退魔師と悪魔

レイティア

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退魔師になるはずだった少年

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少年は退魔師となるべく教育を受けてきた
両親はそんな少年を誇り、大切にしていた


「ーーー!ーー」

少年は夜中、聞こえる声に目を覚ました

目を覚ました少年が見たものは、不思議な円状の模様と、自身を縛る鎖だった

なに…これ

少年は何も分からず、不安で周りを見渡した
そこに現れたのは

「もう目が覚めたのか」
「おとう、さん…?」

少年の父だった
少年の父はニヤニヤと嫌な笑みを浮かべ近づいてくる
少年は本能で後ずさる

「何も逃げる事はないだろう?
これからお前を可愛がってやるのだからなぁ」
「…なに…するの…」

ガシャン

少年の足につけられた鎖がそれ以上後ずさる事を許してはくれなかった

「大丈夫だ
気持ちいい事だけだぞ」
「い、いや…こないで…」

少年は頬を涙で濡らし、ゆるく首を振った
しかし、そんな事で止まるはずもない父の手が、ついに少年の身体に触れた

父の手はいやらしく少年の身体を弄り、少年の愛らしい蕾潰しては捏ね回した

「ひっ!いやぁ!
気持ち悪い!触らないでぇぇ!!あうっ!!」

少年はいやいやと首を振り乱し、嫌がる
そんな少年を咎めるように、父は少年の蕾をギューと引っ張った
少年は痛みに喘ぐ

「こらこら、父に向かって気持ち悪いなんて、だめだろう」
「…ふっ…グス…」

すでに少年には父がまるで得体の知れない何かに見えていた
少年は痛みに怯え、されるがままとなってしまう

その様子に満足したのか、父は少年の蕾を優しくなで、少年のアナルを撫で始めた

「ひっ…」

小さく悲鳴をあげるが、抵抗らしい抵抗ができない少年は、父の指を拒めず、侵入を許してしまう
そして胎内を蹂躪される

どれだけ経っただろうか
少年は痛みと苦しみに涙を流していた
そして…父は少年のアナルに、自身の剛直を添えた

「さぁ、いっぱい気持ちよくなって、極上の生贄になるんだよ」
「いけ…にぇ…?っ?!」

少年には父の言っていることが分からず、問い返したが、少年がその答えを聞くことはできなかった

少年は父の剛直により、何度も胎内を蹂躪され、痛みに意識を飛ばしても叩き起こされ、長く苦しい拷問の末…生贄とし悪魔に食べられたのだった
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