55 / 115
砂漠の中にある前世代都市
しおりを挟む
イチゴ「展望台じゃ!」
ミルク「ユーエフオーと荷物の検査が済むまでここにいよっか」
ココア「そうしましょう」
ミルク「ねえ、向こうに見えるのって自然の砂漠だよね」
ココア「そうです。私達の暮らす次世代都市は周りに人工的に砂漠を作っていますが、この前世代都市は、自然の砂漠のなかにある高い山の上に都市を築いています」
ミルク「へえ」
イチゴ「ビルがほとんどないのう。町は石の塊みたいな建物ばっかりじゃ」
ココア「私達の暮らす都市は最新の技術で一から新しく作られたので次世代都市と呼ばれています。しかし、ここは歴史が古く昔ながらの技術で造られた建物が多いので、前世代都市と呼ばれています」
イチゴ「賢い」
ココア「資料を読むことは基本です。学ぶことを覚えてください」
イチゴ「資料なら読んだぞ」
ココア「あら、珍しい」
イチゴ「パイナップルのジュースがうまいらしい」
ココア「はあ?」
イチゴ「見ろ。パイナップルをコップにした丸ごとパイナップルジュースじゃ」
ココア「何を調べているのですか。観光に来たのではないのですよ」
イチゴ「でも、今日はここでお泊まりする予定じゃろう。このユーエフオー飛行場にあるイシアタマホテルに」
ココア「そうですけど」
イチゴ「せっかくじゃけえ町にも行こう。うまそうな店をチェックしておいた」
ミルク「え!私にもスマホ見せて!」
イチゴ「ここの豚の丸焼きがうまそうじゃ」
ミルク「丸焼きは見た目が可哀想でやだ」
イチゴ「ジューシーじゃぞ」
ミルク「他は?」
イチゴ「ここはケバブの店じゃ。羊のお肉らしい」
ミルク「羊は食べたことないし、いいかも」
イチゴ「次のお店がラクダのステーキじゃ」
ミルク「ラクダって食べられるの!でも、ちょっとやだなあ」
イチゴ「次のお店がダチョウのお肉と卵を使った目玉焼きハンバーグじゃ」
ミルク「これいいかも。ここにしない?」
ココア「どこでもいいですよ」
ミルク「ちゃんと一緒に決めよう」
ココア「全部お肉じゃないですか」
イチゴ「お肉以外もあるけ心配すんな」
ココア「このココナッツのアイスクリーム美味しそう」
イチゴ「おお、これもチェックじゃな」
ココア「素敵なアクセサリー屋さんもあるみたいです」
ミルク「色々あるんだね。観光客に人気のお店だって」
ココア「帰るのは明後日にしましょうか」
イチゴ「神父さんが怒るけえやめとこう。反省じゃ」
ココア「そうです。反省しなきゃ」
ミルク「じゃあ、今日早く帰ってきて楽しんで、明日は明日でお昼まで楽しもう」
ココア「賛成!是非そうしましょう!」
ミルク「ノリノリじゃん」
ココア「……こほん。私達は遊びに来たわけではありませんので、お話はこれまで」
ミルク「怖いことより、楽しいこと考えてる方がいいんだけどね」
ココア「さ、出発しましょう」
ミルク「おー」
ココア「やる気出して下さい」
ミルク「みんないくぞー」
ミルク「ユーエフオーと荷物の検査が済むまでここにいよっか」
ココア「そうしましょう」
ミルク「ねえ、向こうに見えるのって自然の砂漠だよね」
ココア「そうです。私達の暮らす次世代都市は周りに人工的に砂漠を作っていますが、この前世代都市は、自然の砂漠のなかにある高い山の上に都市を築いています」
ミルク「へえ」
イチゴ「ビルがほとんどないのう。町は石の塊みたいな建物ばっかりじゃ」
ココア「私達の暮らす都市は最新の技術で一から新しく作られたので次世代都市と呼ばれています。しかし、ここは歴史が古く昔ながらの技術で造られた建物が多いので、前世代都市と呼ばれています」
イチゴ「賢い」
ココア「資料を読むことは基本です。学ぶことを覚えてください」
イチゴ「資料なら読んだぞ」
ココア「あら、珍しい」
イチゴ「パイナップルのジュースがうまいらしい」
ココア「はあ?」
イチゴ「見ろ。パイナップルをコップにした丸ごとパイナップルジュースじゃ」
ココア「何を調べているのですか。観光に来たのではないのですよ」
イチゴ「でも、今日はここでお泊まりする予定じゃろう。このユーエフオー飛行場にあるイシアタマホテルに」
ココア「そうですけど」
イチゴ「せっかくじゃけえ町にも行こう。うまそうな店をチェックしておいた」
ミルク「え!私にもスマホ見せて!」
イチゴ「ここの豚の丸焼きがうまそうじゃ」
ミルク「丸焼きは見た目が可哀想でやだ」
イチゴ「ジューシーじゃぞ」
ミルク「他は?」
イチゴ「ここはケバブの店じゃ。羊のお肉らしい」
ミルク「羊は食べたことないし、いいかも」
イチゴ「次のお店がラクダのステーキじゃ」
ミルク「ラクダって食べられるの!でも、ちょっとやだなあ」
イチゴ「次のお店がダチョウのお肉と卵を使った目玉焼きハンバーグじゃ」
ミルク「これいいかも。ここにしない?」
ココア「どこでもいいですよ」
ミルク「ちゃんと一緒に決めよう」
ココア「全部お肉じゃないですか」
イチゴ「お肉以外もあるけ心配すんな」
ココア「このココナッツのアイスクリーム美味しそう」
イチゴ「おお、これもチェックじゃな」
ココア「素敵なアクセサリー屋さんもあるみたいです」
ミルク「色々あるんだね。観光客に人気のお店だって」
ココア「帰るのは明後日にしましょうか」
イチゴ「神父さんが怒るけえやめとこう。反省じゃ」
ココア「そうです。反省しなきゃ」
ミルク「じゃあ、今日早く帰ってきて楽しんで、明日は明日でお昼まで楽しもう」
ココア「賛成!是非そうしましょう!」
ミルク「ノリノリじゃん」
ココア「……こほん。私達は遊びに来たわけではありませんので、お話はこれまで」
ミルク「怖いことより、楽しいこと考えてる方がいいんだけどね」
ココア「さ、出発しましょう」
ミルク「おー」
ココア「やる気出して下さい」
ミルク「みんないくぞー」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

強奪系触手おじさん
兎屋亀吉
ファンタジー
【肉棒術】という卑猥なスキルを授かってしまったゆえに皆の笑い者として40年間生きてきたおじさんは、ある日ダンジョンで気持ち悪い触手を拾う。後に【神の触腕】という寄生型の神器だと判明するそれは、その気持ち悪い見た目に反してとんでもない力を秘めていた。


屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

オタクな母娘が異世界転生しちゃいました
yanako
ファンタジー
中学生のオタクな娘とアラフィフオタク母が異世界転生しちゃいました。
二人合わせて読んだ異世界転生小説は一体何冊なのか!転生しちゃった世界は一体どの話なのか!
ごく普通の一般日本人が転生したら、どうなる?どうする?
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。

無能とされた双子の姉は、妹から逃げようと思う~追放はこれまでで一番素敵な贈り物
ゆうぎり
ファンタジー
私リディアーヌの不幸は双子の姉として生まれてしまった事だろう。
妹のマリアーヌは王太子の婚約者。
我が公爵家は妹を中心に回る。
何をするにも妹優先。
勿論淑女教育も勉強も魔術もだ。
そして、面倒事は全て私に回ってくる。
勉強も魔術も課題の提出は全て代わりに私が片付けた。
両親に訴えても、将来公爵家を継ぎ妹を支える立場だと聞き入れて貰えない。
気がつけば私は勉強に関してだけは、王太子妃教育も次期公爵家教育も修了していた。
そう勉強だけは……
魔術の実技に関しては無能扱い。
この魔術に頼っている国では私は何をしても無能扱いだった。
だから突然罪を着せられ国を追放された時には喜んで従った。
さあ、どこに行こうか。
※ゆるゆる設定です。
※2021.9.9 HOTランキング入りしました。ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる