14 / 23
14
しおりを挟む
「はーっ……はーっ……」呼吸が荒い。
散々自分で我慢して、焦らしていたので快楽の波は凄まじかった。
思った通りにナカが痙攣し、ビクンビクンとバイブを締め付けてしまう。それがまた気持ちいい。
ふと、影が差したので横を見る。そこにはアキちゃんがいて、こちらを覗き込んでいた。
アキちゃんの口が動く。声までは伝わらないが、「お仕置きね。」と言った気がした。背筋がヒヤッと冷たくなる。
アキちゃんには『イったらお仕置き。』と約束している。
それなのに……、アキちゃんが居ないところで勝手に気持ちよくなってしまい、しかも自分から腰を振っていた。もしかしたら喘ぎ声を聞かれたかもしれない。
急に恥ずかしくなって俯くが、一度達してしまった快楽は止められなかった。
慌ててスイッチを止めようとするが、止め方が分からない。あわあわしているうちに、アキちゃんが運転席側のドアを開けて車内に入ってきた。
「アキちゃん、これっ……止まらないっ……止めてぇ……」と、必死で言う。言っているうちにどんどん気持ちいいところを刺激されていき、また達してしまう。
アキちゃんは無言で私の手からスイッチを奪い、ポケットにしまった。
止める術を奪われた私は「ああああああああっ……」と失望の声を出すが、それでも、クリもナカも気持ちよくて、身体が跳ねるのを辞めることができない。
「外まで声聞こえてたぞ。」とアキちゃんに言われて慌てて手で口を抑える。それでもくぐもった喘ぎ声が漏れる。
そんな私を見て、アキちゃんは更に続けて言う。
「すげーメスの顔してたから連れていくのやめたのに……。意味ないじゃん。」と。
メスの顔。どんな顔なのか。慌てて下を向くが、もう遅い。
私の意に反して、身体がビクンビクンと跳ねる。そして口を抑えているのにも関わらず声もあふれ出す。
恥ずかしすぎて涙も零れ出てくる――。
アキちゃんはいつものカバンをごそごそと探り、アイマスクを取り出した。
見覚えがある。この前のホテルにアメニティとして置いてあったやつか。
されることが分かってしまい、イヤイヤと首を横に振る。だが、そんなお願いをアキちゃんが聞いてくれる訳もない。むしろ横への振動によってバイブがナカを擦り、「ひゃあっ……」と声が出てしまう。
そして、「メイ、大人しくしろ。」と命令口調で言われたら、逆らえるわけがなかった。
アキちゃんの方を見つめる。
アキちゃんは、私の涙をそっと指でぬぐって、アイマスクを着けた。視界が奪われて真っ暗になる。
散々自分で我慢して、焦らしていたので快楽の波は凄まじかった。
思った通りにナカが痙攣し、ビクンビクンとバイブを締め付けてしまう。それがまた気持ちいい。
ふと、影が差したので横を見る。そこにはアキちゃんがいて、こちらを覗き込んでいた。
アキちゃんの口が動く。声までは伝わらないが、「お仕置きね。」と言った気がした。背筋がヒヤッと冷たくなる。
アキちゃんには『イったらお仕置き。』と約束している。
それなのに……、アキちゃんが居ないところで勝手に気持ちよくなってしまい、しかも自分から腰を振っていた。もしかしたら喘ぎ声を聞かれたかもしれない。
急に恥ずかしくなって俯くが、一度達してしまった快楽は止められなかった。
慌ててスイッチを止めようとするが、止め方が分からない。あわあわしているうちに、アキちゃんが運転席側のドアを開けて車内に入ってきた。
「アキちゃん、これっ……止まらないっ……止めてぇ……」と、必死で言う。言っているうちにどんどん気持ちいいところを刺激されていき、また達してしまう。
アキちゃんは無言で私の手からスイッチを奪い、ポケットにしまった。
止める術を奪われた私は「ああああああああっ……」と失望の声を出すが、それでも、クリもナカも気持ちよくて、身体が跳ねるのを辞めることができない。
「外まで声聞こえてたぞ。」とアキちゃんに言われて慌てて手で口を抑える。それでもくぐもった喘ぎ声が漏れる。
そんな私を見て、アキちゃんは更に続けて言う。
「すげーメスの顔してたから連れていくのやめたのに……。意味ないじゃん。」と。
メスの顔。どんな顔なのか。慌てて下を向くが、もう遅い。
私の意に反して、身体がビクンビクンと跳ねる。そして口を抑えているのにも関わらず声もあふれ出す。
恥ずかしすぎて涙も零れ出てくる――。
アキちゃんはいつものカバンをごそごそと探り、アイマスクを取り出した。
見覚えがある。この前のホテルにアメニティとして置いてあったやつか。
されることが分かってしまい、イヤイヤと首を横に振る。だが、そんなお願いをアキちゃんが聞いてくれる訳もない。むしろ横への振動によってバイブがナカを擦り、「ひゃあっ……」と声が出てしまう。
そして、「メイ、大人しくしろ。」と命令口調で言われたら、逆らえるわけがなかった。
アキちゃんの方を見つめる。
アキちゃんは、私の涙をそっと指でぬぐって、アイマスクを着けた。視界が奪われて真っ暗になる。
1
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。


転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?


お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる