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第1話 兄2人(アニ’ズ)
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私、須藤凛那の家族構成。父・母・兄2人・私の5人家族です。
高校1年になり、学校生活もそれなりに楽しく過ごしているし、特に問題はないけど、年頃になった自分に対して兄2人はいまだ、子供扱いのような。。
「凛那、おはよう」
リビングダイニングへ朝食を食べに来ると、すでに長男、須藤麻樹緒がいた。
「おはよう」
麻樹緒は生徒会の会長を務める、沈着冷静な兄。
椅子に座りかけた時、2階へつながる階段をガンガンガンッと何かが転げ落ちる音にビクッとする。
「やべー!カバン落とした!」
慌ただしく家の中を往来し、朝食を前に着席する。
「おはよっ、凛那」
そう元気よく挨拶するのは次男、須藤遼太郎だ。
「おはよう」
「あ、麻樹緒もおはよう」
「俺はついでか」
と、まぁ兄弟仲は悪くはない。
「今日は3人そろったね。俺が部活の朝練でいないことが多いじゃん?」
「そうだね。今日は休み?」
私の問いに
「うん。凛那、俺のチャリで2人乗りしちゃう?」
「え!いいよ」
「いいから、行こうぜ!」
麻樹緒が冷ややかな目で見ている。
高校1年になり、学校生活もそれなりに楽しく過ごしているし、特に問題はないけど、年頃になった自分に対して兄2人はいまだ、子供扱いのような。。
「凛那、おはよう」
リビングダイニングへ朝食を食べに来ると、すでに長男、須藤麻樹緒がいた。
「おはよう」
麻樹緒は生徒会の会長を務める、沈着冷静な兄。
椅子に座りかけた時、2階へつながる階段をガンガンガンッと何かが転げ落ちる音にビクッとする。
「やべー!カバン落とした!」
慌ただしく家の中を往来し、朝食を前に着席する。
「おはよっ、凛那」
そう元気よく挨拶するのは次男、須藤遼太郎だ。
「おはよう」
「あ、麻樹緒もおはよう」
「俺はついでか」
と、まぁ兄弟仲は悪くはない。
「今日は3人そろったね。俺が部活の朝練でいないことが多いじゃん?」
「そうだね。今日は休み?」
私の問いに
「うん。凛那、俺のチャリで2人乗りしちゃう?」
「え!いいよ」
「いいから、行こうぜ!」
麻樹緒が冷ややかな目で見ている。
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