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未成熟の果実
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カルポス「畑仕事で疲れた?」
ココア「とても疲れました」
カルポス「二人は元気にまた海で遊んでるよ」
ココア「あの二人と私は性格が違いますので」
カルポス「海の臭いが苦手らしいね」
ココア「はい。海臭く土臭く、早くお風呂に入りたいです」
カルポス「なら、お風呂に入って家でゆっくりしていてくれても良かったのに」
ココア「甘えちゃダメなのです。お手伝いをしっかりしなきゃ」
カルポス「偉いよほんと。後で二人に内緒で、パフェを食べて帰ろう」
ココア「パフェ!」
カルポス「遠慮せずに、こういうところは甘えてくれていいのよ。子供が甘えてくれなきゃ、大人は寂しい」
ココア「分かりました!甘えさせて頂きます!」
カルポス「よし!」
ココア「私がカートを押します」
カルポス「張り切るね。それじゃあ、せっかくだからお願いしちゃおうかしら」
ココア「任せてください」
カルポス「買い物はすぐ済むからね」
ココア「ええ。それにしても、大きなスーパーマーケットですね」
カルポス「私達はみんな畑を持っていて、食料品は基本的に自給自足なの。でも、日用品は作れないから」
ココア「工場がないのですか?」
カルポス「武器工場くらいしか。ここにあるのは船で運んでもらった輸入品よ」
ココア「スーパーはここだけ?」
カルポス「うん。あなた達と違って、この島の人達は昔とほとんど変わらない生活を送っているのよ。太陽電池塗料とか最先端の技術も取り入れているけれど」
ココア「私、畑を見たのは初めてでした」
カルポス「そっちは基本的に、幾らかの魚介類を除いて、ロボットが野菜も肉も作ってくれるもんね」
ココア「人工知能によるオートメーションです」
カルポス「悪いことじゃないけど、やっぱり自分達で作る野菜や果物は最高よ」
ココア「美味しかったです。楽園と呼ばれるに相応しい、本当に素敵なところだと感じました」
カルポス「ありがとう」
ココア「たくさん勉強して、いつかガーデニングをしてみようと思います」
カルポス「是非そうしなさい。植物から命を学ぶことは大切よ」
ココア「命を……そうですね」
カルポス「アンデットを倒すことをどう思う?」
ココア「え?」
カルポス「あなた達は何匹か倒してきたんでしょう」
ココア「はい、そうですね。まず可哀想だと思いました。動物さんも鳥さんも虫さんも……人も」
カルポス「人型のアンデットとも戦ったのね」
ココア「私は恥ずかしながら、まだ、勇気がなくて。でも二人は勇気があって、優しくて、成仏させてあげるために立派に戦いました」
カルポス「いい根性してるよ。大人も顔負けね」
ココア「また出会うことがあれば、今度は私も躊躇うことなく戦うつもりです」
カルポス「出来る?」
ココア「死ぬことが出来なくて苦しんでいるのなら、私だって楽にしてあげたいです」
カルポス「いい心掛け。迷っても、挫けるんじゃないよ」
ココア「はい」
カルポス「確か、あなたは魔法が使えたよね」
ココア「訓練しましたので」
カルポス「ファミリアを召喚できるなら才能あるよ。魔法は精神エネルギーだから、精神をしっかり鍛えなさい」
ココア「それは、どうすればいいのでしょうか?」
カルポス「とにかくたくさん経験を重ねること。アンデットとの戦いは特に効果的。危険と向き合うと感情の起伏が激しくなるし、誰かと助け合うことで精神エネルギーは高まってグングン成長する」
ココア「なるほど」
カルポス「超能力はある?」
ココア「まだです」
カルポス「超能力というのは感覚的なもので、とても難解な力。覚醒しても自身の超能力が何か分からないままの人もたくさんいる」
ココア「では、もしかしたら私も?」
カルポス「そうね。先に魔法を習得したら超能力が隠れちゃうこともある」
ココア「そうなのですか」
カルポス「制限される超能力と違って、魔法には無限の可能性があるから。そこまで超能力を気にしたり拘らなくてもいいよ」
ココア「魔法の方が、やっぱり凄いのですか?」
カルポス「もちろん。超能力を脳内チップで引き出して、応用して、強化した力。それを魔法と呼ぶの」
ココア「脳内チップ?」
カルポス「脳内チップは名前の通り脳に埋め込まれたチップのことよ。それは、現在ではとても貴重なもので、一般的に手に入れることはほぼ不可能。政府の人を除いて、教会の人か軍の人しか手に入れることが出来ない」
ココア「私のお母さんが軍の人です」
カルポス「お母さんは、あなたが赤ん坊の頃に埋めたのね」
ココア「……脳に」
カルポス「怖がることなんてない。結果的にあなた自身を、そしてファミリーを守る力になっているんだから。お母さんに感謝しなきゃ」
ココア「複雑な気持ちです」
カルポス「気にしないの。私はあなたの才能が熟すのを楽しみにしているから。誰かの為にも自分の為にも、努力を直向きに続けなさい」
ココア「はい!頑張ります!」
カルポス「私のことはいつでも頼っていいからね」
ココア「ありがとうございます。その、カルポスさんは悪魔と呼ばれているみたいですけど、尊敬するくらい善い人だと私は思います」
カルポス「大げさね。そんなことない。私は女相手には嘘つく性格の悪い嫌な悪魔よ。あ、現在なら魔女の方が似合うかも」
ココア「今までの話は嘘なのですか?」
カルポス「いいえ。言葉に嘘はない」
ココア「良かった。もし、あなたが悪者なら困りました」
カルポス「そうだとしたら戦う?」
ココア「無理、絶対に勝てません。神父さんにお任せします」
カルポス「彼は、あなたより弱いよ」
ココア「ヒューマンでも、たとえ超能力が使えなくても、きっとヒューメイリアンより強いことだってあります」
カルポス「そうね。でも、それでもどうしようもなく弱いから、これからを生きるためにも人間はもっと進化しなきゃならない」
ココア「よく分かりませんが、神父さんはやる時はやると思います」
カルポス「あなたは神父さんが好きなのね」
ココア「ふん、別に。お世話になっているから味方になってあげているだけです」
カルポス「じゃあ、私もあなたをたくさんお世話しなきゃならないのね」
ココア「まずはパフェです!」
カルポス「ではレジに急げ」
ココア「承知しました!」
カルポス「おほほ。人に気を付けて」
ココア「走るのはマナー違反ですからね。早歩きします」
カルポス「お利口さん。孫に欲しいくらいよ」
ココア「えへへ。それは照れちゃいます」
ココア「とても疲れました」
カルポス「二人は元気にまた海で遊んでるよ」
ココア「あの二人と私は性格が違いますので」
カルポス「海の臭いが苦手らしいね」
ココア「はい。海臭く土臭く、早くお風呂に入りたいです」
カルポス「なら、お風呂に入って家でゆっくりしていてくれても良かったのに」
ココア「甘えちゃダメなのです。お手伝いをしっかりしなきゃ」
カルポス「偉いよほんと。後で二人に内緒で、パフェを食べて帰ろう」
ココア「パフェ!」
カルポス「遠慮せずに、こういうところは甘えてくれていいのよ。子供が甘えてくれなきゃ、大人は寂しい」
ココア「分かりました!甘えさせて頂きます!」
カルポス「よし!」
ココア「私がカートを押します」
カルポス「張り切るね。それじゃあ、せっかくだからお願いしちゃおうかしら」
ココア「任せてください」
カルポス「買い物はすぐ済むからね」
ココア「ええ。それにしても、大きなスーパーマーケットですね」
カルポス「私達はみんな畑を持っていて、食料品は基本的に自給自足なの。でも、日用品は作れないから」
ココア「工場がないのですか?」
カルポス「武器工場くらいしか。ここにあるのは船で運んでもらった輸入品よ」
ココア「スーパーはここだけ?」
カルポス「うん。あなた達と違って、この島の人達は昔とほとんど変わらない生活を送っているのよ。太陽電池塗料とか最先端の技術も取り入れているけれど」
ココア「私、畑を見たのは初めてでした」
カルポス「そっちは基本的に、幾らかの魚介類を除いて、ロボットが野菜も肉も作ってくれるもんね」
ココア「人工知能によるオートメーションです」
カルポス「悪いことじゃないけど、やっぱり自分達で作る野菜や果物は最高よ」
ココア「美味しかったです。楽園と呼ばれるに相応しい、本当に素敵なところだと感じました」
カルポス「ありがとう」
ココア「たくさん勉強して、いつかガーデニングをしてみようと思います」
カルポス「是非そうしなさい。植物から命を学ぶことは大切よ」
ココア「命を……そうですね」
カルポス「アンデットを倒すことをどう思う?」
ココア「え?」
カルポス「あなた達は何匹か倒してきたんでしょう」
ココア「はい、そうですね。まず可哀想だと思いました。動物さんも鳥さんも虫さんも……人も」
カルポス「人型のアンデットとも戦ったのね」
ココア「私は恥ずかしながら、まだ、勇気がなくて。でも二人は勇気があって、優しくて、成仏させてあげるために立派に戦いました」
カルポス「いい根性してるよ。大人も顔負けね」
ココア「また出会うことがあれば、今度は私も躊躇うことなく戦うつもりです」
カルポス「出来る?」
ココア「死ぬことが出来なくて苦しんでいるのなら、私だって楽にしてあげたいです」
カルポス「いい心掛け。迷っても、挫けるんじゃないよ」
ココア「はい」
カルポス「確か、あなたは魔法が使えたよね」
ココア「訓練しましたので」
カルポス「ファミリアを召喚できるなら才能あるよ。魔法は精神エネルギーだから、精神をしっかり鍛えなさい」
ココア「それは、どうすればいいのでしょうか?」
カルポス「とにかくたくさん経験を重ねること。アンデットとの戦いは特に効果的。危険と向き合うと感情の起伏が激しくなるし、誰かと助け合うことで精神エネルギーは高まってグングン成長する」
ココア「なるほど」
カルポス「超能力はある?」
ココア「まだです」
カルポス「超能力というのは感覚的なもので、とても難解な力。覚醒しても自身の超能力が何か分からないままの人もたくさんいる」
ココア「では、もしかしたら私も?」
カルポス「そうね。先に魔法を習得したら超能力が隠れちゃうこともある」
ココア「そうなのですか」
カルポス「制限される超能力と違って、魔法には無限の可能性があるから。そこまで超能力を気にしたり拘らなくてもいいよ」
ココア「魔法の方が、やっぱり凄いのですか?」
カルポス「もちろん。超能力を脳内チップで引き出して、応用して、強化した力。それを魔法と呼ぶの」
ココア「脳内チップ?」
カルポス「脳内チップは名前の通り脳に埋め込まれたチップのことよ。それは、現在ではとても貴重なもので、一般的に手に入れることはほぼ不可能。政府の人を除いて、教会の人か軍の人しか手に入れることが出来ない」
ココア「私のお母さんが軍の人です」
カルポス「お母さんは、あなたが赤ん坊の頃に埋めたのね」
ココア「……脳に」
カルポス「怖がることなんてない。結果的にあなた自身を、そしてファミリーを守る力になっているんだから。お母さんに感謝しなきゃ」
ココア「複雑な気持ちです」
カルポス「気にしないの。私はあなたの才能が熟すのを楽しみにしているから。誰かの為にも自分の為にも、努力を直向きに続けなさい」
ココア「はい!頑張ります!」
カルポス「私のことはいつでも頼っていいからね」
ココア「ありがとうございます。その、カルポスさんは悪魔と呼ばれているみたいですけど、尊敬するくらい善い人だと私は思います」
カルポス「大げさね。そんなことない。私は女相手には嘘つく性格の悪い嫌な悪魔よ。あ、現在なら魔女の方が似合うかも」
ココア「今までの話は嘘なのですか?」
カルポス「いいえ。言葉に嘘はない」
ココア「良かった。もし、あなたが悪者なら困りました」
カルポス「そうだとしたら戦う?」
ココア「無理、絶対に勝てません。神父さんにお任せします」
カルポス「彼は、あなたより弱いよ」
ココア「ヒューマンでも、たとえ超能力が使えなくても、きっとヒューメイリアンより強いことだってあります」
カルポス「そうね。でも、それでもどうしようもなく弱いから、これからを生きるためにも人間はもっと進化しなきゃならない」
ココア「よく分かりませんが、神父さんはやる時はやると思います」
カルポス「あなたは神父さんが好きなのね」
ココア「ふん、別に。お世話になっているから味方になってあげているだけです」
カルポス「じゃあ、私もあなたをたくさんお世話しなきゃならないのね」
ココア「まずはパフェです!」
カルポス「ではレジに急げ」
ココア「承知しました!」
カルポス「おほほ。人に気を付けて」
ココア「走るのはマナー違反ですからね。早歩きします」
カルポス「お利口さん。孫に欲しいくらいよ」
ココア「えへへ。それは照れちゃいます」
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