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第2話 魔獣ってなんかカッコいいよね
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「ハァ、ハァ、ハァ。そ、そろそろ撒いたかな?」
「少なくとも見える範囲にはゴホッ、いないよ」
さっきの白衣の男から逃げるためとはいえ、体育の持久走よりも長い間走ったせいで喉も体力も限界だ…いつかあの男を本気でぶん殴ろうと思う。
「それにしてもあの男腕に強酸かかっても追いかけてきたぞ。そんなに『神殿』って大事なのか?」
「でもありとあらゆる科学と魔術の知識、技術が詰まってるっていう噂だよ?そりゃー血眼にもなるよ~。ってか『神殿』と脳が接続されたって言ってたけどどんなんなの?」
「うーん…接続した瞬間は知識が流れ込んできたけど接続のオンオフが切り替えられるみたいだから今はオフにしてる」
接続した瞬間はえげつない情報量が一気に流れてきて混乱したが、逃げ始めた頃に知識の流入が止まり、脳内で声が響いた。
『知識を常に流し続けると脳に悪影響を及ぼす恐れがあるため一時的に接続をオフします。自ら接続を望めば自動的に接続されるので知識が必要なときにのみ、ご活用ください』
とのことだったので逃げ始めてから今までずっと接続は切っていた。
「へぇ~、便利~」
「何が便利じゃ。こちとら脳に悪影響があるかもしれないものと繋がってんねんぞ」
「脳自体は元々イカれてるよね?」
「俺テストの直近記録学年6位だぞ学年179位のバカタレ」
「そこじゃなくて性格の話!ていうか何で私の順位知ってんのキモいんだけど」
そんなこと言われても誰かをバカにするための情報収集を日課にしている俺としてはこの程度の秘密あと5、6個あるんだが…言ったらぶっ飛ばされそうなので黙秘権を使わせてもらう。
「…………」
「あ、黙ったー!なんか隠してるだろオイ!コラ無言やめろ!この引きこもりニートまっしぐらな陰キャ野郎!」
「ハッハッハ、その言葉は俺にとって褒め言葉だよ!なんてったって引きこもりニートで陰キャなんて転生ものの主人公あるあるじゃないか」
とかなんとか言ってる間に出口らしき扉が見えてきた。
「おっ、なんか前に扉があるぞ。そろそろ出れるんじゃね?」
「ヤッター!早く家に帰ってポテチとかポテチとかポテチとか食べたーい」
「ポテチ以外に好きな食べ物無えの?ま、いいか。じゃあ扉開けるぞー」
「早くー」
「はいはい。さーん、にー、いーち …オープン!」
俺は扉を掴み思いっきり引っ張った。引っ張ってしまった。そこには……
「………………」
例の白衣の男が全身炎に包まれた狼?みたいな変な動物を3匹引き連れ、おでこにビキビキ青筋を走らせながら気味が悪いニコニコ笑顔を浮かべていた。俺達はそっと扉を閉めると…
「……逃げよう☆」
「賛成♡」
全速力で走り始めた。
「逃がすかガキ共!行け、ファイヤーウルフ_!!」
「「「ウォーーーン!」」」
掛け声と共に三匹のファイヤーウルフ?とやらは俺達を追いかけてきた。
「ねぇ何あれ何あれ!なんか全身燃えてんだけど普通の狼じゃないよねホントにあれ何ー!」
「教えるわけ無えだろクソガキB」
「ヒドッ!なんで私がBなの!せめてAにしなさいよ!」
「俺突っ込むべきはそこじゃないと思うんだ…つかマジでどうしよ~!」
『創生:薬』で劇薬を作ってもいいが万が一あの炎で引火して変なガスとかが発生でもしたらと思うともう少し情報が欲しい。魔力でできた炎は普通の炎と違うらしいし。情報、情報、情報!………あれ?そーいえば俺全ての科学と魔術の情報が詰め込まれた『神殿』と接続できんじゃん。
「どーしたのヒロなんか思いついたような顔してるけどなんか策があるなら早くしてえええ」
「分かった!スウウウウー」
俺は息を吸い込むと、
「『神殿』接続ーーー!!!」
と、大声で叫んだ。というかどうすれば接続できるか分かんなかったから取り敢えず叫んだ。
『了解しました。ただいまより、接続をオンにします』
良かった、合ってたみたいだ。
『接続完了。ちなみに脳内で念じてくだされば接続できます』
………………
「な、何ィ?!」
一番驚いていたのは白衣の男だった。まさかこの局面で『神殿』のことを忘れていたとでも言うのだろうか。
「分析完了。よし、逆転開始だ!」
「オー!」
「クソ!だが所詮子供。軽く捻り潰してやる!ファイヤーウルフ、奴らを喰らい尽くせ!!」
再び襲ってくる狼達。俺は逃げ回ってある程度の距離を取ると…
「蘭!俺が投げた薬品が着弾したら狼達を囲む結界魔術を!『創生:薬・液体水素』!これでも食らえ!」
蘭に指示すると生み出された液体水素を全力で狼達に投げつけた。すると…
「「「グガアアアア」」」
大爆発が起こり、狼達を囲む結界の中で狼達の血や肉片が爆風で舞い踊っていた…
「おにーさんもこんな風になりたくなかったらどっか行ってね☆」
「ぐぐぐ………」
「早くしないと手が滑るかもなー」
「くっ…分かった分かった、分かったから!ただし、これだけは覚えとけ。お前が『神殿』と接続されていることを知られたら…」
「知られたら?」
「言葉じゃ言い表せないくらいえげつないことになる。お前の体から脳みそだけ摘出して脳みそにログインしようとするような連中もいるだろうな」
「……忠告ありがとよ。さっさとどっか行け。お大事に」
そう言うと白衣の男は歩きながら去っていった。俺は男の姿が見えなくなるまで待ってから、
「『神殿』、接続を切ってくれ」
『了解。河流弘との接続を解除します』
「ふうー、一先ず一安心ってところか…」
「だね。……ねぇヒロ、最後のあの爆発って水素爆発だよね?あんなに威力でるっけ?」
「あぁ、それは『神殿』の情報を使った。なんでも魔力で生み出された炎は水素がより激しく燃えるらしいんだ。そしてあの狼は魔獣。『神殿』によると魔獣ってーのは魔力を使って品種改良した動物のことらしい。ならあの炎も魔力で生み出されたはずだろ?」
それにしてもこの場で最も必要な知識が一気に流れてくるこの感覚はなんだか変な感じがする。
「へぇ~、やっぱり『神殿』って便利だね~」
「そんなことより外出ようぜ。早く帰りたい」
「そうだね。早く帰ってポテチ食べよう」
「まだポテチポテチ言ってんのか」
そして俺達は家に帰り、いつもどおりの日常を送ることができた。
その頃、例の研究所ではあの白衣の男と謎の女が対峙していた。
「ほう、つまり『神殿』はよく分からん変なガキに奪われその上研究途中であったファイヤーウルフまでも殺されて無様に逃げ帰って来たと」
「は…はい、ボス。しかしあのガキは『神殿』の知識を利用していて…」
「やれ」
その合図でボスと呼ばれた女の両側にいた明らかに普通の動物ではない火を吹く獅子と暴風を身にまとう虎が一斉に男へと襲いかかった。
「お…お待ちください!私は、私はまだ役に立て…ギイヤアアアア」
「ふむ、『神殿』と接続された脳。その脳を通じて『神殿』の知識を使うことのできる少年。面白い研究対象じゃないか。……よし、私自ら動こうではないか。」
そう言うと女は未だ男を貪っていた獅子と虎を引き連れ、外へと出ていった。
「まだ生きているだろ?自分で病院にでも行くんだな。さあ、待っていろ、河流弘!」
「少なくとも見える範囲にはゴホッ、いないよ」
さっきの白衣の男から逃げるためとはいえ、体育の持久走よりも長い間走ったせいで喉も体力も限界だ…いつかあの男を本気でぶん殴ろうと思う。
「それにしてもあの男腕に強酸かかっても追いかけてきたぞ。そんなに『神殿』って大事なのか?」
「でもありとあらゆる科学と魔術の知識、技術が詰まってるっていう噂だよ?そりゃー血眼にもなるよ~。ってか『神殿』と脳が接続されたって言ってたけどどんなんなの?」
「うーん…接続した瞬間は知識が流れ込んできたけど接続のオンオフが切り替えられるみたいだから今はオフにしてる」
接続した瞬間はえげつない情報量が一気に流れてきて混乱したが、逃げ始めた頃に知識の流入が止まり、脳内で声が響いた。
『知識を常に流し続けると脳に悪影響を及ぼす恐れがあるため一時的に接続をオフします。自ら接続を望めば自動的に接続されるので知識が必要なときにのみ、ご活用ください』
とのことだったので逃げ始めてから今までずっと接続は切っていた。
「へぇ~、便利~」
「何が便利じゃ。こちとら脳に悪影響があるかもしれないものと繋がってんねんぞ」
「脳自体は元々イカれてるよね?」
「俺テストの直近記録学年6位だぞ学年179位のバカタレ」
「そこじゃなくて性格の話!ていうか何で私の順位知ってんのキモいんだけど」
そんなこと言われても誰かをバカにするための情報収集を日課にしている俺としてはこの程度の秘密あと5、6個あるんだが…言ったらぶっ飛ばされそうなので黙秘権を使わせてもらう。
「…………」
「あ、黙ったー!なんか隠してるだろオイ!コラ無言やめろ!この引きこもりニートまっしぐらな陰キャ野郎!」
「ハッハッハ、その言葉は俺にとって褒め言葉だよ!なんてったって引きこもりニートで陰キャなんて転生ものの主人公あるあるじゃないか」
とかなんとか言ってる間に出口らしき扉が見えてきた。
「おっ、なんか前に扉があるぞ。そろそろ出れるんじゃね?」
「ヤッター!早く家に帰ってポテチとかポテチとかポテチとか食べたーい」
「ポテチ以外に好きな食べ物無えの?ま、いいか。じゃあ扉開けるぞー」
「早くー」
「はいはい。さーん、にー、いーち …オープン!」
俺は扉を掴み思いっきり引っ張った。引っ張ってしまった。そこには……
「………………」
例の白衣の男が全身炎に包まれた狼?みたいな変な動物を3匹引き連れ、おでこにビキビキ青筋を走らせながら気味が悪いニコニコ笑顔を浮かべていた。俺達はそっと扉を閉めると…
「……逃げよう☆」
「賛成♡」
全速力で走り始めた。
「逃がすかガキ共!行け、ファイヤーウルフ_!!」
「「「ウォーーーン!」」」
掛け声と共に三匹のファイヤーウルフ?とやらは俺達を追いかけてきた。
「ねぇ何あれ何あれ!なんか全身燃えてんだけど普通の狼じゃないよねホントにあれ何ー!」
「教えるわけ無えだろクソガキB」
「ヒドッ!なんで私がBなの!せめてAにしなさいよ!」
「俺突っ込むべきはそこじゃないと思うんだ…つかマジでどうしよ~!」
『創生:薬』で劇薬を作ってもいいが万が一あの炎で引火して変なガスとかが発生でもしたらと思うともう少し情報が欲しい。魔力でできた炎は普通の炎と違うらしいし。情報、情報、情報!………あれ?そーいえば俺全ての科学と魔術の情報が詰め込まれた『神殿』と接続できんじゃん。
「どーしたのヒロなんか思いついたような顔してるけどなんか策があるなら早くしてえええ」
「分かった!スウウウウー」
俺は息を吸い込むと、
「『神殿』接続ーーー!!!」
と、大声で叫んだ。というかどうすれば接続できるか分かんなかったから取り敢えず叫んだ。
『了解しました。ただいまより、接続をオンにします』
良かった、合ってたみたいだ。
『接続完了。ちなみに脳内で念じてくだされば接続できます』
………………
「な、何ィ?!」
一番驚いていたのは白衣の男だった。まさかこの局面で『神殿』のことを忘れていたとでも言うのだろうか。
「分析完了。よし、逆転開始だ!」
「オー!」
「クソ!だが所詮子供。軽く捻り潰してやる!ファイヤーウルフ、奴らを喰らい尽くせ!!」
再び襲ってくる狼達。俺は逃げ回ってある程度の距離を取ると…
「蘭!俺が投げた薬品が着弾したら狼達を囲む結界魔術を!『創生:薬・液体水素』!これでも食らえ!」
蘭に指示すると生み出された液体水素を全力で狼達に投げつけた。すると…
「「「グガアアアア」」」
大爆発が起こり、狼達を囲む結界の中で狼達の血や肉片が爆風で舞い踊っていた…
「おにーさんもこんな風になりたくなかったらどっか行ってね☆」
「ぐぐぐ………」
「早くしないと手が滑るかもなー」
「くっ…分かった分かった、分かったから!ただし、これだけは覚えとけ。お前が『神殿』と接続されていることを知られたら…」
「知られたら?」
「言葉じゃ言い表せないくらいえげつないことになる。お前の体から脳みそだけ摘出して脳みそにログインしようとするような連中もいるだろうな」
「……忠告ありがとよ。さっさとどっか行け。お大事に」
そう言うと白衣の男は歩きながら去っていった。俺は男の姿が見えなくなるまで待ってから、
「『神殿』、接続を切ってくれ」
『了解。河流弘との接続を解除します』
「ふうー、一先ず一安心ってところか…」
「だね。……ねぇヒロ、最後のあの爆発って水素爆発だよね?あんなに威力でるっけ?」
「あぁ、それは『神殿』の情報を使った。なんでも魔力で生み出された炎は水素がより激しく燃えるらしいんだ。そしてあの狼は魔獣。『神殿』によると魔獣ってーのは魔力を使って品種改良した動物のことらしい。ならあの炎も魔力で生み出されたはずだろ?」
それにしてもこの場で最も必要な知識が一気に流れてくるこの感覚はなんだか変な感じがする。
「へぇ~、やっぱり『神殿』って便利だね~」
「そんなことより外出ようぜ。早く帰りたい」
「そうだね。早く帰ってポテチ食べよう」
「まだポテチポテチ言ってんのか」
そして俺達は家に帰り、いつもどおりの日常を送ることができた。
その頃、例の研究所ではあの白衣の男と謎の女が対峙していた。
「ほう、つまり『神殿』はよく分からん変なガキに奪われその上研究途中であったファイヤーウルフまでも殺されて無様に逃げ帰って来たと」
「は…はい、ボス。しかしあのガキは『神殿』の知識を利用していて…」
「やれ」
その合図でボスと呼ばれた女の両側にいた明らかに普通の動物ではない火を吹く獅子と暴風を身にまとう虎が一斉に男へと襲いかかった。
「お…お待ちください!私は、私はまだ役に立て…ギイヤアアアア」
「ふむ、『神殿』と接続された脳。その脳を通じて『神殿』の知識を使うことのできる少年。面白い研究対象じゃないか。……よし、私自ら動こうではないか。」
そう言うと女は未だ男を貪っていた獅子と虎を引き連れ、外へと出ていった。
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