3 / 7
第2話 魔獣ってなんかカッコいいよね
しおりを挟む
「ハァ、ハァ、ハァ。そ、そろそろ撒いたかな?」
「少なくとも見える範囲にはゴホッ、いないよ」
さっきの白衣の男から逃げるためとはいえ、体育の持久走よりも長い間走ったせいで喉も体力も限界だ…いつかあの男を本気でぶん殴ろうと思う。
「それにしてもあの男腕に強酸かかっても追いかけてきたぞ。そんなに『神殿』って大事なのか?」
「でもありとあらゆる科学と魔術の知識、技術が詰まってるっていう噂だよ?そりゃー血眼にもなるよ~。ってか『神殿』と脳が接続されたって言ってたけどどんなんなの?」
「うーん…接続した瞬間は知識が流れ込んできたけど接続のオンオフが切り替えられるみたいだから今はオフにしてる」
接続した瞬間はえげつない情報量が一気に流れてきて混乱したが、逃げ始めた頃に知識の流入が止まり、脳内で声が響いた。
『知識を常に流し続けると脳に悪影響を及ぼす恐れがあるため一時的に接続をオフします。自ら接続を望めば自動的に接続されるので知識が必要なときにのみ、ご活用ください』
とのことだったので逃げ始めてから今までずっと接続は切っていた。
「へぇ~、便利~」
「何が便利じゃ。こちとら脳に悪影響があるかもしれないものと繋がってんねんぞ」
「脳自体は元々イカれてるよね?」
「俺テストの直近記録学年6位だぞ学年179位のバカタレ」
「そこじゃなくて性格の話!ていうか何で私の順位知ってんのキモいんだけど」
そんなこと言われても誰かをバカにするための情報収集を日課にしている俺としてはこの程度の秘密あと5、6個あるんだが…言ったらぶっ飛ばされそうなので黙秘権を使わせてもらう。
「…………」
「あ、黙ったー!なんか隠してるだろオイ!コラ無言やめろ!この引きこもりニートまっしぐらな陰キャ野郎!」
「ハッハッハ、その言葉は俺にとって褒め言葉だよ!なんてったって引きこもりニートで陰キャなんて転生ものの主人公あるあるじゃないか」
とかなんとか言ってる間に出口らしき扉が見えてきた。
「おっ、なんか前に扉があるぞ。そろそろ出れるんじゃね?」
「ヤッター!早く家に帰ってポテチとかポテチとかポテチとか食べたーい」
「ポテチ以外に好きな食べ物無えの?ま、いいか。じゃあ扉開けるぞー」
「早くー」
「はいはい。さーん、にー、いーち …オープン!」
俺は扉を掴み思いっきり引っ張った。引っ張ってしまった。そこには……
「………………」
例の白衣の男が全身炎に包まれた狼?みたいな変な動物を3匹引き連れ、おでこにビキビキ青筋を走らせながら気味が悪いニコニコ笑顔を浮かべていた。俺達はそっと扉を閉めると…
「……逃げよう☆」
「賛成♡」
全速力で走り始めた。
「逃がすかガキ共!行け、ファイヤーウルフ_!!」
「「「ウォーーーン!」」」
掛け声と共に三匹のファイヤーウルフ?とやらは俺達を追いかけてきた。
「ねぇ何あれ何あれ!なんか全身燃えてんだけど普通の狼じゃないよねホントにあれ何ー!」
「教えるわけ無えだろクソガキB」
「ヒドッ!なんで私がBなの!せめてAにしなさいよ!」
「俺突っ込むべきはそこじゃないと思うんだ…つかマジでどうしよ~!」
『創生:薬』で劇薬を作ってもいいが万が一あの炎で引火して変なガスとかが発生でもしたらと思うともう少し情報が欲しい。魔力でできた炎は普通の炎と違うらしいし。情報、情報、情報!………あれ?そーいえば俺全ての科学と魔術の情報が詰め込まれた『神殿』と接続できんじゃん。
「どーしたのヒロなんか思いついたような顔してるけどなんか策があるなら早くしてえええ」
「分かった!スウウウウー」
俺は息を吸い込むと、
