



「すいません、待たせてしまって」

「ううん、全然大丈夫私が遅くなるって言ってなかったのが悪いし」



 へぇ~、私が思っている以上に2人はいい感じだなぁ~と思いニヤニヤしながら私は帰った。



「今日は何かあったんですか?」

「う、うん今日休んだ人の仕事をやってたの」

「なら、良かったですけど」

「心配してくれたの?かわいいところあるじゃん」

「心配しましたよ」

「えっ?ありがとう」



 心配してくれたのかぁ~、今日あったミスも忘れてしまいそうなくらい嬉しい。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。

甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。 平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは── 学園一の美少女・黒瀬葵。 なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。 冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。 最初はただの勘違いだったはずの関係。 けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。 ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、 焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。

処理中です...