恋をしたくない僕とお隣さん

山田

文字の大きさ
24 / 42

第24話夢とお隣さん

しおりを挟む
僕は目が覚めた。ここはどこだ?鏡の前に立つ自分を見て僕は驚いた。え?えーーー、僕なんで新郎の格好をしてるんだ?



「おお~、文也いい感じじゃん」

「いい感じじゃんじゃないよ。ここはどこ?なんで僕はここにいるの?」

「何を言ってるの?ここは結婚式場であんたがここにいるのは今日結婚をするからでしょ」

「は?僕はずっと女性が苦手で結婚どころか誰とも付き合う気はないよ」

「懐かしいな。昔はそんな事言ってたもんな」

「昔はじゃなくて今もだよ」

「もしかしてまだ寝ぼけてんの?頬つねってやろうか」



 そう言って姉さんは僕の頬をつねってきた。



「痛い痛い」

「やっと起きたか、文也が全然起きないから。ほら帰るよ」



 なんだあれは夢だったのか。それにしても相手は誰だったのだろうか。まぁ、でもあれは夢だからな~、別にあの通りになるとは決まってない。正夢でなければ



 その後僕たちは他愛もない話をしながら歩いているが僕は疑問に思った。



「もしかして姉さん泊まってくの?」

「当たり前じゃん。何のためにあんたの家に着替えとか置いてると思ってんの」

「分かったよ」

「よし、やはり持つべきものは泊めてくれる弟だ。ねえねえ千乃ちゃんも文也の家泊まってかない?」

「え?私が?」

「そうそう」

「家隣だよ」

「ただ一緒に泊まりたいだけ。ねぇお願い」

「まぁ、いいけど文也くんはいいの?」

「いいに決まってるでしょ、ねえ文也いいよね?」



 姉さんの断ったら殺すオーラが凄かった。そうこれは断る訳にはいかない。



「まぁ、いいよ」

「よし、決まり」

「じゃあ、私お風呂とか入って着替えてから行くね」



 そう言っているうちに着いた。



「じゃ、また後で」



 姉さんは部屋に入ると靴を脱ぎっぱなしでいきなり俺のベットに寝っ転がった。ほんとにやめて欲しいものだ。今日の劇ではあんなにかっこよかったの家ではこの有り様か



「姉さん靴揃えてから入ってよ、あと風呂とか入ってからベットに倒れてよ」

「ごめんごめん、でさ文也に聞きたいことがある」

「なんだよ、そんな改まって」

「文也はチノちゃんのこと好き?」

「は?急にどうしたんだよ」

「真面目な回答が欲しい」

 

 これじいちゃんにも聞かれたな。



「嫌いじゃない。それどころか感謝してるし尊敬もしてる。でも、好きかどうかは分からない。今まで人を好きになった事ないし」

「そっかそれが今の答えならそれでいいよ」



 その時ドアが開いた、千乃さんが来た
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

身体の繋がりしかない関係

詩織
恋愛
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。 その後勢いで身体の関係になった。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。

甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。 平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは── 学園一の美少女・黒瀬葵。 なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。 冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。 最初はただの勘違いだったはずの関係。 けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。 ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、 焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...