「『神殿』接続ーーー!!!」
と、大声で叫んだ。というかどうすれば接続できるか分かんなかったから取り敢えず叫んだ。
『了解しました。ただいまより、接続をオンにします』
良かった、合ってたみたいだ。
『接続完了。ちなみに脳内で念じてくだされば接続できます』
………………
「な、何ィ?!」
一番驚いていたのは白衣の男だった。まさかこの局面で『神殿』のことを忘れていたとでも言うのだろうか。
「分析完了。よし、逆転開始だ!」
「オー!」
「クソ!だが所詮子供。軽く捻り潰してやる!ファイヤーウルフ、奴らを喰らい尽くせ!!」
再び襲ってくる狼達。俺は逃げ回ってある程度の距離を取ると…
「蘭!俺が投げた薬品が着弾したら狼達を囲む結界魔術を!『創生:薬・液体水素』!これでも食らえ!」
蘭に指示すると生み出された液体水素を全力で狼達に投げつけた。すると…
「「「グガアアアア」」」
大爆発が起こり、狼達を囲む結界の中で狼達の血や肉片が爆風で舞い踊っていた…
「おにーさんもこんな風になりたくなかったらどっか行ってね☆」
「ぐぐぐ………」
「早くしないと手が滑るかもなー」
「くっ…分かった分かった、分かったから!ただし、これだけは覚えとけ。お前が『神殿』と接続されていることを知られたら…」
「知られたら?」
「言葉じゃ言い表せないくらいえげつないことになる。お前の体から脳みそだけ摘出して脳みそにログインしようとするような連中もいるだろうな」
「……忠告ありがとよ。さっさとどっか行け。お大事に」
そう言うと白衣の男は歩きながら去っていった。俺は男の姿が見えなくなるまで待ってから、
「『神殿』、接続を切ってくれ」
『了解。河流弘との接続を解除します』
「ふうー、一先ず一安心ってところか…」
「だね。……ねぇヒロ、最後のあの爆発って水素爆発だよね?あんなに威力でるっけ?」
「あぁ、それは『神殿』の情報を使った。なんでも魔力で生み出された炎は水素がより激しく燃えるらしいんだ。そしてあの狼は魔獣。『神殿』によると魔獣ってーのは魔力を使って品種改良した動物のことらしい。ならあの炎も魔力で生み出されたはずだろ?」
それにしてもこの場で最も必要な知識が一気に流れてくるこの感覚はなんだか変な感じがする。
「へぇ~、やっぱり『神殿』って便利だね~」
「そんなことより外出ようぜ。早く帰りたい」
「そうだね。早く帰ってポテチ食べよう」
「まだポテチポテチ言ってんのか」
そして俺達は家に帰り、いつもどおりの日常を送ることができた。
その頃、例の研究所ではあの白衣の男と謎の女が対峙していた。
「ほう、つまり『神殿』はよく分からん変なガキに奪われその上研究途中であったファイヤーウルフまでも殺されて無様に逃げ帰って来たと」
「は…はい、ボス。しかしあのガキは『神殿』の知識を利用していて…」
「やれ」
その合図でボスと呼ばれた女の両側にいた明らかに普通の動物ではない火を吹く獅子と暴風を身にまとう虎が一斉に男へと襲いかかった。
「お…お待ちください!私は、私はまだ役に立て…ギイヤアアアア」
「ふむ、『神殿』と接続された脳。その脳を通じて『神殿』の知識を使うことのできる少年。面白い研究対象じゃないか。……よし、私自ら動こうではないか。」
そう言うと女は未だ男を貪っていた獅子と虎を引き連れ、外へと出ていった。
「まだ生きているだろ?自分で病院にでも行くんだな。さあ、待っていろ、河流弘!」
「少なくとも見える範囲にはゴホッ、いないよ」
さっきの白衣の男から逃げるためとはいえ、体育の持久走よりも長い間走ったせいで喉も体力も限界だ…いつかあの男を本気でぶん殴ろうと思う。
「それにしてもあの男腕に強酸かかっても追いかけてきたぞ。そんなに『神殿』って大事なのか?」
「でもありとあらゆる科学と魔術の知識、技術が詰まってるっていう噂だよ?そりゃー血眼にもなるよ~。ってか『神殿』と脳が接続されたって言ってたけどどんなんなの?」
「うーん…接続した瞬間は知識が流れ込んできたけど接続のオンオフが切り替えられるみたいだから今はオフにしてる」
接続した瞬間はえげつない情報量が一気に流れてきて混乱したが、逃げ始めた頃に知識の流入が止まり、脳内で声が響いた。
『知識を常に流し続けると脳に悪影響を及ぼす恐れがあるため一時的に接続をオフします。自ら接続を望めば自動的に接続されるので知識が必要なときにのみ、ご活用ください』
とのことだったので逃げ始めてから今までずっと接続は切っていた。
「へぇ~、便利~」
「何が便利じゃ。こちとら脳に悪影響があるかもしれないものと繋がってんねんぞ」
「脳自体は元々イカれてるよね?」
「俺テストの直近記録学年6位だぞ学年179位のバカタレ」
「そこじゃなくて性格の話!ていうか何で私の順位知ってんのキモいんだけど」
そんなこと言われても誰かをバカにするための情報収集を日課にしている俺としてはこの程度の秘密あと5、6個あるんだが…言ったらぶっ飛ばされそうなので黙秘権を使わせてもらう。
「…………」
「あ、黙ったー!なんか隠してるだろオイ!コラ無言やめろ!この引きこもりニートまっしぐらな陰キャ野郎!」
「ハッハッハ、その言葉は俺にとって褒め言葉だよ!なんてったって引きこもりニートで陰キャなんて転生ものの主人公あるあるじゃないか」
とかなんとか言ってる間に出口らしき扉が見えてきた。
「おっ、なんか前に扉があるぞ。そろそろ出れるんじゃね?」
「ヤッター!早く家に帰ってポテチとかポテチとかポテチとか食べたーい」
「ポテチ以外に好きな食べ物無えの?ま、いいか。じゃあ扉開けるぞー」
「早くー」
「はいはい。さーん、にー、いーち …オープン!」
俺は扉を掴み思いっきり引っ張った。引っ張ってしまった。そこには……
「………………」
例の白衣の男が全身炎に包まれた狼?みたいな変な動物を3匹引き連れ、おでこにビキビキ青筋を走らせながら気味が悪いニコニコ笑顔を浮かべていた。俺達はそっと扉を閉めると…
「……逃げよう☆」
「賛成♡」
全速力で走り始めた。
「逃がすかガキ共!行け、ファイヤーウルフ_!!」
「「「ウォーーーン!」」」
掛け声と共に三匹のファイヤーウルフ?とやらは俺達を追いかけてきた。
「ねぇ何あれ何あれ!なんか全身燃えてんだけど普通の狼じゃないよねホントにあれ何ー!」
「教えるわけ無えだろクソガキB」
「ヒドッ!なんで私がBなの!せめてAにしなさいよ!」
「俺突っ込むべきはそこじゃないと思うんだ…つかマジでどうしよ~!」
『創生:薬』で劇薬を作ってもいいが万が一あの炎で引火して変なガスとかが発生でもしたらと思うともう少し情報が欲しい。魔力でできた炎は普通の炎と違うらしいし。情報、情報、情報!………あれ?そーいえば俺全ての科学と魔術の情報が詰め込まれた『神殿』と接続できんじゃん。
「どーしたのヒロなんか思いついたような顔してるけどなんか策があるなら早くしてえええ」
「分かった!スウウウウー」
俺は息を吸い込むと、
「『神殿』接続ーーー!!!」
と、大声で叫んだ。というかどうすれば接続できるか分かんなかったから取り敢えず叫んだ。
『了解しました。ただいまより、接続をオンにします』
良かった、合ってたみたいだ。
『接続完了。ちなみに脳内で念じてくだされば接続できます』
………………
「な、何ィ?!」
一番驚いていたのは白衣の男だった。まさかこの局面で『神殿』のことを忘れていたとでも言うのだろうか。
「分析完了。よし、逆転開始だ!」
「オー!」
「クソ!だが所詮子供。軽く捻り潰してやる!ファイヤーウルフ、奴らを喰らい尽くせ!!」
再び襲ってくる狼達。俺は逃げ回ってある程度の距離を取ると…
「蘭!俺が投げた薬品が着弾したら狼達を囲む結界魔術を!『創生:薬・液体水素』!これでも食らえ!」
蘭に指示すると生み出された液体水素を全力で狼達に投げつけた。すると…
「「「グガアアアア」」」
大爆発が起こり、狼達を囲む結界の中で狼達の血や肉片が爆風で舞い踊っていた…
「おにーさんもこんな風になりたくなかったらどっか行ってね☆」
「ぐぐぐ………」
「早くしないと手が滑るかもなー」
「くっ…分かった分かった、分かったから!ただし、これだけは覚えとけ。お前が『神殿』と接続されていることを知られたら…」
「知られたら?」
「言葉じゃ言い表せないくらいえげつないことになる。お前の体から脳みそだけ摘出して脳みそにログインしようとするような連中もいるだろうな」
「……忠告ありがとよ。さっさとどっか行け。お大事に」
そう言うと白衣の男は歩きながら去っていった。俺は男の姿が見えなくなるまで待ってから、
「『神殿』、接続を切ってくれ」
『了解。河流弘との接続を解除します』
「ふうー、一先ず一安心ってところか…」
「だね。……ねぇヒロ、最後のあの爆発って水素爆発だよね?あんなに威力でるっけ?」
「あぁ、それは『神殿』の情報を使った。なんでも魔力で生み出された炎は水素がより激しく燃えるらしいんだ。そしてあの狼は魔獣。『神殿』によると魔獣ってーのは魔力を使って品種改良した動物のことらしい。ならあの炎も魔力で生み出されたはずだろ?」
それにしてもこの場で最も必要な知識が一気に流れてくるこの感覚はなんだか変な感じがする。
「へぇ~、やっぱり『神殿』って便利だね~」
「そんなことより外出ようぜ。早く帰りたい」
「そうだね。早く帰ってポテチ食べよう」
「まだポテチポテチ言ってんのか」
そして俺達は家に帰り、いつもどおりの日常を送ることができた。
その頃、例の研究所ではあの白衣の男と謎の女が対峙していた。
「ほう、つまり『神殿』はよく分からん変なガキに奪われその上研究途中であったファイヤーウルフまでも殺されて無様に逃げ帰って来たと」
「は…はい、ボス。しかしあのガキは『神殿』の知識を利用していて…」
「やれ」
その合図でボスと呼ばれた女の両側にいた明らかに普通の動物ではない火を吹く獅子と暴風を身にまとう虎が一斉に男へと襲いかかった。
「お…お待ちください!私は、私はまだ役に立て…ギイヤアアアア」
「ふむ、『神殿』と接続された脳。その脳を通じて『神殿』の知識を使うことのできる少年。面白い研究対象じゃないか。……よし、私自ら動こうではないか。」
そう言うと女は未だ男を貪っていた獅子と虎を引き連れ、外へと出ていった。
「まだ生きているだろ?自分で病院にでも行くんだな。さあ、待っていろ、河流弘!」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
ITEM
昼顔 ロカ
ファンタジー
この世界では16歳の誕生日に子供が自らを導く道具、『導具』を手に入れる。
その『導具』の中でも特に強い力を持つランクXの『導具』を手に入れた少年、カルラはその力を使い、"自分が気に入った人々"を救うために全力で戦い続ける…
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる