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退廃都市へようこそ
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イチゴ「ユーエフオーが着陸するぞ」
ミルク「はあ……このドキドキする瞬間がまた嫌い」
イチゴ「くふふ、ドキドキするのう」
ミルク「楽しみなわけじゃないからね」
ココア「まずはブラウニーから降りてください」
ミルク「待って。上に乗るから」
イチゴ「待てい!一番乗りはわしじゃあ!」
ココア「バカ!外の安全を確認もせず飛び出さないの!」
イチゴ「何もおらん!はよう降りて来い!」
ココア「ち、バカのせいで無駄に疲れる」
イチゴ「悪口が聞こえた気がするぞ」
ココア「風の音でしょう」
ミルク「ここが町の端……ユーエフオーは道路の真ん中に降りたんだね」
イチゴ「意外と、家がそのまま残っとるもんじゃのう。分かった。きっと石で出来ておるからじゃ」
ココア「関係ありません。恐らく、ここでは激しい戦いがなかったためです」
ミルク「血とか付いてなくて良かった……」
ココア「建物の陰や車の陰からアンデットが飛び出してくる可能性がありますから、十分に気を付けて進みましょう」
イチゴ「分かった!」
ココア「分かったなら、早くブラウニーの上に乗りなさい」
イチゴ「頼むぞブラウニー」
ブラ「ぶりゅれ!」
ココア「しかし……明るくても静かで不気味ですわ」
イチゴ「あのレストランとか探検したいのう」
ココア「はしゃがないで。危険ですし時間の無駄です」
ミルク「本当に勝手な行動だけはやめてね」
イチゴ「わしかてアンデットは怖い。一人では、よう行かん」
ミルク「行きそうだから注意してるの」
イチゴ「あっこにゲーセンがあるぞ!」
ミルク「だめ」
イチゴ「ちょっとだけ」
ミルク「だーめ」
ココア「リーダーの言うことはきちんと聞きなさい」
イチゴ「分かっちょる。あ、センサーに反応があるぞ」
ミルク「やめてよ」
イチゴ「スマホのマップを見てみ。赤色でチカチカしよるけえ」
ココア「この先。交差点を左に曲がったところにあるセンサーですね」
ミルク「通り道じゃないから放っておこう」
ココア「分かりました」
イチゴ「待て。もしついてきたらどうする?」
ミルク「えええいいああ!!」
ココア「ちょっと大声で泣かないでください!」
イチゴ「センサーの反応が動いた!こっちに来よるぞ!」
ココア「迎え撃つ用意をしましょう」
イチゴ「よし!」
ココア「よしじゃない!待て!飛び降りようとするな!動くな!」
イチゴ「分かったけ離せ、首が苦しい」
ミルク「来ないでえええ!!」
ココア「泣き止めバカ!おまえのせいだから!」
ミルク「そうなの」
イチゴ「急に泣き止んだのう」
ミルク「ひっ!角のガソリンスタンド見て!」
イチゴ「何じゃ。黒いわんこけ」
ココア「普通の犬がいるわけないでしょう。獲物を探して、ここまで来たのかも知れません」
ミルク「獲物……それって」
イチゴ「頭から尻までグワーと開いて、おうおう、でっけえ口じゃ」
ミルク「早くやっつけて!」
イチゴ「ココア、わしに強化魔法を」
ココア「壊滅魔法、デストロイ!」
ミルク「きゃあ!」
イチゴ「あーあ。ガソリンスタンドが大爆発じゃ。こりゃ怒られる」
ココア「調節が難しいから仕方ありません。まあ、大きな火事になっては困りますので教会に連絡しておきます」
イチゴ「ちゃんと、ごめんなさいするんじゃぞ」
ココア「言われなくても分かってます!」
ミルク「はあ……このドキドキする瞬間がまた嫌い」
イチゴ「くふふ、ドキドキするのう」
ミルク「楽しみなわけじゃないからね」
ココア「まずはブラウニーから降りてください」
ミルク「待って。上に乗るから」
イチゴ「待てい!一番乗りはわしじゃあ!」
ココア「バカ!外の安全を確認もせず飛び出さないの!」
イチゴ「何もおらん!はよう降りて来い!」
ココア「ち、バカのせいで無駄に疲れる」
イチゴ「悪口が聞こえた気がするぞ」
ココア「風の音でしょう」
ミルク「ここが町の端……ユーエフオーは道路の真ん中に降りたんだね」
イチゴ「意外と、家がそのまま残っとるもんじゃのう。分かった。きっと石で出来ておるからじゃ」
ココア「関係ありません。恐らく、ここでは激しい戦いがなかったためです」
ミルク「血とか付いてなくて良かった……」
ココア「建物の陰や車の陰からアンデットが飛び出してくる可能性がありますから、十分に気を付けて進みましょう」
イチゴ「分かった!」
ココア「分かったなら、早くブラウニーの上に乗りなさい」
イチゴ「頼むぞブラウニー」
ブラ「ぶりゅれ!」
ココア「しかし……明るくても静かで不気味ですわ」
イチゴ「あのレストランとか探検したいのう」
ココア「はしゃがないで。危険ですし時間の無駄です」
ミルク「本当に勝手な行動だけはやめてね」
イチゴ「わしかてアンデットは怖い。一人では、よう行かん」
ミルク「行きそうだから注意してるの」
イチゴ「あっこにゲーセンがあるぞ!」
ミルク「だめ」
イチゴ「ちょっとだけ」
ミルク「だーめ」
ココア「リーダーの言うことはきちんと聞きなさい」
イチゴ「分かっちょる。あ、センサーに反応があるぞ」
ミルク「やめてよ」
イチゴ「スマホのマップを見てみ。赤色でチカチカしよるけえ」
ココア「この先。交差点を左に曲がったところにあるセンサーですね」
ミルク「通り道じゃないから放っておこう」
ココア「分かりました」
イチゴ「待て。もしついてきたらどうする?」
ミルク「えええいいああ!!」
ココア「ちょっと大声で泣かないでください!」
イチゴ「センサーの反応が動いた!こっちに来よるぞ!」
ココア「迎え撃つ用意をしましょう」
イチゴ「よし!」
ココア「よしじゃない!待て!飛び降りようとするな!動くな!」
イチゴ「分かったけ離せ、首が苦しい」
ミルク「来ないでえええ!!」
ココア「泣き止めバカ!おまえのせいだから!」
ミルク「そうなの」
イチゴ「急に泣き止んだのう」
ミルク「ひっ!角のガソリンスタンド見て!」
イチゴ「何じゃ。黒いわんこけ」
ココア「普通の犬がいるわけないでしょう。獲物を探して、ここまで来たのかも知れません」
ミルク「獲物……それって」
イチゴ「頭から尻までグワーと開いて、おうおう、でっけえ口じゃ」
ミルク「早くやっつけて!」
イチゴ「ココア、わしに強化魔法を」
ココア「壊滅魔法、デストロイ!」
ミルク「きゃあ!」
イチゴ「あーあ。ガソリンスタンドが大爆発じゃ。こりゃ怒られる」
ココア「調節が難しいから仕方ありません。まあ、大きな火事になっては困りますので教会に連絡しておきます」
イチゴ「ちゃんと、ごめんなさいするんじゃぞ」
ココア「言われなくても分かってます!」
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