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打たれ強くも傷はある
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彼の手が私の頬に触れ、無意識に身体が震えた。
たかが、頬。手が触れただけ。それなのに、ふたりの間に漂う空気感がやけに甘い気がして、私は過剰に反応してしまう。頬に当てた手が温かい。指先が肌の上を滑り、その優しい触れ方に私は息苦しさを覚えて思わず目を瞑ってしまった。
この距離でこの状況。目を瞑るなんて無防備にもほどがあるというのに、気がついても目が開けられない。ふっと吐息が顔にかかり、次には頬に柔らかなものが当てられる。
「……ん」
触れるだけのキスはくすぐったく、微かに喉から声が漏れた。次は頬を撫で上がった指が目元に触れ、またその後に唇で触れる。いつのまにか私の顔は彼の両手で包まれていて、次はもう片方の目尻に同じ順序でキスされた。
そうなってくると、次は彼が指で触れたところにまたキスをされるのかと、鼓動が早くなってくる。彼の指が次に触れたのは、私の下唇だった。
どくん、と大きく鼓動が跳ねる。息が止まりそうなほどに身体が緊張して、ぎゅっと唇の合わせを閉じた。その上を、ゆっくりと指が撫でていく。閉じられた唇の僅かな隙間を探すように境目を撫でられると、背中がぞくぞくとして腰が痺れた。
「七緒?」
不意に問いかけられて、ようやく薄目を開けられた。それでも目を合わせることはできなくて、彼の胸元を見つめる。
「触れられるのは苦手?」
「え……?」
「前にキスした時に、なんとなくだけど」
言われて思い出したのは、ごま塩の瓶に救われた初デートの時のことだ。
「……あ。あー……」
あの時、確かに。キスの終わりに、私は少し彼を拒否するような態度を取っていた。
「苦手、というか……」
自分でもよくわからなかった。契約結婚でも彼は夫婦としての触れあいを望んでいて、私は覚悟が決まらぬままで、だからあの日のキスに急に不快感が沸いたのだろうか。
最初はそれほど嫌だとは感じなかった。ただ、そう……キスが濃厚になって、舌が絡まると耳にひどくいやらしい音が響いた。あの音を聞いた途端に、一瞬思い出したのだ。元カレとあのお嬢様が抱き合っていた姿を。
元カレは、私と付き合いながらもあの女性に本気のようだったのに、重なっていた期間に私とも関係を持っていた。とっくに心変わりしていたくせに、と元カレを嫌悪した。
それなのに会って間もない人にキスを許した自分への不信感も、きっとあった。
「高輪さんが嫌だったわけじゃなくて」
なんと言うべきか言葉に迷っていると、また唇を指が撫でる。くすぐったくて、その手を止めようと彼の手首を掴んだ。
「もう、くすぐったいです」
「いや、この状況で考えこめる君はすごいなと思って」
「む……無防備に考え込んでたわけではないです……」
ただ、この気が付いたばかりの不快感の理由を見過ごしてはいけない気がして。
相変わらず、ソファの上で彼に迫られた姿勢のままで距離は近い。今にもキスされて、そのまま押し倒されてしまいそうだ。確かにこれで無防備じゃないと言うのは無理がある。
彼も同じように思ったのか、くすりと笑った。
「俺以外の前で、こんな状況にはならないように」
「当たり前ですっ……」
答えた直後に、唇に一瞬だけ口づけた彼は、じっと私の表情を窺っているようだった。
「嫌になったら正直に」
「え?」
「心配しなくても、この振袖を着ている七緒さんを乱暴に暴くような真似はできないよ」
そう言って、もう一度キスをした。今度は、ほんの数秒長めに感じた。
あの日のキスよりももっと慎重に、ゆっくりとキスは繰り返される。唇の薄い肌が度々重なるだけなのに、頭の芯がジンと痺れるような甘やかさに満たされる。
確かに、振袖を脱がすのはなかなか大変だし。大事な着物だと彼は知っているから、乱暴に引っ張るようなこと彼はきっとしない。ような気がした。
高輪さんのキスは、とても巧みだ。すりすりと擦れ合わせるような時もあれば、軽く啄まれる時もある。そのどれも、勝手に力が抜けてしまう。私はもちろん未経験でもないのに、初めて体験するようなキスだと思った。
気づくと首筋が温かくて、大きな手に支えられているのか引き寄せられているのか、とにかく逃げられない程度の力強さでゆっくりとキスが深くなる。舌が口内まで入り込み上顎をひと撫ですると、また浅いキスで今度は私の舌先を擽ってくる。
誘われているようで、おずおずと舌を差し出し、自分からも絡めていけるようになった。
「嫌じゃないようでよかった」
キスに溺れ、横向きにソファへ身体を沈めた私は余韻で頭がぼんやりとしていた。着物を着ていてよかった、と心の底からそう思う。服だったら、簡単に脱がされていた。
かけられた声に視線を上へと向けていると、彼の方へと晒した首筋に彼の指が這った。その直後、耳に柔らかな髪の感触がしたかと思えば、耳朶の下辺りに口づけられた。強く吸い付かれて、ちくりと痛む。
「……あっ!」
ぞくぞくと背筋に甘い痺れが走り身を捩ると、彼はすんなりと離れていった。
「な、なに……」
「今のがお仕置き」
ああ、そうだった。お仕置きの、最中で……。
痛みが走った場所に手をあて、何度もまばたきをする。まだぼうっとしていて、視界がなかなか戻らない。
こんなキスができるなんて、経験値の差だろうか。
「……高輪さんは」
「名前」
「征一郎さんは」
慌てて言い直す。またキスでわけがわからなくされたらかなわない。
「気持ちがなくても……できる人?」
まだ思考力がはっきりしてないせいで、中途半端に疑問が口からこぼれてしまった。
キスは、した。その先を考えると怖くなる。私はやっぱり、この人だと信じて身を任せたいし契約といっても彼に裏切られたらきっとまた苦しくなる。
征一郎さんは、きょとんとした顔で数秒考えこんでいたけれど、困ったように首を傾げた。
「……相手による?」
そりゃそうだ。
はたと気がついたのは、このタイミングでのこの質問はまるで『キスしたんだから私のことが好き?』と確認したがっているようなものだということ。
いや違う、そうじゃなくて。聞きたかったのは、そうじゃなくて。
「あ、いえ……すみません。今のは、忘れてください」
かー、と顔の熱があがるのを感じ、両手で自分の顔を覆った。
お見合い結婚でまだ数えるほどしか会ってないのに、まるで自分が子供染みたおねだりをしてしまった気分だった。
たかが、頬。手が触れただけ。それなのに、ふたりの間に漂う空気感がやけに甘い気がして、私は過剰に反応してしまう。頬に当てた手が温かい。指先が肌の上を滑り、その優しい触れ方に私は息苦しさを覚えて思わず目を瞑ってしまった。
この距離でこの状況。目を瞑るなんて無防備にもほどがあるというのに、気がついても目が開けられない。ふっと吐息が顔にかかり、次には頬に柔らかなものが当てられる。
「……ん」
触れるだけのキスはくすぐったく、微かに喉から声が漏れた。次は頬を撫で上がった指が目元に触れ、またその後に唇で触れる。いつのまにか私の顔は彼の両手で包まれていて、次はもう片方の目尻に同じ順序でキスされた。
そうなってくると、次は彼が指で触れたところにまたキスをされるのかと、鼓動が早くなってくる。彼の指が次に触れたのは、私の下唇だった。
どくん、と大きく鼓動が跳ねる。息が止まりそうなほどに身体が緊張して、ぎゅっと唇の合わせを閉じた。その上を、ゆっくりと指が撫でていく。閉じられた唇の僅かな隙間を探すように境目を撫でられると、背中がぞくぞくとして腰が痺れた。
「七緒?」
不意に問いかけられて、ようやく薄目を開けられた。それでも目を合わせることはできなくて、彼の胸元を見つめる。
「触れられるのは苦手?」
「え……?」
「前にキスした時に、なんとなくだけど」
言われて思い出したのは、ごま塩の瓶に救われた初デートの時のことだ。
「……あ。あー……」
あの時、確かに。キスの終わりに、私は少し彼を拒否するような態度を取っていた。
「苦手、というか……」
自分でもよくわからなかった。契約結婚でも彼は夫婦としての触れあいを望んでいて、私は覚悟が決まらぬままで、だからあの日のキスに急に不快感が沸いたのだろうか。
最初はそれほど嫌だとは感じなかった。ただ、そう……キスが濃厚になって、舌が絡まると耳にひどくいやらしい音が響いた。あの音を聞いた途端に、一瞬思い出したのだ。元カレとあのお嬢様が抱き合っていた姿を。
元カレは、私と付き合いながらもあの女性に本気のようだったのに、重なっていた期間に私とも関係を持っていた。とっくに心変わりしていたくせに、と元カレを嫌悪した。
それなのに会って間もない人にキスを許した自分への不信感も、きっとあった。
「高輪さんが嫌だったわけじゃなくて」
なんと言うべきか言葉に迷っていると、また唇を指が撫でる。くすぐったくて、その手を止めようと彼の手首を掴んだ。
「もう、くすぐったいです」
「いや、この状況で考えこめる君はすごいなと思って」
「む……無防備に考え込んでたわけではないです……」
ただ、この気が付いたばかりの不快感の理由を見過ごしてはいけない気がして。
相変わらず、ソファの上で彼に迫られた姿勢のままで距離は近い。今にもキスされて、そのまま押し倒されてしまいそうだ。確かにこれで無防備じゃないと言うのは無理がある。
彼も同じように思ったのか、くすりと笑った。
「俺以外の前で、こんな状況にはならないように」
「当たり前ですっ……」
答えた直後に、唇に一瞬だけ口づけた彼は、じっと私の表情を窺っているようだった。
「嫌になったら正直に」
「え?」
「心配しなくても、この振袖を着ている七緒さんを乱暴に暴くような真似はできないよ」
そう言って、もう一度キスをした。今度は、ほんの数秒長めに感じた。
あの日のキスよりももっと慎重に、ゆっくりとキスは繰り返される。唇の薄い肌が度々重なるだけなのに、頭の芯がジンと痺れるような甘やかさに満たされる。
確かに、振袖を脱がすのはなかなか大変だし。大事な着物だと彼は知っているから、乱暴に引っ張るようなこと彼はきっとしない。ような気がした。
高輪さんのキスは、とても巧みだ。すりすりと擦れ合わせるような時もあれば、軽く啄まれる時もある。そのどれも、勝手に力が抜けてしまう。私はもちろん未経験でもないのに、初めて体験するようなキスだと思った。
気づくと首筋が温かくて、大きな手に支えられているのか引き寄せられているのか、とにかく逃げられない程度の力強さでゆっくりとキスが深くなる。舌が口内まで入り込み上顎をひと撫ですると、また浅いキスで今度は私の舌先を擽ってくる。
誘われているようで、おずおずと舌を差し出し、自分からも絡めていけるようになった。
「嫌じゃないようでよかった」
キスに溺れ、横向きにソファへ身体を沈めた私は余韻で頭がぼんやりとしていた。着物を着ていてよかった、と心の底からそう思う。服だったら、簡単に脱がされていた。
かけられた声に視線を上へと向けていると、彼の方へと晒した首筋に彼の指が這った。その直後、耳に柔らかな髪の感触がしたかと思えば、耳朶の下辺りに口づけられた。強く吸い付かれて、ちくりと痛む。
「……あっ!」
ぞくぞくと背筋に甘い痺れが走り身を捩ると、彼はすんなりと離れていった。
「な、なに……」
「今のがお仕置き」
ああ、そうだった。お仕置きの、最中で……。
痛みが走った場所に手をあて、何度もまばたきをする。まだぼうっとしていて、視界がなかなか戻らない。
こんなキスができるなんて、経験値の差だろうか。
「……高輪さんは」
「名前」
「征一郎さんは」
慌てて言い直す。またキスでわけがわからなくされたらかなわない。
「気持ちがなくても……できる人?」
まだ思考力がはっきりしてないせいで、中途半端に疑問が口からこぼれてしまった。
キスは、した。その先を考えると怖くなる。私はやっぱり、この人だと信じて身を任せたいし契約といっても彼に裏切られたらきっとまた苦しくなる。
征一郎さんは、きょとんとした顔で数秒考えこんでいたけれど、困ったように首を傾げた。
「……相手による?」
そりゃそうだ。
はたと気がついたのは、このタイミングでのこの質問はまるで『キスしたんだから私のことが好き?』と確認したがっているようなものだということ。
いや違う、そうじゃなくて。聞きたかったのは、そうじゃなくて。
「あ、いえ……すみません。今のは、忘れてください」
かー、と顔の熱があがるのを感じ、両手で自分の顔を覆った。
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わー!知らせてくださってありがとうございます!
途中で名前を変えたのを忘れて以前の設定で書いてしまってましたー!
『七緒』が正しいです(`・ω・´)ゞ
ありがとうございます!