今日イチゴ明日ミルク明後日ココア

旭ガ丘ひつじ

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(--、)ヾ(^^ )(`´)

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ミルク「ぜんぶ美味しかった!」

ココア「ええ。どれも絶品でした」

マミー「ありがとう。喜んでくれて、わしは嬉しい」

イチゴ「ふーお腹いっぱい」

ミシェル「そうそうイチゴっち。街メンバリ心配してんよ」

イチゴ「うん。ごめんなさい」

ミシェル「無理はしてない?」

イチゴ「ノンストレス。二人がいるからね」

ミシェル「ならエールどしどしあげちゃうーちゅちゅー」

イチゴ「くすぐったいよ。て、ほっぺに口紅付くでしょう。ほらーもう」

ミシェル「めんごす」

マミー「どうじゃ。イチゴちゃんは迷惑かけとらんか?」

ミルク「うん。全然」

ココア「危なっかしいところはありますけど」

マミー「イチゴちゃんは体が先に動くタイプじゃけえ。悪いけど二人が面倒よう見てやってくれ」

ミルク「おっけーかしこまリング」

ミシェル「揚げ海苔じゃん」

ミルク「ノリノリだよ」

ココア「ちょーうざいんですけど」

マミー「ははは!この子は素直じゃ!」

ミルク「揚げ海苔冷めちゃうんですけどー」

ミシェル「レンチンプリーズ」

ココア「わけわかめこんぶのり」

ミルク「いいじゃん!」

ミシェル「それウケんだけど!これから使わせて貰うね!」

ココア「えー」

イチゴ「分かってきたね」

ココア「適当に言ってみただけです」

イチゴ「センスあるよ」

ミシェル「ねーねーイチゴっちは剣士じゃん?アンデットをスライスしたらグロ系じゃね?大丈夫なん?」

イチゴ「チョベリバ。でも義理人情が大切だからファイティンだよ」

マミー「へえ。イチゴちゃんの口から義理人情を聞けるとはのう」

イチゴ「私達がアンデットみんなを成仏させてあげるの」

ミシェル「優しい!やっぱイチゴっちはヒーリング系だわ」

イチゴ「そうだ。私ね、超能力が使えるようになったんだよ」

ミシェル「それマジ!」

イチゴ「瞬間移動が出来るんだよ。見ててね」

マミー「……ん?」

イチゴ「あれ、おっかしいなー」

ミルク「強化魔法がないと無理なんじゃないの」

イチゴ「そういうことか。ココアお願い」

ココア「本は置いてきました」

イチゴ「ちぇ。二人に見せたかったのに」

ミシェル「ドンマイ。また今度見せてもらうよ。そん時は見逃さないようバリ目薬さすから」

マミー「ココアちゃんは魔法使いけ」

ココア「ええ。ファミリアだって召喚出来ます」

マミー「ほおーファミリアを。どんな?」

ココア「え……ああーそれは……その」

イチゴ「ウンコドラゴンだよ」

マミー「ウンコ?」

ミシェル「はは!マジウケるー!」

ココア「やめて!恥ずかしい!」

イチゴ「これ写真」

ミシェル「やっばい!笑い過ぎて腹がディスコだわ!」

マミー「本当にウンコみたいじゃの」

ミルク「ブラウニーの匂いがするから、名前はブラウニーなんだよ」

ミシェル「センス大統領っしょ。ブラウニーよく見たらバリキモカワじゃん。フォトプリーズ」

イチゴ「いいよ」

ココア「やめて!広まったらどうするの!」

ミシェル「いいじゃん。最高のマスコットキャラクターだって。いや、ゆるキャラ?」

ココア「どっちでもいいです。とにかく広めないでください」

ミシェル「オッケー。約束の小指ハグしよ」

ココア「指切りでしょう」

イチゴ「指切ったら痛いし愛がない」

ミシェル「だよねー!だからハグすんの」

ココア「香水の匂いが服に付いてしまいますので、やめて、ください」

ミシェル「香水のこと教えてあげよっか?」

マミー「まだ早いじゃろう」

ミシェル「だよね。で、ミルクっちは?」

ミルク「はえ?」

マミー「おまんらのテンションとマシンガントークに疲れてきたみたいじゃ」

ミルク「まだまだ平気だもん!」

イチゴ「ミルクはね。バンバン撃って助けてくれるよ」

マミー「チャカはあかん」

ミルク「チャカ?」

ミシェル「チャカより釈迦でしょ。子供がバンバン撃っちゃノンノン」

イチゴ「危なくないよ。ビームみたいだし」

ミシェル「だってさ」

マミー「まあ、実弾じゃなけりゃええかも知れんけど、扱いには気を付けなあかんぞ。刃物なんかよりよっぽど危ないけえ」

ミルク「うん。分かった」

マミー「おまんらに言っておく。金よりも愛を大事にすること。ええね」

ココア「でも、お金がないと生きていけません」

イチゴ「そうだね。私のお父さんとお母さんもよく、お金お金お金、お金のことばっかり言って喧嘩してる。愛がないのかな」

マミー「そんなことない!金よりも愛を選んで、イチゴちゃん、おまんが生まれたんじゃ。おまんが愛されちょるんは、このわしにもよう分かっとる」

イチゴ「良かった」

マミー「とにかく。いくら金の為とは言え、あんまし危ないことしたらあかんぞ」

ミルク「いつもやってる」

マミー「こらイチゴ!」

イチゴ「違うよ!私のせいじゃないよ!」

ココア「ほとんどイチゴです」

イチゴ「ココアだって最近はたくさんお金貰える仕事を考えてるじゃない」

ココア「それは三人で分けるから仕方ないことで」

イチゴ「私だってそうだよ。怖いって何回も言ってるでしょう」

ココア「けど、怖いことを楽しんでいるじゃないですか」

イチゴ「怖いことが楽しいわけないでしょう。私は二人と冒険するのが楽しいの」

ココア「それが危険だって」

イチゴ「ココアも喜んで賛成してるくせに!いつも人のせいにして文句ばっかり!」

ココア「はあ?いつ?私はイチゴと違ってちゃんとあれこれ考えていますけど?」

ミルク「えええいいああ!!」

イチゴ「泣かない泣かない。仲直りするから」

ミルク「じゃ、仲直りのちゅーして」

イチゴ「は?」

ココア「え?」

ミルク「イチゴとココアで仲直りのちゅーして」

ココア「いきなり何をバカなこと言い出すのですか」

ミルク「ほっぺに、ふふ、ちゅーして」

ココア「今ちょっと笑いましたね。ふざけないでください」

ミシェル「キース!キース!キース!」

ココア「うるさい」

イチゴ「仕方ないなあ」

ココア「やる気になるな」

イチゴ「ちゅーしないと終われないよ」

ココア「バカ。バーカバーカ」

イチゴ「ちゅ!」

ミルク「ひゅーひゅー」

ミシェル「次はココアっち!それいってみよう!愛して愛されてとことん愛して!キース!キース!仲直りのキッス!」

イチゴ「恥ずかしいから早くして。ぽっぽにほら」

ココア「……ちゅ」

ミルク「きゃあ!ラブラブじゃーん!」

ココア「ミルク後で覚えといて」

ミルク「やだーちょーこわい」

イチゴ「ねえーやな感じー」

マミー「仲ええのう。安心した」

ミシェル「せっかくだし、みんなで記念写真バチ撮らね?」

イチゴ「うぇーい!」

ミシェル「カモンカモン。うーいポジションおっけ。撮っちゃうよー」

ミルク「ココアも空気読んでね」

ミシェル「せーの」

ココア「バリアゲー!」

イチゴ「くふふ」

ココア「ちょっと!私だけじゃないですか!」

ミシェル「見て。このエンジェルスマイル。エンジェルのミシェルも顔負け」

マミー「楽しそうでええ。また、三人でお店においでね」

イチゴ「うん!また来るね!」

マミー「街は故郷で店は家。おまんが好くなら、ここらも帰るところじゃと覚えておれ。わしらはいつでも迎えてやるけ」

イチゴ「じゃあ今度から、ただいま、て言うよ」

マミー「それでええ。おまんが行ってしまう時は」

イチゴ「いってらっしゃい、て言ってね」

マミー「言ってやる。何回でも。じゃけえ、いつでも帰って来い。困ったときは助けてやるし、金がないときは飯を食わせちゃる」

イチゴ「ありがとう」

マミー「人情じゃ。わしらはそうやって生きてきた。義理は気にするな」

イチゴ「マミー、泣いてる?」

マミー「阿呆。わしは余所様の子の心配して泣くほどお節介焼きなババアじゃねえ」

ミシェル「ただのババアだって」

イチゴ「くふふ」

マミー「こらミシェル!」

ミシェル「あーいめんごーす」

イチゴ「どう?楽しいでしょう?」
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