23 / 30
対決!殺魚事件⑤
しおりを挟む
「そう!メダちゃんが元気を無くしたのは水槽の水が汚れていたから。次に容疑者だが3人いる。ペット係の飼馬くん、そして水曜にクラブ活動をしていたサッカークラブの玉止くんと、音楽クラブの笛口さん、3人共前に出てきてください」
ケイジくんの言葉を聞いて3人は黒板の前にやってきた。
「ここまではいいかな時巻探偵?」
「僕たちが帰る前、メダちゃんはまだ元気に泳いでいたから、事件は放課後に起こった。だとすると放課後残っていた、この3人が犯人候補なのは間違いないよ」
ケイジくんと僕の意見が合ったことでクラスメイトは拍手を送る。
「大事なのは動機。なぜ犯人は水槽の水を汚したのか。この中で動機があるのは1人だけだ」
「飼馬くんはこのクラスで一番メダちゃんを可愛がっていた。玉止くんはサッカーに熱中している。とすると……犯人は魚嫌いの笛口さん、きみだ!」
ケイジくんはズバリそう言い放った。自信満々なケイジは僕の方を見て笑顔を見せた。
「私やってないよ!」
笛口さんは無実をうったえた。いつもは静かな笛口さんがこんなに大きな声をあげるのを初めて聞いた。
クラスメイトみんなの視線が笛口さんに集まった。
「時巻探偵の推理はどうなんだ?」
「ケイジくんの推理は惜しいけど、事件の真相は違う!」
「な、なんだとっ!」
驚きを隠せないケイジくん、容疑者の3人、そしてクラスメイトに僕の導き出した推理を披露する。
「事件の真相はこうだ。最初のきっかけはペット係の飼馬くんがした水槽の水換えだ。飼馬くんは16時30分から塾があったから急いで水換えをした。結果、水槽の水は8割しか入っていなかった」
「そんな……僕が……」
飼馬くんは驚いたような顔をして顔を下に向けた。
「このバケツとポンプの中に残ったままの水が証拠だ」
スケットくんは水の残ったバケツを揺らして見せた。タプタプという水が揺れ動く音が教室に響く。
「急いで帰った飼馬くんに変わって教室に戻ってきたのは笛口さん。16時25分、ケイジくんの言う通りリコーダーを取りに来た笛口さんはある人と出会ってしまう」
「ある人って?」
第一発見者の小春ちゃんは興味津々で聞いてくる。
「それは担持先生だ。水槽の水が満杯になってないことに気がついた担持先生だったけど、16時30分から会議があったから、水を足すのを魚嫌いの笛口さんに頼んでしまう」
「担持先生は職員室へ戻っていった。そして残った笛口さんは魚嫌いだから水槽に水を足すことは出来ず、忘れ物を取りに来た玉止くんに担持先生からのお願いということで水を足すのを頼んだ」
「そんなはずない!俺は玉止くんにも事情聴取をした!教室には誰もいなかったって言っていた」
ケイジくんは大声でそう叫んだ。
「その通り。教室では。笛口さんと玉止くんは廊下で会ったんだ。そうだよね笛口さん?」
「うん。時巻くんの言う通り。廊下に出たところで玉止くんに会って水を足すのをお願いしたんだよ」
「だけどまた新しい問題がでてくる。水を足すには水槽を持っていくか、バケツに水を入れて持っていくかのどちらかしかない」
「水槽の水を足すにはその方法しかないよ」
飼馬くんはうんうんと頷いた。
「玉止くんにはそれが出来なかった。なぜなら怪我をしているからだ!」
「この通り!」
玉止くんは包帯が巻かれた右手をみんなに見せる。クラスメイトのおーという声が響き渡る。
「そこで玉止くんは考えただろう。どうしたら良いか。そこで思いついたのは水筒だ。水槽の周りには水たまりがあった。そしてその水たまりには虫島くんの飼っているアリがたくさんいた」
「アリは砂糖が好きだからね」
虫島くんはニシシと笑ってアリがたくさん入っているビンを見せる。
「そう玉止くんは水筒に入っていたスポーツドリンクを水槽の中に入れたんだ。スポーツドリンクには砂糖がたくさん入っている。もちろん砂糖以外にも色んな成分がね」
「時巻くんの言う通りだよ。俺もメダカが汚れた水が嫌いなことは知ってた。でもスポーツドリンクなら大丈夫だろって思っちゃったんだ。栄養たくさん入ってるし」
「じゃあ、そのスポーツドリンクが原因でメダちゃんは……」
「その通り!この事件には動機がない!動機のない事件だったんだ!犯人は1人じゃない。飼馬くんの焦り、笛口さんの恐怖、玉止くんの勘違いが今回の殺魚未遂事件を引き起こしたんだ!」
「そうだったのか……笛口さん本当にごめん」
ケイジくんは落ち込み笛口さんに頭を下げた。
「ううん。みんな私こそごめんなさい。私がちゃんと水を足していれば」
「いや、僕がちゃんと水換えを終わらせていれば」
「いやいや俺がスポーツドリンクなんか入れなければ」
3人が3人共落ち込んで顔を下に向ける。その時、教室のドアが勢いよく開いた。
「みんな!ごめん!俺が水を足してやってれば」
ドアの向こうで話を聞いていた担持先生が教室に入ってきた。
「4人目の犯人がいたね」
スケットくんがそう言って笑うと、クラスメイトみんなも笑顔になった。
それからみんなでメダちゃんの水槽の水を綺麗な水に入れ替えた。すると今朝まで元気のなかったメダちゃんは、すぐに元気になって水槽の中を泳ぎ出したんだ。
「時巻探偵……俺の完敗だ。さすがの推理力だよ」
ケイジくんは僕の前に手を出してきた。僕はその手を握って握手した。今度は手を叩かれることはなかった。
「ケイジくんもさすがだったよ」
「お父さんにも時巻探偵のこと話しておくよ。俺のライバルができたってな。今度は負けないぞ」
ケイジくんはそう言うと握手した手を強く握った。
僕がタイムメガネでタイムリープできるってことはケイジくんには言えないな、そんなことを思ったりした。
こうして事件は幕を閉じた。
探偵、時巻モドルの事件簿に記録しよう。
『殺魚未遂事件と動機なき4人の犯人』
ケイジくんの言葉を聞いて3人は黒板の前にやってきた。
「ここまではいいかな時巻探偵?」
「僕たちが帰る前、メダちゃんはまだ元気に泳いでいたから、事件は放課後に起こった。だとすると放課後残っていた、この3人が犯人候補なのは間違いないよ」
ケイジくんと僕の意見が合ったことでクラスメイトは拍手を送る。
「大事なのは動機。なぜ犯人は水槽の水を汚したのか。この中で動機があるのは1人だけだ」
「飼馬くんはこのクラスで一番メダちゃんを可愛がっていた。玉止くんはサッカーに熱中している。とすると……犯人は魚嫌いの笛口さん、きみだ!」
ケイジくんはズバリそう言い放った。自信満々なケイジは僕の方を見て笑顔を見せた。
「私やってないよ!」
笛口さんは無実をうったえた。いつもは静かな笛口さんがこんなに大きな声をあげるのを初めて聞いた。
クラスメイトみんなの視線が笛口さんに集まった。
「時巻探偵の推理はどうなんだ?」
「ケイジくんの推理は惜しいけど、事件の真相は違う!」
「な、なんだとっ!」
驚きを隠せないケイジくん、容疑者の3人、そしてクラスメイトに僕の導き出した推理を披露する。
「事件の真相はこうだ。最初のきっかけはペット係の飼馬くんがした水槽の水換えだ。飼馬くんは16時30分から塾があったから急いで水換えをした。結果、水槽の水は8割しか入っていなかった」
「そんな……僕が……」
飼馬くんは驚いたような顔をして顔を下に向けた。
「このバケツとポンプの中に残ったままの水が証拠だ」
スケットくんは水の残ったバケツを揺らして見せた。タプタプという水が揺れ動く音が教室に響く。
「急いで帰った飼馬くんに変わって教室に戻ってきたのは笛口さん。16時25分、ケイジくんの言う通りリコーダーを取りに来た笛口さんはある人と出会ってしまう」
「ある人って?」
第一発見者の小春ちゃんは興味津々で聞いてくる。
「それは担持先生だ。水槽の水が満杯になってないことに気がついた担持先生だったけど、16時30分から会議があったから、水を足すのを魚嫌いの笛口さんに頼んでしまう」
「担持先生は職員室へ戻っていった。そして残った笛口さんは魚嫌いだから水槽に水を足すことは出来ず、忘れ物を取りに来た玉止くんに担持先生からのお願いということで水を足すのを頼んだ」
「そんなはずない!俺は玉止くんにも事情聴取をした!教室には誰もいなかったって言っていた」
ケイジくんは大声でそう叫んだ。
「その通り。教室では。笛口さんと玉止くんは廊下で会ったんだ。そうだよね笛口さん?」
「うん。時巻くんの言う通り。廊下に出たところで玉止くんに会って水を足すのをお願いしたんだよ」
「だけどまた新しい問題がでてくる。水を足すには水槽を持っていくか、バケツに水を入れて持っていくかのどちらかしかない」
「水槽の水を足すにはその方法しかないよ」
飼馬くんはうんうんと頷いた。
「玉止くんにはそれが出来なかった。なぜなら怪我をしているからだ!」
「この通り!」
玉止くんは包帯が巻かれた右手をみんなに見せる。クラスメイトのおーという声が響き渡る。
「そこで玉止くんは考えただろう。どうしたら良いか。そこで思いついたのは水筒だ。水槽の周りには水たまりがあった。そしてその水たまりには虫島くんの飼っているアリがたくさんいた」
「アリは砂糖が好きだからね」
虫島くんはニシシと笑ってアリがたくさん入っているビンを見せる。
「そう玉止くんは水筒に入っていたスポーツドリンクを水槽の中に入れたんだ。スポーツドリンクには砂糖がたくさん入っている。もちろん砂糖以外にも色んな成分がね」
「時巻くんの言う通りだよ。俺もメダカが汚れた水が嫌いなことは知ってた。でもスポーツドリンクなら大丈夫だろって思っちゃったんだ。栄養たくさん入ってるし」
「じゃあ、そのスポーツドリンクが原因でメダちゃんは……」
「その通り!この事件には動機がない!動機のない事件だったんだ!犯人は1人じゃない。飼馬くんの焦り、笛口さんの恐怖、玉止くんの勘違いが今回の殺魚未遂事件を引き起こしたんだ!」
「そうだったのか……笛口さん本当にごめん」
ケイジくんは落ち込み笛口さんに頭を下げた。
「ううん。みんな私こそごめんなさい。私がちゃんと水を足していれば」
「いや、僕がちゃんと水換えを終わらせていれば」
「いやいや俺がスポーツドリンクなんか入れなければ」
3人が3人共落ち込んで顔を下に向ける。その時、教室のドアが勢いよく開いた。
「みんな!ごめん!俺が水を足してやってれば」
ドアの向こうで話を聞いていた担持先生が教室に入ってきた。
「4人目の犯人がいたね」
スケットくんがそう言って笑うと、クラスメイトみんなも笑顔になった。
それからみんなでメダちゃんの水槽の水を綺麗な水に入れ替えた。すると今朝まで元気のなかったメダちゃんは、すぐに元気になって水槽の中を泳ぎ出したんだ。
「時巻探偵……俺の完敗だ。さすがの推理力だよ」
ケイジくんは僕の前に手を出してきた。僕はその手を握って握手した。今度は手を叩かれることはなかった。
「ケイジくんもさすがだったよ」
「お父さんにも時巻探偵のこと話しておくよ。俺のライバルができたってな。今度は負けないぞ」
ケイジくんはそう言うと握手した手を強く握った。
僕がタイムメガネでタイムリープできるってことはケイジくんには言えないな、そんなことを思ったりした。
こうして事件は幕を閉じた。
探偵、時巻モドルの事件簿に記録しよう。
『殺魚未遂事件と動機なき4人の犯人』
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
【総集編】日本昔話 パロディ短編集
Grisly
児童書・童話
❤️⭐️お願いします。
今まで発表した
日本昔ばなしの短編集を、再放送致します。
朝ドラの総集編のような物です笑
読みやすくなっているので、
⭐️して、何度もお読み下さい。
読んだ方も、読んでない方も、
新しい発見があるはず!
是非お楽しみ下さい😄
⭐︎登録、コメント待ってます。
シンクの卵
名前も知らない兵士
児童書・童話
小学五年生で文房具好きの桜井春は、小学生ながら秘密組織を結成している。
メンバーは四人。秘密のアダ名を使うことを義務とする。六年生の閣下、同級生のアンテナ、下級生のキキ、そして桜井春ことパルコだ。
ある日、パルコは死んだ父親から手紙をもらう。
手紙の中には、銀貨一枚と黒いカードが入れられており、カードには暗号が書かれていた。
その暗号は市境にある廃工場の場所を示していた。
とある夜、忍び込むことを計画した四人は、集合場所で出くわしたファーブルもメンバーに入れて、五人で廃工場に侵入する。
廃工場の一番奥の一室に、誰もいないはずなのにランプが灯る「世界を変えるための不必要の部屋」を発見する五人。
そこには古い机と椅子、それに大きな本とインクが入った卵型の瓶があった。
エポックメイキング。
その本に万年筆で署名して、正式な秘密組織を発足させることを思いつくパルコ。
その本は「シンクの卵」と呼ばれ、書いたことが現実になる本だった。
【完】ことうの怪物いっか ~夏休みに親子で漂流したのは怪物島!? 吸血鬼と人造人間に育てられた女の子を救出せよ! ~
丹斗大巴
児童書・童話
どきどきヒヤヒヤの夏休み!小学生とその両親が流れ着いたのは、モンスターの住む孤島!?
*☆* *☆* *☆* *☆* *☆* *☆* *☆*
夏休み、家族で出掛けた先でクルーザーが転覆し、漂流した青山親子の3人。とある島に流れ着くと、古風で顔色の悪い外国人と、大怪我を負ったという気味の悪い執事、そしてあどけない少女が住んでいた。なんと、彼らの正体は吸血鬼と、その吸血鬼に作られた人造人間! 人間の少女を救い出し、無事に島から脱出できるのか……!?
*☆* *☆* *☆* *☆* *☆* *☆* *☆*
家族のきずなと種を超えた友情の物語。
みかんちゃんの魔法日和〜平和な世界で暮らす、魔法使いの日常
香橙ぽぷり
児童書・童話
この世界と似ているけれど、神様の存在も知られていて、
神の使いである魔法使いも、普通の人を助けながら一緒に暮らす、平和な世界。
普通の人と同じ学校に通っている
10歳の魔法使い、みかんちゃんの日常物語です。
時系列で並べているため、番外編を先にしています。
☆ふしぎな夜のおひなさま
(ひな祭り)
朝に見ると、毎日のように、ひな人形が動いた跡があると、
同じ学校の1年生から相談されます。
一体何が起きているのか、みかんちゃんは泊まり込みで調査します。
14歳の時から、個人的に書いている作品。
特に起点もなく、主人公さえいれば成り立つ話なこともあり、最長です。
学校用の作品は当時の年齢や、伝わりやすさを意識して書いていましたが、
これは私がわかれば…、思いっきり好きなように!と考えて書いていたため、
他の作品よりも設定に凝りまくっていたり、クラスメートなどのキャラクター数が多かったりと、わかりにくいところがあります。
私の代表作なので載せておきます。
ファンタジー要素の他に、友情とか、親子愛とか、物を大切に思う気持ちとか、
いろんな愛情を盛り込みたいと考えているので、タグにも入れました。
恋愛要素も少しはありますが、恋に限定してはいないので、タグで誤解を与えたらすみません。
鎌倉西小学校ミステリー倶楽部
澤田慎梧
児童書・童話
【「鎌倉猫ヶ丘小ミステリー倶楽部」に改題して、アルファポリスきずな文庫より好評発売中!】
https://kizuna.alphapolis.co.jp/book/11230
【「第1回きずな児童書大賞」にて、「謎解きユニーク探偵賞」を受賞】
市立「鎌倉西小学校」には不思議な部活がある。その名も「ミステリー倶楽部」。なんでも、「学校の怪談」の正体を、鮮やかに解明してくれるのだとか……。
学校の中で怪奇現象を目撃したら、ぜひとも「ミステリー倶楽部」に相談することをオススメする。
案外、つまらない勘違いが原因かもしれないから。
……本物の「お化け」や「妖怪」が出てくる前に、相談しに行こう。
※本作品は小学校高学年以上を想定しています。作中の漢字には、ふりがなが多く振ってあります。
※本作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
※本作品は、三人の主人公を描いた連作短編です。誰を主軸にするかで、ジャンルが少し変化します。
※カクヨムさんにも投稿しています(初出:2020年8月1日)
見習い錬金術士ミミリの冒険の記録〜討伐も採集もお任せください!ご依頼達成の報酬は、情報でお願いできますか?〜
うさみち
児童書・童話
【見習い錬金術士とうさぎのぬいぐるみたちが描く、スパイス混じりのゆるふわ冒険!情報収集のために、お仕事のご依頼も承ります!】
「……襲われてる! 助けなきゃ!」
錬成アイテムの採集作業中に訪れた、モンスターに襲われている少年との突然の出会い。
人里離れた山陵の中で、慎ましやかに暮らしていた見習い錬金術士ミミリと彼女の家族、機械人形(オートマタ)とうさぎのぬいぐるみ。彼女たちの運命は、少年との出会いで大きく動き出す。
「俺は、ある人たちから頼まれて預かり物を渡すためにここに来たんだ」
少年から渡された物は、いくつかの錬成アイテムと一枚の手紙。
「……この手紙、私宛てなの?」
少年との出会いをキッカケに、ミミリはある人、あるアイテムを探すために冒険を始めることに。
――冒険の舞台は、まだ見ぬ世界へ。
新たな地で、右も左もわからないミミリたちの人探し。その方法は……。
「討伐、採集何でもします!ご依頼達成の報酬は、情報でお願いできますか?」
見習い錬金術士ミミリの冒険の記録は、今、ここから綴られ始める。
《この小説の見どころ》
①可愛いらしい登場人物
見習い錬金術士のゆるふわ少女×しっかり者だけど寂しがり屋の凄腕美少女剣士の機械人形(オートマタ)×ツンデレ魔法使いのうさぎのぬいぐるみ×コシヌカシの少年⁉︎
②ほのぼのほんわか世界観
可愛いらしいに囲まれ、ゆったり流れる物語。読了後、「ほわっとした気持ち」になってもらいたいをコンセプトに。
③時々スパイスきいてます!
ゆるふわの中に時折現れるスパイシーな展開。そして時々ミステリー。
④魅力ある錬成アイテム
錬金術士の醍醐味!それは錬成アイテムにあり。魅力あるアイテムを活用して冒険していきます。
◾️第3章完結!現在第4章執筆中です。
◾️この小説は小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
◾️作者以外による小説の無断転載を禁止しています。
◾️挿絵はなんでも書いちゃうヨギリ酔客様からご寄贈いただいたものです。
参上! 怪盗イタッチ
ピラフドリア
児童書・童話
参上! 怪盗イタッチ
イタチの怪盗イタッチが、あらゆるお宝を狙って大冒険!? 折り紙を使った怪盗テクニックで、どんなお宝も盗み出す!!
⭐︎詳細⭐︎
以下のサイトでも投稿してます。
・小説家になろう
・エブリスタ
・カクヨム
・ハーメルン
・pixiv
・ノベルアップ+
・アルファポリス
・note
・ノベリズム
・魔法ランド
・ノベルピア
・YouTube
化け猫ミッケと黒い天使
ひろみ透夏
児童書・童話
運命の人と出会える逢生橋――。
そんな言い伝えのある橋の上で、化け猫《ミッケ》が出会ったのは、幽霊やお化けが見える小学五年生の少女《黒崎美玲》。
彼女の家に居候したミッケは、やがて美玲の親友《七海萌》や、内気な級友《蜂谷優斗》、怪奇クラブ部長《綾小路薫》らに巻き込まれて、様々な怪奇現象を体験する。
次々と怪奇現象を解決する《美玲》。しかし《七海萌》の暴走により、取り返しのつかない深刻な事態に……。
そこに現れたのは、妖しい能力を持った青年《四聖進》。彼に出会った事で、物語は急展開していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる