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黒魔の術師
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ミルク「エスカルゴ工場じゃん!」
ココア「しっ!」
イチゴ「映画で見たことあるやつじゃ」
ココア「大きなカプセルに巨大なカタツムリの殻が入っています。これは動かぬ証拠となるでしょう」
イチゴ「写真を撮るぞ」
ミルク「近付きたくない」
ココア「近付かなくて結構です。離れてください」
イチゴ「ちぇ」
ミルク「この巨大な殻に入ってるのは生きたカタツムリなのかな?」
イチゴ「アンデットなら一回は死んでおる」
ミルク「ややこしいね」
ココア「撮り終わりました」
イチゴ「なら、次は記念写真じゃ」
ココア「撮りません」
イチゴ「写真は後で貰えるけ、ええじゃろう」
ココア「子供だから許してくれますけど、このカメラは仕事用だから本当は遊びに使ってはいけません」
ミルク「じゃ、私のスマホで撮ろう」
イチゴ「ココア、こっち来い」
ココア「こんな気持ち悪いのと記念写真なんて嫌ですよ」
ミルク「仕方ないじゃん」
ココア「撮るなら外で撮りましょう」
ミルク「それもそうだね」
イチゴ「カタツムリと撮りたい」
ミルク「何そのこだわり。一枚くらいならいいけど」
ココア「えー」
イチゴ「ほら集まるぞ」
ミルク「斜め下から撮ろうか」
イチゴ「いぇーい」
ココア「はい、おしまい」
イチゴ「わし半目じゃけ、もう一枚」
ココア「勘弁してください」
ミルク「いくよ。さん、に、え」
イチゴ「カタツムリが顔を出した!はよ撮れ!チャンスじゃ!」
ミルク「さん、に、いち」
ココア「ヤバくないですか?」
ミルク「うん。逃げよう」
蓬「子供がここで何してる」
ミルク「あ」
蓬「まさかな。お前らがユーエフオーに乗ってやって来た教会のファミリーか?」
イチゴ「そうじゃ。イチゴミルクココアじゃ」
ココア「バカ!」
蓬「自己紹介ありがとう。俺は昴星蓬だ。よろしく」
イチゴ「わしは切り込み隊長、今日イチゴじゃ。よろしく」
ミルク「ちょっと、仲良くしないで」
イチゴ「よもぎさんは、ええ人みたいじゃぞ」
ミルク「騙されないで。きっと黒魔術師だよ」
蓬「その通り」
ミルク「ほら。黒い服着てるもん」
イチゴ「わしは騙されたのか……」
蓬「おいチビ。逃げようと企んでも無駄だぜ」
ココア「ち、別に逃げるつもりはありません。私は貴方を倒すつもりです」
蓬「それは無理だろう。ここには黒魔術師がまだまだいる。生きては帰れないと思うぜ」
ミルク「えええいいああ!!」
蓬「こら!泣くな!」
ココア「貴方が泣かせたのですよ」
蓬「奴らが集まってくるだろう!そしたらどうすんだ!」
イチゴ「どうするリーダー」
ミルク「くすん、生きて帰れないって」
玄米「待てい!」
ココア「仲間が来ちゃいました」
イチゴ「や……あのオヤジは正義の味方かも知れん」
玄米「俺は半神星団のボス、タイガー玄米だ」
ミルク「絶対悪者じゃん!ボスって言ったもん!」
ココア「とうとう絶体絶命の大ピンチですね」
蓬「いいや。そうでもねえ」
玄米「騒がしいと思ったら蓬、若造がよくやった」
蓬「悪いけど話してる余裕ないんだボス」
玄米「おや?なぜエスカルボムが動いている」
蓬「つまり、そういうことだ」
玄米「貴様!起動させたのか!」
蓬「その通りだボス。あと五分もしないうちに、ここは木っ端微塵て訳だ」
ミルク「それってヤバくない?」
イチゴ「わしらも木っ端微塵じゃ」
ミルク「えええいいああ!!」
玄米「うるさいぞ子供!」
ミルク「ごめんなさい」
玄米「裏切ったな蓬」
蓬「ああ、裏切った」
玄米「我々は裏切り者を決して許さない。近いうちに仲間が貴様をズタズタにしてアンデットに変えるだろう。裏切り者の居場所など、この世界にないことを思い知るがいい」
蓬「たとえアンデットにされても俺は従わないと覚えておきな」
玄米「最後まで生意気な若造だ」
蓬「あばよボス。今まで世話になった。嘘なしで感謝してるぜ」
玄米「あと何分だ」
蓬「三分切った。あ、子供達がいねえ!」
玄米「逃げるぞ!」
蓬「間に合わねえ!」
玄米「諦めるな!貴様は我々が必ず殺す!」
蓬「だから話してる暇ないって!」
玄米「行け!止まらず走れ!」
蓬「うおおお!絶対に生き延びてやるぜ!」
ココア「しっ!」
イチゴ「映画で見たことあるやつじゃ」
ココア「大きなカプセルに巨大なカタツムリの殻が入っています。これは動かぬ証拠となるでしょう」
イチゴ「写真を撮るぞ」
ミルク「近付きたくない」
ココア「近付かなくて結構です。離れてください」
イチゴ「ちぇ」
ミルク「この巨大な殻に入ってるのは生きたカタツムリなのかな?」
イチゴ「アンデットなら一回は死んでおる」
ミルク「ややこしいね」
ココア「撮り終わりました」
イチゴ「なら、次は記念写真じゃ」
ココア「撮りません」
イチゴ「写真は後で貰えるけ、ええじゃろう」
ココア「子供だから許してくれますけど、このカメラは仕事用だから本当は遊びに使ってはいけません」
ミルク「じゃ、私のスマホで撮ろう」
イチゴ「ココア、こっち来い」
ココア「こんな気持ち悪いのと記念写真なんて嫌ですよ」
ミルク「仕方ないじゃん」
ココア「撮るなら外で撮りましょう」
ミルク「それもそうだね」
イチゴ「カタツムリと撮りたい」
ミルク「何そのこだわり。一枚くらいならいいけど」
ココア「えー」
イチゴ「ほら集まるぞ」
ミルク「斜め下から撮ろうか」
イチゴ「いぇーい」
ココア「はい、おしまい」
イチゴ「わし半目じゃけ、もう一枚」
ココア「勘弁してください」
ミルク「いくよ。さん、に、え」
イチゴ「カタツムリが顔を出した!はよ撮れ!チャンスじゃ!」
ミルク「さん、に、いち」
ココア「ヤバくないですか?」
ミルク「うん。逃げよう」
蓬「子供がここで何してる」
ミルク「あ」
蓬「まさかな。お前らがユーエフオーに乗ってやって来た教会のファミリーか?」
イチゴ「そうじゃ。イチゴミルクココアじゃ」
ココア「バカ!」
蓬「自己紹介ありがとう。俺は昴星蓬だ。よろしく」
イチゴ「わしは切り込み隊長、今日イチゴじゃ。よろしく」
ミルク「ちょっと、仲良くしないで」
イチゴ「よもぎさんは、ええ人みたいじゃぞ」
ミルク「騙されないで。きっと黒魔術師だよ」
蓬「その通り」
ミルク「ほら。黒い服着てるもん」
イチゴ「わしは騙されたのか……」
蓬「おいチビ。逃げようと企んでも無駄だぜ」
ココア「ち、別に逃げるつもりはありません。私は貴方を倒すつもりです」
蓬「それは無理だろう。ここには黒魔術師がまだまだいる。生きては帰れないと思うぜ」
ミルク「えええいいああ!!」
蓬「こら!泣くな!」
ココア「貴方が泣かせたのですよ」
蓬「奴らが集まってくるだろう!そしたらどうすんだ!」
イチゴ「どうするリーダー」
ミルク「くすん、生きて帰れないって」
玄米「待てい!」
ココア「仲間が来ちゃいました」
イチゴ「や……あのオヤジは正義の味方かも知れん」
玄米「俺は半神星団のボス、タイガー玄米だ」
ミルク「絶対悪者じゃん!ボスって言ったもん!」
ココア「とうとう絶体絶命の大ピンチですね」
蓬「いいや。そうでもねえ」
玄米「騒がしいと思ったら蓬、若造がよくやった」
蓬「悪いけど話してる余裕ないんだボス」
玄米「おや?なぜエスカルボムが動いている」
蓬「つまり、そういうことだ」
玄米「貴様!起動させたのか!」
蓬「その通りだボス。あと五分もしないうちに、ここは木っ端微塵て訳だ」
ミルク「それってヤバくない?」
イチゴ「わしらも木っ端微塵じゃ」
ミルク「えええいいああ!!」
玄米「うるさいぞ子供!」
ミルク「ごめんなさい」
玄米「裏切ったな蓬」
蓬「ああ、裏切った」
玄米「我々は裏切り者を決して許さない。近いうちに仲間が貴様をズタズタにしてアンデットに変えるだろう。裏切り者の居場所など、この世界にないことを思い知るがいい」
蓬「たとえアンデットにされても俺は従わないと覚えておきな」
玄米「最後まで生意気な若造だ」
蓬「あばよボス。今まで世話になった。嘘なしで感謝してるぜ」
玄米「あと何分だ」
蓬「三分切った。あ、子供達がいねえ!」
玄米「逃げるぞ!」
蓬「間に合わねえ!」
玄米「諦めるな!貴様は我々が必ず殺す!」
蓬「だから話してる暇ないって!」
玄米「行け!止まらず走れ!」
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