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海は広いなでっけえな
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神父「海が苦手なら、砂浜で一緒に綺麗な貝殻を探しましょう」
ココア「落ちていますでしょうか」
神父「意外と見つかるものですよ」
イチゴ「ミルク、水中眼鏡して中を見てみよう」
ミルク「お魚いるかな?」
イチゴ「浅いとこにはおらんじゃろう」
ミルク「そうだね」
イチゴ「けど、生きた貝はおるかも知れん」
ミルク「とにかく探してみよう」
ココア「うーん……綺麗な貝が落ちていません」
神父「割れちゃったり破損したものが多いですね」
ココア「こう、巻き巻きした貝殻が欲しいです」
神父「あるといいのですがね」
イチゴ「潜って掘ってみようか」
ミルク「そうだね」
イチゴ「!」
ミルク「?」
イチゴ「生き物おった」
ミルク「マジ?ちょーラッキーじゃん」
神父「幸運にも綺麗な硝子石がたくさん集まりましたね」
ココア「少しは嬉しいですけど、貝殻ではありません」
神父「おや」
ココア「掘ってみましょう!」
ミルク「ぷはっ!それ触って大丈夫なの?」
イチゴ「平気じゃ」
ミルク「よく見つけたね」
イチゴ「上手に砂に隠れておった」
ココア「やった!巻き巻きした貝殻です!」
神父「おめでとう。綺麗な貝殻が見つかって良かったです」
イチゴ「おーい!」
ココア「イチゴ見てください!小さいけど、巻き巻きした貝殻を見つけました!」
イチゴ「ツルツルじゃのう」
ココア「とってもツルツルです。けど臭いから後で洗おうと思います」
イチゴ「なら、これも洗うか」
ココア「ぎゃ!」
神父「おやま、海の星を見つけましたか。それは洗ってはいけませんよ」
ココア「ヒトデ、ですよね。気持ち悪い」
ミルク「噛まないから触ってみたら?」
ココア「いいです」
イチゴ「はい」
ココア「いりません」
ミルク「せっかく捕まえたのに」
神父「これも経験。いい勉強になりますよ」
ココア「うう……」
ミルク「そっとでいいから触ってみて」
イチゴ「わっ!」
ココア「きゃ!」
イチゴ「くふふ、バカじゃ」
ココア「イチゴ!」
イチゴ「ほれ」
ココア「ちょっと投げないでください!」
ミルク「触れたね」
ココア「うえーミルク取って、ほら早く」
ミルク「そんなに気持ち悪くないと思うけどなあ」
ココア「ふう、もういや」
ミルク「可哀想だから戻してあげよう」
イチゴ「ココアもそろそろ来い」
ココア「嫌です」
イチゴ「後でシャワーするけえ、臭いなんて気にするな」
ココア「いーやーだ」
神父「ここでしか出来ない経験。これもまた然り勉強です」
ココア「ズルい!嫌なものは嫌なのです」
イチゴ「行くぞ!」
ココア「や、引っ張らないで」
イチゴ「せっかくじゃ。みんなで遊ばにゃつまらん」
ココア「……仕方ありませんね。少しですよ、少しだけ」
ミルク「二人とも、貝を見つけたよ」
イチゴ「生きとるんけ?」
ミルク「たぶん。サザエだよ」
イチゴ「ココア、見てみよう」
ココア「うぇー顔をつける気ですか」
イチゴ「ほれ」
ココア「おまえ、ちょ、やめろ!」
ミルク「イチゴ、無理やりしないの。また喧嘩になるよ」
ココア「顔を臭い水につけるなんて嫌です」
ミルク「でも、面白いよ」
イチゴ「一回だけやってみ」
ココア「むぅ、分かりました」
ミルク「やれば出来るじゃん」
イチゴ「わしも見てみよう」
ココア「ぷはっ、いっ、い、いっぱい、いっぱいいました!」
イチゴ「サザエがゴロゴロじゃ!」
ミルク「力を合わせてたくさん拾って帰ろう」
イチゴ「よし潜るぞ!」
ココア「はあ?」
ミルク「もうここまでやったら気にすることないでしょう」
ココア「それも、そうですね」
イチゴ「わしが一番じゃ!」
ミルク「私達は一緒に」
ココア「ええ、そうしましょう」
ココア「落ちていますでしょうか」
神父「意外と見つかるものですよ」
イチゴ「ミルク、水中眼鏡して中を見てみよう」
ミルク「お魚いるかな?」
イチゴ「浅いとこにはおらんじゃろう」
ミルク「そうだね」
イチゴ「けど、生きた貝はおるかも知れん」
ミルク「とにかく探してみよう」
ココア「うーん……綺麗な貝が落ちていません」
神父「割れちゃったり破損したものが多いですね」
ココア「こう、巻き巻きした貝殻が欲しいです」
神父「あるといいのですがね」
イチゴ「潜って掘ってみようか」
ミルク「そうだね」
イチゴ「!」
ミルク「?」
イチゴ「生き物おった」
ミルク「マジ?ちょーラッキーじゃん」
神父「幸運にも綺麗な硝子石がたくさん集まりましたね」
ココア「少しは嬉しいですけど、貝殻ではありません」
神父「おや」
ココア「掘ってみましょう!」
ミルク「ぷはっ!それ触って大丈夫なの?」
イチゴ「平気じゃ」
ミルク「よく見つけたね」
イチゴ「上手に砂に隠れておった」
ココア「やった!巻き巻きした貝殻です!」
神父「おめでとう。綺麗な貝殻が見つかって良かったです」
イチゴ「おーい!」
ココア「イチゴ見てください!小さいけど、巻き巻きした貝殻を見つけました!」
イチゴ「ツルツルじゃのう」
ココア「とってもツルツルです。けど臭いから後で洗おうと思います」
イチゴ「なら、これも洗うか」
ココア「ぎゃ!」
神父「おやま、海の星を見つけましたか。それは洗ってはいけませんよ」
ココア「ヒトデ、ですよね。気持ち悪い」
ミルク「噛まないから触ってみたら?」
ココア「いいです」
イチゴ「はい」
ココア「いりません」
ミルク「せっかく捕まえたのに」
神父「これも経験。いい勉強になりますよ」
ココア「うう……」
ミルク「そっとでいいから触ってみて」
イチゴ「わっ!」
ココア「きゃ!」
イチゴ「くふふ、バカじゃ」
ココア「イチゴ!」
イチゴ「ほれ」
ココア「ちょっと投げないでください!」
ミルク「触れたね」
ココア「うえーミルク取って、ほら早く」
ミルク「そんなに気持ち悪くないと思うけどなあ」
ココア「ふう、もういや」
ミルク「可哀想だから戻してあげよう」
イチゴ「ココアもそろそろ来い」
ココア「嫌です」
イチゴ「後でシャワーするけえ、臭いなんて気にするな」
ココア「いーやーだ」
神父「ここでしか出来ない経験。これもまた然り勉強です」
ココア「ズルい!嫌なものは嫌なのです」
イチゴ「行くぞ!」
ココア「や、引っ張らないで」
イチゴ「せっかくじゃ。みんなで遊ばにゃつまらん」
ココア「……仕方ありませんね。少しですよ、少しだけ」
ミルク「二人とも、貝を見つけたよ」
イチゴ「生きとるんけ?」
ミルク「たぶん。サザエだよ」
イチゴ「ココア、見てみよう」
ココア「うぇー顔をつける気ですか」
イチゴ「ほれ」
ココア「おまえ、ちょ、やめろ!」
ミルク「イチゴ、無理やりしないの。また喧嘩になるよ」
ココア「顔を臭い水につけるなんて嫌です」
ミルク「でも、面白いよ」
イチゴ「一回だけやってみ」
ココア「むぅ、分かりました」
ミルク「やれば出来るじゃん」
イチゴ「わしも見てみよう」
ココア「ぷはっ、いっ、い、いっぱい、いっぱいいました!」
イチゴ「サザエがゴロゴロじゃ!」
ミルク「力を合わせてたくさん拾って帰ろう」
イチゴ「よし潜るぞ!」
ココア「はあ?」
ミルク「もうここまでやったら気にすることないでしょう」
ココア「それも、そうですね」
イチゴ「わしが一番じゃ!」
ミルク「私達は一緒に」
ココア「ええ、そうしましょう」
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