15 / 37
第15話 前に進むしかないんだよな
しおりを挟む
静けさを取り戻した室内に、カリカリという音が響く。
用意された羊皮紙に、カケルとリアレーヌが並んで羽ペンを走らせていた。
「前からお主の小説は他の者のと比べて、読みやすいと思っていたのだ」
書き終えた部分を見直し、リアレーヌが感心するように言った。
「冒頭を一文字分空けたり、括弧で台詞を表現するなど、様々な工夫のおかげだな」
カケルには当たり前でも、小説という文化自体がまだまだ新しいこの世界では、十分に技法も発達していない。リアレーヌみたいな感想を持つのもある意味では当然だった。
「お主は将来、小説の父と呼ばれるかもしれぬな」
「ユキオさんみたいにか。実感はないし、なんだか恥ずかしいから勘弁してほしいな」
頭を掻いたカケルを見て、王女が頬を緩めた。
「どうかしたか?」
「だいぶ普段通りに戻ってきたな」
「夢中で書いてたからかな。世界は違っても、やることは変わってないし。それこそ前に進むしかないんだよな」
「フッ、随分と男らしい顔になったではないか」
「……まさか子供にそんな台詞を言われるとは……」
リアレーヌが「む」と不服そうに唇を尖らせる。
「お主の隣にいるのは、幼くとも王女なのだがな」
「そういやそうだった……って、俺、ずいぶん気安い口をきいてるけど、後で罰せられたりすんの?」
恐る恐る質問すると、年下の王女はからからと笑った。
「それも一興と言ってみたいところではあるが、わらわは王家の権力を振り翳すのは好きではない。王族として生まれたからこそ、責任を果たしているだけにすぎぬ」
「その割には、越境の許可証を出す見返りに、俺に小説を書かせたけどな」
ギクリと小さな肩が震える。
「……わらわは子供なので難しい話はわからぬ」
「うわ、便利な逃げ方したよ」
「フ。わらわの知性を甘く見てはならぬぞ」
勝ち誇る姿がまた愛らしい。妹や娘などいないカケルだが、リアレーヌを見ていると、何故か庇護欲をそそられる。
「くだらぬ問答はさておいても、わらわに丁寧な言葉遣いをする必要はない」
「俺は大助かりだけど、後で怒ったりしないよな?」
「当たり前だ。何なら王女とも呼ばなくてよいぞ。たまには一人の少女という立場を味わってみたくもあるしな」
「じゃあ、何て呼べばいいんだ? ちびっ子か?」
「それは相手が王族でなくとも失礼であろう」
皺の寄った眉間を人差し指でほぐしつつ、リアレーヌは小さく息を吐く。
「リアレーヌという名も多少は知られているからな。クエスファーラへ戻るまでは特別にリアと呼ぶのを許そう」
「わかったよ、リア」
「う、うむ。なにやら少し恥ずかしいな」
「照れないでくれよ。俺まで変な気持ちになる」
「へ、変とは、まさか……! お主は少女趣味だったのか!」
「ちーがーうー!」
顔を真っ赤にして否定するカケルを、リアレーヌことリアが笑う。
こうしてカケルは小さな王女と一緒に、日が暮れるまで小説を書き続けた。
※
微かな物音にカケルは目を覚ました。だいぶ慣れつつあった硬い木のベッドから降りようとして、誰かに体重をかけられていることに気づく。
「だ、誰だ……!」
明かりのない夜の室内は真っ暗だ。不意に暗殺という言葉が頭をよぎったが、リアならばともかく、カケルが狙われる理由がわからない。
「自分であります。騒がないでほしいであります」
油皿に火が灯る。夜闇にぽうっと浮かび上がったのは、キャミソールにも似た夜着を身に纏ったセベカだった。
「な、何をしてるんだよ」
「……日中はずいぶんと仲良くしてたみたいでありますね」
低い声には怒りが渦巻いている。
「もしかしてリアとのことか? あれはただ一緒に小説を……」
ドスンと音がしたかと思ったら、カケルの顔の横にナイフが突き刺さっていた。
「誰の許可を得て殿下を愛称で呼んだのでありますか……!」
「当の本人だよ!」
「だからといって、本当にその通りにする者がいるでありますか!」
今度は顔の左に別の短剣を突き立てられた。
カケルに馬乗り状態のセベカの目は本気だった。
「待てって! これはリアに言われてのことじゃないよな!?」
暗殺者じみているセベカの肩が、闇の中でもビクンと跳ねるのが見えた。
少しずつ目も慣れてきて、しっかりとセベカの姿が認識できるようになる。夜着が少しめくれ、艶めかしい褐色の太腿が露わになっていた。
(な、生足の柔らかい感触が……)
マウントを取られているということは、身体の一部が密着しているということだ。この歳まで清く生きてきたカケルは、悲しき男の性を反応させてしまう。
「と、とりあえず上から退けてくれ。リアに報告されたくはないだろ」
「その前に、二度と王女と親密にしないと誓うであります」
「あのな! 彼女はまだ子供だぞ。変な関係になるわけないだろ!」
しばらく互いに無言で視線をぶつけ合う。
先に折れたのはセベカだった。
「……信じていいのでありますか?」
「当たり前だ」
「わかりました。それなら自分は……ん? この硬いのは何でありますか?」
「やめっ……それを握ったら……おふっ」
「どうして変な声を……まさか!」
硬い異物の正体を確認し、セベカの顔が般若のごとく変貌する。
「前言撤回であります! まったく信じられないであります!」
涙目でセベカはスカートで手を拭う。
「誤解だ! それは、その……セベカの格好が、あの……」
「自分に欲情したのでありますか?」
顔を近づけられ、カケルはたまらず息を呑む。
「正直に白状するであります」
「……そ、そうだよ。仕方ないだろ、俺だって男なんだ」
「そう……カケル殿は男であります。それゆえに純真な王女殿下の傍に置いておくわけにはいかないのであります」
意を決したように、セベカは夜着へ手をかける。
「恋仲ということにもなっていますし、欲望を吐き出すなら自分にするであります」
パサリと薄い麻生地が床に落ち、大きなふくらみが弾む。すべやかそうな肌が、淡い炎をバックに艶っぽく輝いた。
目を見開いて硬直するカケルの手が掴まれた。
「お、おい……な、何を……」
「ほら、柔らかいでありますよ。明日、王女殿下に会うまでに、自分がカケル殿の欲望を空っぽにしてあげるであります」
自らカケルに乳房を揉ませたセベカは、決してからかっているわけではなかった。
初めて触れた乙女の柔乳はマシュマロのようで、指へ自然に力が入りそうになる。
(こ、こんなの、だめだっ!)
流されそうになる心を奮い立たせ、カケルは身を捩って抵抗する。
「遠慮は無用であります。自分は王女殿下に近づいてほしくない。カケル殿は欲望を処理できる。互いの利害は一致しているであります」
「何度も言わせるなよ。リアには兄みたいな目線で接してるんだ」
「それでも! 近づいて欲しくないであります! 自分の理想を穢すなであります!」
「理想?」
ハッとしたように、セベカはカケルから離れた。
「……今夜はこれで失礼するであります」
素早く夜着を身に纏ったセベカの声に、先ほどまでの迫力は消えていた。
歪んだ寂しさを安堵で隠し、カケルは侍女の背中に話しかける。
「……よくわからないけど、自分の身体をさ、取引材料に使うみたいな真似はやめろよ」
「そう……で、ありますね。これじゃ、あの人と……」
「あの人?」
カケルの質問には答えず、それきりセベカは無言で部屋を出て行った。
用意された羊皮紙に、カケルとリアレーヌが並んで羽ペンを走らせていた。
「前からお主の小説は他の者のと比べて、読みやすいと思っていたのだ」
書き終えた部分を見直し、リアレーヌが感心するように言った。
「冒頭を一文字分空けたり、括弧で台詞を表現するなど、様々な工夫のおかげだな」
カケルには当たり前でも、小説という文化自体がまだまだ新しいこの世界では、十分に技法も発達していない。リアレーヌみたいな感想を持つのもある意味では当然だった。
「お主は将来、小説の父と呼ばれるかもしれぬな」
「ユキオさんみたいにか。実感はないし、なんだか恥ずかしいから勘弁してほしいな」
頭を掻いたカケルを見て、王女が頬を緩めた。
「どうかしたか?」
「だいぶ普段通りに戻ってきたな」
「夢中で書いてたからかな。世界は違っても、やることは変わってないし。それこそ前に進むしかないんだよな」
「フッ、随分と男らしい顔になったではないか」
「……まさか子供にそんな台詞を言われるとは……」
リアレーヌが「む」と不服そうに唇を尖らせる。
「お主の隣にいるのは、幼くとも王女なのだがな」
「そういやそうだった……って、俺、ずいぶん気安い口をきいてるけど、後で罰せられたりすんの?」
恐る恐る質問すると、年下の王女はからからと笑った。
「それも一興と言ってみたいところではあるが、わらわは王家の権力を振り翳すのは好きではない。王族として生まれたからこそ、責任を果たしているだけにすぎぬ」
「その割には、越境の許可証を出す見返りに、俺に小説を書かせたけどな」
ギクリと小さな肩が震える。
「……わらわは子供なので難しい話はわからぬ」
「うわ、便利な逃げ方したよ」
「フ。わらわの知性を甘く見てはならぬぞ」
勝ち誇る姿がまた愛らしい。妹や娘などいないカケルだが、リアレーヌを見ていると、何故か庇護欲をそそられる。
「くだらぬ問答はさておいても、わらわに丁寧な言葉遣いをする必要はない」
「俺は大助かりだけど、後で怒ったりしないよな?」
「当たり前だ。何なら王女とも呼ばなくてよいぞ。たまには一人の少女という立場を味わってみたくもあるしな」
「じゃあ、何て呼べばいいんだ? ちびっ子か?」
「それは相手が王族でなくとも失礼であろう」
皺の寄った眉間を人差し指でほぐしつつ、リアレーヌは小さく息を吐く。
「リアレーヌという名も多少は知られているからな。クエスファーラへ戻るまでは特別にリアと呼ぶのを許そう」
「わかったよ、リア」
「う、うむ。なにやら少し恥ずかしいな」
「照れないでくれよ。俺まで変な気持ちになる」
「へ、変とは、まさか……! お主は少女趣味だったのか!」
「ちーがーうー!」
顔を真っ赤にして否定するカケルを、リアレーヌことリアが笑う。
こうしてカケルは小さな王女と一緒に、日が暮れるまで小説を書き続けた。
※
微かな物音にカケルは目を覚ました。だいぶ慣れつつあった硬い木のベッドから降りようとして、誰かに体重をかけられていることに気づく。
「だ、誰だ……!」
明かりのない夜の室内は真っ暗だ。不意に暗殺という言葉が頭をよぎったが、リアならばともかく、カケルが狙われる理由がわからない。
「自分であります。騒がないでほしいであります」
油皿に火が灯る。夜闇にぽうっと浮かび上がったのは、キャミソールにも似た夜着を身に纏ったセベカだった。
「な、何をしてるんだよ」
「……日中はずいぶんと仲良くしてたみたいでありますね」
低い声には怒りが渦巻いている。
「もしかしてリアとのことか? あれはただ一緒に小説を……」
ドスンと音がしたかと思ったら、カケルの顔の横にナイフが突き刺さっていた。
「誰の許可を得て殿下を愛称で呼んだのでありますか……!」
「当の本人だよ!」
「だからといって、本当にその通りにする者がいるでありますか!」
今度は顔の左に別の短剣を突き立てられた。
カケルに馬乗り状態のセベカの目は本気だった。
「待てって! これはリアに言われてのことじゃないよな!?」
暗殺者じみているセベカの肩が、闇の中でもビクンと跳ねるのが見えた。
少しずつ目も慣れてきて、しっかりとセベカの姿が認識できるようになる。夜着が少しめくれ、艶めかしい褐色の太腿が露わになっていた。
(な、生足の柔らかい感触が……)
マウントを取られているということは、身体の一部が密着しているということだ。この歳まで清く生きてきたカケルは、悲しき男の性を反応させてしまう。
「と、とりあえず上から退けてくれ。リアに報告されたくはないだろ」
「その前に、二度と王女と親密にしないと誓うであります」
「あのな! 彼女はまだ子供だぞ。変な関係になるわけないだろ!」
しばらく互いに無言で視線をぶつけ合う。
先に折れたのはセベカだった。
「……信じていいのでありますか?」
「当たり前だ」
「わかりました。それなら自分は……ん? この硬いのは何でありますか?」
「やめっ……それを握ったら……おふっ」
「どうして変な声を……まさか!」
硬い異物の正体を確認し、セベカの顔が般若のごとく変貌する。
「前言撤回であります! まったく信じられないであります!」
涙目でセベカはスカートで手を拭う。
「誤解だ! それは、その……セベカの格好が、あの……」
「自分に欲情したのでありますか?」
顔を近づけられ、カケルはたまらず息を呑む。
「正直に白状するであります」
「……そ、そうだよ。仕方ないだろ、俺だって男なんだ」
「そう……カケル殿は男であります。それゆえに純真な王女殿下の傍に置いておくわけにはいかないのであります」
意を決したように、セベカは夜着へ手をかける。
「恋仲ということにもなっていますし、欲望を吐き出すなら自分にするであります」
パサリと薄い麻生地が床に落ち、大きなふくらみが弾む。すべやかそうな肌が、淡い炎をバックに艶っぽく輝いた。
目を見開いて硬直するカケルの手が掴まれた。
「お、おい……な、何を……」
「ほら、柔らかいでありますよ。明日、王女殿下に会うまでに、自分がカケル殿の欲望を空っぽにしてあげるであります」
自らカケルに乳房を揉ませたセベカは、決してからかっているわけではなかった。
初めて触れた乙女の柔乳はマシュマロのようで、指へ自然に力が入りそうになる。
(こ、こんなの、だめだっ!)
流されそうになる心を奮い立たせ、カケルは身を捩って抵抗する。
「遠慮は無用であります。自分は王女殿下に近づいてほしくない。カケル殿は欲望を処理できる。互いの利害は一致しているであります」
「何度も言わせるなよ。リアには兄みたいな目線で接してるんだ」
「それでも! 近づいて欲しくないであります! 自分の理想を穢すなであります!」
「理想?」
ハッとしたように、セベカはカケルから離れた。
「……今夜はこれで失礼するであります」
素早く夜着を身に纏ったセベカの声に、先ほどまでの迫力は消えていた。
歪んだ寂しさを安堵で隠し、カケルは侍女の背中に話しかける。
「……よくわからないけど、自分の身体をさ、取引材料に使うみたいな真似はやめろよ」
「そう……で、ありますね。これじゃ、あの人と……」
「あの人?」
カケルの質問には答えず、それきりセベカは無言で部屋を出て行った。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる