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正直どうやってアキちゃんの車までたどり着いたのか覚えていない。随分歩いたような気もするし、一瞬だったような気もする。運転席にアキちゃん、助手席にサトルくん、そして私は後部座席に座っていた。窓に体を預けて、快感をどうにか逃がそうとする。でも座ったせいでやっぱり奥の深いところまであたったり、台座が体の芯に押し付けられたりしてダメだ。どうしても感じてしまう。口に手をあてて声を必死で抑え込む。リモコンの主導権はいつの間にかアキちゃんに戻ったようだ。
「メーイ?聞いてる?」なんてアキちゃんに声をかけられた気もするが、それどころじゃない。それどころじゃないんだってば……!と思いながら「なっ、なに……」と返事をする。
「やっぱり聞いてなかった。」とアキちゃんはクスリと笑う。やっぱりその仕草が好きだな、と思う。
「サトルが『そんなに気持ちいいの?』って聞いてるんだよ。メイに。」と、アキちゃんは先程サトルくんが言ったであろうことを繰り返す。そりゃあ気持ちがいい。気持ちが良すぎて困ってる訳だ。
「うん、、、気持ちいい。」と、たまには素直になってみることにした。もう虚勢を張っている場合ではない。困った。
「メイは本当に変態さんだねぇ。」バックミラー越しにアキちゃんと視線が合う。それすらも快感となって私の体を駆け巡る。サトルくんもいるのにも関わらず、甘い快感に体を委ねてしまいたい、という考えに気付いてしまい、私は慌てて視線を伏せる。
運転席と助手席で何やら不穏な会話がされている。
「この後俺たちホテル行くけどサトルも来る?」などとアキちゃんが問いかけている。
サトルくんは、「いや、流石にそれは……お邪魔だろうし」などと断っているが、
「でもメイも見られてこんなに気持ちよさそうにしているし。」とアキちゃんに押されている。
何その説得……?アリか?アリなのか?とツッコみたいが、見られて気持ちよくなっているのは事実だし、否定はできない。悲しい。
「俺は、まぁその楽しみたい気持ちが無いわけでは無いけど……、やっぱりメイちゃんの同意がいるんじゃない?」と、常識的なサトルくんの問い。それを受けてアキちゃんが答える。
「メイ、そろそろイキたいよな?サトルも一緒に行っていいならイかせてあげる。」
それと同時に、ナカに入っているものの振動が弱くなった。「んん……」とため息が漏れる。正直ツラい。かれこれ2時間ほど散々焦らされているようなものだ。さっきやっと刺激が強くなり、芯にあたって気持ちよくなっていたところで、またもどかしい刺激に戻る。ツラい、ツラい、イキたい。
「メーイ?聞いてる?」なんてアキちゃんに声をかけられた気もするが、それどころじゃない。それどころじゃないんだってば……!と思いながら「なっ、なに……」と返事をする。
「やっぱり聞いてなかった。」とアキちゃんはクスリと笑う。やっぱりその仕草が好きだな、と思う。
「サトルが『そんなに気持ちいいの?』って聞いてるんだよ。メイに。」と、アキちゃんは先程サトルくんが言ったであろうことを繰り返す。そりゃあ気持ちがいい。気持ちが良すぎて困ってる訳だ。
「うん、、、気持ちいい。」と、たまには素直になってみることにした。もう虚勢を張っている場合ではない。困った。
「メイは本当に変態さんだねぇ。」バックミラー越しにアキちゃんと視線が合う。それすらも快感となって私の体を駆け巡る。サトルくんもいるのにも関わらず、甘い快感に体を委ねてしまいたい、という考えに気付いてしまい、私は慌てて視線を伏せる。
運転席と助手席で何やら不穏な会話がされている。
「この後俺たちホテル行くけどサトルも来る?」などとアキちゃんが問いかけている。
サトルくんは、「いや、流石にそれは……お邪魔だろうし」などと断っているが、
「でもメイも見られてこんなに気持ちよさそうにしているし。」とアキちゃんに押されている。
何その説得……?アリか?アリなのか?とツッコみたいが、見られて気持ちよくなっているのは事実だし、否定はできない。悲しい。
「俺は、まぁその楽しみたい気持ちが無いわけでは無いけど……、やっぱりメイちゃんの同意がいるんじゃない?」と、常識的なサトルくんの問い。それを受けてアキちゃんが答える。
「メイ、そろそろイキたいよな?サトルも一緒に行っていいならイかせてあげる。」
それと同時に、ナカに入っているものの振動が弱くなった。「んん……」とため息が漏れる。正直ツラい。かれこれ2時間ほど散々焦らされているようなものだ。さっきやっと刺激が強くなり、芯にあたって気持ちよくなっていたところで、またもどかしい刺激に戻る。ツラい、ツラい、イキたい。
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