13 / 41
12話-2 R-18
しおりを挟む
ベッドの中心にうつ伏せにされ、尻を少しだけ高く上げた状態になる。アンヌは膝立ちになり、俺のネグリジェを捲る。
ひやり、と空気に触れた後ろから、ゴクリと唾を飲んだ音が聞こえた。
正直、見られるのは恥ずかしい。けど、それよりも中にアンヌがほしい……
じくじくと疼く奥は、先程口に入れた熱を欲している。
「うわ、もう……っ……あ……!はっ……ぁ、やっちゃった……」
俺の中心にアンヌの吐き出した熱がかかり、へたり込む。また出たようだが、粘度は減っておらず、ここから見えるだけでも、まだ硬さを保っている……もし、もしセックスを本当にできたら、何回も中に注ぎ込まれ、気が遠くなるまでするのかもしれない……
そう考えると腰がギュッ、と上に上がってしまい、アンヌの顔付近にまで迫ってしまう。
「わ、わ……凄い……綺麗。ガード君のナカ、ぴんくで、かわいいよ……」
「ん、意地悪、すんなっ……!」
「おねだりしてくれたガード君、可愛かったけど、お仕置きだよ。言う事聞かないんだから……」
穴の辺りをぐるぐると指を沿わされたり、入り口をくちくちと少し出し入れされたりと、焦らされ、もっと、もっと、と腰が動くが、それに合わせて指を動かしてくるので、欲しい刺激は来ない。
「って言っても僕も結構限界なんだよね……視覚的にも、気持ち的にも……」
「ん、あ、ぁあ……!」
そう言ったかと思うと、くぷくぷと中に指が入ってくる感覚がする。アンヌの指は細く小さいが、暖かく、ぐにぐにと動く。
奥まで入ってこなかったことにいじらしくなるが、それでも気持ちがいい、ずっと、ずっと触られたかった……
「う、わ……熱い……ここ、僕のモノ入れたら溶けちゃうんじゃ……もう一本、入れるよ」
「あ、ふ、ん、んっ……!」
「あぁっ……二本入った、凄いね。ぎゅーってしてて、動けないな……」
そう言いながら俺の中を、二本の指がバラバラに動き始める。
浅い所を広げたり擦ったり、抜いたりされると、脳が蕩け始める。もっと、もっと激しい刺激がほしい……もっと、脳が完璧に溶ける刺激が……
なんて頭が呆けていると、いきなりビリビリと走る刺激が身体をめぐる。何が起きたのか全くわからず、油断していた俺は声を抑えることもできず、アンヌにされるがままになっていた。
「ここ気持ちいい?えっちだし、可愛いし、締め付けが痛いくらい……はぁ、早く入れたい……もっと、奥をガンガンしてあげたいな……」
「ん~~~!あん、ぬっ、だめぁっ、~~~っ!!」
容赦なくゴリゴリと遊ぶ指先は、ビリビリと走る刺激を起こし、頭を直接殴って身体を痺れさせた。痺れはなかなか収まらず、ガクガクと身体を震えさせる……が、アンヌは容赦せず、俺の中に__は入れず、ぬるぬると入り口にモノを擦り付け、俺の欲しい、という思いを昂ぶらせていた。
「あ、あう……あぅ……い、れてくれるの……か?」
「それは、駄目だって思ってるけど……すごくギリギリだよ、もう、本当に入れたい……」
「ん!ん、ぅ、はいっ、てるってぇ……」
先が少し中に入り、すぐに出る。アンヌも我慢できないんだ、そう思い顔を見ると、唇から血が出るほど噛み締めているアンヌがいた。白い肌には赤い液体が滴り、眉間のしわは割れているのではないかと思うほど、痛々しい。そんなに我慢しなくてもいい、頑張るから、挿れて欲しい。そう伝えようとするより、アンヌは先に俺をうつ伏せからひっくり返し、仰向けにした。
「お尻を我慢したいけど、二人ともこのままじゃ厳しいと思う。一回抜こう。僕も気持ち的にこれが本当に最後の壁だし、ガード君は……駄目だったら、抜いてあげる」
「え……や、やだ、挿れてほしい……ほしい、アンヌ」
「だめだよ、もう、絶対にその手には乗らない。君の身体を大切にしたいんだ……」
「最後なら……」
そう言いかけた俺の口をアンヌはキスで塞いだ。喋っていたので口が開いていて、アンヌは舌を滑り込ませ、ヌルヌルと俺の舌を遊び始める。
「ん、ふ……ん、んぅ……!」
息ができず、苦しい。胸をいくら叩いてもやめてくれず、舌の動きは激しさを増すばかりだ。
息が足りないからか、脳がぼうっとし始め、意識がふわふわとしていた。
このままでも、良いのかも……なんて思った矢先、アンヌは口を離し、すぐに自分の中心と、俺の中心を握って擦り合わせ始める。
「あ、ひ!ぁんぬ、あん、あんぬ……!それ、や、やぁっ!」
「ん、は……これ、ばっかりは駄目だよっ……!ほら、力抜いてっ……!」
ぬるぬる、ぐりぐりと先が擦り合わせられる感覚が気持ちいい、頭のふわふわとした感覚と合わさり、脳が溶ける。このまま、身を任せたら、絶対に気持ちいい……♡
脳が快感に支配され、奥の疼きより大きくなる。でも、やだ、やだ……!絶好のチャンスなのだ、達して、終わりだよ。なんて言われたくない……!
「は、あっ、駄目……?じゃあ、ここも触るからね、えっちなんらから……」
「ひ!ひあ、ん、あんぬ、あん、んっ~~~~~っ♡!」
「う、ぼ、くもやばいっ……!」
胸の突起をがり、と布の上から少し強めに噛まれ、じんじんとした痛みを勘違いした脳が、達するのを許可してしまった。普段の感覚より長引く高揚感と、ビリビリとした痺れが脳を麻痺させて、気持ちの良い波が止まらない。意識が遠のいてるのに、気持ちがいいって、あぶ、ないんじゃないか__
「は、は……あれ、寝た……?そんなの、可愛すぎる……でも、もう我慢の限界……片付けて明日の用意しなきゃ……」
フラフラと立ち上がるアンヌを見て、俺の記憶は途絶えてしまった。
ひやり、と空気に触れた後ろから、ゴクリと唾を飲んだ音が聞こえた。
正直、見られるのは恥ずかしい。けど、それよりも中にアンヌがほしい……
じくじくと疼く奥は、先程口に入れた熱を欲している。
「うわ、もう……っ……あ……!はっ……ぁ、やっちゃった……」
俺の中心にアンヌの吐き出した熱がかかり、へたり込む。また出たようだが、粘度は減っておらず、ここから見えるだけでも、まだ硬さを保っている……もし、もしセックスを本当にできたら、何回も中に注ぎ込まれ、気が遠くなるまでするのかもしれない……
そう考えると腰がギュッ、と上に上がってしまい、アンヌの顔付近にまで迫ってしまう。
「わ、わ……凄い……綺麗。ガード君のナカ、ぴんくで、かわいいよ……」
「ん、意地悪、すんなっ……!」
「おねだりしてくれたガード君、可愛かったけど、お仕置きだよ。言う事聞かないんだから……」
穴の辺りをぐるぐると指を沿わされたり、入り口をくちくちと少し出し入れされたりと、焦らされ、もっと、もっと、と腰が動くが、それに合わせて指を動かしてくるので、欲しい刺激は来ない。
「って言っても僕も結構限界なんだよね……視覚的にも、気持ち的にも……」
「ん、あ、ぁあ……!」
そう言ったかと思うと、くぷくぷと中に指が入ってくる感覚がする。アンヌの指は細く小さいが、暖かく、ぐにぐにと動く。
奥まで入ってこなかったことにいじらしくなるが、それでも気持ちがいい、ずっと、ずっと触られたかった……
「う、わ……熱い……ここ、僕のモノ入れたら溶けちゃうんじゃ……もう一本、入れるよ」
「あ、ふ、ん、んっ……!」
「あぁっ……二本入った、凄いね。ぎゅーってしてて、動けないな……」
そう言いながら俺の中を、二本の指がバラバラに動き始める。
浅い所を広げたり擦ったり、抜いたりされると、脳が蕩け始める。もっと、もっと激しい刺激がほしい……もっと、脳が完璧に溶ける刺激が……
なんて頭が呆けていると、いきなりビリビリと走る刺激が身体をめぐる。何が起きたのか全くわからず、油断していた俺は声を抑えることもできず、アンヌにされるがままになっていた。
「ここ気持ちいい?えっちだし、可愛いし、締め付けが痛いくらい……はぁ、早く入れたい……もっと、奥をガンガンしてあげたいな……」
「ん~~~!あん、ぬっ、だめぁっ、~~~っ!!」
容赦なくゴリゴリと遊ぶ指先は、ビリビリと走る刺激を起こし、頭を直接殴って身体を痺れさせた。痺れはなかなか収まらず、ガクガクと身体を震えさせる……が、アンヌは容赦せず、俺の中に__は入れず、ぬるぬると入り口にモノを擦り付け、俺の欲しい、という思いを昂ぶらせていた。
「あ、あう……あぅ……い、れてくれるの……か?」
「それは、駄目だって思ってるけど……すごくギリギリだよ、もう、本当に入れたい……」
「ん!ん、ぅ、はいっ、てるってぇ……」
先が少し中に入り、すぐに出る。アンヌも我慢できないんだ、そう思い顔を見ると、唇から血が出るほど噛み締めているアンヌがいた。白い肌には赤い液体が滴り、眉間のしわは割れているのではないかと思うほど、痛々しい。そんなに我慢しなくてもいい、頑張るから、挿れて欲しい。そう伝えようとするより、アンヌは先に俺をうつ伏せからひっくり返し、仰向けにした。
「お尻を我慢したいけど、二人ともこのままじゃ厳しいと思う。一回抜こう。僕も気持ち的にこれが本当に最後の壁だし、ガード君は……駄目だったら、抜いてあげる」
「え……や、やだ、挿れてほしい……ほしい、アンヌ」
「だめだよ、もう、絶対にその手には乗らない。君の身体を大切にしたいんだ……」
「最後なら……」
そう言いかけた俺の口をアンヌはキスで塞いだ。喋っていたので口が開いていて、アンヌは舌を滑り込ませ、ヌルヌルと俺の舌を遊び始める。
「ん、ふ……ん、んぅ……!」
息ができず、苦しい。胸をいくら叩いてもやめてくれず、舌の動きは激しさを増すばかりだ。
息が足りないからか、脳がぼうっとし始め、意識がふわふわとしていた。
このままでも、良いのかも……なんて思った矢先、アンヌは口を離し、すぐに自分の中心と、俺の中心を握って擦り合わせ始める。
「あ、ひ!ぁんぬ、あん、あんぬ……!それ、や、やぁっ!」
「ん、は……これ、ばっかりは駄目だよっ……!ほら、力抜いてっ……!」
ぬるぬる、ぐりぐりと先が擦り合わせられる感覚が気持ちいい、頭のふわふわとした感覚と合わさり、脳が溶ける。このまま、身を任せたら、絶対に気持ちいい……♡
脳が快感に支配され、奥の疼きより大きくなる。でも、やだ、やだ……!絶好のチャンスなのだ、達して、終わりだよ。なんて言われたくない……!
「は、あっ、駄目……?じゃあ、ここも触るからね、えっちなんらから……」
「ひ!ひあ、ん、あんぬ、あん、んっ~~~~~っ♡!」
「う、ぼ、くもやばいっ……!」
胸の突起をがり、と布の上から少し強めに噛まれ、じんじんとした痛みを勘違いした脳が、達するのを許可してしまった。普段の感覚より長引く高揚感と、ビリビリとした痺れが脳を麻痺させて、気持ちの良い波が止まらない。意識が遠のいてるのに、気持ちがいいって、あぶ、ないんじゃないか__
「は、は……あれ、寝た……?そんなの、可愛すぎる……でも、もう我慢の限界……片付けて明日の用意しなきゃ……」
フラフラと立ち上がるアンヌを見て、俺の記憶は途絶えてしまった。
403
お気に入りに追加
960
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
もう人気者とは付き合っていられません
花果唯
BL
僕の恋人は頭も良くて、顔も良くておまけに優しい。
モテるのは当然だ。でも――。
『たまには二人だけで過ごしたい』
そう願うのは、贅沢なのだろうか。
いや、そんな人を好きになった僕の方が間違っていたのだ。
「好きなのは君だ」なんて言葉に縋って耐えてきたけど、それが間違いだったってことに、ようやく気がついた。さようなら。
ちょうど生徒会の補佐をしないかと誘われたし、そっちの方に専念します。
生徒会長が格好いいから見ていて癒やされるし、一石二鳥です。
※ライトBL学園モノ ※2024再公開・改稿中
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「僕の方がぜってー綺麗なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談? 本気? 二人の結末は?
美形病みホスと平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる