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1章:異世界転生とゴブリンの群れ
15:ユニークチートな黙示録
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「これは一体何の騒ぎですか?」
騒ぎの音を聞き、私はギルドを飛び出した。そして私が目にしたのはさっきまで私が担当していた、新人冒険者2人。それとその2人に絡みに行ったであろう3人が倒れていた。
「え?」
そんなわけのわからない状況に、私は驚きを口にしていた。それはそうだろう。さっき登録したばかりの冒険者が、ランクCの冒険者を圧倒したあとのようなのだから。見たところ、少年の方にはかすり傷一つない。新人冒険者には荷が重すぎる相手のはずだ。
そんな状況に困惑していると、少年は私に話しかけてきた。
「すまん、面倒を起こしてしまった」
「い、いえギルドとしては冒険者同士のいざこざには、介入しない方針なので。まぁ死人が出た場合は別ですが」
「そうなのか」
少年は疑問を解決すると、「こいつらまかせても大丈夫か?」と私に尋ね、私が頷くのを確認するとその場を後にした。
私は期待しようと思う。この規格外な少年を。
あんな騒ぎを起こしたんだから、何か問われるかと思ったが、そんなことはないらしい。
勝負の結果がついたからか、野次馬もだんだんと去っていく。俺もさっさとここから去ろう。早くクエストに行きたい。
ここで後処理とかに駆り出されてはかなわんからな。
「じゃあ俺たちも行くか」
受付嬢の言葉を聞き、俺らは早々にこの場を立ち去ることにした。そしてクエストをこなすために、俺はティナと一緒に町の外へと向かった。
門へ着くと入るときと同様、検問が行われていた。
「君たち外へ出るのかい?」
「はい、ギルドの依頼で」
俺たちに声をかけてきたのは、入るときに俺たちを検査した人だった。そつなく返しながら今度はステータスカードではなく、登録したばかりのギルドカードを出す。
「早速登録してきたんだね」
俺とティナからカードを預かり確認すると、すぐに通してくれた。
俺たちは町を出て、来た時とは違う森へと向かう。町からは遠く離れておらず。Eランクのゴブリンなどの低級の魔物が住み着く森であった。低級と言っても、普通の新人にとっては充分危険な相手だ。ゴブリンは固まって集団行動をする魔物だ。囲まれたら結構面倒だ。森の奥に行けば行くほど危険は増す。ただしゴブリンが生息しているのは入り口付近だけだ。
森の奥の方にはCランク相当の魔物なども出てくる。そんな森のだった。
「俺たちの目標はゴブリンだな」
「はい、目標はゴブリン数は5体です。報酬は大銅貨5枚です」
こうしてお金を日本円で考えるとすごく相場が安く見える。命の危険を伴ってゴブリン五体で500円、だがその分、宿も2泊で250円、価値が違う。早くなれないとな。
(エル。ここを中心に500m圏内にゴブリンはいるか?)
《はい。ここから北東の方角数は2、その先70m4体を確認しました》
「ここから北東にゴブリンがいるみたいだな」
いきなり、ゴブリンの位置を言い出した俺の言葉に、驚きを見せるティナ。そして当然のように、疑問を投げかける。
「どうしてわかるんですか?」
「俺のスキル。としか言いようがないな」
エルのことは紹介していないため詳しくは言わない。エルは俺のスキルだ。俺の力と言ってもいいだろう。
さて戦闘は、基本ムラクモでやっていくつもりだが、魔法も使うだろう。少しは慣れておきたいしな、そう、魔法と言えば、魔力を消費するものだ。
(で、俺の魔力はどのくらいなんだ?)
《ますたーの魔力は、はっきり言えば化け物です》
(化け物?そこまでなのか)
《大規模魔法が数発撃てるぐらいはあるでしょう。私を所有していたことの影響もあるでしょうが、この魔力量なら神に選ばれるのも当然でしょう》
生まれながらに黙示録を所有、そして神に選ばれるほどの魔力。手には神刀が妖刀化したムラクモ。チートにもほどがある。化け物と言われても否定できんな。しかもさっきの戦闘でエルに言われた魔力の制御が得意だと。これからもイメージは明確に、間違っても暴走なんかさせないようにしないとな。
魔法はイメージの力が大事だと、妖術も魔法に似たものと見ていいだろう。魔法の規模が大きくなるにつれ詠唱は長くなり消費魔力は多くなる。
(で、あってるよな?)
《ますたーの認識で合っています》
俺が今使えるのは火と闇だ。妖術はまだどういうものかよくわかっていない。
(妖術で火属性を入手したのは謎だが)
《ますたーそれは違います。妖術で習得したのではなく、敵魔術師の火属性魔法を私が解析しました》
解析ってあれだよな。詳しく調べるみたいな?
(なるほど解析か、じゃあエルについて教えてくれ。ユニークスキル:黙示録について)
《了解しました。私、ファマエルは黙示録の中にある意志そのものです。そして黙示録はこう呼ばれています。真理を解析する魔導書と》
真理を解析? いきなりスケールがでかいな。
(真理を解析?)
《そうです。能力としては相手のスキル等の解析、条件を満たせば解析したスキルを保持者への取得。もちろんユニークスキルは無理ですが、それと、ますたーが信じている相手に、ますたーの保持しているスキルを条件を満たしていたら譲渡することもできます》
相手のスキルの解析と保持者つまり俺へのスキル取得か。それと、俺が信じていれば、その相手にスキルをあげれると、条件はあるが。要するにコピペだな。ユニークスキルとはいえ強すぎるな。
《ほか、私が保有してるスキルは、演算・意思疎通・気配探知・殺気察知・観察があります》
なるほど、俺と会話できるのは意思疎通のスキル。確か、ムラクモも持ってるよな。後は魔物の場所とかがわかるのは気配探知のスキルというわけか。やっぱりチートだな。これを生まれ持ってる俺っていったい。
(わかった。引き続きほかのスキルについて教えてもらえるか?)
《了解しました》
まぁ、ゴブリンの方向へ進みながらでもスキルの説明なんかは聞けるだろう。いろいろ試していこう。
「じゃあ行こうか、俺たちUNKNOWNの初任務に」
騒ぎの音を聞き、私はギルドを飛び出した。そして私が目にしたのはさっきまで私が担当していた、新人冒険者2人。それとその2人に絡みに行ったであろう3人が倒れていた。
「え?」
そんなわけのわからない状況に、私は驚きを口にしていた。それはそうだろう。さっき登録したばかりの冒険者が、ランクCの冒険者を圧倒したあとのようなのだから。見たところ、少年の方にはかすり傷一つない。新人冒険者には荷が重すぎる相手のはずだ。
そんな状況に困惑していると、少年は私に話しかけてきた。
「すまん、面倒を起こしてしまった」
「い、いえギルドとしては冒険者同士のいざこざには、介入しない方針なので。まぁ死人が出た場合は別ですが」
「そうなのか」
少年は疑問を解決すると、「こいつらまかせても大丈夫か?」と私に尋ね、私が頷くのを確認するとその場を後にした。
私は期待しようと思う。この規格外な少年を。
あんな騒ぎを起こしたんだから、何か問われるかと思ったが、そんなことはないらしい。
勝負の結果がついたからか、野次馬もだんだんと去っていく。俺もさっさとここから去ろう。早くクエストに行きたい。
ここで後処理とかに駆り出されてはかなわんからな。
「じゃあ俺たちも行くか」
受付嬢の言葉を聞き、俺らは早々にこの場を立ち去ることにした。そしてクエストをこなすために、俺はティナと一緒に町の外へと向かった。
門へ着くと入るときと同様、検問が行われていた。
「君たち外へ出るのかい?」
「はい、ギルドの依頼で」
俺たちに声をかけてきたのは、入るときに俺たちを検査した人だった。そつなく返しながら今度はステータスカードではなく、登録したばかりのギルドカードを出す。
「早速登録してきたんだね」
俺とティナからカードを預かり確認すると、すぐに通してくれた。
俺たちは町を出て、来た時とは違う森へと向かう。町からは遠く離れておらず。Eランクのゴブリンなどの低級の魔物が住み着く森であった。低級と言っても、普通の新人にとっては充分危険な相手だ。ゴブリンは固まって集団行動をする魔物だ。囲まれたら結構面倒だ。森の奥に行けば行くほど危険は増す。ただしゴブリンが生息しているのは入り口付近だけだ。
森の奥の方にはCランク相当の魔物なども出てくる。そんな森のだった。
「俺たちの目標はゴブリンだな」
「はい、目標はゴブリン数は5体です。報酬は大銅貨5枚です」
こうしてお金を日本円で考えるとすごく相場が安く見える。命の危険を伴ってゴブリン五体で500円、だがその分、宿も2泊で250円、価値が違う。早くなれないとな。
(エル。ここを中心に500m圏内にゴブリンはいるか?)
《はい。ここから北東の方角数は2、その先70m4体を確認しました》
「ここから北東にゴブリンがいるみたいだな」
いきなり、ゴブリンの位置を言い出した俺の言葉に、驚きを見せるティナ。そして当然のように、疑問を投げかける。
「どうしてわかるんですか?」
「俺のスキル。としか言いようがないな」
エルのことは紹介していないため詳しくは言わない。エルは俺のスキルだ。俺の力と言ってもいいだろう。
さて戦闘は、基本ムラクモでやっていくつもりだが、魔法も使うだろう。少しは慣れておきたいしな、そう、魔法と言えば、魔力を消費するものだ。
(で、俺の魔力はどのくらいなんだ?)
《ますたーの魔力は、はっきり言えば化け物です》
(化け物?そこまでなのか)
《大規模魔法が数発撃てるぐらいはあるでしょう。私を所有していたことの影響もあるでしょうが、この魔力量なら神に選ばれるのも当然でしょう》
生まれながらに黙示録を所有、そして神に選ばれるほどの魔力。手には神刀が妖刀化したムラクモ。チートにもほどがある。化け物と言われても否定できんな。しかもさっきの戦闘でエルに言われた魔力の制御が得意だと。これからもイメージは明確に、間違っても暴走なんかさせないようにしないとな。
魔法はイメージの力が大事だと、妖術も魔法に似たものと見ていいだろう。魔法の規模が大きくなるにつれ詠唱は長くなり消費魔力は多くなる。
(で、あってるよな?)
《ますたーの認識で合っています》
俺が今使えるのは火と闇だ。妖術はまだどういうものかよくわかっていない。
(妖術で火属性を入手したのは謎だが)
《ますたーそれは違います。妖術で習得したのではなく、敵魔術師の火属性魔法を私が解析しました》
解析ってあれだよな。詳しく調べるみたいな?
(なるほど解析か、じゃあエルについて教えてくれ。ユニークスキル:黙示録について)
《了解しました。私、ファマエルは黙示録の中にある意志そのものです。そして黙示録はこう呼ばれています。真理を解析する魔導書と》
真理を解析? いきなりスケールがでかいな。
(真理を解析?)
《そうです。能力としては相手のスキル等の解析、条件を満たせば解析したスキルを保持者への取得。もちろんユニークスキルは無理ですが、それと、ますたーが信じている相手に、ますたーの保持しているスキルを条件を満たしていたら譲渡することもできます》
相手のスキルの解析と保持者つまり俺へのスキル取得か。それと、俺が信じていれば、その相手にスキルをあげれると、条件はあるが。要するにコピペだな。ユニークスキルとはいえ強すぎるな。
《ほか、私が保有してるスキルは、演算・意思疎通・気配探知・殺気察知・観察があります》
なるほど、俺と会話できるのは意思疎通のスキル。確か、ムラクモも持ってるよな。後は魔物の場所とかがわかるのは気配探知のスキルというわけか。やっぱりチートだな。これを生まれ持ってる俺っていったい。
(わかった。引き続きほかのスキルについて教えてもらえるか?)
《了解しました》
まぁ、ゴブリンの方向へ進みながらでもスキルの説明なんかは聞けるだろう。いろいろ試していこう。
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