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クリスマスに予定がある62%
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ミルク「神父さん抱っこして」
神父「よいしょ」
ミルク「もうちょい右」
神父「ここですか」
ミルク「うん。オッケー」
神父「ふう」
イチゴ「抱っこ」
神父「かしこまりました」
イチゴ「こっち」
神父「はい」
イチゴ「ありがとう」
神父「いえいえ」
ココア「あの。上は神父さんに飾ってもらってはいかがでしょうか」
ミルク「だって、せっかく任されたんだもん。このミニツリーは私達だけで自由に飾っていいんだよ」
イチゴ「そうじゃ。神父さんには悪いけど自分達で飾りたい」
神父「どんどん使ってください。私は待機中ですので」
ココア「……だっこ」
神父「よいせ」
ココア「ふらっとしていますよ」
神父「ほほほ。歳のせいでしょうかね」
ココア「無理しないでくださいね」
神父「ええ。先に上を飾り付けてしまいましょう」
イチゴ「じゃあ次はまた、わし」
ミルク「私を抱っこして」
神父「順番に抱っこしてあげますよ。イチゴさん、ミルクさん、ココアさんの順に抱っこしましょう」
イチゴ「わしが一番じゃ!」
ミルク「神父さんに言われたら仕方ないね」
ココア「ありがとうございました」
神父「どういたしまして」
イチゴ「ミルク。赤い玉取って」
ミルク「そこは緑でいいよ。赤ばっかじゃん」
イチゴ「じゃけえ緑にしようか思ったけど、やっぱり赤がええ」
ミルク「変なツリーになっちゃうじゃん」
イチゴ「交代じゃ」
ミルク「私は隙間を緑と青で埋めていくよ。ココアは、そのまま動物の飾りを付けていって」
ココア「分かりました」
ミルク「神父さん。ちょっと動き回ってもらうよ」
神父「任せてください。まだまだ元気です」
ココア「ミルクが上を飾っている間に下の方を飾りましょう」
イチゴ「ええぞ」
ココア「赤はストップ。このお菓子とか箱とか靴下を飾って」
イチゴ「色んな飾りがあるのじゃのう」
神父「最後に、とっておきがありますよ」
ミルク「とっておき?」
神父「次はココアさんどうぞ」
ココア「お願いします」
神父「とっておき。気付きませんか?」
ミルク「うーん」
イチゴ「お菓子くれんのけ!」
神父「いえ、そうではなくてツリーのことです」
ミルク「あ!星がまだだよ!」
イチゴ「何じゃ。それがとっておきか」
ミルク「まあ、とっておきって言うほど特別じゃないよね」
神父「ふっふっふっ」
ココア「よっと。これで、星を残して上は終わりでいいでしょう」
神父「ふっふっふっ」
ココア「星は?」
神父「ふっふっふっ」
イチゴ「あ!隠したな!」
神父「隠していません。しかし、ここに」
ミルク「んー?」
神父「特注のブラウニースターです」
ミルク「わあ……かわいい!」
イチゴ「すげえ!」
ココア「確かにとっておきですね!」
神父「さあ、これを誰が飾りましょう」
イチゴ「ミルク!」
ミルク「え?私でいいの?」
ココア「構いませんよ。ミルクは私達のリーダーです」
ミルク「えへへ。じゃあ私が飾っちゃいます」
神父「おいで」
ミルク「いくよ」
イチゴ「おおー!とっておきじゃ!」
ココア「どのツリーよりも素敵なツリーになりました」
ミルク「神父さんのおかげで最高だよ!ありがとう!」
神父「喜んでもらえて嬉しいです。用意して良かった」
イチゴ「みんなで記念写真撮ってもらおう」
ミルク「いいね!」
イチゴ「カメラの人を呼んでくる!」
ココア「神父さんもご一緒してください」
神父「いい思い出になります」
ミルク「ねえ。今までクリスマスは一人ぼっちだった?」
神父「そ、そんなことないですよ。教会のクリスマス会がありますので」
ココア「それイベントじゃないですか」
ミルク「あーあ」
神父「あーあ」
ミルク「今年は私達がいるから」
ココア「寂しくないですよ」
神父「うん」
神父「よいしょ」
ミルク「もうちょい右」
神父「ここですか」
ミルク「うん。オッケー」
神父「ふう」
イチゴ「抱っこ」
神父「かしこまりました」
イチゴ「こっち」
神父「はい」
イチゴ「ありがとう」
神父「いえいえ」
ココア「あの。上は神父さんに飾ってもらってはいかがでしょうか」
ミルク「だって、せっかく任されたんだもん。このミニツリーは私達だけで自由に飾っていいんだよ」
イチゴ「そうじゃ。神父さんには悪いけど自分達で飾りたい」
神父「どんどん使ってください。私は待機中ですので」
ココア「……だっこ」
神父「よいせ」
ココア「ふらっとしていますよ」
神父「ほほほ。歳のせいでしょうかね」
ココア「無理しないでくださいね」
神父「ええ。先に上を飾り付けてしまいましょう」
イチゴ「じゃあ次はまた、わし」
ミルク「私を抱っこして」
神父「順番に抱っこしてあげますよ。イチゴさん、ミルクさん、ココアさんの順に抱っこしましょう」
イチゴ「わしが一番じゃ!」
ミルク「神父さんに言われたら仕方ないね」
ココア「ありがとうございました」
神父「どういたしまして」
イチゴ「ミルク。赤い玉取って」
ミルク「そこは緑でいいよ。赤ばっかじゃん」
イチゴ「じゃけえ緑にしようか思ったけど、やっぱり赤がええ」
ミルク「変なツリーになっちゃうじゃん」
イチゴ「交代じゃ」
ミルク「私は隙間を緑と青で埋めていくよ。ココアは、そのまま動物の飾りを付けていって」
ココア「分かりました」
ミルク「神父さん。ちょっと動き回ってもらうよ」
神父「任せてください。まだまだ元気です」
ココア「ミルクが上を飾っている間に下の方を飾りましょう」
イチゴ「ええぞ」
ココア「赤はストップ。このお菓子とか箱とか靴下を飾って」
イチゴ「色んな飾りがあるのじゃのう」
神父「最後に、とっておきがありますよ」
ミルク「とっておき?」
神父「次はココアさんどうぞ」
ココア「お願いします」
神父「とっておき。気付きませんか?」
ミルク「うーん」
イチゴ「お菓子くれんのけ!」
神父「いえ、そうではなくてツリーのことです」
ミルク「あ!星がまだだよ!」
イチゴ「何じゃ。それがとっておきか」
ミルク「まあ、とっておきって言うほど特別じゃないよね」
神父「ふっふっふっ」
ココア「よっと。これで、星を残して上は終わりでいいでしょう」
神父「ふっふっふっ」
ココア「星は?」
神父「ふっふっふっ」
イチゴ「あ!隠したな!」
神父「隠していません。しかし、ここに」
ミルク「んー?」
神父「特注のブラウニースターです」
ミルク「わあ……かわいい!」
イチゴ「すげえ!」
ココア「確かにとっておきですね!」
神父「さあ、これを誰が飾りましょう」
イチゴ「ミルク!」
ミルク「え?私でいいの?」
ココア「構いませんよ。ミルクは私達のリーダーです」
ミルク「えへへ。じゃあ私が飾っちゃいます」
神父「おいで」
ミルク「いくよ」
イチゴ「おおー!とっておきじゃ!」
ココア「どのツリーよりも素敵なツリーになりました」
ミルク「神父さんのおかげで最高だよ!ありがとう!」
神父「喜んでもらえて嬉しいです。用意して良かった」
イチゴ「みんなで記念写真撮ってもらおう」
ミルク「いいね!」
イチゴ「カメラの人を呼んでくる!」
ココア「神父さんもご一緒してください」
神父「いい思い出になります」
ミルク「ねえ。今までクリスマスは一人ぼっちだった?」
神父「そ、そんなことないですよ。教会のクリスマス会がありますので」
ココア「それイベントじゃないですか」
ミルク「あーあ」
神父「あーあ」
ミルク「今年は私達がいるから」
ココア「寂しくないですよ」
神父「うん」
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