9 / 40
Ⅰ Brave
1-8 好意
しおりを挟む
「…………」
目を開く。瞼はまだ若干重いものの、目を開けていられないというほどではない。そして、今の俺が視覚以外から得られる情報はあまりに少なかった。
「……………………」
ただ、静寂。わずかに聞こえる音は、由実が本のページをめくる音と、椿が姿勢を直す時に生じる衣擦れの音、それらを除くとあとは俺の心臓の音だけだった。
「……何してんの?」
俺の声に、由実と椿が一斉にこちらを向く。
「宗耶が起きるのを待っていたんだ」
由実は本を畳むと、キッチンへと歩いていく。夕食の用意でもしてくれるのだろうか。
「椿さんは?」
「えっと、私も遊馬さんが起きるのを待ってました」
「あ、そう……」
由実と違い、こちらは本当に何もせずにただ待っていたようだ。
特にやる事もなく、人の家のものに勝手に触れるのも躊躇われるのだろうが、それにしても何もせず座っているだけというのは退屈に過ぎる。せめてテレビでも見ていれば少しは暇潰しになるだろうに。
気遣い半分で、床に落ちていたリモコンを拾い、テレビを付ける。本音としては、この空間に漂う重い空気を払拭したいという意図の方が強いのだが。
「パジャマとか持ってるの?」
「パジャマ、ですか。それなら白樺さんに貸してもらう事になってます」
用意周到な由実によって、あっさりと裸Yシャツの夢は断たれる。
「由実は一回家に帰ったのかな」
「はい、遊馬さんが眠ってからすぐに帰ったみたいです」
正直言って、俺も椿と話す事はあまり思い浮かばない。やかましいテレビの声が沈黙を誤魔化してくれるのが幸いだ。やはりナイスな判断だったと言えよう。
「宗耶、ガスコンロはどこにある?」
「あー、多分フライパンとかと同じとこだったと思うけど」
由実の声を救いとばかりに、俺もその場を離れてキッチンへと向かう。
夕食は、寒い季節にはありがたい事に鍋だった。冷蔵庫にろくなものがあったとは思えないので、食材も買い出しに行ったのだろう。冷めても温めるのが容易な鍋は、いつ目覚めるかわからない俺を待つにも都合が良い。
「由実の母さんは家に泊まるの許してくれたのか?」
「ああ、母さんはお前の事を過剰に信頼し過ぎているからな」
二人で肩を並べて鍋や食器を運ぶ。ガスコンロも見つかったようで何よりだ。
「二人もまだ食ってないのか?」
しかし、どう見ても由実の運ぶ食器の数は俺の分だけではなかった。
「だから、待っていた、と言っただろう」
時計を見ると、既に九時を回っている。変に律義なところのある由実だが、なにも俺を相手にそんなに気を使う事も無いだろうに。
「じゃあ、さっさと食べるか」
椿を呼び寄せて、三人で食卓につく。
四人暮らしの頃の配置のままに、二対二で椅子の向き合った食卓。俺と由実が向かい合わせになり、そして椿は俺の横に座った。各々が適当に食前の挨拶を口にし、各々で具材を取って皿や口に運んでいく。
「相変わらず、由実は意外に料理が上手いな」
「そうか? 鍋なんてそれほど難しくないだろう」
なぜだろうか、由実は一人暮らしの俺よりも料理が上手い。俺が真面目に料理に取り組んでいないのもあるのだろうが、それにしても目の前の鍋は普通に美味かった。
「いや、本当に。嫁に欲しいくらいだ」
「お前は夫じゃなくヒモにしかならないだろうから嫌だな」
気心が知れ過ぎていて、ほんの少しも照れない。幼馴染とは難儀なものだ。
一方、お互いの距離が遠過ぎるというのは更に問題だ。仕方ないのだろうが、椿は俺と由実の会話に一向に口を挟もうとはしない。
「椿さんは料理とかできるの?」
「そうですね、簡単なものなら少しくらいは……」
ゆえに、会話に入れようとすればこちらから話を振るしかないのだが、俺の振りが下手なのか、椿が消極的なのか、それともその両方か、なかなか話は上手く転がらない。
「今の内に誰がどこで寝るかを決めておいた方がいいだろうか」
そして、由実はこちらのフォローをする気はないようだ。こうなるだろうとは思っていたが、やはり由実は椿にあまり良い感情を抱いていない。
「俺は自分のベッドを譲るつもりは無いぞ」
だからと言って、俺にも無理に二人を仲良くさせるつもりはない。誰しも嫌いなものは嫌いで、駄目なものは駄目なのだ。
「私だってお前のベッドなんかで寝るつもりはない。たしか客用の布団があっただろう?」
「ああ、物置に入ってるけど、それにしても敷く場所がなぁ……ベッドも二つあるし、由実と椿さんは親の部屋で寝るのが一番楽ではあるか」
両親が仕事の都合で住居を移した後も、寝室は特に手を付けず放置したままだ。どうせ俺の使っていた部屋でもないわけで、今では実質空き部屋同然になっている。
「まぁ、その辺りが妥当だな」
意外にも、由実は大して悩む様子も無く俺の提案を受け入れる。由実としては椿と同じ部屋で寝る事になるが、そこに抵抗する気はないらしい。
「じゃあ、まぁそういう事でいいかな」
椿への問い掛けの意図も含んだ言葉は、返事が無かった事でただ結論の言葉となった。
「それでは、私は先に風呂に入ってくる」
手早く食事を終えた由実は、食器を片付けてそのまま風呂場へと向かっていく。食事は俺を待っていたのに、一番風呂は譲るつもりが無いらしい。
「先に、ってことは後から入って来いって事か?」
「どこをどう聞いたらそう聞こえるんだ」
溜息を一つ吐くと、由実は振り返りもせずそのまま風呂場へと入って行った。
「ん? よく考えれば否定はされなかったな」
「……やっぱり、付き合ってるんですよね?」
完全に独り言のつもりで口にした言葉が、椿の控え目な声に拾われてしまう。
「由実曰く、過去にも未来にも俺と由実が付き合うという事はないらしい」
「でも、二人はすごく仲が良さそうに見えます」
さて、一体何を見てそう判断したのだろう。少なくともまだ、椿の前では由実には冷たくあしらわれている姿しか見せていないような気がする。それでも仲が良く見えるとしたら、それはもう幼馴染だからという事になるのだろう。
「まぁ、そこらの即席クリスマスカップルよりは長い付き合いだからね」
どうでもいい一言をきっかけに、クリスマスが目の前に迫ってきている事を思い出してしまった。家族とも離れての俺のクリスマスは、さぞ寂しいものになるだろう。
「という事で、俺と即席クリスマス専用カップルにならない?」
由実が風呂に入った今、椿を口説く、もとい親睦を深めるチャンスはここしかない。
「えっ!? それは、その……まず、専用ってなんですか?」
「ああ、それは……ただの冗談だよ」
「まったく冗談に聞こえません!」
保険に混ぜたおふざけが仇となり、口説く事には失敗する。しかし椿の口も幾分か緩んだようで、結果的には悪くはない。それに、いくつかわかった事もあった。
「まぁ、クリスマスまではまだ一週間くらいあるし、考えといてよ」
「そう、ですね……じゃあ一応、考えておきます」
一つには、やはり椿は俺に対して好意を抱いている。それも、おそらくは恋愛感情の類だろう。出会ってからこれまで一つしか好かれるような真似はしておらず、その一つも手応えがなかった事から見るに、おそらく椿は俺に一目惚れでもしたのだろう。
と、順当に考えるのであればそうなる。
「……由実が気になる?」
そして、それが関係するのかはわからないが、椿もまた由実に対してあまり良くない印象を抱いているように見えた。
「えっと、どういう事ですか?」
「由実がいた時はほとんど喋らなかったから、何かあるのかと思って」
実際のところ、今の状況は、俺が話しかけているから椿がそれに答えているだけに過ぎないとも言える。先程までのようにこちらから話を振らなければ、由実がいようがいまいが椿が口を開く事はなかったのかもしれない。
だが、同じようにこちらから話しかけた時の対応でも、俺には由実のいた先程と今では椿の様子が若干違って見えた。
「……そう見えますか?」
そして、椿自身がそれを否定しない事で、推測は確信へと変わる。
「やっぱり、そうなんだ」
「別に、嫌いだとかそういう事じゃないんです。ただ、なんだか少し怖くて……」
俺の前で由実を嫌いだとは言い難いだろうが、椿の言葉は嘘には聞こえなかった。椿自身も、由実から良く思われていない事をどこかで感じてしまっているのだろう。
「口調はあんな感じだけど、そんなに怖い奴でもないし、慣れれば大丈夫だとは思うけど」
一応フォローだけは入れておくが、そこまで効果があるとも思えず。
「はい、悪い人ではないというのはわかるんですけど……」
「まぁ、それも考えておいてもらえるといいかな」
そして、由実にこの話を聞かれるわけにもいかない。
会話を中途半端に切り上げたせいか、二人の間には再び微妙な沈黙が漂ってしまった。
目を開く。瞼はまだ若干重いものの、目を開けていられないというほどではない。そして、今の俺が視覚以外から得られる情報はあまりに少なかった。
「……………………」
ただ、静寂。わずかに聞こえる音は、由実が本のページをめくる音と、椿が姿勢を直す時に生じる衣擦れの音、それらを除くとあとは俺の心臓の音だけだった。
「……何してんの?」
俺の声に、由実と椿が一斉にこちらを向く。
「宗耶が起きるのを待っていたんだ」
由実は本を畳むと、キッチンへと歩いていく。夕食の用意でもしてくれるのだろうか。
「椿さんは?」
「えっと、私も遊馬さんが起きるのを待ってました」
「あ、そう……」
由実と違い、こちらは本当に何もせずにただ待っていたようだ。
特にやる事もなく、人の家のものに勝手に触れるのも躊躇われるのだろうが、それにしても何もせず座っているだけというのは退屈に過ぎる。せめてテレビでも見ていれば少しは暇潰しになるだろうに。
気遣い半分で、床に落ちていたリモコンを拾い、テレビを付ける。本音としては、この空間に漂う重い空気を払拭したいという意図の方が強いのだが。
「パジャマとか持ってるの?」
「パジャマ、ですか。それなら白樺さんに貸してもらう事になってます」
用意周到な由実によって、あっさりと裸Yシャツの夢は断たれる。
「由実は一回家に帰ったのかな」
「はい、遊馬さんが眠ってからすぐに帰ったみたいです」
正直言って、俺も椿と話す事はあまり思い浮かばない。やかましいテレビの声が沈黙を誤魔化してくれるのが幸いだ。やはりナイスな判断だったと言えよう。
「宗耶、ガスコンロはどこにある?」
「あー、多分フライパンとかと同じとこだったと思うけど」
由実の声を救いとばかりに、俺もその場を離れてキッチンへと向かう。
夕食は、寒い季節にはありがたい事に鍋だった。冷蔵庫にろくなものがあったとは思えないので、食材も買い出しに行ったのだろう。冷めても温めるのが容易な鍋は、いつ目覚めるかわからない俺を待つにも都合が良い。
「由実の母さんは家に泊まるの許してくれたのか?」
「ああ、母さんはお前の事を過剰に信頼し過ぎているからな」
二人で肩を並べて鍋や食器を運ぶ。ガスコンロも見つかったようで何よりだ。
「二人もまだ食ってないのか?」
しかし、どう見ても由実の運ぶ食器の数は俺の分だけではなかった。
「だから、待っていた、と言っただろう」
時計を見ると、既に九時を回っている。変に律義なところのある由実だが、なにも俺を相手にそんなに気を使う事も無いだろうに。
「じゃあ、さっさと食べるか」
椿を呼び寄せて、三人で食卓につく。
四人暮らしの頃の配置のままに、二対二で椅子の向き合った食卓。俺と由実が向かい合わせになり、そして椿は俺の横に座った。各々が適当に食前の挨拶を口にし、各々で具材を取って皿や口に運んでいく。
「相変わらず、由実は意外に料理が上手いな」
「そうか? 鍋なんてそれほど難しくないだろう」
なぜだろうか、由実は一人暮らしの俺よりも料理が上手い。俺が真面目に料理に取り組んでいないのもあるのだろうが、それにしても目の前の鍋は普通に美味かった。
「いや、本当に。嫁に欲しいくらいだ」
「お前は夫じゃなくヒモにしかならないだろうから嫌だな」
気心が知れ過ぎていて、ほんの少しも照れない。幼馴染とは難儀なものだ。
一方、お互いの距離が遠過ぎるというのは更に問題だ。仕方ないのだろうが、椿は俺と由実の会話に一向に口を挟もうとはしない。
「椿さんは料理とかできるの?」
「そうですね、簡単なものなら少しくらいは……」
ゆえに、会話に入れようとすればこちらから話を振るしかないのだが、俺の振りが下手なのか、椿が消極的なのか、それともその両方か、なかなか話は上手く転がらない。
「今の内に誰がどこで寝るかを決めておいた方がいいだろうか」
そして、由実はこちらのフォローをする気はないようだ。こうなるだろうとは思っていたが、やはり由実は椿にあまり良い感情を抱いていない。
「俺は自分のベッドを譲るつもりは無いぞ」
だからと言って、俺にも無理に二人を仲良くさせるつもりはない。誰しも嫌いなものは嫌いで、駄目なものは駄目なのだ。
「私だってお前のベッドなんかで寝るつもりはない。たしか客用の布団があっただろう?」
「ああ、物置に入ってるけど、それにしても敷く場所がなぁ……ベッドも二つあるし、由実と椿さんは親の部屋で寝るのが一番楽ではあるか」
両親が仕事の都合で住居を移した後も、寝室は特に手を付けず放置したままだ。どうせ俺の使っていた部屋でもないわけで、今では実質空き部屋同然になっている。
「まぁ、その辺りが妥当だな」
意外にも、由実は大して悩む様子も無く俺の提案を受け入れる。由実としては椿と同じ部屋で寝る事になるが、そこに抵抗する気はないらしい。
「じゃあ、まぁそういう事でいいかな」
椿への問い掛けの意図も含んだ言葉は、返事が無かった事でただ結論の言葉となった。
「それでは、私は先に風呂に入ってくる」
手早く食事を終えた由実は、食器を片付けてそのまま風呂場へと向かっていく。食事は俺を待っていたのに、一番風呂は譲るつもりが無いらしい。
「先に、ってことは後から入って来いって事か?」
「どこをどう聞いたらそう聞こえるんだ」
溜息を一つ吐くと、由実は振り返りもせずそのまま風呂場へと入って行った。
「ん? よく考えれば否定はされなかったな」
「……やっぱり、付き合ってるんですよね?」
完全に独り言のつもりで口にした言葉が、椿の控え目な声に拾われてしまう。
「由実曰く、過去にも未来にも俺と由実が付き合うという事はないらしい」
「でも、二人はすごく仲が良さそうに見えます」
さて、一体何を見てそう判断したのだろう。少なくともまだ、椿の前では由実には冷たくあしらわれている姿しか見せていないような気がする。それでも仲が良く見えるとしたら、それはもう幼馴染だからという事になるのだろう。
「まぁ、そこらの即席クリスマスカップルよりは長い付き合いだからね」
どうでもいい一言をきっかけに、クリスマスが目の前に迫ってきている事を思い出してしまった。家族とも離れての俺のクリスマスは、さぞ寂しいものになるだろう。
「という事で、俺と即席クリスマス専用カップルにならない?」
由実が風呂に入った今、椿を口説く、もとい親睦を深めるチャンスはここしかない。
「えっ!? それは、その……まず、専用ってなんですか?」
「ああ、それは……ただの冗談だよ」
「まったく冗談に聞こえません!」
保険に混ぜたおふざけが仇となり、口説く事には失敗する。しかし椿の口も幾分か緩んだようで、結果的には悪くはない。それに、いくつかわかった事もあった。
「まぁ、クリスマスまではまだ一週間くらいあるし、考えといてよ」
「そう、ですね……じゃあ一応、考えておきます」
一つには、やはり椿は俺に対して好意を抱いている。それも、おそらくは恋愛感情の類だろう。出会ってからこれまで一つしか好かれるような真似はしておらず、その一つも手応えがなかった事から見るに、おそらく椿は俺に一目惚れでもしたのだろう。
と、順当に考えるのであればそうなる。
「……由実が気になる?」
そして、それが関係するのかはわからないが、椿もまた由実に対してあまり良くない印象を抱いているように見えた。
「えっと、どういう事ですか?」
「由実がいた時はほとんど喋らなかったから、何かあるのかと思って」
実際のところ、今の状況は、俺が話しかけているから椿がそれに答えているだけに過ぎないとも言える。先程までのようにこちらから話を振らなければ、由実がいようがいまいが椿が口を開く事はなかったのかもしれない。
だが、同じようにこちらから話しかけた時の対応でも、俺には由実のいた先程と今では椿の様子が若干違って見えた。
「……そう見えますか?」
そして、椿自身がそれを否定しない事で、推測は確信へと変わる。
「やっぱり、そうなんだ」
「別に、嫌いだとかそういう事じゃないんです。ただ、なんだか少し怖くて……」
俺の前で由実を嫌いだとは言い難いだろうが、椿の言葉は嘘には聞こえなかった。椿自身も、由実から良く思われていない事をどこかで感じてしまっているのだろう。
「口調はあんな感じだけど、そんなに怖い奴でもないし、慣れれば大丈夫だとは思うけど」
一応フォローだけは入れておくが、そこまで効果があるとも思えず。
「はい、悪い人ではないというのはわかるんですけど……」
「まぁ、それも考えておいてもらえるといいかな」
そして、由実にこの話を聞かれるわけにもいかない。
会話を中途半端に切り上げたせいか、二人の間には再び微妙な沈黙が漂ってしまった。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる