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四章
朝
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「2人ともぉ、起っきてくださぁ…って。え…?」
鼻血を大量に出している殿下。
その隣で顔を真っ青にしている僕。
何故か大爆笑しているリュカ。
この状況を見たノアはー
「僕のトワ様とリュカ様に何をしたんですか。この変態。」
殿下をまさかの変態呼ばわりした。
「あ?何言ってんだ糞。」
「へ?で、殿下?」
普段の言葉遣いと変わった殿下は今までに見たことのない顔でノアのことを睨んでいた。
「あ、あの!喧嘩しないで!殿下が僕達に手を出したんじゃないよ!」
「どっちかと言うとトワちゃんが手、というか頭出してたね。はぁ、思い出すとまた笑いが…」
何がそんなに面白いのかは分からないが、リュカはまたお腹を抱えて笑いだした。
「あ、あぁ、なるほど。理解しましたぁ~!そういうことだったんですねぇ~!」
リュカの説明で理解したのか、急にパッと笑顔になった。
「あ…そういえばぁ、朝食のご準備ができたんですよぉ~!
メニューはぁ…何でしたっけ?とにかく、来たら分かります!
ーまぁ、お兄様が作ったので、味は保証しますよぉ!」
アデュー!と殿下の方を見てノアはどこかに消えていった。
アデューとは「長い別れを告げるときの挨拶」らしいけど、
ノアは知っててそれを使ったんだろうか…。
とにかく朝食をとりにいこう、そう思った僕達は食堂へ向かうことにした。
鼻血を大量に出している殿下。
その隣で顔を真っ青にしている僕。
何故か大爆笑しているリュカ。
この状況を見たノアはー
「僕のトワ様とリュカ様に何をしたんですか。この変態。」
殿下をまさかの変態呼ばわりした。
「あ?何言ってんだ糞。」
「へ?で、殿下?」
普段の言葉遣いと変わった殿下は今までに見たことのない顔でノアのことを睨んでいた。
「あ、あの!喧嘩しないで!殿下が僕達に手を出したんじゃないよ!」
「どっちかと言うとトワちゃんが手、というか頭出してたね。はぁ、思い出すとまた笑いが…」
何がそんなに面白いのかは分からないが、リュカはまたお腹を抱えて笑いだした。
「あ、あぁ、なるほど。理解しましたぁ~!そういうことだったんですねぇ~!」
リュカの説明で理解したのか、急にパッと笑顔になった。
「あ…そういえばぁ、朝食のご準備ができたんですよぉ~!
メニューはぁ…何でしたっけ?とにかく、来たら分かります!
ーまぁ、お兄様が作ったので、味は保証しますよぉ!」
アデュー!と殿下の方を見てノアはどこかに消えていった。
アデューとは「長い別れを告げるときの挨拶」らしいけど、
ノアは知っててそれを使ったんだろうか…。
とにかく朝食をとりにいこう、そう思った僕達は食堂へ向かうことにした。
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本当に筆が遅く、内容もゴミだし、文章下手くそですが、読んでくださり、本当にありがとうございます。感想などあればコメントください。もっとこうした方がいいなどあれば書いてくださると出来る範囲であれば改善します。
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