27 / 115
ビュッフェ式バイキング型食べ放題
しおりを挟む
神父「料金は大人が一万で子供が五千ですか。ほう、これは中々やりおる」
イチゴ「高いところの飯は美味いってホストの兄ちゃんが言うとった」
神父「ホスト?ビルのほぼ最上階ですし、高いのに間違いはありませんけど」
イチゴ「あと教会のアプリにポイント付くけ」
神父「なるほど」
イチゴ「あんね、見て」
神父「これはポイント交換の景品ですね」
イチゴ「この食パンの目覚まし時計が欲しい。やけえ、ポイントはわしが貰ってええ?」
神父「いいですよ」
イチゴ「やった!」
ココア「目覚まし時計ならスマホがあるじゃないですか」
イチゴ「ダメじゃ。これがええ」
ミルク「イチゴの目覚まし時計のリベンジだね」
イチゴ「楽しみじゃ!」
ミルク「私は料理が楽しみ。はやく入ろう」
ウエイトレスさん「いらっしゃいませ」
神父「大人一人と子供三人で」
ウエイトレスさん「こちらへどうぞ」
ココア「雰囲気は、まあまあですね」
イチゴ「姉ちゃん!わし窓のとこがええ!」
ウエイトレスさん「かしこまりました。では、こちらへどうぞ」
イチゴ「ええ景色じゃ!ここにする!」
ウエイトレスさん「コースはどのように?」
神父「えっとですね」
イチゴ「見てみミルク。町がピカピカじゃ」
ミルク「あそこが教会かな?」
ココア「ええ」
イチゴ「そっちのキラキラしちょるネオン街にわしの家があるぞ」
ミルク「え?ネオン街て何?」
イチゴ「ネオン街は、大人が行くお店ばっかりで子供には退屈なところじゃ。そこにあるマンションがわしの家」
ココア「だからイチゴは変な子なのですね」
イチゴ「何じゃと!」
ミルク「私の家はネオン街の近くの駅の近くの自然公園の近くの三階建ての家。ここから見えないけど」
イチゴ「よう分からん。ココアの家は?」
ココア「反対側。軍事基地の近くです」
イチゴ「危なそうなところじゃのう」
ココア「ネオン街より、よっぽど安全なところですよ」
イチゴ「ネオン街の人は、ほとんど顔見知りじゃけえ安全じゃぞ」
ミルク「それって町が家族みたい」
イチゴ「そんな感じじゃの。ネオン街の人達みんな優しくて好きじゃ」
ココア「ちょっと楽しそうかも……」
神父「こほん。時間が決まっていますから、そろそろ料理を取りに行きましょうか」
イチゴ「わしが一番じゃ!」
神父「待って」
イチゴ「離してくれ神父さん」
神父「走ったりしたら天罰が下りますからね」
イチゴ「走らんけ、約束する」
神父「じゃあ、行きましょう」
イチゴ「みんな行くぞお!」
神父「大声もやめましょう」
イチゴ「はーい」
イチゴ「高いところの飯は美味いってホストの兄ちゃんが言うとった」
神父「ホスト?ビルのほぼ最上階ですし、高いのに間違いはありませんけど」
イチゴ「あと教会のアプリにポイント付くけ」
神父「なるほど」
イチゴ「あんね、見て」
神父「これはポイント交換の景品ですね」
イチゴ「この食パンの目覚まし時計が欲しい。やけえ、ポイントはわしが貰ってええ?」
神父「いいですよ」
イチゴ「やった!」
ココア「目覚まし時計ならスマホがあるじゃないですか」
イチゴ「ダメじゃ。これがええ」
ミルク「イチゴの目覚まし時計のリベンジだね」
イチゴ「楽しみじゃ!」
ミルク「私は料理が楽しみ。はやく入ろう」
ウエイトレスさん「いらっしゃいませ」
神父「大人一人と子供三人で」
ウエイトレスさん「こちらへどうぞ」
ココア「雰囲気は、まあまあですね」
イチゴ「姉ちゃん!わし窓のとこがええ!」
ウエイトレスさん「かしこまりました。では、こちらへどうぞ」
イチゴ「ええ景色じゃ!ここにする!」
ウエイトレスさん「コースはどのように?」
神父「えっとですね」
イチゴ「見てみミルク。町がピカピカじゃ」
ミルク「あそこが教会かな?」
ココア「ええ」
イチゴ「そっちのキラキラしちょるネオン街にわしの家があるぞ」
ミルク「え?ネオン街て何?」
イチゴ「ネオン街は、大人が行くお店ばっかりで子供には退屈なところじゃ。そこにあるマンションがわしの家」
ココア「だからイチゴは変な子なのですね」
イチゴ「何じゃと!」
ミルク「私の家はネオン街の近くの駅の近くの自然公園の近くの三階建ての家。ここから見えないけど」
イチゴ「よう分からん。ココアの家は?」
ココア「反対側。軍事基地の近くです」
イチゴ「危なそうなところじゃのう」
ココア「ネオン街より、よっぽど安全なところですよ」
イチゴ「ネオン街の人は、ほとんど顔見知りじゃけえ安全じゃぞ」
ミルク「それって町が家族みたい」
イチゴ「そんな感じじゃの。ネオン街の人達みんな優しくて好きじゃ」
ココア「ちょっと楽しそうかも……」
神父「こほん。時間が決まっていますから、そろそろ料理を取りに行きましょうか」
イチゴ「わしが一番じゃ!」
神父「待って」
イチゴ「離してくれ神父さん」
神父「走ったりしたら天罰が下りますからね」
イチゴ「走らんけ、約束する」
神父「じゃあ、行きましょう」
イチゴ「みんな行くぞお!」
神父「大声もやめましょう」
イチゴ「はーい」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…


チートな転生幼女の無双生活 ~そこまで言うなら無双してあげようじゃないか~
ふゆ
ファンタジー
私は死んだ。
はずだったんだけど、
「君は時空の帯から落ちてしまったんだ」
神様たちのミスでみんなと同じような輪廻転生ができなくなり、特別に記憶を持ったまま転生させてもらえることになった私、シエル。
なんと幼女になっちゃいました。
まだ転生もしないうちに神様と友達になるし、転生直後から神獣が付いたりと、チート万歳!
エーレスと呼ばれるこの世界で、シエルはどう生きるのか?
*不定期更新になります
*誤字脱字、ストーリー案があればぜひコメントしてください!
*ところどころほのぼのしてます( ^ω^ )
*小説家になろう様にも投稿させていただいています

屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結

ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
疲れ切った現実から逃れるため、VRMMORPG「アナザーワールド・オンライン」に没頭する俺。自由度の高いこのゲームで憧れの料理人を選んだものの、気づけばゲーム内でも完全に負け組。戦闘職ではないこの料理人は、ゲームの中で目立つこともなく、ただ地味に日々を過ごしていた。
そんなある日、フレンドの誘いで参加したレベル上げ中に、運悪く出現したネームドモンスター「猛き猪」に遭遇。通常、戦うには3パーティ18人が必要な強敵で、俺たちのパーティはわずか6人。絶望的な状況で、肝心のアタッカーたちは早々に強制ログアウトし、残されたのは熊型獣人のタンク役クマサンとヒーラーのミコトさん、そして料理人の俺だけ。
逃げるよう促されるも、フレンドを見捨てられず、死を覚悟で猛き猪に包丁を振るうことに。すると、驚くべきことに料理スキルが猛き猪に通用し、しかも与えるダメージは並のアタッカーを遥かに超えていた。これを機に、負け組だった俺の新たな冒険が始まる。
猛き猪との戦いを経て、俺はクマサンとミコトさんと共にギルドを結成。さらに、ある出来事をきっかけにクマサンの正体を知り、その秘密に触れる。そして、クマサンとミコトさんと共にVチューバー活動を始めることになり、ゲーム内外で奇跡の連続が繰り広げられる。
リアルでは無職、ゲームでは負け組職業だった俺が、リアルでもゲームでも自らの力で奇跡を起こす――そんな物語がここに始まる。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる