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第3話 どうして抱きつくのです!?
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四角に開いた口で何をするのかと思っていたら、ナナがカイルの目の前でいきなり炎を吐き出した。
燃え盛る火炎が、木造の壁を一瞬で消し炭にした。予想もしていなかった光景に、カイルは寒風が吹きつけてくる中で呆然とする。
何だ、今のは。
カイルの頭の中を支配するのは、その言葉だけだった。
見ればサレッタも同じようで、炎を吐いたナナに負けないくらいに口をあんぐり開けている。
「どうです。これでナナがどらごんだと理解できるのです。えっへん」
「な……な……何をしてくれてんだ、お前はっ!」
たまらずカイルは、胸を張っていたナナに怒声を浴びせる。
直後に、何事かと宿屋の店主や他の宿泊客が部屋に押し寄せてきた。部屋に入るなり彼らが目撃したのは、綺麗になくなった壁だった。
威力を調整したのかどうかは不明だが、火が他に燃え移らなかったのもあって、消し炭になったのは部屋の壁だけである。もっとも、宿泊客に宿を壊された店主に、被害が少なくて良かったなどという慰めが通じるはずもない。
カイルとサレッタは壊した壁の代金を弁償させられた挙句、夜の寒空の下に追い出されてしまった。
「嘘だろ……」
夏に近い季節だったのは、数少ない救いのひとつだ。これが冬で、雪でも降っていたらと思えばゾッとする。
もうひとつの良かった点は、宿泊予定だったのがオンボロで弁償代が破格ではなかったことだ。
ついでに仕事を終えたばかりで、そこそこのお金を持っていたのが幸いした。きちんと弁償代を支払えたおかげで、衛兵に突き出されずに済んだのだから。
しかし、これで文無しになってしまった。新たな宿に泊まりたくともお金はないし、今からでは空いているところもほぼないだろう。
カイルはこの日、何度目となるかもわからないため息とともに肩を落とした。
「人生、色々あるよ。どんまい」
今回の騒動の元凶に明るく励まされても、そのとおりだとはさすがに思えない。
カイルは苦笑するしかなかった。世話焼きのサレッタが絡むと、ここまでとはいかなくとも、大体似たような結果になるケースが多い。
それでも本人はまったく懲りないのだから、ある意味で大物ともいえる。
薄い布生地の袖の長いシャツに、ショートパンツ。さらにはニーソックスにブーツという恰好のサレッタが、小走りでカイルの前に出る。
少しだけ先に行った場所で振り返り、やはり何も反省していそうにない満面の笑みを披露する。その際に、背負っている小さなリュックがわずかに揺れた。
「いつまでも過去を悔やんでないで、明日という未来を目指して歩こう」
「お前が言うな……」
呆れて腕を組んだカイルの胸元には革鎧がある。サレッタのと同じ薄い布生地のシャツの上に装備している防具はそれだけだ。
腰にはロングソードを下げており、それが主な武器となる。冒険者として活動するカイルは戦士。サレッタは盗賊技能を所持している。
戦闘になればカイルが前に立って敵に突撃し、サレッタが後方から援護する。ナイフを投げての攻撃だけでなく、道具を使った支援も彼女の仕事だ。
二人だけのパーティなので、黒魔法を使える魔法使いや白魔法を使う僧侶はいない。当然のごとく、魔法にも頼れない。
だからこそ冒険者ギルドで請け負った依頼に向かう前には、回復用のポーションのみならず、腕力や防御能力を上昇させる補助ポーションなどの各種アイテムを揃える必要がある。
もっとも、金銭的事情が厳しくなりすぎた影響で、しばらくは今あるのを有効活用していかなければならないが。
上半身には革鎧を装備しているが、下半身は動き易いシャツよりはやや厚めの生地のズボンだけ。ブーツも動き易いのを選択しており、防御力よりも回避能力優先になっている。
これはカイルが自身の好みで選択したというより、金銭的に安く済むという理由だった。
ロングソードを主な武器に選んだのも、武器の中では安価な方だったからだ。そのため、片手剣を扱っていながら小盾などは持っていない。
「とりあえず今夜はどっかで時間を潰して、夜が明けたら冒険者ギルドへ行くか。安くてもいいから、簡単そうな仕事があればいいんだが」
カイルの言葉にサレッタは頷いたが、冒険者ではないナナは不思議そうに首を傾げた。
「冒険者ギルドとは何なのです?」
「ナナちゃんはまだ知らないのかな。冒険者ってのは、町の人たちからの依頼を解決してお金を稼ぐ職業のことよ。ギルドは、冒険者が所属する組織ね。依頼は基本的にギルドを通して所属する冒険者に出されるの。たまに通さない依頼もあるけど、そういうのは報酬額が高い代わりに危険だったりする場合がほとんどよ」
サレッタの簡潔かつ丁寧な説明に、ナナはわかったような、わからないような表情で曖昧に頷いた。
「この町に住んでれば、子供でもわりと知ってる話だと思うんだがな」
「残念なのです。ナナはこの町に住んでいないのです。えっへん」
「……いや、威張れる話じゃないだろ。それに、この町に住んでないなら、お前はどこ出身なんだよ」
着ぐるみ姿なので靴も履かずにぺたぺたと地面を歩くナナを、カイルは横目で見ながら質問した。
少しでも情報を得ようと必死だったのだが、ナナの答えを聞く前に、宿屋で食らわせたチョップのお返しとばかりに、サレッタがカイルの後頭部を引っ叩いた。
不意打ちも同然に平手を食らって痛がるカイルを指差し、サレッタは真剣な顔つきで告げた。
「か弱いレディにする質問じゃないよね!」
「する質問だろうが! そもそもレディに出身を聞いたら駄目なんて決まりはないぞ!」
「そんなの知ってるよ! 私が叩きたかったんだから、仕方ないじゃない!」
やっぱり仕返しかと、カイルは目を閉じて息を吐く。なんだか、とても疲れていた。
「サレッタが意外に根に持つ奴だったのを再認識したところで、質問を続けるぞ。お前、どこから来た?」
カイルが尋ねた相手は、もちろんナナだ。
「遠くからなのです」
何故か、ナナは自慢げに胸を張る。
カイルの隣にいるサレッタが、またしても可愛いと連呼してナナに抱きつこうとする。見せる笑みが、微妙に勝ち誇っているように感じられるのは、きっとカイルの気のせいだろう。
「どうして抱きつくのです!? しつこいと、また火を吐くのです!」
「勘弁してくれ。これ以上の騒ぎはごめんだ。次に弁償が必要な事態になったら、サレッタがひとりで払ってくれよ」
言い切ったカイルに、サレッタが薄情者と唇を尖らせる。
拗ねたということは、厄介事を増やすつもりだったのか。考えれば頭が痛くなるので、カイルはとりあえずそのことは放置しようと決める。
名残惜しそうなサレッタが離れると、ナナは安堵の吐息をついた。どうやら、心の底からサレッタが苦手になったらしい。それでも問答無用で火炎を浴びせたりしないのは、サレッタに悪気がないのを理解できているからだろう。
そこまで考えたところで、重大な疑問を解決していなかった事実に、カイルはようやく気付く。着ぐるみや両親の話にばかり目を向けてしまっていたが、それよりも先に聞かなければならない質問がある。
「ひとつだけ教えてくれ。ナナ……だったよな。どうしてお前は、口から火が吐けるんだ?」
黒魔法使いであれば火球の魔法が使える。冒険者ギルドの依頼で商人の護衛を行った際、共に依頼を受けたパーティーのひとりに黒魔法使いがいた。
実際にカイルが自分の目で火球――というより魔法の確認ができたのは一度だけだっただが、その時は前に突き出した両手から放たれていた。
口から魔法を使えるなんて話も聞いた経験はない。常にカイルと一緒に行動しているサレッタも同様のはずだ。
「火が吐けるのは当たり前なのです。ナナはどらごんなのです」
「……なるほど。どうあっても、お前は自分をドラゴンだと言い張るわけか」
「違うのです」
ナナがズボンの裾を掴んで、すぐ前を歩くカイルを立ち止まらせる。
「ドラゴンではなく、どらごんなのです」
若干柔らかそうな印象を与える口調なだけで、どんな違いがあるのかカイルにはわからない。
しかし、サレッタは違った。我が意を得たりとばかりに笑い、ナナに立てた親指を見せる。
「そっか。ナナちゃんはどらごんなのね。お姉ちゃんは理解したよ!」
「おお。理解してもらえたのです。さすがなのです」
満足げにうんうん頷くナナと得意げなサレッタを見て、カイルは即座にこう思った。類は友を呼ぶ、と。
燃え盛る火炎が、木造の壁を一瞬で消し炭にした。予想もしていなかった光景に、カイルは寒風が吹きつけてくる中で呆然とする。
何だ、今のは。
カイルの頭の中を支配するのは、その言葉だけだった。
見ればサレッタも同じようで、炎を吐いたナナに負けないくらいに口をあんぐり開けている。
「どうです。これでナナがどらごんだと理解できるのです。えっへん」
「な……な……何をしてくれてんだ、お前はっ!」
たまらずカイルは、胸を張っていたナナに怒声を浴びせる。
直後に、何事かと宿屋の店主や他の宿泊客が部屋に押し寄せてきた。部屋に入るなり彼らが目撃したのは、綺麗になくなった壁だった。
威力を調整したのかどうかは不明だが、火が他に燃え移らなかったのもあって、消し炭になったのは部屋の壁だけである。もっとも、宿泊客に宿を壊された店主に、被害が少なくて良かったなどという慰めが通じるはずもない。
カイルとサレッタは壊した壁の代金を弁償させられた挙句、夜の寒空の下に追い出されてしまった。
「嘘だろ……」
夏に近い季節だったのは、数少ない救いのひとつだ。これが冬で、雪でも降っていたらと思えばゾッとする。
もうひとつの良かった点は、宿泊予定だったのがオンボロで弁償代が破格ではなかったことだ。
ついでに仕事を終えたばかりで、そこそこのお金を持っていたのが幸いした。きちんと弁償代を支払えたおかげで、衛兵に突き出されずに済んだのだから。
しかし、これで文無しになってしまった。新たな宿に泊まりたくともお金はないし、今からでは空いているところもほぼないだろう。
カイルはこの日、何度目となるかもわからないため息とともに肩を落とした。
「人生、色々あるよ。どんまい」
今回の騒動の元凶に明るく励まされても、そのとおりだとはさすがに思えない。
カイルは苦笑するしかなかった。世話焼きのサレッタが絡むと、ここまでとはいかなくとも、大体似たような結果になるケースが多い。
それでも本人はまったく懲りないのだから、ある意味で大物ともいえる。
薄い布生地の袖の長いシャツに、ショートパンツ。さらにはニーソックスにブーツという恰好のサレッタが、小走りでカイルの前に出る。
少しだけ先に行った場所で振り返り、やはり何も反省していそうにない満面の笑みを披露する。その際に、背負っている小さなリュックがわずかに揺れた。
「いつまでも過去を悔やんでないで、明日という未来を目指して歩こう」
「お前が言うな……」
呆れて腕を組んだカイルの胸元には革鎧がある。サレッタのと同じ薄い布生地のシャツの上に装備している防具はそれだけだ。
腰にはロングソードを下げており、それが主な武器となる。冒険者として活動するカイルは戦士。サレッタは盗賊技能を所持している。
戦闘になればカイルが前に立って敵に突撃し、サレッタが後方から援護する。ナイフを投げての攻撃だけでなく、道具を使った支援も彼女の仕事だ。
二人だけのパーティなので、黒魔法を使える魔法使いや白魔法を使う僧侶はいない。当然のごとく、魔法にも頼れない。
だからこそ冒険者ギルドで請け負った依頼に向かう前には、回復用のポーションのみならず、腕力や防御能力を上昇させる補助ポーションなどの各種アイテムを揃える必要がある。
もっとも、金銭的事情が厳しくなりすぎた影響で、しばらくは今あるのを有効活用していかなければならないが。
上半身には革鎧を装備しているが、下半身は動き易いシャツよりはやや厚めの生地のズボンだけ。ブーツも動き易いのを選択しており、防御力よりも回避能力優先になっている。
これはカイルが自身の好みで選択したというより、金銭的に安く済むという理由だった。
ロングソードを主な武器に選んだのも、武器の中では安価な方だったからだ。そのため、片手剣を扱っていながら小盾などは持っていない。
「とりあえず今夜はどっかで時間を潰して、夜が明けたら冒険者ギルドへ行くか。安くてもいいから、簡単そうな仕事があればいいんだが」
カイルの言葉にサレッタは頷いたが、冒険者ではないナナは不思議そうに首を傾げた。
「冒険者ギルドとは何なのです?」
「ナナちゃんはまだ知らないのかな。冒険者ってのは、町の人たちからの依頼を解決してお金を稼ぐ職業のことよ。ギルドは、冒険者が所属する組織ね。依頼は基本的にギルドを通して所属する冒険者に出されるの。たまに通さない依頼もあるけど、そういうのは報酬額が高い代わりに危険だったりする場合がほとんどよ」
サレッタの簡潔かつ丁寧な説明に、ナナはわかったような、わからないような表情で曖昧に頷いた。
「この町に住んでれば、子供でもわりと知ってる話だと思うんだがな」
「残念なのです。ナナはこの町に住んでいないのです。えっへん」
「……いや、威張れる話じゃないだろ。それに、この町に住んでないなら、お前はどこ出身なんだよ」
着ぐるみ姿なので靴も履かずにぺたぺたと地面を歩くナナを、カイルは横目で見ながら質問した。
少しでも情報を得ようと必死だったのだが、ナナの答えを聞く前に、宿屋で食らわせたチョップのお返しとばかりに、サレッタがカイルの後頭部を引っ叩いた。
不意打ちも同然に平手を食らって痛がるカイルを指差し、サレッタは真剣な顔つきで告げた。
「か弱いレディにする質問じゃないよね!」
「する質問だろうが! そもそもレディに出身を聞いたら駄目なんて決まりはないぞ!」
「そんなの知ってるよ! 私が叩きたかったんだから、仕方ないじゃない!」
やっぱり仕返しかと、カイルは目を閉じて息を吐く。なんだか、とても疲れていた。
「サレッタが意外に根に持つ奴だったのを再認識したところで、質問を続けるぞ。お前、どこから来た?」
カイルが尋ねた相手は、もちろんナナだ。
「遠くからなのです」
何故か、ナナは自慢げに胸を張る。
カイルの隣にいるサレッタが、またしても可愛いと連呼してナナに抱きつこうとする。見せる笑みが、微妙に勝ち誇っているように感じられるのは、きっとカイルの気のせいだろう。
「どうして抱きつくのです!? しつこいと、また火を吐くのです!」
「勘弁してくれ。これ以上の騒ぎはごめんだ。次に弁償が必要な事態になったら、サレッタがひとりで払ってくれよ」
言い切ったカイルに、サレッタが薄情者と唇を尖らせる。
拗ねたということは、厄介事を増やすつもりだったのか。考えれば頭が痛くなるので、カイルはとりあえずそのことは放置しようと決める。
名残惜しそうなサレッタが離れると、ナナは安堵の吐息をついた。どうやら、心の底からサレッタが苦手になったらしい。それでも問答無用で火炎を浴びせたりしないのは、サレッタに悪気がないのを理解できているからだろう。
そこまで考えたところで、重大な疑問を解決していなかった事実に、カイルはようやく気付く。着ぐるみや両親の話にばかり目を向けてしまっていたが、それよりも先に聞かなければならない質問がある。
「ひとつだけ教えてくれ。ナナ……だったよな。どうしてお前は、口から火が吐けるんだ?」
黒魔法使いであれば火球の魔法が使える。冒険者ギルドの依頼で商人の護衛を行った際、共に依頼を受けたパーティーのひとりに黒魔法使いがいた。
実際にカイルが自分の目で火球――というより魔法の確認ができたのは一度だけだっただが、その時は前に突き出した両手から放たれていた。
口から魔法を使えるなんて話も聞いた経験はない。常にカイルと一緒に行動しているサレッタも同様のはずだ。
「火が吐けるのは当たり前なのです。ナナはどらごんなのです」
「……なるほど。どうあっても、お前は自分をドラゴンだと言い張るわけか」
「違うのです」
ナナがズボンの裾を掴んで、すぐ前を歩くカイルを立ち止まらせる。
「ドラゴンではなく、どらごんなのです」
若干柔らかそうな印象を与える口調なだけで、どんな違いがあるのかカイルにはわからない。
しかし、サレッタは違った。我が意を得たりとばかりに笑い、ナナに立てた親指を見せる。
「そっか。ナナちゃんはどらごんなのね。お姉ちゃんは理解したよ!」
「おお。理解してもらえたのです。さすがなのです」
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