63 / 88
第十四話③
しおりを挟む
「何ていう名前の人? ……これから会う人」バスの運転席に行き先を入力しているランゲルハンスの背中に向かって僕は聞いた。
「砂川雫って人。聞いたことある?」
「いや」首を振る。
「どんなことをしているの?」
「確か、このエントランスをデザインしたのも、その人だった気がするよ。まあ詳しいことは本人に聞いてもらって」
目的地が定まり、バスが震え出す。僕はランゲルハンスの後ろ、運転席の真後ろに座った。向かい側の席に蝶野も座る。バスは扉を閉め、走り出した。エントランスから遠ざかっていく。
窓から見えるその銀のリボンが絡み合う様子を、僕はもう一度目に焼き付けた。トンネルが現れ、その中に入る。真っ暗になった。見えるのは等間隔に並べられたオレンジ色の照明と、バスの室内だけだ。以前シュガーと一緒にスカイツリーに行った経験からこれが演出だということはわかっていた。
バスが走り続け、トンネルを抜けた。周囲が真っ白になり、眩しくて目を細めた。何もないようなところを走っていたはずが、いつの間にか、田舎道を走っていた。
バスは田んぼが広がる真ん中の細い道を走り、目の前の小高い丘を登り始めた。
「え? もうそのワールドに入ってるの?」しばらく景色が変わらないので、僕は不安になってランゲルハンスに聞いた。
「あー、どうだろう。たぶんそうだと思うけど」彼はバスの電光掲示板を見ながら答えた。そこには「ようこそ→砂川雫の→世界へ‼」と表示されていた。
バスは竹林を抜け、坂道を上り続けると、突然現れた唐門の前で止まった。
「着いたかな」
ランゲルハンスの合図で僕たちはバスをおりた。門は開いていた。カラフルな唐門で、昔っぽいのに新しいという不思議な印象を抱かされる。施された彫刻は龍や虎や象の他に、よく見るとグリフィンや恐竜なども混ざっていた。スカイツリーと周辺の景色もある。どうもこれはオブスキュラを指しているようだと気付く。エントランスを描いた彫刻がそれらの中央にあった。
「この先だ」
彫刻に見とれているとランゲルハンスが促した。ハッとして振り返ると、同じように彫刻を見ていた蝶野と目が合った。それで僕たちは、慌てて、先を歩くランゲルハンスの後をついていく。
「〝すごい彫刻ですね、つい見とれてしまいました〟」
門を過ぎ、そこに広がっていた枯山水を通り抜けている途中、蝶野に話しかけられた。僕はどう反応するか迷ったが、「ええ」と短めに答えるだけにして、正面の茅葺屋根の日本家屋に急いだ。
「こんにちはー」
ランゲルハンスは敷居を跨ぐと挨拶をした。広い土間の奥にはかまどがあり、土間の横のふすまは開け放たれていた。
その奥から小さな人が畳の上を歩いてやって来るのが見えた。背丈は犬の僕よりちょっと高いくらいだ。彼は、そんなに小さいのに大人の服を着ているせいで、シャツの袖やズボンの裾を(というかほぼ股下すべて)、まるで十二単のように引きずりながら歩いていた。
「やあ、どうもこんにちは。初めまして。お待ちしていました。私は、砂川雫と言います。皆さん、今日は、はるばるここまで、ご足労いただきありがとうございました」
僕たちを見渡すと、お辞儀をし、低く落ち着いた声でその少年は言った。
僕たちも頭を下げた。かしこまった挨拶とは反対に、少年の髪は逆立ち、銀色に輝きながらなびいていてアバンギャルドな印象だ。右の頬にはピンクと黄色の縦線が入っている。
「初めまして、ランゲルハンスと言います」
その後、僕たちも含めた堅苦しい自己紹介が続いた。それが済むと、僕たちは、奥の座敷に案内された。
そこからは、見事な庭がこれ以上ない角度から見ることができた。僕は大いに感動した。その景色は素晴らしかった。
が、なんというか、エントランスを造った、と聞いてから期待していたものとは違っていた。実のところ、唐門を見た時からそうだった。枯山水を通り抜け、日本家屋が見えると、その違和感はますます広がり、座敷に通されるとそのギャップは埋めがたいものになった。
この古き良き日本の風景に住む砂川雫と、あの幻想的なエントランスをデザインした人間のイメージが繋がらなかった。別人なんじゃないかと思ったほどだ。ただそれは、彼が枯山水の岩や木の配置の意味などの詳細を熱っぽく語っているのを聞いて、間違いだと気付いたが。
