上 下
19 / 47

理由

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

君がため、滝を昇らん

娑婆聖堂
ライト文芸
人は滝を昇ると龍となる。 オオヤシマに66ある龍の滝の一つ、イナバの村に住む女衛士、ヤヒロは、腕っぷしはあるが17にもなって独り身の嫁き遅れである。ある日、ヤヒロは密かに思いを寄せる村長の息子、ホオリが滝を昇ることになったと耳にする。 滝を昇る者の運命は二つに一つ。龍となって天に昇るか、力尽きて黄泉に下るか。人の世に戻ることは二度と無い。ヤヒロは自らが代わりに滝を昇ると村長に直談判するが……。 神代を知るものが未だいる時代、愛と龍の物語。

甘え嬢ずな海部江さん。

あさまる
ライト文芸
※最終話2023年2月18日投稿。(完結済) ※この作品には女性同士の恋愛描写(GL、百合描写)が含まれます。 苦手な方はご遠慮下さい。 人は接する者によって、態度を変えている。 それは、多かれ少なかれ、皆そのはずだ。 どんな聖人君子でも、絶対の平等などありえない。 多かれ少なかれ、二面性があり、それが共存して一つの人格となっている。 それは皆が持っているものだ。 そのはずなのだ。 周囲の視線。 それが一変した。 尊敬や羨望の眼差し。 それが嘲笑や蔑視へ変わった。 人間とは、身勝手な生き物で、自身の抱いたイメージとかけ離れた者を見るとそれを否定する。 完璧主義の押し付け。 二面性を認めず、皆は彼女に完璧を求めた。 たとえそれが本人の嫌がる行為であっても善意の押しつけでそれを行うのだ。 君はそんな子じゃない。 あなたには似合わない。 背が高く、大人びた見た目の海部江翔子。 背が低く、幼い印象の雨枝真優。 これは、そんな二人の少女の凸凹な物語。 ※この話はフィクションであり、実在する団体や人物等とは一切関係ありません。 誤字脱字等ありましたら、お手数かと存じますが、近況ボードの『誤字脱字等について』のページに記載して頂けると幸いです。 毎週土曜日更新予定です。 ※また、タイトルの読み方は『あまえじょうずなあまえさん。』です。

幼馴染の女の子と電気あんまをやりあう男の子の話

かめのこたろう
ライト文芸
内容は題名の通りです。 なお、ここでいう「電気あんま」は足でやる方です。 重複してます

となりの席の変態さん

犬派のノラ猫
ライト文芸
のんびりとした休み時間 今日も今日とていつものように 君は俺に話し掛けてくる。 これは二人の秘密の雑談から 始まるすこし変わった彼女と俺との 青春の物語。

サクラ舞い散るヤヨイの空に

志波 連
ライト文芸
くるくるにカールさせたツインテールにミニスカート、男子用カーデガンをダボっと着た葛城沙也は、学内でも有名なほど浮いた存在だったが、本人はまったく気にも留めず地下アイドルをやっている姉の推し活に勤しんでいた。 一部の生徒からは目の敵にされ、ある日体育館裏に呼び出されて詰問されてしまう沙也。 他人とかかわるのが面倒だと感じている飯田洋子が、その現場に居合わせつい止めに入ってしまう。 その日から徐々に話すことが多くなる二人。 互いに友人を持った経験が無いため、ギクシャクとするも少しずつ距離が近づきつつあったある日のこと、沙也の両親が離婚したらしい。 沙也が泣きながら話す内容は酷いものだった。 心に傷を負った沙也のために、洋子はある提案をする。 他のサイトでも掲載しています。 表紙は写真ACより引用しました。

反対の世界

雨沢 海翔
ライト文芸
みんな当たり前に“生きて”いるけれど、“生きる”ことほど難しいことって無いと思うんだよね。 私は私。僕は僕。俺は俺。自分は自分、それ以外何者でもない。 ウイルスが拡がり、近日津波で終わる村、最期まで逃げ場のないこの状況で前世の記憶は蘇る。 過去の記憶に支配され、自分というもっとも未知の人物を見失いつつある五人。 平均的な才能しか持ち合わせていない少女、佐藤間期。 『呪い』によって本当の自分を隠している除霊師の少年、柱本霊。 明るく活発だが素直に成れない少女(?)、冬音朝日。 天才と呼ばれながらもゲームに没頭し運命に恵まれない少年、佐々木誠。 創造人間としてもうひとつの地球で造まれ運命に抗う少年、マサムネ。 震災から逃れ逃げた先は、百年後のもうひとつの地球。魔法は存在するものの、使用には資格か運命か才能が必要で、もしそれがなければ使うごとに代償として色々なものを失っていく。夢のような異世界とは違い、常にギリギリの状態でもうひとつの宇宙に漂うこのもうひとつの地球で、鬼属は目を覚ます。 四人が地球に戻るためには、ひとり5つ以上のパワーストーンかひとつ以上の鬼ストーンが必要と、マサムネは言う。 運命を信じてパワーストーンを集め、地球をもとに戻すため、五人の自分探しの旅が始まる。

ADHD(注意欠陥障害)の人

セリー
ライト文芸
まだ発達障害という言葉が知られていなかった1980年代 その時代に生きた「私」は 「バカ」というレッテルを貼られ、笑われ、嫌われ 家族にさえ疎まれ やがて自分が発達障害であると気付く どんなに生きづらい世界でも 「私」の人生は続いていく

かーくんとゆーちゃん

秋月真鳥
ライト文芸
性別を隠して女性向けのロマンス小説を書いている作家の僕、佐藤(さとう)楓(かえで)は、小さい頃からひとではないものが見える。 ひとではないものを恐れながら生きてきた僕だが、三歳のときに保育園の同じクラスの不動寺(ふどうじ)寛(ゆたか)と出会う。 寛は見ることも感じることもないが、殴ることでひとではない悪意あるものを祓える体質だった。 そのうちにタロットカードを使って僕は自分の守護獣と話をするようになる。 見えるだけの作家と、祓えるが見えない幼馴染のほのぼの日常物語。 参考文献:『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』著者:LUA(日本文芸社)

処理中です...