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『腸』――2日目
083.『犯人は(3)』
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筒井 惣子郎
「アキラはやっぱり、犯人は複数だと思ってるのか?」
道明寺 晶
「そりゃそうだろ。
秋尾たちも含めて、18人も誘拐してるんだぜ?」
竜崎 圭吾
「そりゃそうか」
小田切 冬司
「…………ますますわからないね」
竜崎 圭吾
「だよな」
佐倉 小桃
「…………快楽のためだけに、ここまでするかしら」
七瀬 和華
「そうよね。それに、物理的に可能なのかしら」
道明寺 晶
「だからまあ、組織的な可能性が高いってことだよな。
…………心当たりがある者、いないか?」
間宮 果帆
「ないよ」
竜崎 圭吾
「ありまっせーん」
白百合 美海
「…………そうよね」
**(あたしがいた組織でも、さすがにここまではしないわよ。
それに…………理由もないわ)**
千景 勝平
「とにかく、考えたって仕方ないだろ。
道明寺、お前が言うように気長に待つのが一番だと思うぜ」
佐倉 小桃
「みんな…………忘れてるようだけど」
本堂 空太
「…………?」
佐倉 小桃
「…………弥重のこと」
全員
「……………………」
道明寺 晶
「…………はっきり言うけど、
都丸は、どうしようもない」
佐倉 小桃
「……………………」
道明寺 晶
「人質の都丸を救うなら、俺らが殺し合うしかない」
小田切 冬司
「…………認めたくないけど、そう言うことになるよね」
佐倉 小桃
「……………………」
**(弥重…………ごめんなさい…………)**
白百合 美海
「…………結局、誰かを犠牲にするしかないのね……」
小日向 花菜
「美海…………」
全員
「……………………」
間宮 果帆
「…………ぼちぼち、投票の時間になるぞ」
本堂 空太
「…………ほんとだ」
小田切 冬司
「どうするの、今日は誰と誰?」
筒井 惣子郎
「昨日はアキラと朔也に押し付けてしまったから、
今日は俺と圭吾でやるよ」
有栖川 直斗
「んじゃついでみたいだけど、襲撃先は俺ってことで」
道明寺 晶
「いいのか?」
有栖川 直斗
「まかせとけって。
ってことで用心棒の人、よろしくな!」
七瀬 和華
**(…………ええ、まかせて)**
【残り:16人】
「アキラはやっぱり、犯人は複数だと思ってるのか?」
道明寺 晶
「そりゃそうだろ。
秋尾たちも含めて、18人も誘拐してるんだぜ?」
竜崎 圭吾
「そりゃそうか」
小田切 冬司
「…………ますますわからないね」
竜崎 圭吾
「だよな」
佐倉 小桃
「…………快楽のためだけに、ここまでするかしら」
七瀬 和華
「そうよね。それに、物理的に可能なのかしら」
道明寺 晶
「だからまあ、組織的な可能性が高いってことだよな。
…………心当たりがある者、いないか?」
間宮 果帆
「ないよ」
竜崎 圭吾
「ありまっせーん」
白百合 美海
「…………そうよね」
**(あたしがいた組織でも、さすがにここまではしないわよ。
それに…………理由もないわ)**
千景 勝平
「とにかく、考えたって仕方ないだろ。
道明寺、お前が言うように気長に待つのが一番だと思うぜ」
佐倉 小桃
「みんな…………忘れてるようだけど」
本堂 空太
「…………?」
佐倉 小桃
「…………弥重のこと」
全員
「……………………」
道明寺 晶
「…………はっきり言うけど、
都丸は、どうしようもない」
佐倉 小桃
「……………………」
道明寺 晶
「人質の都丸を救うなら、俺らが殺し合うしかない」
小田切 冬司
「…………認めたくないけど、そう言うことになるよね」
佐倉 小桃
「……………………」
**(弥重…………ごめんなさい…………)**
白百合 美海
「…………結局、誰かを犠牲にするしかないのね……」
小日向 花菜
「美海…………」
全員
「……………………」
間宮 果帆
「…………ぼちぼち、投票の時間になるぞ」
本堂 空太
「…………ほんとだ」
小田切 冬司
「どうするの、今日は誰と誰?」
筒井 惣子郎
「昨日はアキラと朔也に押し付けてしまったから、
今日は俺と圭吾でやるよ」
有栖川 直斗
「んじゃついでみたいだけど、襲撃先は俺ってことで」
道明寺 晶
「いいのか?」
有栖川 直斗
「まかせとけって。
ってことで用心棒の人、よろしくな!」
七瀬 和華
**(…………ええ、まかせて)**
【残り:16人】
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