「さて、そろそろここも見飽きた頃でしょうし、別の場所に移動しましょうか」
その言葉通り、僕がそこに飽きて、あくびを噛み殺しているような時に縁側で砂川がそう提案した。
「どこに行くんですか? まだ別の場所が?」
ランゲルハンスがきょろきょろと辺りを見ながら聞いた。
「ああ、大丈夫です。こちらで操作するので、皆さんはそこから動かないでいれば、すぐにたどり着けますから」
そこで砂川がちょっと含みを持たせながら言い、その場を離れた。奥に引っ込み、パネルを出現させ、何かのボタンを押したようだった。すると、急に目の前の枯山水が波打ち始め、岩や木がそれに伴って動きだした。
「な、なんだ⁉」
ランゲルハンスはとっさに不安になっておろおろしている蝶野の手を握り、抱きしめた。僕は実際に地面が揺れているわけではないのに、姿勢を低くして、四つ足に力を込めて踏ん張る気持ちになった。
あっという間に、僕たちが座っていたはずの縁側がなくなった。振り返ると、あの風情のある日本家屋も、まるで嵐に吹き飛ばされたようにバラバラになって宙に浮いていた。
すでに僕たちが見ていた景色はどこにもなかった。かわりにチャカチャカと、せわしなく世界の再構成が行われ、新しい景色が目の前に浮かび上がってくる。
そうして現れたのは、たくさんの家が、上に向かって歪に繋がってできたような奇妙な建物だった。窓のある廊下が、その家の周りに尻尾を巻くようにできていた。庭にあった石は砕け、壁になり、木はその家の脇から窓を突き破って生えた。家の頂上には一つの小さな椅子と望遠鏡が置かれ、最後にその横から白い煙突が角のように生えた。
「さあ、どうぞ、入ってください」
まるで生き物の口のような赤い扉を中から開けて、砂川が僕たちを歓迎した。僕たちは驚いて互いに口をきけないまま、中に入った。
「砂川雫って人。聞いたことある?」
「いや」首を振る。
「どんなことをしているの?」
「確か、このエントランスをデザインしたのも、その人だった気がするよ。まあ詳しいことは本人に聞いてもらって」
目的地が定まり、バスが震え出す。僕はランゲルハンスの後ろ、運転席の真後ろに座った。向かい側の席に蝶野も座る。バスは扉を閉め、走り出した。エントランスから遠ざかっていく。
窓から見えるその銀のリボンが絡み合う様子を、僕はもう一度目に焼き付けた。トンネルが現れ、その中に入る。真っ暗になった。見えるのは等間隔に並べられたオレンジ色の照明と、バスの室内だけだ。以前シュガーと一緒にスカイツリーに行った経験からこれが演出だということはわかっていた。
バスが走り続け、トンネルを抜けた。周囲が真っ白になり、眩しくて目を細めた。何もないようなところを走っていたはずが、いつの間にか、田舎道を走っていた。
バスは田んぼが広がる真ん中の細い道を走り、目の前の小高い丘を登り始めた。
「え? もうそのワールドに入ってるの?」しばらく景色が変わらないので、僕は不安になってランゲルハンスに聞いた。
「あー、どうだろう。たぶんそうだと思うけど」彼はバスの電光掲示板を見ながら答えた。そこには「ようこそ→砂川雫の→世界へ‼」と表示されていた。
バスは竹林を抜け、坂道を上り続けると、突然現れた唐門の前で止まった。
「着いたかな」
ランゲルハンスの合図で僕たちはバスをおりた。門は開いていた。カラフルな唐門で、昔っぽいのに新しいという不思議な印象を抱かされる。施された彫刻は龍や虎や象の他に、よく見るとグリフィンや恐竜なども混ざっていた。スカイツリーと周辺の景色もある。どうもこれはオブスキュラを指しているようだと気付く。エントランスを描いた彫刻がそれらの中央にあった。
「この先だ」
彫刻に見とれているとランゲルハンスが促した。ハッとして振り返ると、同じように彫刻を見ていた蝶野と目が合った。それで僕たちは、慌てて、先を歩くランゲルハンスの後をついていく。
「〝すごい彫刻ですね、つい見とれてしまいました〟」
門を過ぎ、そこに広がっていた枯山水を通り抜けている途中、蝶野に話しかけられた。僕はどう反応するか迷ったが、「ええ」と短めに答えるだけにして、正面の茅葺屋根の日本家屋に急いだ。
「こんにちはー」
ランゲルハンスは敷居を跨ぐと挨拶をした。広い土間の奥にはかまどがあり、土間の横のふすまは開け放たれていた。
その奥から小さな人が畳の上を歩いてやって来るのが見えた。背丈は犬の僕よりちょっと高いくらいだ。彼は、そんなに小さいのに大人の服を着ているせいで、シャツの袖やズボンの裾を(というかほぼ股下すべて)、まるで十二単のように引きずりながら歩いていた。
「やあ、どうもこんにちは。初めまして。お待ちしていました。私は、砂川雫と言います。皆さん、今日は、はるばるここまで、ご足労いただきありがとうございました」
僕たちを見渡すと、お辞儀をし、低く落ち着いた声でその少年は言った。
僕たちも頭を下げた。かしこまった挨拶とは反対に、少年の髪は逆立ち、銀色に輝きながらなびいていてアバンギャルドな印象だ。右の頬にはピンクと黄色の縦線が入っている。
「初めまして、ランゲルハンスと言います」
その後、僕たちも含めた堅苦しい自己紹介が続いた。それが済むと、僕たちは、奥の座敷に案内された。
そこからは、見事な庭がこれ以上ない角度から見ることができた。僕は大いに感動した。その景色は素晴らしかった。
が、なんというか、エントランスを造った、と聞いてから期待していたものとは違っていた。実のところ、唐門を見た時からそうだった。枯山水を通り抜け、日本家屋が見えると、その違和感はますます広がり、座敷に通されるとそのギャップは埋めがたいものになった。
この古き良き日本の風景に住む砂川雫と、あの幻想的なエントランスをデザインした人間のイメージが繋がらなかった。別人なんじゃないかと思ったほどだ。ただそれは、彼が枯山水の岩や木の配置の意味などの詳細を熱っぽく語っているのを聞いて、間違いだと気付いたが。
「さて、そろそろここも見飽きた頃でしょうし、別の場所に移動しましょうか」
その言葉通り、僕がそこに飽きて、あくびを噛み殺しているような時に縁側で砂川がそう提案した。
「どこに行くんですか? まだ別の場所が?」
ランゲルハンスがきょろきょろと辺りを見ながら聞いた。
「ああ、大丈夫です。こちらで操作するので、皆さんはそこから動かないでいれば、すぐにたどり着けますから」
そこで砂川がちょっと含みを持たせながら言い、その場を離れた。奥に引っ込み、パネルを出現させ、何かのボタンを押したようだった。すると、急に目の前の枯山水が波打ち始め、岩や木がそれに伴って動きだした。
「な、なんだ⁉」
ランゲルハンスはとっさに不安になっておろおろしている蝶野の手を握り、抱きしめた。僕は実際に地面が揺れているわけではないのに、姿勢を低くして、四つ足に力を込めて踏ん張る気持ちになった。
あっという間に、僕たちが座っていたはずの縁側がなくなった。振り返ると、あの風情のある日本家屋も、まるで嵐に吹き飛ばされたようにバラバラになって宙に浮いていた。
すでに僕たちが見ていた景色はどこにもなかった。かわりにチャカチャカと、せわしなく世界の再構成が行われ、新しい景色が目の前に浮かび上がってくる。
そうして現れたのは、たくさんの家が、上に向かって歪に繋がってできたような奇妙な建物だった。窓のある廊下が、その家の周りに尻尾を巻くようにできていた。庭にあった石は砕け、壁になり、木はその家の脇から窓を突き破って生えた。家の頂上には一つの小さな椅子と望遠鏡が置かれ、最後にその横から白い煙突が角のように生えた。
「さあ、どうぞ、入ってください」
まるで生き物の口のような赤い扉を中から開けて、砂川が僕たちを歓迎した。僕たちは驚いて互いに口をきけないまま、中に入った。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
剣客逓信 ―明治剣戟郵便録―
三條すずしろ
歴史・時代
【第9回歴史・時代小説大賞:痛快! エンタメ剣客賞受賞】
明治6年、警察より早くピストルを装備したのは郵便配達員だった――。
維新の動乱で届くことのなかった手紙や小包。そんな残された思いを配達する「御留郵便御用」の若者と老剣士が、時に不穏な明治の初めをひた走る。
密書や金品を狙う賊を退け大切なものを届ける特命郵便配達人、通称「剣客逓信(けんかくていしん)」。
武装する必要があるほど危険にさらされた初期の郵便時代、二人はやがてさらに大きな動乱に巻き込まれ――。
※エブリスタでも連載中
「メジャー・インフラトン」序章4/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節JUMP! JUMP! JUMP! No1)
あおっち
SF
港に立ち上がる敵AXISの巨大ロボHARMOR。遂に、AXIS本隊が北海道に攻めて来たのだ。その第1次上陸先が苫小牧市だった。
これは、現実なのだ!
その発見者の苫小牧市民たちは、戦渦から脱出できるのか。
それを助ける千歳シーラスワンの御舩たち。
同時進行で圧力をかけるAXISの陽動作戦。
台湾金門県の侵略に対し、真向から立ち向かうシーラス・台湾、そしてきよしの師範のゾフィアとヴィクトリアの機動艦隊。
新たに戦いに加わった衛星シーラス2ボーチャン。
目の離せない戦略・戦術ストーリーなのだ。
昨年、椎葉きよしと共に戦かった女子高生グループ「エイモス5」からも目が離せない。
そして、遂に最強の敵「エキドナ」が目を覚ましたのだ……。
SF大河小説の前章譚、第4部作。
是非ご覧ください。
※加筆や修正が予告なしにあります。
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
「メジャー・インフラトン」序章2/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節FIRE!FIRE!FIRE! No1. )
あおっち
SF
敵の帝国、AXISがいよいよ日本へ攻めて来たのだ。その島嶼攻撃、すなわち敵の第1次目標は対馬だった。
この序章2/7は主人公、椎葉きよしの少年時代の物語です。女子高校の修学旅行中にAXIS兵士に襲われる女子高生達。かろうじて逃げ出した少女が1人。そこで出会った少年、椎葉きよしと布村愛子、そして少女達との出会い。
パンダ隊長と少女達に名付けられたきよしの活躍はいかに!少女達の運命は!
ジャンプ血清保持者(ゼロ・スターター)椎葉きよしを助ける人々。そして、初めての恋人ジェシカ。札幌、定山渓温泉に集まった対馬島嶼防衛戦で関係を持った家族との絆のストーリー。
彼らに関連する人々の生き様を、笑いと涙で送る物語。疲れたあなたに贈る微妙なSF物語です。是非、ご覧あれ。
※加筆や修正が予告なしにあります。
―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――
EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。
そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。
そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。
そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。
そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。
果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。
未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する――
注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。
注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。
注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。
注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる