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3章:王都招集
70:アイリス・セイン・レルフォード
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俺がアイリスの剣の師匠を引き受けた後。
レジーナがティアとフロンを送ってきてくれた。
二人とも無事にランク昇格を終えたようだ。二人のギルドカードにはきちんとCランクと書かれていた。
そして俺は黒ローブのアイリスをレジーナに引き渡した。
「すまない、姫様が無理を言って」
「いや、大丈夫だ。それとこれを引き受けた件で、レジーナに頼みたいことがあるんだが」
「なんだ? 私にできることならできるだけ力を貸そう」
俺がレジーナに頼みたいのはティナのことだ。ティナは光属性、そしてレイピアを使う。レジーナの剣は突きの攻撃が多く、レジーナも光属性だ。俺よりも教えるのにはいいはずだ。
「俺が、お姫様の師匠を引き受けるんだ。レジーナにはティナの師匠になってもらいたい」
「え?」
ティナから驚きの声が聞こえる。
「レジーナとティナの戦い方は似ている。属性も一緒だ。これ以上ない師匠だと思うんだが」
「そうだな。ランク昇格戦での戦いを見た限り、私と戦い方が似ている。よし、その件引き受けた。姫様をよろしく頼む」
「あぁ、こっちもティナを頼む」
そしてそんな俺たちの会話を聞いた、アイリスとティナは口をそろえてこう言った。
「「勝手に私のやり取りをしないでください!」」
それを聞いたフロンは笑い。それに釣られて俺とレジーナも笑ってしまう。
ティナとアイリスは頬を膨らませて、少し不機嫌のようだ。
最終的にはティナもレジーナに師匠の件をお願いし「ユウ様を見返して見せます!」と意気込んでいた。
フロンが「私はどうすれば?」と言っていたので、とりあえず俺がアイリスと一緒に見ることになった。
「それではまた明日」
「はい! ユウさんよろしくお願いします」
そう、言葉を交わしてからレジーナとアイリスは王城へと戻っていった。
そんな俺たちを見ていたアーミルが「あれってレジーナ様?」と。
それに反応したミラがため息交じりにこういった。
「ユウって本当に何者なのよ」
俺は話笑いながら「何度も言わせるな。ただの冒険者だ」と返しておいた。
その後アーナさんのご飯を食べ、俺たちは今日の疲れがあったせいかすぐに寝てしまった。
_______
アイリス視点
私はよく王城を抜け出し、一般区を見て回る。
お姫様とか言われているが、先祖返りで髪は黒色。本当の意味で私の周りには同じと言える人がいなかった。
別に酷いことをされていたわけでもない。ただ、お姫様として王城にいるのがつまらないのだ。
だから私は剣を取り剣を学んだ。普通ではない私は、普通でない剣を取り、普通ではない行動をとる。
レジーナにはよくどやされていた。「勝手に外に出ないでください」だとか「危ないことはしないでください」だとか。いいでしょ?少しぐらい私の好きにしても。
そんなとき王城で、魔王に対抗するために勇者召喚が行われた。
私と同じ黒髪の男と女が2人ずつ。
その勇者を対応したのは、ノクタお兄様とイリアお姉さま。第一王子と第一王女だ。
私が対応として勇者の前に出ることはなかった。
同じ黒髪、私と同じ、でも私はその人たちに興味を持つことはできなかった。
異世界召喚と呼ばれるこの勇者召喚で呼ばれた人たちは、強大なスキルを持つと言われている。
だがこの人たちはその意味を全く理解していない。
戦闘訓練を行うために、王都の外に出る。ゴブリンたちとの戦闘を試すが、女の一人がけがをすると、男の一人が撤退を促すのだ。訓練にすらならない。
しばらくして4人は修行と称して王都を出た。はっきり言ってやっと邪魔なものがどっかに行った。とかそういう感情が多かった。
そんなとき、黒髪の少年をほかの場所で発見したという情報が王都に入った。
私はどうせ、今回の勇者とそう変わらないのだろう。そう思っていた。
だから、私はそんな情報どうでもいい。そしてまた私は自由に過ごしていた。
するとお父様からお呼びがかかった。どうやら、その男がこの王城に来る様だ。今対応として出れるのは私とお父様以外にはいなかった。
その男への伝令はわざわざレジーナが向かったそうだ。
私はお父様に「わかりました」と答え。またいつも通りに過ごす。剣を振り、街を歩く。
私はいつも通り一般区を歩いていた。一般区はいい。王城と違って賑やか過ぎるぐらいにぎやかだ。
そんなことを考えていた時。横にあった、馬車の荷台が崩れた。私はそんなことに気づきもしなかった。
そんな私はいつの間にか誰かに抱えられ、馬車から少し離れた位置に移動していた。一瞬の出来事だった。
その男の人は腰に二振りの剣。黒いコートを着て黒いマフラー。赤い眼をしていて、黒髪だった。
その人の手は私の胸にしっかりと触れていた。
私は助けてもらったことより、恥ずかしさの方が勝り、すぐに飛び降り逃げ出してしまった。ぺこりとお辞儀を返したが、お礼も言わずに逃げ出してしまったのだ。
そのあと王城についても、胸のどきどきが収まらず、顔が真っ赤だった。
侍女からも心配されるぐらいに、胸が苦しかった。
そして、お父様からお呼びがかかる。例の人物が来たそうだ。
私は予想がついていた。あの人だと。
部屋のドアが開けられ、そこには予想通り、さっきの男の人が立っていた。
そしてせっかく治ってきていた、胸がまた苦しくなる。
あの時は私黒いローブを来ていたため気づいてはもらえなかった。
話を聞くと、この人は全然勇者たちとは違うことが分かった。
黒竜の撃退が、一番私の印象に残った。
これで、今はまだCランクだという。そしてランク査定が行われることになった。
試験は簡単。レジーナと戦うだけ。
私はレジーナに剣を教えてもらっていた。ある程度ならこなせるつもりだ。
冒険者ランクで言うならDぐらいには。
だが、二人の戦闘は圧倒的に私とはレベルの差があった。
あれで、Cランクなんて嘘だ! そう言いたくなった。
だが、私はレジーナよりも彼の方を目で追っていた。最終的にはレジーナが勝ったがそれでも私は彼に剣を教わりたいと思ってしまった。
私は彼がギルドに向かったと聞き王城を飛び出した。
そして私は、あの胸の件を使い、件の師匠を引き受けてもらった。
その時は胸が苦しくてそれを紛らわす為に飛んで喜び。赤い顔を隠すために後ろを向いた。
うれしかった。安心した。これで彼とまだ一緒に居られる。そう思ってしまった。
そして私は気づいてしまった。これが私の初恋だということに。
レジーナがティアとフロンを送ってきてくれた。
二人とも無事にランク昇格を終えたようだ。二人のギルドカードにはきちんとCランクと書かれていた。
そして俺は黒ローブのアイリスをレジーナに引き渡した。
「すまない、姫様が無理を言って」
「いや、大丈夫だ。それとこれを引き受けた件で、レジーナに頼みたいことがあるんだが」
「なんだ? 私にできることならできるだけ力を貸そう」
俺がレジーナに頼みたいのはティナのことだ。ティナは光属性、そしてレイピアを使う。レジーナの剣は突きの攻撃が多く、レジーナも光属性だ。俺よりも教えるのにはいいはずだ。
「俺が、お姫様の師匠を引き受けるんだ。レジーナにはティナの師匠になってもらいたい」
「え?」
ティナから驚きの声が聞こえる。
「レジーナとティナの戦い方は似ている。属性も一緒だ。これ以上ない師匠だと思うんだが」
「そうだな。ランク昇格戦での戦いを見た限り、私と戦い方が似ている。よし、その件引き受けた。姫様をよろしく頼む」
「あぁ、こっちもティナを頼む」
そしてそんな俺たちの会話を聞いた、アイリスとティナは口をそろえてこう言った。
「「勝手に私のやり取りをしないでください!」」
それを聞いたフロンは笑い。それに釣られて俺とレジーナも笑ってしまう。
ティナとアイリスは頬を膨らませて、少し不機嫌のようだ。
最終的にはティナもレジーナに師匠の件をお願いし「ユウ様を見返して見せます!」と意気込んでいた。
フロンが「私はどうすれば?」と言っていたので、とりあえず俺がアイリスと一緒に見ることになった。
「それではまた明日」
「はい! ユウさんよろしくお願いします」
そう、言葉を交わしてからレジーナとアイリスは王城へと戻っていった。
そんな俺たちを見ていたアーミルが「あれってレジーナ様?」と。
それに反応したミラがため息交じりにこういった。
「ユウって本当に何者なのよ」
俺は話笑いながら「何度も言わせるな。ただの冒険者だ」と返しておいた。
その後アーナさんのご飯を食べ、俺たちは今日の疲れがあったせいかすぐに寝てしまった。
_______
アイリス視点
私はよく王城を抜け出し、一般区を見て回る。
お姫様とか言われているが、先祖返りで髪は黒色。本当の意味で私の周りには同じと言える人がいなかった。
別に酷いことをされていたわけでもない。ただ、お姫様として王城にいるのがつまらないのだ。
だから私は剣を取り剣を学んだ。普通ではない私は、普通でない剣を取り、普通ではない行動をとる。
レジーナにはよくどやされていた。「勝手に外に出ないでください」だとか「危ないことはしないでください」だとか。いいでしょ?少しぐらい私の好きにしても。
そんなとき王城で、魔王に対抗するために勇者召喚が行われた。
私と同じ黒髪の男と女が2人ずつ。
その勇者を対応したのは、ノクタお兄様とイリアお姉さま。第一王子と第一王女だ。
私が対応として勇者の前に出ることはなかった。
同じ黒髪、私と同じ、でも私はその人たちに興味を持つことはできなかった。
異世界召喚と呼ばれるこの勇者召喚で呼ばれた人たちは、強大なスキルを持つと言われている。
だがこの人たちはその意味を全く理解していない。
戦闘訓練を行うために、王都の外に出る。ゴブリンたちとの戦闘を試すが、女の一人がけがをすると、男の一人が撤退を促すのだ。訓練にすらならない。
しばらくして4人は修行と称して王都を出た。はっきり言ってやっと邪魔なものがどっかに行った。とかそういう感情が多かった。
そんなとき、黒髪の少年をほかの場所で発見したという情報が王都に入った。
私はどうせ、今回の勇者とそう変わらないのだろう。そう思っていた。
だから、私はそんな情報どうでもいい。そしてまた私は自由に過ごしていた。
するとお父様からお呼びがかかった。どうやら、その男がこの王城に来る様だ。今対応として出れるのは私とお父様以外にはいなかった。
その男への伝令はわざわざレジーナが向かったそうだ。
私はお父様に「わかりました」と答え。またいつも通りに過ごす。剣を振り、街を歩く。
私はいつも通り一般区を歩いていた。一般区はいい。王城と違って賑やか過ぎるぐらいにぎやかだ。
そんなことを考えていた時。横にあった、馬車の荷台が崩れた。私はそんなことに気づきもしなかった。
そんな私はいつの間にか誰かに抱えられ、馬車から少し離れた位置に移動していた。一瞬の出来事だった。
その男の人は腰に二振りの剣。黒いコートを着て黒いマフラー。赤い眼をしていて、黒髪だった。
その人の手は私の胸にしっかりと触れていた。
私は助けてもらったことより、恥ずかしさの方が勝り、すぐに飛び降り逃げ出してしまった。ぺこりとお辞儀を返したが、お礼も言わずに逃げ出してしまったのだ。
そのあと王城についても、胸のどきどきが収まらず、顔が真っ赤だった。
侍女からも心配されるぐらいに、胸が苦しかった。
そして、お父様からお呼びがかかる。例の人物が来たそうだ。
私は予想がついていた。あの人だと。
部屋のドアが開けられ、そこには予想通り、さっきの男の人が立っていた。
そしてせっかく治ってきていた、胸がまた苦しくなる。
あの時は私黒いローブを来ていたため気づいてはもらえなかった。
話を聞くと、この人は全然勇者たちとは違うことが分かった。
黒竜の撃退が、一番私の印象に残った。
これで、今はまだCランクだという。そしてランク査定が行われることになった。
試験は簡単。レジーナと戦うだけ。
私はレジーナに剣を教えてもらっていた。ある程度ならこなせるつもりだ。
冒険者ランクで言うならDぐらいには。
だが、二人の戦闘は圧倒的に私とはレベルの差があった。
あれで、Cランクなんて嘘だ! そう言いたくなった。
だが、私はレジーナよりも彼の方を目で追っていた。最終的にはレジーナが勝ったがそれでも私は彼に剣を教わりたいと思ってしまった。
私は彼がギルドに向かったと聞き王城を飛び出した。
そして私は、あの胸の件を使い、件の師匠を引き受けてもらった。
その時は胸が苦しくてそれを紛らわす為に飛んで喜び。赤い顔を隠すために後ろを向いた。
うれしかった。安心した。これで彼とまだ一緒に居られる。そう思ってしまった。
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