人狼ゲーム『Selfishly -エリカの礎-』

半沢柚々

文字の大きさ
上 下
35 / 389
――1日目

033.『全員集合(2)』

しおりを挟む

 ――――その後、ダイニングルーム

七瀬 和華
「みんな、お待たせ」

竜崎 圭吾
「おおー、うまそー!」

小田切 冬司
「ほんとだね、さすが白百合さんと七瀬さん」

間宮 果帆
「おい」

小田切 冬司
「え?」

間宮 果帆
「あたしと直斗と佐倉も手伝ったんだけど」

小田切 冬司
「あ、あー、そうだよね、三人ともさすがだよ」

佐倉 小桃
「ふふ、ジャガイモはあたしが切ったんだけど、
 みんなにはすこし大きめかも」

本堂 空太
「そんなことないよ!
 すごく美味そう」

筒井 惣子郎
「大変だったろ、この量作るのは」

白百合 美海
「まあね。
 でもなんだが、林間学校みたいで楽しかったわ。
 …………場所は全然似ても似つかないけどね」

有栖川 直斗
「そうだな。あー、一仕事したわー」

道明寺 晶
「お前男なのに器用なのな」

有栖川 直斗
「まあ料理は好きだし」

八木沼 由絵
「ごめんねー、由絵、なんにもお手伝いできなくて。
 料理苦手なんだもん~」

千景 勝平
「皿洗いは俺らがやるから白百合たちは休めよ、な?」

乃木坂 朔也
「俺も」

目黒 結翔
「俺も!」

本堂 空太
「俺も!」


全員
「あははははは」


七瀬 和華
「それじゃ、いただきましょうか」

乃木坂 朔也
「そうだな。いただきます」

白百合 美海
「いただきます」

間宮 果帆
「いただきます」

本堂 空太
「いただきます」

和歌野 岬
「…………いただきます」

小日向 花菜
「サキ、大丈夫?」

和歌野 岬
「ええ」

白百合 美海
「……サキちゃん、あまり体調よくない?
 無理しなくてもいいからね」

和歌野 岬
「平気よ、ありがとう」

竜崎 圭吾
「残したら俺が食うよ」

和歌野 岬
「それは遠慮しておくわね」

千景 勝平
「あー、白百合、カレーってまだ残ってんの?
 俺、この量じゃ足りないかも」

白百合 美海
「もちろん、まだあるよ?
 遠慮なく言ってね」





【残り:16人】
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

物言わぬ家

itti(イッチ)
ミステリー
27年目にして、自分の出自と母の家系に纏わる謎が解けた奥村祐二。あれから2年。懐かしい従妹との再会が新たなミステリーを呼び起こすとは思わなかった。従妹の美乃利の先輩が、東京で行方不明になった。先輩を探す為上京した美乃利を手伝ううちに、不可解な事件にたどり着く。 そして、それはまたもや悲しい過去に纏わる事件に繋がっていく。 「✖✖✖Sケープゴート」の奥村祐二と先輩の水野が謎を解いていく物語です。

友よ、お前は何故死んだのか?

河内三比呂
ミステリー
「僕は、近いうちに死ぬかもしれない」 幼い頃からの悪友であり親友である久川洋壱(くがわよういち)から突如告げられた不穏な言葉に、私立探偵を営む進藤識(しんどうしき)は困惑し嫌な予感を覚えつつもつい流してしまう。 だが……しばらく経った頃、仕事終わりの識のもとへ連絡が入る。 それは洋壱の死の報せであった。 朝倉康平(あさくらこうへい)刑事から事情を訊かれた識はそこで洋壱の死が不可解である事、そして自分宛の手紙が発見された事を伝えられる。 悲しみの最中、朝倉から提案をされる。 ──それは、捜査協力の要請。 ただの民間人である自分に何ができるのか?悩みながらも承諾した識は、朝倉とともに洋壱の死の真相を探る事になる。 ──果たして、洋壱の死の真相とは一体……?

【完結】運命さんこんにちは、さようなら

ハリネズミ
BL
Ωである神楽 咲(かぐら さき)は『運命』と出会ったが、知らない間に番になっていたのは別の人物、影山 燐(かげやま りん)だった。 とある誤解から思うように優しくできない燐と、番=家族だと考え、家族が欲しかったことから簡単に受け入れてしまったマイペースな咲とのちぐはぐでピュアなラブストーリー。 ========== 完結しました。ありがとうございました。

日月神示を読み解く

あつしじゅん
ミステリー
 神からの預言書、日月神示を読み解く

わたしはただの道具だったということですね。

ふまさ
恋愛
「──ごめん。ぼくと、別れてほしいんだ」  オーブリーは、頭を下げながらそう告げた。  街で一、二を争うほど大きな商会、ビアンコ商会の跡継ぎであるオーブリーの元に嫁いで二年。貴族令嬢だったナタリアにとって、いわゆる平民の暮らしに、最初は戸惑うこともあったが、それでも優しいオーブリーたちに支えられ、この生活が当たり前になろうとしていたときのことだった。  いわく、その理由は。  初恋のリリアンに再会し、元夫に背負わさせた借金を肩代わりすると申し出たら、告白された。ずっと好きだった彼女と付き合いたいから、離縁したいというものだった。  他の男にとられる前に早く別れてくれ。  急かすオーブリーが、ナタリアに告白したのもプロポーズしたのも自分だが、それは父の命令で、家のためだったと明かす。    とどめのように、オーブリーは小さな巾着袋をテーブルに置いた。 「少しだけど、お金が入ってる。ぼくは不倫したわけじゃないから、本来は慰謝料なんて払う必要はないけど……身勝手だという自覚はあるから」 「…………」  手のひらにすっぽりと収まりそうな、小さな巾着袋。リリアンの借金額からすると、天と地ほどの差があるのは明らか。 「…………はっ」  情けなくて、悔しくて。  ナタリアは、涙が出そうになった。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

僕は君を思うと吐き気がする

月山 歩
恋愛
貧乏侯爵家だった私は、お金持ちの夫が亡くなると、次はその弟をあてがわれた。私は、母の生活の支援もしてもらいたいから、拒否できない。今度こそ、新しい夫に愛されてみたいけど、彼は、私を思うと吐き気がするそうです。再び白い結婚が始まった。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...