夕餉添えの贄

 暁光は己の過去を語る。それは自分の兄「瑞光」ともう一人、彼らと因縁を持つ、一人の人間の女性の事だった。
 暁光が如何してあの村の守り神になったのか、如何して氷柱の為に村に居続けていたのか。その全てを語る。
 その先で、氷柱は暁光を、暁光は氷柱を救う事が出来るのか。

 氷柱、暁光シリーズ最終章

 これは一人の青年が己の過去を乗り越える話。
 そして

※こちらは「朝餉添えの贄」「黎明の天泣」「泡沫の如く儚い平和」「大雪の中咲く一輪華」「常闇の中燃ゆる暁光」の、特に常闇の中燃ゆる暁光の続編となっております。そちらをご覧になってからの方が話がよく分かると思います。
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