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――2日目
047.『カラオケ大会(3)』
しおりを挟む本堂 空太
(そんなこんなで。
白百合が歌ったのは今1番女子高生の間で流行ってるR&Bの歌手のバラードだった。
……てゆーか、なにこれ、上手すぎる。
白百合の圧倒的な歌唱力に魅了された俺は、思わず感嘆の溜め息を漏らしていた。)
「白百合ってさ、何者なわけ?」
間宮 果帆
「ん?」
本堂 空太
「顔はかわいい、スタイルは抜群、性格もいい、挙げ句の果てに歌も上手いって、なんだよ、同じ人間?
……すっげー憧れるー……」
間宮 果帆
「…………お前、あたしの親友と言えど、
仮にも彼女の前で他の女ののろけ話かコラ」
本堂 空太
「え!? いやいやそんなつもりは」
白百合 美海
「Hate That I Need You~♪」
目黒 結翔
「ひゅーーーー! ひゅーーーー!!」
千景 勝平
「ちょっと目黒がうるせえ」
佐倉 小桃
「白百合さん、とても素敵だったわ」
白百合 美海
「ふふ、ありがとう」
道明寺 晶
「俺の自慢の彼女だかんな」
乃木坂 朔也
「……………………」
間宮 果帆
「……………………」
本堂 空太
「……………………」
(やっばい、果帆めっちゃ睨んでる……)
小田切 冬司
「空太と間宮さんの番だよ」
間宮 果帆
「こいコラ」
本堂 空太
「あわわわわわわわわ」
小田切 冬司
「???」
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