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誕生日編
愛しい妻と〜ジシア・ローレン・ハーフェルフ
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「シア、誕生日おめでとう‼︎」
私に笑顔でプレゼントを差し出すのは、愛しい我が妻、プリフィース
「フィース…ありがとうございます」
「えへへ」
プレゼントを受け取り、その細い腰を抱き寄せ、額にキスを落とすと、フィースは歯に噛むように笑いました
「開けても?」
「うん」
「これは…」
プレゼントは手作りのペンダントでした
フィースはルシェリオ様の弟君ではありますが、ルシェリオ様の様に魔力が多くあるわけではありません
むしろ、貴族としては少ない方でしょう
ですが、このペンダントには体感一律が付与してあります
これは、常に私にとって最も良い体温に調整してくれるもの
きっと何ヶ月もかけて付与してくれたのでしょう
「気に入らなかった?」
固まった私に心配そうにフィースが見上げてきます
「そんな事ありません
私のために作ってくれた事に感動していただけですよ
ありがとうフィース
私はこんなにも素晴らしい妻を娶れて、幸せ者ですね」
私の言葉にフィースは顔を真っ赤にして
「もう…」
と言いながら私の胸に顔を埋めます
私はペンダントを首にかけ、フィースをお姫様抱きにし、ベットへ運びます
フィースももう22
そろそろ私達の子もできてもいい歳ですし、誕生日プレゼントとして、フィースもいただくとしましょう
「え?え?シア?
何でベットに⁈ちょっ、ま…」
翌日ジシアはいつになくご機嫌だった
フィースがベットから起き上がれたのは2日後だったとか
「シアのバカァ…」
フィースとルシェリオが仲良く子育てするのはまた別のお話
私に笑顔でプレゼントを差し出すのは、愛しい我が妻、プリフィース
「フィース…ありがとうございます」
「えへへ」
プレゼントを受け取り、その細い腰を抱き寄せ、額にキスを落とすと、フィースは歯に噛むように笑いました
「開けても?」
「うん」
「これは…」
プレゼントは手作りのペンダントでした
フィースはルシェリオ様の弟君ではありますが、ルシェリオ様の様に魔力が多くあるわけではありません
むしろ、貴族としては少ない方でしょう
ですが、このペンダントには体感一律が付与してあります
これは、常に私にとって最も良い体温に調整してくれるもの
きっと何ヶ月もかけて付与してくれたのでしょう
「気に入らなかった?」
固まった私に心配そうにフィースが見上げてきます
「そんな事ありません
私のために作ってくれた事に感動していただけですよ
ありがとうフィース
私はこんなにも素晴らしい妻を娶れて、幸せ者ですね」
私の言葉にフィースは顔を真っ赤にして
「もう…」
と言いながら私の胸に顔を埋めます
私はペンダントを首にかけ、フィースをお姫様抱きにし、ベットへ運びます
フィースももう22
そろそろ私達の子もできてもいい歳ですし、誕生日プレゼントとして、フィースもいただくとしましょう
「え?え?シア?
何でベットに⁈ちょっ、ま…」
翌日ジシアはいつになくご機嫌だった
フィースがベットから起き上がれたのは2日後だったとか
「シアのバカァ…」
フィースとルシェリオが仲良く子育てするのはまた別のお話
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