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第3章
第94話【興味】
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正直何を食べているか分からないくらい俺は混乱していた。
目の前で繰り出される話題や質問に、俺はできるだけ耳を傾け、そして誠実に答えた。
話題はもっぱら俺の今まで作り上げた錬成品を、この国全体で有効利用できないかという内容だ。
国王、そしてリチャード王子が率先して興味を示し、近衛兵団長のタルタロスも時折口を挟む。
一緒に聞いているソフィアは何故か自慢げで、ヴァイト伯爵はなんだか複雑そうな顔を見せていた。
唯一ジュベールだけは、国王たちの機嫌を損ねない程度に横やりを入れようとしたり、明らかにこの話題を変えたがっているように見える。
そもそもの出発は、会食開始早々に、シャルロット王女が皆に告げた俺の行いだった。
先日国王にも伝えた傷付いた小鳥の怪我を瞬時に治して見せたことを、何故か自慢げに話したのだ。
「待って。シャルロット。ハンスが傷付いて今にも死にそうな小鳥を治して見せたって? 庭園で?」
「ええ。お兄様。そうなんですの。たまたま見つけたハンスに、治してと言ったら、瞬く間に治してしまったのよ」
これがその後のリチャード王子とシャルロット王女の会話だ。
俺はこの時、何故そんなにリチャード王子が驚くのか良く分かっていなかった。
しかし、その次に続く言葉で、この王城の特異性を改めて思い出されることとなる。
リチャードの驚きの理由を俺と同じくよく理解していなかったであろうシャルロット王女に、リチャード王子は目を見開きながら問いかけた。
「この王城では、許された数少ない者しか魔法を使うことはできないんだよ? シャルロット。いくらハンスが回復魔法の使い手だとしても、小鳥を治すのは無理だ。一体どうやって?」
「どうやってって……。突然どこからか取り出した瓶に入った液体を、小鳥に振りかけたのよ。綺麗な色をした液体だったわ。そうしたら、傷がみるみるうちに治っていったの」
「ああ……ハンスは錬金術師だったね。噂に聞く回復薬というやつか。振りかけるなんて使い方もあるんだね。飲んだらえらく不味いって聞いたけど」
「リチャード王子。お言葉ですがハンスの作る回復薬は不味くなどありません。むしろ美味です」
その会話を聞いていたソフィアが突然口を挟んだのだ。
俺はもちろんのことを、一番驚いた顔を見せたのは父親のジュベールだっただろう。
「へぇ? ソフィア。不味くないって、興味があるな。少なくとも僕が聞いたことのある回復薬とは別物みたいだ。詳しく話を聞かせてくれるかい?」
「分かりました。喜んで」
ソフィアは、いかに俺の作る回復薬が美味いか力説した。
俺としては味よりも本来重要であるはずのその効果の方を説明して欲しかったけれど。
ソフィアの説明を聞き終えたリチャード王子は国王に向かって小さく耳打ちをし、国王は何度も頷きを見せた。
リチャード王子の耳打ちが終わった後、国王は俺の方をまっすぐに見て質問をする。
「ハンス。お前の作った美味い回復薬というのを今持っているか?」
「え? あ、はい。いくつかは常に携帯しておりますので」
俺はトキシラズの容器から上級回復薬を一本取り出す。
国王の仕草を受け、傍に控えている執事のような男性が、俺から上級回復薬を受け取り、国王に渡した。
まじまじと上級回復薬を見つめた後、国王はそれをタルタロスに渡す。
受けとったタルタロスもそれを何度も見た後、口を開いた。
「私が知っている回復薬とは似ても似つきませんな。こんな透き通った色合いではなかったはずですが……私も若いころには何度か世話になったことがありましたが、いやはや……怪我さえしていなければ二度と飲みたいとは思えぬひどい味でした」
「この中で味を知っているのはソフィアとタルタロスくらいだろ。ちょっと飲んでみなよ。ハンス。構わないね?」
リチャード王子が上級回復薬の試飲をタルタロスに命じる。
見たところ何処にも怪我をした様子はないが、健康な身体で飲んだからといって毒になるわけでもないので、俺はゆっくりと頷いた。
タルタロスはおもむろに瓶のふたを開け、口先を鼻に近付ける。
