人狼ゲーム『Selfishly -エリカの礎-』

半沢柚々

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『腸』――3日目

101.『平穏な一日(3)』

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 ――――PM20:00、会議室

道明寺 晶
「それじゃ今日は俺と直斗でよろしく」

竜崎 圭吾
「おっけー」


全員
「いっせーのっせ!」


乃木坂 朔也
「決戦投票だな」


全員
「いっせーのっせー!」


筒井 惣子郎
「決まりだな」

間宮 果帆
「よし、今日も処刑はなし、っと」

千景 勝平
「風呂入って寝んぞー」

八木沼 由絵
「勝平~~~!!」

本堂 空太
「まーた昨日のパターンかよ」



(襲撃先は朔也が受けることになった。
 朔也はやっぱり元気がなかったけど、昨日よりはマシになったみたいだ。きっと時間と共に解決するだろう。
 …………どっちかと言うと今日は佐倉の方がなんかおかしかったかな。モジモジしてたと言うか。
 でも、佐倉のことを気にすると、果帆が…………すこし嫌な気持ちになるみたいだから、やめとこう。

 こうして、俺も風呂に入ってすぐに寝ることになった。
 寝る前に俺の部屋にきて、ベッドに並んで座って喋ってたらなんかムラムラしたのは内緒だ。
 …………ムラムラしてきたってことは慣れてきたってことだな。
 ……人間てすごいよな。こんな状況なのに適応しちゃうんだから。

 そんなことを思いながら、俺は眠りに落ちた。)





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