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夕暮れのベンチで
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気がつくと日没まであまり時間がなかった。
あたりは薄暗く、人の行き交いもまばらになっていた。
「先生、あのこ何で泣いてるの?」
小学生の子供たちと付き添いの先生らしき女性がゴーフルのそばを通りかかる。
ベンチで放心していたゴーフルの目から無意識に涙が溢れていた。
大人ならば、気づかないかもしれないが目線の近い子供たちは見逃さない。
「きっと、お迎えを待っているのね、さぁさぁあなた達も早く行きなさい」
「はーい」
子供たちの無遠慮な視線がゴーフルに注がれる。
「あっ、あの子オムツしてるぅ」
「本当だ!きっとお漏らしが気持ち悪くて泣いちゃったのよ」
「お母さん近くにいないのかな……」
ゴーフルへの感想を口にする。
「いいから、みんな帰りなさい!あとは先生に任せて」
ぐずぐずしている小学生達を手際よく追い払い、先生と呼ばれた女性がゴーフルにかけよる。
「ごめんなさいね、悪気はないのよ。みんな優しい子達だからついついおせっかいになっちゃうだけなの」
「大丈夫です……本当に迎えを待ってるだけですから」
ゴーフルは、なんとかそれだけ口にした。
「ふぅ、子供は大人に遠慮しないの。どういう事情か知らないけど……あの子達と一緒で私もおせっかい焼きだから」
女性は言うなり、いきなりゴーフルのオムツに指をさし込む。
「!?」
「冷たくなってる。しかも一回や二回じゃないわね」
初対面の女性に、面と向かってオムツの濡れ具合を確かめらたゴーフルは恥ずかしさでうつむく。
「私の家にもおチビちゃんがいるからね。いつもの調子で確認しちゃった」
女性は思わず頬笑む。
「替えのオムツはこの中ね、さぁゴロンして、気持ち悪かったでちゅね」
わざとなのか赤ん坊に話しかけるような口調でゴーフルに呼び掛ける。
「あ、赤ちゃんじゃないです」
「ふふ、やっぱり恥ずかしいのかな。でもこのままじゃ風邪ひいてしまうわ」
「じ、自分でやります」
ゴーフルはさすがに見ず知らずの女性に自身を晒す訳にはいかず、抵抗しようとする。
「わがまま言わないの!さぁ、ゴロンして!」
今度は叱るようにゴーフルに言う。
勢いに気圧され、仕方なく後ろに倒れる。
「いい子ね。オムツって、ちゃんと取り替えないと横から漏れたりズレたりするのよ。だから、私に任せてね」
一転して優しい口調でゴーフルに言い聞かせるように話す。
小さい子供の相手は慣れているようで、手早く下腹部のオムツのテープをはがしてしまい、濡れているシートがパラリと広げられる。
「えーと、あったあった。本当は温かい蒸したタオルがあるといいんだけど、このウェットシートで我慢してね。男の子だったのね!」
女性は、ひんやりと冷たいシートで、ゴーフルの股間を丁寧に拭っていく。
あまりの冷たさにブルッと身を震わせると先っぽからチョロチョロと溜めていたおしっこが流れ出す。
「うふふ、うちの子と一緒ね」
何気なく自分が発した言葉は、小さな赤ん坊と同じと言われているようで辱しめられる。
「もう、全部でたかなぁ? 我慢しちゃダメよ」
女性はだめ押しでゴーフルのお腹に軽く手を当てる。
「やっ、圧したらやだ」
軽く触れただけで、残っていたおしっこが放たれる。
「やっぱり、我慢したら病気になってしまうわ」
オムツをしている状態では何度もお漏らしをしていたゴーフルだが、脱がされたオムツに放尿するのは初めてだった。
しかも、人通りは少ないとはいえ屋外のベンチであった。
「すっきりしたでしょう? さぁ、もう一度キレイキレイにしましょうねぇ」
すっかり赤ん坊扱いされたゴーフルは抵抗する気力も失ってしまった。
今は、ただただこの屈辱的な時間が早く終わってほしいと願うことしかできないのだった。
あたりは薄暗く、人の行き交いもまばらになっていた。
「先生、あのこ何で泣いてるの?」
小学生の子供たちと付き添いの先生らしき女性がゴーフルのそばを通りかかる。
ベンチで放心していたゴーフルの目から無意識に涙が溢れていた。
大人ならば、気づかないかもしれないが目線の近い子供たちは見逃さない。
「きっと、お迎えを待っているのね、さぁさぁあなた達も早く行きなさい」
「はーい」
子供たちの無遠慮な視線がゴーフルに注がれる。
「あっ、あの子オムツしてるぅ」
「本当だ!きっとお漏らしが気持ち悪くて泣いちゃったのよ」
「お母さん近くにいないのかな……」
ゴーフルへの感想を口にする。
「いいから、みんな帰りなさい!あとは先生に任せて」
ぐずぐずしている小学生達を手際よく追い払い、先生と呼ばれた女性がゴーフルにかけよる。
「ごめんなさいね、悪気はないのよ。みんな優しい子達だからついついおせっかいになっちゃうだけなの」
「大丈夫です……本当に迎えを待ってるだけですから」
ゴーフルは、なんとかそれだけ口にした。
「ふぅ、子供は大人に遠慮しないの。どういう事情か知らないけど……あの子達と一緒で私もおせっかい焼きだから」
女性は言うなり、いきなりゴーフルのオムツに指をさし込む。
「!?」
「冷たくなってる。しかも一回や二回じゃないわね」
初対面の女性に、面と向かってオムツの濡れ具合を確かめらたゴーフルは恥ずかしさでうつむく。
「私の家にもおチビちゃんがいるからね。いつもの調子で確認しちゃった」
女性は思わず頬笑む。
「替えのオムツはこの中ね、さぁゴロンして、気持ち悪かったでちゅね」
わざとなのか赤ん坊に話しかけるような口調でゴーフルに呼び掛ける。
「あ、赤ちゃんじゃないです」
「ふふ、やっぱり恥ずかしいのかな。でもこのままじゃ風邪ひいてしまうわ」
「じ、自分でやります」
ゴーフルはさすがに見ず知らずの女性に自身を晒す訳にはいかず、抵抗しようとする。
「わがまま言わないの!さぁ、ゴロンして!」
今度は叱るようにゴーフルに言う。
勢いに気圧され、仕方なく後ろに倒れる。
「いい子ね。オムツって、ちゃんと取り替えないと横から漏れたりズレたりするのよ。だから、私に任せてね」
一転して優しい口調でゴーフルに言い聞かせるように話す。
小さい子供の相手は慣れているようで、手早く下腹部のオムツのテープをはがしてしまい、濡れているシートがパラリと広げられる。
「えーと、あったあった。本当は温かい蒸したタオルがあるといいんだけど、このウェットシートで我慢してね。男の子だったのね!」
女性は、ひんやりと冷たいシートで、ゴーフルの股間を丁寧に拭っていく。
あまりの冷たさにブルッと身を震わせると先っぽからチョロチョロと溜めていたおしっこが流れ出す。
「うふふ、うちの子と一緒ね」
何気なく自分が発した言葉は、小さな赤ん坊と同じと言われているようで辱しめられる。
「もう、全部でたかなぁ? 我慢しちゃダメよ」
女性はだめ押しでゴーフルのお腹に軽く手を当てる。
「やっ、圧したらやだ」
軽く触れただけで、残っていたおしっこが放たれる。
「やっぱり、我慢したら病気になってしまうわ」
オムツをしている状態では何度もお漏らしをしていたゴーフルだが、脱がされたオムツに放尿するのは初めてだった。
しかも、人通りは少ないとはいえ屋外のベンチであった。
「すっきりしたでしょう? さぁ、もう一度キレイキレイにしましょうねぇ」
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