太い眉が眉間に寄っていたところを見ると、先ほど言ったようにあまり良い思い出ではなく、良くない感情を抱いているみたいだ。
ところがすぐに寄っていた眉は離れ、上に跳ね上がる。
視線だけど俺の方に一瞬向けた後、上級回復薬を小さな容器に移し替えてから、恐る恐るといった仕草で口に含んだ。
「なんと!? これが回復薬とは!! 信じられませんな! 爽やかですっきりした味わい。これなら確かに美味だと言うソフィア殿の言葉も頷けます!!」
「なんだって? おいおい。タルタロス。君が冗談を言うような性格じゃないとは知っているけれど、念のため聞くよ? 本当なんだね?」
「はい! リチャード王子。この味なら、一本を飲み干すのは苦どころか、喜んで飲み干しましょう」
「味については本当のようだね……ただ、僕は疑り深いんだ。そもそもそれが本当に回復薬としての効果があるのか。誰か、今怪我をしている者に心当たりはないかい?」
リチャード王子の問いかけに、タルタロスは顎に右手を当て考えるそぶりをしてから、口を開く。
「それなら、シモンなどいかがでしょう? ちょうど今日の訓練の際に、右腕を骨折してしまった者です。あいにく、治療師様が不在だったため、まだ治療を受けられていなかったはずですな」
「ちょうどいい。そのシモンというのを、ここに呼べるかい?」
言葉を受けた執事が一礼をしてから出ていき、しばらくしてから腕を布で吊った状態の若い男性と共に戻ってきた。
おそらく彼がシモンなのだろう。
シモンは緊張した面持ちで、直立不動で最敬礼をしながら叫ぶように声を上げた。
「シモンであります!! お呼びでしょうか!!」
「やぁ。待っていたよ。怪我をしているんだろう? 楽にしていい。君にちょっと頼みたいことがあるんだ」
リチャード王子に声をかけられてもなお、まるで棒のように立ったまま、シモンは続きを待っていた。
「君の怪我を治せるという薬があるんだ。飲んでもらいたい。ただそれだけさ」
「薬……で、ありますか……?」
おそらく予期していなかったであろう展開に、思わずシモンの声が漏れる。
先ほど少しタルタロスが試飲した上級回復薬を執事から動く方の手で受け取り、困惑した顔を見せた。
ふたは既に開けられている。
そんなことはないが、これが毒だとしても、シモンにはここで断る手段などないのだろう。
受けとった上級回復薬の瓶を目線の高さに持ち上げると、口先を含んでから目を強くつぶり、一気に飲み干す。
その様子をリチャード王子たちは興味深そうに見ていた。
飲み干した後、シモンは不思議そうな顔をしながら、目を開ける。
そして、ゆっくりとした動作で、自分の利き腕を吊るしていた布を取り払った。
シモンの行動にその場にいる全員の視線が注ぐ。
利き腕を何度か動かした後、シモンは再び最敬礼を行いながら叫んだ。
「治りました! ありがとうございます!!」
目の前で繰り出される話題や質問に、俺はできるだけ耳を傾け、そして誠実に答えた。
話題はもっぱら俺の今まで作り上げた錬成品を、この国全体で有効利用できないかという内容だ。
国王、そしてリチャード王子が率先して興味を示し、近衛兵団長のタルタロスも時折口を挟む。
一緒に聞いているソフィアは何故か自慢げで、ヴァイト伯爵はなんだか複雑そうな顔を見せていた。
唯一ジュベールだけは、国王たちの機嫌を損ねない程度に横やりを入れようとしたり、明らかにこの話題を変えたがっているように見える。
そもそもの出発は、会食開始早々に、シャルロット王女が皆に告げた俺の行いだった。
先日国王にも伝えた傷付いた小鳥の怪我を瞬時に治して見せたことを、何故か自慢げに話したのだ。
「待って。シャルロット。ハンスが傷付いて今にも死にそうな小鳥を治して見せたって? 庭園で?」
「ええ。お兄様。そうなんですの。たまたま見つけたハンスに、治してと言ったら、瞬く間に治してしまったのよ」
これがその後のリチャード王子とシャルロット王女の会話だ。
俺はこの時、何故そんなにリチャード王子が驚くのか良く分かっていなかった。
しかし、その次に続く言葉で、この王城の特異性を改めて思い出されることとなる。
リチャードの驚きの理由を俺と同じくよく理解していなかったであろうシャルロット王女に、リチャード王子は目を見開きながら問いかけた。
