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――18日目
125.『朝の時間(4)』
しおりを挟む本堂 空太
「え……」
間宮 果帆
「お、おい、ちょっと待てよ。
…………言っとくけどあたしは人狼じゃないからな」
七瀬 和華
「わたしだって同じよ」
小田切 冬司
「…………その反応から、
二人は少なくとももう一人の『共有者』ではないのはわかったよ……」
間宮 果帆
「な、なんだよ、その言い草」
乃木坂 朔也
「ちょっと待った。
…………今は話し合いの時間じゃないだろ」
本堂 空太
「果帆…………」
間宮 果帆
「…………気分わりぃよ」
白百合 美海
「…………小田切くん、会議の場でも良かったはずなのに、
……言い方に配慮が足りないわ」
小田切 冬司
「ぼーっとしてても仕方ないじゃない。
…………まあ、白百合さんが『本物の占い師』と決まったわけでもないし」
白百合 美海
「…………どういうことよ」
小田切 冬司
「アキラか八木沼さんが本物だったのかもしれないし、
単純にまだ潜伏してるだけかもね。
それだと、俺と空太、和歌野さんの村人認定は崩れるよ」
白百合 美海
「そんなこと言われたら…………あたし、なんて言い返せばいいのかわからないじゃない」
小田切 冬司
「占い師だよって、素直に主張すればいいじゃない」
白百合 美海
「そうだけど…………そうすると、果帆たちが」
間宮 果帆
「ったく、気分わりぃな。
空太、美海、……朔也、行こう」
乃木坂 朔也
「お、おい、果帆」
間宮 果帆
「一緒に食ってられっかよ」
本堂 空太
「ま、待って果帆」
白百合 美海
「果帆…………」
間宮 果帆
「…………美海?」
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