「この王城では、許された数少ない者しか魔法を使うことはできないんだよ? シャルロット。いくらハンスが回復魔法の使い手だとしても、小鳥を治すのは無理だ。一体どうやって?」
「どうやってって……。突然どこからか取り出した瓶に入った液体を、小鳥に振りかけたのよ。綺麗な色をした液体だったわ。そうしたら、傷がみるみるうちに治っていったの」
「ああ……ハンスは錬金術師だったね。噂に聞く回復薬というやつか。振りかけるなんて使い方もあるんだね。飲んだらえらく不味いって聞いたけど」
「リチャード王子。お言葉ですがハンスの作る回復薬は不味くなどありません。むしろ美味です」
その会話を聞いていたソフィアが突然口を挟んだのだ。
俺はもちろんのことを、一番驚いた顔を見せたのは父親のジュベールだっただろう。
「へぇ? ソフィア。不味くないって、興味があるな。少なくとも僕が聞いたことのある回復薬とは別物みたいだ。詳しく話を聞かせてくれるかい?」
「分かりました。喜んで」
ソフィアは、いかに俺の作る回復薬が美味いか力説した。
俺としては味よりも本来重要であるはずのその効果の方を説明して欲しかったけれど。
ソフィアの説明を聞き終えたリチャード王子は国王に向かって小さく耳打ちをし、国王は何度も頷きを見せた。
リチャード王子の耳打ちが終わった後、国王は俺の方をまっすぐに見て質問をする。
「ハンス。お前の作った美味い回復薬というのを今持っているか?」
「え? あ、はい。いくつかは常に携帯しておりますので」
俺はトキシラズの容器から上級回復薬を一本取り出す。
国王の仕草を受け、傍に控えている執事のような男性が、俺から上級回復薬を受け取り、国王に渡した。
まじまじと上級回復薬を見つめた後、国王はそれをタルタロスに渡す。
受けとったタルタロスもそれを何度も見た後、口を開いた。
「私が知っている回復薬とは似ても似つきませんな。こんな透き通った色合いではなかったはずですが……私も若いころには何度か世話になったことがありましたが、いやはや……怪我さえしていなければ二度と飲みたいとは思えぬひどい味でした」
「この中で味を知っているのはソフィアとタルタロスくらいだろ。ちょっと飲んでみなよ。ハンス。構わないね?」
リチャード王子が上級回復薬の試飲をタルタロスに命じる。
見たところ何処にも怪我をした様子はないが、健康な身体で飲んだからといって毒になるわけでもないので、俺はゆっくりと頷いた。
タルタロスはおもむろに瓶のふたを開け、口先を鼻に近付ける。
太い眉が眉間に寄っていたところを見ると、先ほど言ったようにあまり良い思い出ではなく、良くない感情を抱いているみたいだ。
ところがすぐに寄っていた眉は離れ、上に跳ね上がる。
視線だけど俺の方に一瞬向けた後、上級回復薬を小さな容器に移し替えてから、恐る恐るといった仕草で口に含んだ。
「なんと!? これが回復薬とは!! 信じられませんな! 爽やかですっきりした味わい。これなら確かに美味だと言うソフィア殿の言葉も頷けます!!」
「なんだって? おいおい。タルタロス。君が冗談を言うような性格じゃないとは知っているけれど、念のため聞くよ? 本当なんだね?」
「はい! リチャード王子。この味なら、一本を飲み干すのは苦どころか、喜んで飲み干しましょう」
「味については本当のようだね……ただ、僕は疑り深いんだ。そもそもそれが本当に回復薬としての効果があるのか。誰か、今怪我をしている者に心当たりはないかい?」
リチャード王子の問いかけに、タルタロスは顎に右手を当て考えるそぶりをしてから、口を開く。
「それなら、シモンなどいかがでしょう? ちょうど今日の訓練の際に、右腕を骨折してしまった者です。あいにく、治療師様が不在だったため、まだ治療を受けられていなかったはずですな」
「ちょうどいい。そのシモンというのを、ここに呼べるかい?」
言葉を受けた執事が一礼をしてから出ていき、しばらくしてから腕を布で吊った状態の若い男性と共に戻ってきた。
おそらく彼がシモンなのだろう。
シモンは緊張した面持ちで、直立不動で最敬礼をしながら叫ぶように声を上げた。
「シモンであります!! お呼びでしょうか!!」
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